【深掘り】最新耳をふさがないイヤホン対決！ANKER vs JBL【名古屋大須店舗通信】

どうもナマステ。e☆イヤホン名古屋大須店のムーさんです！

また新たに当店にも最近新人スタッフがなんと3人も入社してきましたので今後の成長が楽しみです。みなさんもぜひ店頭で新人スタッフを見掛けた際には、お声掛けくださいね。

さぁ今回は、毎週木曜更新の「名古屋大須店舗通信」をお送りいたします！

今回のテーマは「最新耳をふさがないイヤホン対決！ANKER vs JBL」　ということで、2023年の秋ごろに発売された2機種…、

Anker (アンカー)の「Soundcore AeroFit Pro」と…、

JBL (ジェービーエル)のSOUNDGEAR SENSEの2機種を比較してみました！

どちらも「耳の穴を塞がずに聴くタイプの完全ワイヤレスイヤホン」ということで、音の聴こえ方だったり、使い勝手など細かい部分までできる限り言語化して、当ブログでお伝えいたします！

【３つのトピック】

・2つのイヤホンの特徴

・名古屋大須店スタッフによる評価

・まとめ

の順番で進めていきますので最後までよろしくお願いいたします。

イヤホンの特徴（項目ごとに優れてる点を赤字で表記しています。）

■Anker　Soundcore AeroFit Pro

【装着画】

【カラーは全4色】

■ スペック
連続再生時間	最大14時間 (イヤホン本体のみ) / 最大46時間 (充電ケース使用時)
充電時間	約1時間 (イヤホン) / 約2時間 (充電ケース)
ドライバー構成	16.2mm大口径ドライバー
対応コーデック	SBC / AAC / LDAC＝ハイレゾ相当の音質 ※2023/12/1より、LDACに対応致しました。（LDACはAndroid 8.0以降のデバイスでのみ使用可能です。Soundcoreアプリをver.3.4.4にアップデートしてご使用ください。尚、12/1以前にご購入いただいたお客様に関してもご使用いただくことが可能です。）
Bluetoothバージョン	Bluetooth 5.3
防水	IPX5
対応プロファイル	メーカー情報なし
再生周波数帯域	メーカー情報なし
重量	約12.2g (イヤホン本体片耳) / 約88.7g (充電ケース含む)
付属品（マニュアルを除く）	充電ケース着脱式バンド USB-C & USB-A ケーブル

■JBL　SOUNDGEAR SENSE

【装着画】

【カラーは全2色】

■ スペック
連続再生時間	本体のみ：約6時間ケース充電込み：約24時間
充電時間	急速充電対応：15分の充電で約4時間再生可能
ドライバー	16.2㎜径ダイナミックドライバー
対応コーデック	SBC、AAC、LC3=低遅延コーデック
Bluetoothバージョン	Bluetooth®5.3 （LE Audio対応）
防水	IP54（イヤホン本体のみ）=生活防水＋防塵
対応プロファイル	HFP 1.8, A2DP 1.4, AVRCP 1.6.2
再生周波数帯域	20Hz～20kHz
重量（本体）	本体：約13.1g 充電ケース：約69.5g
付属品（マニュアルを除く）	充電用USB Type-Cケーブル脱着式ネックバンド

この２つのイヤホン、使い方的にはどちらも「耳を塞がないタイプの完全ワイヤレスイヤホン」なので、一般的なカナル型イヤホンと装着感や音楽の聴こえ方が異なります。まず装着感でカナル型イヤホンと違う点と言えば「イヤホンを耳に入れない」という点です。カナル型イヤホンは先端部分を耳栓のように装着することで、周囲の音を聞こえにくく、イヤホンから流れる音に集中できるしくみですが、今回紹介するこの2つのイヤホンは、装着時にイヤホンのフック状になってる部分をメガネのように耳に掛けるだけ。耳の穴には入れず、穴の手前にイヤホンのスピーカー部分が来るような装着方法です。なのでカナル型イヤホンよりも外の音も聴きつつ、イヤホンのスピーカーでも音楽が聴ける、という仕様なのです。ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンがありますが、それらとは機能的には真逆のことをしてますね。本当に耳に付ける小型なスピーカーと思って頂くとわかりやすいかも知れません。なので耳を塞がない分、スピーカー部分の音漏れはカナル型イヤホンよりも若干します。電車内での使用は専門店スタッフでもおすすめはしません。ですがカナル型イヤホンよりも圧迫感が少なく、長時間の使用でも快適に付けられる装着感が魅力の一つとも言えます。2製品ともフック部分を耳に掛ける仕様ですが、メガネを掛けている方にとって、眼鏡の柄の部分とイヤホンのフック部分が重なるのでどちらの製品も若干耳の上に物が掛かってる存在感を感じやすいものの、長時間使用が難しくなるほどでは無いと思います。外出やスポーツにおいては外音も聴こえることで周りに注意を払いながらも音楽が楽しめる…、従来のイヤホンとはまた違った用途があって、いざ持ってみると意外な利便性が見つかるかも知れません。

