皆さまこんにちは!(o_ _)o))

 

 

遂にミラーレス一眼の領域に足を踏み入れてしまったe☆イヤホン大阪日本橋本店修理担当のごんです!!

 

 

そう、買っちゃったんですNikon Zfc

 

 

 

 

NewFM2用に買ってたオールドレンズも使いたいからマウントアダプターも買いました!(*/>ω<)/

 

 

暖かくなったらこれ持って写真撮りにいくぞーーーー!!!

 

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何でまだ寒いんだよぅ、早く春来ておくれよ~(๑•﹏•๑`)

 

 

と、まぁ心の声はこの辺にしておきましょう(っ・∀・)っ

 

 

今回のブログは、各店のクリニックスタッフが製作してきたハンドメイドケーブルの中からオススメの1本をご紹介いたします!

 

 

数あるハンドメイドケーブルの中で私が推したい、それはもうゴリッゴリに推したいケーブル、それがこの【十六夜】です! 

 

 

 

e☆イヤホン・ラボ【Obsidian】に採用されている[eLSAS(エルサス)導体]を用いた16芯構成のイヤホンケーブル

 

 

音質はもちろんのこと、取り回しの良さとしなやかさにもこだわった自信作です!

 

 

このケーブルを製作する際に決めたコンセプト、実は『Obsidianの正統進化』だったりします。

 

 

 

『正統進化』とは一体どういうことか、改めてObsidianと十六夜を色々比較してみましょう!

 

 

ケーブル外観

 

左がObsidian、右が十六夜

 

 

うん、改めて見てもやっぱりゴツいな十六夜(・д・ )

 

 

あれですね、筋肉モリモリマッチョマンのへn…じゃなくて、ここで注目していただきたいのはズバリ【編み方】です! もう少し近くに寄ってみましょうか。

 

 

 

1枚目がイヤーループ周辺、2枚目がプラグ周辺で撮った写真なわけですが、気付きましたか?

 

 

この十六夜というケーブル、基本的な編み方に関してはObsidianと同じ[2芯ツイスト]と[丸4つ編み]で構成してるんです!

 

 

2芯ツイスト?丸4つ編み? なんのこっちゃ(* ᐕ)? という方はぜひこちらもご覧ください!

【クリニック通信 #13】編み編みしてみたい今日この頃なわけです【#eイヤホンクリニック】

 

 

十六夜は4芯ツイストしたeLSAS導体を4本用意し、それらを通常のイヤホンケーブル同様に分岐から上を2芯ツイスト、分岐から下を丸4つ編みすることで作り上げられています。 自分でもややこしい作り方にしちゃったなぁと実感しています。 その代わり見た目とは裏腹に16芯とは思えない程しなやかな仕上がりになってます。

 

 

見た目をObsidianに近づけたかった、という思いももちろんありますが「多芯ケーブル=取り回しが良くない」というイメージを払拭したくてこの構成にしました。

 

 

さて、外観についてはこの辺りにしておいて次は聴き比べといきましょうか!

 

 

聴き比べしてみた!

 

聴き比べに使用する環境はイヤホンにcanal works CW-L12aEX、DAPにSONY NW-ZX300を選びました!(どちらも自前の装備です、はい)

 

 

まずは【Obsidian】から聴いてみましょう!

 

 

Obsidianは劇的に音を変えるというよりも「イヤホンが持つポテンシャルを底上げしてくれる」という印象を受けました。 

 

 

全体的な音の輪郭がくっきりし、細かい音もしっかり表現してくれる。 それでいてケーブル自体に大きな味付けがないのでイヤホン本来の音をより深く楽しめる、そんなケーブルだと思います。 

 

 

聴く曲を問わずどんなジャンルにも対応してくれるので「初めてリケーブルに挑戦するならどのケーブルが良いか?」と聞かれたら間違いなくObsidianをオススメします。

 

 

 

次に【十六夜】を聴いてみます!

 

 

まず最初に感じた違いは「音の厚み」です。 

 

 

先述した通りObsidianはイヤホンのポテンシャルを底上げするようなケーブル、しかしそれ故にモニター用途としては優秀ですがリスニング用途としては少々物足りないところがありました。

 

 

しかし16芯という多芯構成にすることで低域に厚みが生まれ重厚なサウンドに豹変、一気にリスニングケーブルへと化けました。 Obsidianの解像感を壊しすぎることなく高域と低域を強化したドンシャリ系の音ですね。

 

 

また空間表現についてもObsidian以上に音の広がりが生まれ、ボーカルの息遣いや楽器の余韻をより深く感じらます。 このケーブルでライブ音源を聴いてみたりもしましたが、没入感に圧倒されました。

 

 

Obisidianらしさを残しつつ、より聴きごたえのあるリスニングライクなサウンドに昇華させたい。 その思いを具現化したのがこの【十六夜】です。

 

 

 

しかし多芯だからといって必ずしもすべての要素で十六夜の方が良かったかと聞かれたら、決してそうではありません。 

 

 

確かに音の迫力や聴きごたえに関しては十六夜に軍配が上がりますが、音の粒立ちや解像度についてはObsidianの方が優れているように感じました。 

 

 

あとは言わずもがな取り回しですかね、4芯と16芯で取り回しを比べるのもおかしな話ではありますが…それぞれに良し悪しがありますからね。

 

 

ちなみにe☆イヤホンクリニックで十六夜と近い仕様のケーブルをオーダーする場合の金額は大まかにこんな感じです。

 

 

ケーブルオーダー代金

技術料金 ¥60,000-(税込)

                             +

Obsidian 2Pin 3.5mm3極 ¥15,400-(税込) × 4

                             +

AYA-4.4mm5極バランスプラグ(金メッキ) ¥1,700-(税込)

                             +

Morion CIEM2Pin ¥1,540-(税込)

 

 

合計 ¥124,840-(税込)

 

 

 

ということで今回はハンドメイドケーブル【十六夜】を深堀りした内容となっておりましたが、いかがでしたでしょうか。

 

 

正直言ってしまえば、製作者としての贔屓目も多少はありますがそれを差し引いてもほんっっとにいいケーブルなんです!! めちゃオススメと言っても過言ではありません!!!

 

 

こちらのケーブルはe☆イヤホン大阪日本橋本店にてこれまで製作されたハンドメイドケーブルたちと一緒に展示しております! このブログを見て少しでも興味がわきましたら是非一度ご試聴ください!!

 

 

e☆イヤホンクリニックでは【ケーブルオーダーサービス】を承っております!

 

 

イヤホン、ヘッドホンケーブル以外にもミニミニケーブルや変換ケーブル、そして同軸ケーブルの作成も可能です!

 

 

 

また、既存のケーブルを分解し新たなケーブルへと再構築する多芯化カスタマイズも承ります!

 

 

自分だけのオリジナルケーブルが作れるサービスとなっておりますので、興味がございましたら是非e☆イヤホンクリニックへご相談ください!!!

 

 

e☆イヤホンクリニックでは金曜日に【クリニック通信 】というブログをアップしています!

 

 

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これからもe☆イヤホンクリニックに関するブログをアップしていきますのでこちらも是非ご覧ください!

 

 

 

それでは、ごんでした~( ノシ ・ω・)ノシ