見た目も音も美しすぎると噂の水月雨 Blessing3を検証！【名古屋大須店舗通信】

おいすー！名古屋大須店のスーFollow @eear_suuuです(^o^)ﾉ

なんだか急に暖かくなったり、かと思いきや雨が降り寒くなったりと、夏の気配や梅雨の気配を感じてきましたね～！

僕的に梅雨のじめっとした感じは苦手ですが、雨の日の静かな感じはかなり好きで、それを味わうため、雨音ASMRをよく聞いています。読書とか作業とかする時に水が弾ける音が気持ちをスン…と静かにしてくれるので集中できるんですよね～！ぜひYouTubeなどで聴いてみてください。

前置きはここまでにして、そんな雨音のように心地いい音がウリのイヤホンを徹底検証するのが今回僕が担当する名古屋大須店舗通信の本題になります！それでは行ってみましょう！

今回のテーマは【見た目も音も美しすぎると噂の水月雨 Blessing3を検証！】

はい、本日の主役は！

水月雨(MOONDROP)

Blessing３

でございます。

美しいボーカルが特長的なイヤホンやヘッドホンを製作される中華メーカーの水月雨(MOONDROP)。その中でも人気製品のBlessing2の後継機種「Blessing3」が5月10日よりe☆イヤホンでも販売開始されております！今回のブログではこのBlessing3を徹底的に解説、検証していきますよ！

1.Blessing 3はこんなイヤホン！
2.注目ポイント！
33.前モデルBlessing2との比較検証！
4.イヤーピース担当が考える！おすすめのイヤーピース

1.Blessing 3はこんなイヤホン！

早速ですが美しすぎる製品のお写真を見ていきましょう。

【美しすぎる外箱】

べっぴんさん。

【美しすぎる付属ケース】

べっぴんさん。

【美しすぎるメーカー愛】

一つ飛ばして

【美しすぎる本体】

べっぴんさん。

誰かいましたが置いておいて。

水月雨(MOONDROP)さん、相変わらず(女の子の)顔が良いうえに箱のデザインが良い。

ケースも軽いのに堅牢なケースで安心感たっぷり！デザインもかっこよく、単品で欲しいレベルです。

そしてそして、とにかく美しいのがこの筐体でございます。前モデル同様の透き通ったクリアハウジングには今回、青の差し色が入っており、まさしく息吹-Blessing-を感じます。また鏡面加工のフェイスプレートは同メーカーさんのKXXSやKATOを彷彿とさせますね！

今作から全体的にデジタルチックなデザインに変更になっています。

フェイスプレートに刻まれた「MOONDROP」「BLESSING3」のロゴも唸るほどかっちょええ～……

製品ページ

https://www.e-earphone.jp/products/detail/1510845/2069/

解禁・告知ブログはこちらになります！

#水月雨 (MOONDROP)より新開発のドライバーモジュールを採用した有線イヤホン「Blessing3」が登場！【5/10発売】

2.Blessing3の注目ポイント！

2DD＋4BA・アドバンストハイブリッド 3Way
新開発のドライバーモジュール
3Dプリントで実現された高精度物理フィルター構造

ちょっと分かりにくい用語だらけですが、簡単に嚙み砕くと、

「音の出る部分、イヤホンの心臓部分となるドライバーに、迫力のある表現に優れたダイナミックドライバーを2基、そして細やかな表現に優れたBA(バランスド・アーマチュア)ドライバーを4基搭載しています。それらが個々の力を最大限に発揮しながら自然に繋がった1つの音になるように配置、チューニング、音が出るところまで計算されているのがこのBlessing3です。」

ということです。(超要約)

前作ではダイナミックドライバーが1基でしたが、今回は2基になり力強い表現を実現しているとのこと！

実際に聴いてみた感想としては……

「ごっつ気持ちええ……」

まずそれぞれの音1つ1つが聞き分けやすい！のにも関わらず、輪郭は柔らかいので優しさもある音です。

その上でボーカルや高い音域の音が広く、伸びやかに鳴るので「音を浴びるように聴ける」イヤホンだな、と感じました。

ドライバーが増設され、アップデートされた低音部分は「ﾄﾞﾝ」という音を触感的に感じる、いわゆる「アタック感」がはっきりと伝わってきます。この丁度良い重心の置き方によって一番の推しポイントであるボーカルを心地よく聴く楽しめます。

