今回は水月雨 (MOONDROP)待望の最新機種、Blessing3を深堀りしていきたいと思いますよ!

 

 

 

 

こんこんは~るく!!

 

 

 

 

もうすぐ公開になる「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」に胸を躍らせつつ、全11作で本編が終わると発表されていることに少し寂しさを憶え始めています。はるくです。(気が早い)

 

 

ちなみにワイスピに出てくるクルマで一番好きなのはMEGA MAXで金庫強盗の際に登場した真っ黒の2010年式チャージャーです。アメ車にハマったキッカケでもあります(笑)

 

 


 

 

ということで本題

 

 

 

 

 

 

 

5/10に発売になったばかりの新製品、Blessing3 を色々と探っていこうかなと思うのですが、せっかく自由にブログで書かせて頂けるので、ほんのちょっとMOONDROP担当、MOONDROPオタクらしさを出していければなと思います。

 

 

 

 

ほ、ほんのちょっとだケデスヨ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■情報解禁~発売まで

 

e☆イヤホンとしての情報解禁日は 5/2 

 

 

この日僕はちょうどお休みを頂いていたので、開封作業も店頭への展開も立ち会えずに泣き寝入りしていたのを覚えています(情報が発表された瞬間は本当に布団から出てませんでした)

 

 

 

ただメーカーの公式Twitterで告知されたのは実はもっと前、3/14 なんですよね。

 

 

 

▽▼▽国内向け告知も3月にありました▼▽▼

 

 

 

 

 

なのでここから約1ヵ月半、僕は音も筐体の大きさやフィット感もケーブルの仕様もパッケージの絵も何も知らずにうずうずし続けるハメになりました……

 

 

ただずっと焦らしプレイを強いられていたワケでもなく、ポタフェスの時にMOONDROPの担当者さんとはお話しさせていただく機会があり、製品仕様に関してはなんとなくイメージ出来る程度には教えていただくことが出来ました。(CHIKYU-SEKAIさんの公式ストアでTANCHJIMのグッズ含め色々買っていたこともバレていましたがw)

 

 

 

 

パッケージの絵が公開されたのはもう少し後でしたね。

 

 

 

 

Blessing2の印象と大きく違っていて、最近のMOONDROPらしさが出ていて良いなぁと思った記憶があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやかわいいやんけ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■データで紐解くBlessing3

 

うおお!!長文を書いても許される機会じゃなきゃ絶対出来ないであろうデータを並べて比較してみようのコーナーです!!

 

 

 

 

比較対象はもちろん先代Blessing2!!

 

 

 

 

Blessing2 シンプルなデザインがとてもカッコいいですよね 本国では木製フェイスプレートやイラスト彫刻のオプションがあったりします

Blessing3 メーカーの新デザインのロゴが美しい…… 碧い挿し色が爽やかで良

 

 

 

 

 

 

新しくなってどこがどれだけ変わったか、数値の意味がなんとなく解っている程度の素人目線ではありますが、ちゃちゃっと見てみましょうっ

 

 

 

 

パッと見たかんじ全体的に一回り進化しているなぁ、といった印象です。

 

 

ドライバー数は高音域・中音域は変わらずバランスドアマチュアが2基ずつ、低音域だけダイナミックドライバーが1基増えた構成ですね。

 

 

ダイナミックドライバーはどちらも10mmと大きめのドライバーになっていて、Blessing3は2基のドライバーを向かい合わせにした設計になっています。本体のシェルからチラッと見える青いパーツがDD2基を繋ぐパーツです。

 

 

インピーダンスはドライバーの増設に伴ってか若干高くなっていますが、音圧感度も高くなっています。

 

純粋に鳴らすスピーカーの数が増えているから音圧感度も上がったのでしょうか。教えて偉い人。

 

 

再生周波数帯域も広くなっていますが、正直この程度は誤差の範疇だと思っています。だって聴き取れないんだもん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■れびゅ

 

レビューです!!!

 

 

多分このブログを読んでくださってる皆さんはここが一番気になっているのではないでしょうか?僕もすごく気になりますっ!

