こんにちは~~~あしたかだよ!!Follow @eear_ashitaka
2024年8月3日にe☆イヤホン秋葉原店、2024年8月18日にe☆イヤホン大阪日本橋本店で開催しました
『 オーグラインケーブル即売会&オーダーメイドケーブル受注会 』
ではたくさんのお客様にご購入・ご相談いただきました!!
↓↓↓実際にオーグラインケーブルで作製した製品↓↓↓
“オーグライン4芯フラットケーブルを用いたイヤホン用ケーブル“
“オーグライン Aug +Pt PTFE線を使用したICケーブル“
“Aug PTFE線とAug +Pt PTFE線で作製したハイブリットイヤホンケーブル“
“オーグラインケーブル”と一言で言えどイヤホンケーブル向けの細い線や導線にプラチナを混ぜたものまで様々です。
そのためかオーグラインケーブルをお選びの際にも、
「どの線材がおすすめですか?」
「どれがどんな音ですか?」
など、様々なお問い合わせをいただきます。
そこで今回は様々なオーグライン線材を用意し聴き比べをしてみましたのでぜひ最後まで見ていってください~~~
“オーグラインケーブル”とは?
“オーグラインケーブル”は、貴金属加工技術の専門メーカーである武藤製作所が製造している「オーグ合金」を使用したオーディオ用線材類です。
オーグ合金とは”銀”と”金”を合わせた合金で、どちらの素材も5Nクラス(純度99.999%以上)の高級素材が使用されています。
銀と金の組み合わせにいたるまでにはニッケルやロジウムなど様々な素材を使用したサンプルを作成し、
スピーカーおよび電源ケーブルとして試聴・評価を繰り返し最終的には配合率までも耳で追い込んで開発されたとのことです。
そんな拘りぬいて開発されたオーグラインケーブルを複数使用し、
ポータブルオーディオ用にミニミニケーブルを作製しました!
どの種類のオーグラインケーブルがどのような音なのか聴き比べしていきます!
オーグライン聴き比べケーブル
オーグラインケーブル使い、ミニミニケーブルを用意しました。
それぞれのケーブルをご紹介します!
ミニミニケーブル その①
線材:Aug PTFE線 0.8mm 4芯
プラグ:Aec 3極3.5mmプラグ
オーグラインの中でも比較的スタンダードなPTFE被膜線を4芯構成にしたミニミニケーブル。
とにかくオーグラインを比較的安価で試してみたい方におすすめ。
ミニミニケーブル その②
線材:Aug +Pt PTFE線 0.8mm 4芯
プラグ:Aec 3極3.5mmプラグ
銀と金のオーグ合金に高純度プラチナを加えた上位モデルを使用したミニミニケーブル。
オーグラインシリーズで最高級なモデルを堪能したい方向け。
ミニミニケーブル その③
線材:オーグライン4芯フラットケーブル
プラグ:Aec 3極3.5mmプラグ
金銀プラチナ合金の「Aug +Pt線」を撚線構造にした4芯フラットケーブルを一本一本解き、
4芯丸編みにしたミニミニケーブル。
柔軟な線材のためイヤホン・ヘッドホン用ケーブルとしてもおすすめ。
これらのミニミニケーブルをDAC・AMPの接続用ケーブルとして聴くのではなく、
今回はe☆イヤホンクリニックオリジナル商品『LoMI』を使用しイヤホンケーブルとして聴き比べします!!
“LoM(ロミ)Iとは”
先端にミニミニケーブルなどを取り付けて使用するイヤホン用ケーブル。
線材にはしなやかかつ音にも定評があるオヤイデ電気オリジナルの”精密導体102SSC撚り線”を使用。
ケーブル由来の音を楽しめるだけでなく、取り付けるケーブル次第でケーブルの全長や端子の種類も変更可能。
またイヤホンにはSHUREのモニターイヤホン『SE846』、DAPはSONYの『NW-WM1A』を使用していきます!
ミニミニケーブルを聴き比べしてみた!
まず始めに『Aug PTFE線+LoMI』 の組み合わせで聴いてみました。
第一印象としては解像感の高さと音の濃さ・芯の太さが際立ちます。
ドシッとくる重たさ、湿った音色がこのケーブルのカラーと言えるかもしれませんね。
すべての音がすぐ傍で鳴っているように聴こえるのも特徴です。
総じて低音域の押し出し感が強いこともありロックへの相性はピッタリです!
次は『Aug +Pt PTFE線+LoMI』で聴いてみました。
先ほどのケーブルでも低音域の押し出し感を感じましたが、
こちらのケーブルはさらにさらに低音域の重さ・沈み込み感があります。
解像感は高いままなのでブーミーにはならずノリの良い低音が楽しめます。
音全体の立体感が上がり特にギターやベースとボーカルとが分離されて聴こえます。
厚く歯ごたえのある音がお好きな人はAug +Pt PTFE線がおすすめです!
最後は『4芯フラットケーブル+LoMI』です。
低音域の太さ・濃さはそこそこ残しつつ高音域はオーグラインケーブルの中でも一番カラッとしているように感じます。
見晴らしの良さが気持ちよく3機種の中では個人的に一番好みです。
他の比較ケーブルよりも細くしなやかなのでイヤホン用ケーブルにするなら4芯フラットケーブルがおすすめです!
おわり
いかがでしたでしょうか?
“オーグラインケーブル”でも素材や線材の太さによる音の傾向が少しでも伝わればと思います。
今回はミニミニケーブル+LoMIの構成で3種類を聴き比べしましたがオーグラインケーブルにはもっと多くの種類があります。
それらを使ってイヤホン・ヘッドホンケーブルを作製するとまた新たな発見があるかもしれませんね。
イヤホン・ヘッドホンのオーダーメイドケーブル作製はe☆イヤホンクリニックにて承っていますので、
「こんなのがあったらいいな~」などぜひご相談ください!
それではまたブログでお会いしましょう~~~
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e☆イヤホン日本橋本店。クリニック担当。
オーディオの他にキャンプ・ゲーム・サバゲー・カメラetcと趣味で出来ています。