聴いていてうっとりするような美しさで、一度は聴いて頂きたい完成度ですよ！

3.前モデルBlessing2との比較検証！

それでは恐らく気になっている人も多いかと思われます、前作の大人気モデル「Blessing2」からどう変わったのかを比較していきます。

いきなり結論からいっちゃいましょう。

「空に伸びていくようで美しいボーカル、空間表現を味わいたい！中高音域派のアナタ！」

にはBlessing3が。

「低音の存在感も味わいながら、ボーカルを楽しみたい！バランス感覚が好みのアナタ！」

には前モデルBlessing2がおすすめです。

「え？臨場感のあるダイナミックドライバーが増えたのにBlessing2の方が低音が効いているの？」

そう思われた方もいらっしゃると思います。

実際僕も初めて比較した時に驚いた部分です。アタック感自体はしっかりいるのに、「ﾎﾞｰﾝ」という低音の量、量感がBlessing2と比較するとBlessing3は控え目に感じるのです。

なぜなのでしょうか！？謎を解明していきましょう！

といってもこの辺りはメーカーさんのチューニングの賜物。明確な答えはありません。しかしスー的には、この謎は主にベントの位置と大きさが関係していると考えています。

ベントとは？

ハウジング部分に作られているこの穴！

綴りはVent。

通気孔という意味です。ダクトとも言いますが主にイヤホンで用いられるのはベントかと思います。

【情熱！日本橋スタッフBLOG】第１回イヤホンの “ベント” ってなに？？【連載！】

詳しい説明はこちらのブログで解説されていますが、ベントを設ける事でダイナミックドライバーは低音の量が少し減る代わりに、ダイナミックドライバー本来の理想的な音に近づく効果が得られます。

このベント自体はBlessing2でも採用されているのですが、位置がダイナミックドライバーから遠くに配置されています。今作Blessing3はダイナミックドライバーにより近い位置に配置されており、またサイズも一回り大きくなっているので、低音の量感が減ったと感じられるのはここが影響していると考えられそうです。

しかしそのベントの位置の変更がBlessing2よりも伸びやかで優しく降り注ぐようなボーカルを実現しているのも事実。どちらも捨てがたい……ぐぬぬ。

店頭ではどちらもご試聴いただけますので、ぜひ皆様もどちらが好みか実際に比較してみてくださ～い！

4.イヤーピース担当が考える！おすすめのイヤーピース

ここからはイヤーピース担当、スー的にBlessing3に合うイヤーピースを勝手に決めちゃいましたのコーナーです。

※イヤピの海に漬け込んで熟成はさせていない様子

Blessing3は少し太めでひっかかる”かえし”が少しだけのノズルなため、一般的なイヤホンよりもイヤピを選ぶイヤホンになりますが、形状的にも音質的にもぴったりなイヤーピースを2つ見つけたのでご提案！

日本ディックス　COREIR－コレイル-BRASS

分離感に優れた音に更に臨場感を！低音もぐっと存在感を増す！金属コア搭載の新世代イヤーピースがBlessing3は装着可能ですよ！

元々伸びやかな音なのに金属コアを通して反響させてあげることで余韻がもうとんでもないほど気持ち良くなります。

JVC　スパイラルドット＋＋

内部に配置されたドット(小さく丸い凹み)が、きらびやかな高音は残しつつ、柔らかく人肌に近い素材の「SMP iFit」がボーカルに艶を与えるもちもちイヤピ！

少しボーカルの伸びやかさは犠牲にしますが、声の距離が近くなってより没入感が上がります！

柔らかめのイヤーピースで背も低めなのでノズルが長いBlessing3とは相性抜群！フィット感も向上しますよ。

店頭試聴機のBlessing3でもサンプルイヤーピースをお試しいただけますよ！ぜひお気軽にスタッフまでお申し付けくださいませ！

ここまでBlessing3について深堀りしてきましたがいかがでしたでしょうか！？これからの雨の季節にぴったりの聴き心地の良いイヤホンです。ご来店の際はお試しあれ！

また、先ほど製品写真紹介の際にべっぴんさんに挟まっていた、e☆イヤホン名古屋大須店の水月雨(MOONDROP)大好きっ子、HULKがマニアックな視点と詳細なデータから更に深く、細かく分析、レビュー！していますのでこちらも是非ご一読くださいませ！