 

 

 

 

試聴環境と試聴音源はとりあえず自分のお気に入りセットで行こうと思います。

 

 

Astell&Kern AK70MKIIツユ「泥の分際」の組み合わせなのですが、カマボコ型イヤホンは全部これで試しているので、一番評価しやすいんじゃないかな~と。

 

 

ツユ / 泥の分際で私だけの大切を奪おうだなんて

 

 

 

 

 

各配信サイトのリンクはこちら

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https://linkco.re/RE1ex62C

 

 

 

 

ファーストインプレッションから記事を書きながら聴いている間もずっとこの印象は変わっていないのですが、「Blessing2の正統後継機」という立ち位置は完璧に果たしていると思います。

 

 

 

 

透き通りつつも繊細なタッチで描かれた輪郭線はハッキリと魅せた音の色を醸し出していて、ボーカルと同じ音域で奏でられているピアノの音も持ち前の分離能とダイナミックレンジの広さできちんと鳴らし分けて聴かせることの出来る高音域

 

 

Blessing2からケーブルが変更されたことにより少しボケた印象ながらも、メインの被写体である高音域をより華やかに、より印象的に惹き込ませるような背景を作り出している中音域

 

 

10mmのダイナミックドライバーを向かい合わせる形で配置し、芯は硬く、細くも力強い高音域を引き立てるための低音域

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさしく僕が求めていた音。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Blessingシリーズの究極形。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

君は完璧で究極のアイドル。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女性ボーカルが聴きやすいのはもちろんですが、中~低音域の表現力の豊かさがあるので、ガールズロック打ち込み系バラード系の曲までなんでもかんでも聴けます聴かせます!

 

 

「溶けてしまいそうな透明感」とか「夜空のような広く儚いキラキラサウンド」とかは無いですが、程よく艶っぽくて滑らか・程よく広くて煌びやか

 

 

女性ボーカルに限らず、洋ロックならギターメロやシンバルの音が映えますし、アナログシンセ特有の尖った高音域なんかもしっかり聴かせてくれるので、本当に万能。優秀。お前がアイドルや。って感じでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……なのですが、ちょっとだけ気になった点があったので、そこも色々検証しつつ追記していこうかなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■半開放型!?フェイスプレートの大型ベントと音漏れの仕様

 

タイトルがほぼ全てなのですが、フェイスプレート上部に開いた大型のベントからの音漏れが かな~り 大きいです。

 

 

 

 

普段聴いている音量(スマホで6~7割くらい)で鳴らしっぱなしにしておくと、50cmくらいの距離でもなんか鳴ってない?と気になる程度なのです。

 

 

ただコレ……ベント位置による音漏れ自体はBlessing2の頃から起こってしまう仕様なんですよね。

 

 

そもそもなんで穴が開いているの?という疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、簡単に言えば

 

「ダイナミックドライバーの性能を100%引き出すため」

 

「音が耳の中(外耳道)に籠らないようにするため」

 

の穴だと考えていただければ大丈夫です。

 

 

ただ確実に音漏れの音量が大きくなっているので、外で使われる方はちょっと気を付けてくださいねという話でした。以上っ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■本当に2DD!?ドライバーの特性事情

 

ファーストインプレッションから「Blessing2の正統後継機」であるという印象を持ったという話をしましたが、実はホントの第一印象はちょっと違っていてですね…

 

 

 

 

 

 

 

 

「低音出てなくね?ドライバー不良か?」

 

 

 

 

 

 

 

 

と率直に心配になってしまいました。

 

 

 

 

展示開始してから1日経っていたとはいえ、展示開始日は平日、箱から出してスタッフが印象掴むために数分~数十分聴いたのとお客様が聴いていた可能性を考えても全くエイジングが進んでいなかったのは事実あったと思います。

 

 

その時はとりあえずドライバー不良では無さそうだったので、エイジングしてどの程度変化が生まれるのかを確かめたかったのもあり、閉店後の時間にマッシヴアンプムキムキマッチョメンさんのKANN ALPHAを使って一日12時間ずつ三日間鳴らし続けてみました。