名古屋大須店スタッフによる評価

■まず筆者が試してみての感想

Soundcore AeroFit Pro…【音質に関して】Ankerのカナル型イヤホンのようなツヤ感を感じる音質というよりは、少し乾燥したような音質のため意外性がありました。おそらく耳を塞がないからこその音質だと思いますが、低音域の量感ある表現は抑えられてる印象です。【装着感に関して】フックは伸ばしたりする調整機能はありませんが柔軟性があるので耳に「しっかり」というよりは「がっちり」固定されます。これも耳を塞がない構造ならでは、それでも快適性はあります。

イヤホン本体の表面に浮かび上がるブランドロゴが格好良い…

SOUNDGEAR SENSE…【音質に関して】耳を塞がない構造ながらも低音域の量感が多いので迫力ある音楽を楽しめます。まさにJBLサウンド、音圧がききながらもクリアな低音域を出力してくれます。【装着感に関して】フック根本にジョイントがあるので、カチカチと数段階調節が可能です。フック部分が上下左右に動かせる分、自由自在にフィッティングしやすいです。

SOUNDGEAR SENSEのフック部分が上下左右に可動可能。

そんな筆者が選ぶのは…、Soundcore AeroFit Proでした！

【選定理由】

上記コメントを見る限りSOUNDGEAR SENSEに軍配が上がりそうですが、決め手はSoundcore AeroFit Proの機能で、専用のアプリと連携することによって使用できる機能「3Dオーディオ」がとても良かったので、もしも自分が使うならということを考えるとSoundcore AeroFit Proを選びました。「3Dオーディオ」はとても耳に付けた左右のスピーカーから鳴ってるとは思えないほど、本当に目の前で演奏しているかのように立体的に聴こえる機能。Ankerの一部完全ワイヤレスで使用可能な機能ですが、今のところSoundcore AeroFit Proだけがジャイロセンサー機能を活かした３Dオーディオが体験でき、首を向いた方向次第で、正面で鳴っていた音が、立体感を保ったまま右で鳴ったり左で鳴ったり…、普段の音楽視聴が自分のためだけのライブ会場になるので感動を憶えます。

Anker公式アプリケーションと連動で、音質変化、操作設定を変更可能。

■ワット副店長が試聴してみた感想

Soundcore AeroFit Pro…【音質に関して】ボーカルが1番手前に来て、その後ろでその他の楽器群が鳴っている音の位置感で、J-POPなど歌ものを聴かれる方にとてもオススメなイヤホンです。【装着感に関して】イヤーフックが大きいので、しっかり耳をホールドしてくれる安心感があります。操作は物理ボタンで誤動作が無い点もポイント高いです!!

SOUNDGEAR SENSE…【音質に関して】今までも迫力ある低音を表現してくれていたJBLらしく、パワフルなベースを楽しめるイヤホンです。【装着感に関して】イヤーフックはしっかりと耳に引っ掛かるので通常使用でも落ちる心配は無いと思いますが、スポーツで使用する際は付属のネックバンドを使用することで更に安心してお使いいただけます！

そんなワットが選ぶのは…、SOUNDGEAR SENSEでした！

【選定理由】

ながら聴きって「着けた状態で落ちない安心感」が大事な要素だと感じています。ランニングで使おうと思っていても走ってる途中にズレて、その度に手で押さえる…、なんて面倒くさいですよね？SOUNDGEAR SENSEに付属のネックバンドを付けて使用した際の装着感が良く、激しいスポーツでもへっちゃら。加えてビートを感じる音楽をお楽しみ頂けますよ～!!ぜひお試しあれ～。