卓越したオーディオ再生をお届けすることが、Kiwi Earsの原動力です。エンジニアチームは音楽のあらゆるディテールを明らかにする最高品質のインイヤーモニターを開発、製造することにコミットしています。常に技術の限界に挑戦し、プロフェッショナルなユーザーのパフォーマンスに違いをもたらす製品を届けます。

プロフェッショナルからアマチュアまで、ミュージシャンやエンジニアが、自身の音楽やパフォーマンスを完璧にするために、最高のインイヤーモニターを必要としていることを理解しています。エンジニアチームは、ユーザーが自信を持ってサウンドを聴くことができるように、1台1台丁寧に手作業で製造を行っています。Kiwi Earsの製品が,ユーザーが創り出す音楽の可能性を最大限に引き出す鍵であると信じています。

公式ＨＰ参照

Kiwi Ears『Cadenza』の特徴

それでは早速Kiwi Ears『Cadenza』についてみていきましょう！

1.スペック

■ スペック
ドライバー構成	10mm 口径ベリリウムダイナミックドライバー
インピーダンス	32Ω
音圧感度	110dB
再生周波数帯域	20Hz ~ 20,000Hz
ケーブル仕様	長さ：約1.25m 材質：4芯無酸素銅線端子：3.5mm ステレオミニプラグ
本体重量	約10g
コネクタ	2pin
付属品	・イヤーピース3 種（S/M/L 各3ペア、合計9ペア）・ケーブル・取扱説明書

2.外観

ブラックの筐体に波紋状にペイントされたデザインは個体ごとに模様が異なり、高級感のある仕上がり。

端子は一般的な0.78ｍｍフラット2pinタイプで、この価格帯では珍しくリケーブルにも柔軟に対応できます！

3.音質

まず一聴して感じたのは、ボーカルがとても近く繊細で表現力豊かなサウンドだと感じました！　

10ｍｍ径のベリリウムドライバーにより中高域にキレがあり、カッティングギターの鈴鳴り感やハイハットの刻みの粒立ち感など丁寧に描写する印象です。

低域に関してはやや控えめながらもはっきりとした輪郭で支えてくれる印象で、聴き疲れが少ないスッキリとしたサウンドです。

ボーカルを中心にとらえ、全体的に繊細な表現力があり様々なジャンルにマッチするイヤホンだと思います！　

入門にはもちろん、既に他のイヤホンをお持ちの方にもサブ機としておすすめできる万能なイヤホンです！

4.付属品

・イヤーピース3 種（S/M/L 各3ペア、合計9ペア）
・ケーブル
・取扱説明書

イヤーピースが3種類でS/M/Lサイズの各3ペア、合計で9ペアと豊富なのも嬉しいポイント！

楽曲別レビュー

1.Rock系

Mr. Big – Just Take My Heart

まずはイントロのピッキングハーモニクスを交えた美しいギターアルペジオ。ピッキングのニュアンスを余すことなく繊細に表現します。やはりギター、特に歪みのないクリーンギターのサウンドと相性抜群です！

次に入るメロディックなベースラインはしっかりと輪郭を保ち瑞々しく奏で、埋もれることなく存在感のあるサウンドです！

そしてボーカルは口の動きがわかるかのような繊細さで、息遣いなど生々しく描写。それでいてサ行など歯擦音は刺さることなく適度に丸みを帯びており艶やかな高域で心地の良いサウンドです！

ドラムが入り盛り上がる箇所ではシンバルなど金物の華やかさとキレのあるスネアドラム、エネルギッシュなキックをバランス良く鳴らします。

2.EDM系

Martin Garrix – Animals

次はEDMで試聴！

冒頭の鋭いキックとプラック音を軽快に鳴らし、フィルターのカーブもしっかりと追える解像感があります。

次にレイヤーされた図太いキックは量感は少ないながらもサブベースの帯域を心地良く鳴らし、シンバルやクラップサウンドとのコントラストが描きます。

一度は耳にしたことがあるであろう有名なフレーズが入ってからは裏で鳴っているパーカッションなどパートごとに聴き分けることができ、楽曲の魅力を余すことなく再生します！

イヤホン自体はやや落ち着いた低域のため、サブベースなど低域が重要な楽曲との相性が悪いかと思われますが、迫力が足りない、もう少し低音が欲しいといった印象はなく、個人的にはとても丁度良い具合で聴き疲れの少ないサウンドだと感じました！

3.オーケストラ系

プロコフィエフ交響曲第5番変ロ長調作品100 第4楽章 – Allegro giocoso

最後にオーケストラで試聴してみました。

前半はストリングスと木管楽器がメインで、後半にはアグレッシブで金属的なブラス刻みが盛り上がる壮大な曲。

各楽器のソロパートが多く、例えば同じフレーズを違う楽器で演奏する箇所(E♭クラリネット、B♭クラリネット)などでその微妙な音の響きの変化を繊細に再現します。

やや音は近めになりますが、その分ホールの響きの変化なども捉えやすく、同じ楽曲を違う演奏者で比較して楽しむという醍醐味的部分でも発揮してくれるイヤホンだと思います！

最後に

Kiwi Ears (キウイ・イヤーズ)『Cadenza』の徹底解剖はいかがでしたでしょうか？

5千円代とは思えないビルドクオリティとサウンドで、有線イヤホンの醍醐味であるリケーブルなどカスタマイズにも対応！

入門にはもちろん、他にイヤホンをお持ちの方でもサブ機としてもおすすめの機種、e☆イヤホンの全実店舗にてお試しでいますのでぜひご試聴ください！

以上、仙台駅前店のつじがお送りました！

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つじ

中古買取担当のつじです！！
好きな音楽：Lo-Fi Hip Hop
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Kiwi Ears（キウイ・イヤーズ）について