 

 

 

 

流していたのはすいちゃんの2ndアルバム「Specter」でした。ロックナンバーが多いので低音鳴らすのには丁度良かったと思います。

 

 

 

 

星街すいせい / Specter

 

 

 

 

 

各配信サイトのリンクはこちら

↓↓↓

https://cover.lnk.to/Suisei2ndAlbum

 

 

 

 

結果として低音の量感やバランスはかなり良くなったので、それを基準にファーストインプレッションと最終的な印象の補完を行ったのですが、今回改めてブログを書くために、さらに追加でいろいろ試してみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

ということで手っ取り早く低音の情報量を増やせる方法を試してみたいと思います。

 

 

 

 

そうです。リケーブルですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「重低音ケーブル三銃士を連れてきたよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_人人人人人人人人人人人_
>  重低音ケーブル三銃士? <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見た目が重低音。

 

 

Effect Audio

 

Ares S / 8wire

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コスパ大明神。

 

 

NOBUNAGA Labs

 

瑞鳳 颯

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソリッドコアってなんぞや。

 

 

Effect Audio

 

Code 23

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我が名古屋大須店の店頭が誇るもう見た目からして低音むっちゃ鳴りそうなケーブルを3本、現行機種に限らせていただきますが、用意させて頂きました。

 

 

 

 

それぞれのケーブル合わせた時のレビュー…まではむちゃくちゃ長くなるので書きません!

 

 

 

 

というか正直な話自分の耳じゃ大きな差は分かりませんでした……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

確かに低音は良くなっています。ただ低音の量感が増えたよ~みたいなのではなく、「音の焦点位置」が高音域から低くなっているように感じました。

 

 

 

 

純正で本体に付属しているケーブルは自社製のシルバーケーブル

 

 

銀線は音の傾向として高音域寄りになるので、音の焦点位置はドンピシャで女性ボーカルの辺りになります。

 

 

 

 

これを銅線のケーブルに変えると、ケーブルの特性が中~低音寄りになるので、その分焦点位置も低めに落ち着いていくように聴こえました。

 

 

上記以外にも愛機のKATOに合わせているEffect AudioMaestoも合わせてみましたが、より低音寄りのケーブルになればなるほどフォーカスが低くなっていく、そんなイメージです。

 

 

 

 

一方で重低音ケーブルを合わせても中~高音域の量感・煌びやかさ・音場のバランスは全く崩れず、Blessing3の一番美味しいところは常に輝いている感触もありました。

 

 

 

 

専門店スタッフらしく表現すれば

 

「豊かな中高音域を常に楽しませてくれるイヤホン」

 

 

言葉を選ばずに表現すれば

 

「我がむっちゃ強いイヤホン」

 

といったところでしょうか。

 

 

悪口じゃないですむしろ僕はそういうイヤホン大好きです(笑)

 

 

 

 

■まとめ

 

まとめ……という程まとめることも無いのですが、表現力と女性ボーカルを聴かせる巧さにおいては同価格帯の他機種を一切寄せ付けないレベルに到達したな、と感じました。

 

 

価格帯はBlessing2から一回り高くなりましたが、それだけの価値はしっかりとあるんじゃないかな?と思います。

 

 

 

 

あとこれは余談なのですが、

 

 

 

 

 

 

 

 

Blessing3にAZLAのVivid Edition合わせるのむちゃくちゃカッコよくないですか???

 

 

 

 

売り切れ(※ブログ作成当時)のイヤーピースを引っ張り出しきていきなり何言ってるんだと思われそうですが、ホントにカッコいいので写真だけでも見ていってください(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、(自称)担当メーカーの話題の新製品をピックアップしてむちゃくちゃ暴れまわったブログでしたが、いかがだったでしょうか?

 

 

 

 

もしかしたらこれもシリーズ企画になるかもしれません!!

 

 

 

 

予定は未定ですけどね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではではみなさま良いオーディオライフを!ばいばいに~