こんにちは!
更新が滞っていてごめんなさい。秋葉原店のきーちゃん@eear_kiichan です。
あっという間に2021年も後半となりました!
コロナ渦の大変な状況ですが、皆で乗り切っていきましょう!
本日最初の1枚はこちら!
昨年、とある場所に遊びに行きました!
これを見ただけでどこに行ったのか分かった方、凄いです!(笑)
ヒントは真ん中のパンケーキの左に切り抜かれているキャラクターの形に注目です!
さて、本題はこちらです↓
本日ご紹介するのは・・・
FiiO M15【FIO-M15-B】
■メーカー製品情報はコチラ
2020年の3月末に発売となったM15は、FiiO 製品の中で渾身のフラッグシップモデルとなりました。
が、私も驚いたことにのんびりとブログを書きかけている間に、既に生産終了となってしまいました・・・。
非常に心苦しいのですが、当店では中古品のご用意がございます!
(この記事を執筆時、当店での中古価格は満額で¥129,000- (税込)です!)
新品でも15万超のお値段にまず私は驚きでしたが、”この価格でも納得!”と思っていただけるようなM15の魅力をお伝え出来れば幸いです。
先ずは開封模様をご覧ください。
外箱開封
①先ず赤いFiiOロゴが書かれた段ボールを開けると・・・
②M15がプリントされたホログラム仕様の箱が表れ・・・
③その中に紙仕様の黒い箱が表れ・・・
④更にその中に帯が巻かれた木材ケースが・・・
そしてやっと本体に出会えます!
こんなに厳重に梱包されているプレイヤー、なかなかありません!
高級感を大切にして作られている様子がうかがえます。
付属品
・スクリーンプロテクター
・USBケーブル
・3.5㎜同軸ケーブル
・イジェクトピン
・保証書
・クイックスタートガイド
私が思う、FiiO M15 の魅力はこちらの3点!
①まずは聴いてほしい、余裕のある音質!
②ストレスフリーな操作感&綺麗な液晶!
③連続再生15時間のバッテリー持ち!
これまで当ブログでご紹介させていただいた FiiO さんのプレイヤーはこちらです。
FiiOが気になる!という方は是非チェックしてくださいね。
廃盤商品でも、当店であれば中古でご案内できる可能性があります!
■第3回 FiiO X3 の巻 (旧ブログ)
■第4回 FiiO X5 の巻 (旧ブログ)
■第9回 FiiO X1の巻【発売記念】
■第20回 FiiO X3 2nd generationの巻 【発売記念】
■第24回 FiiO X5 2nd generation の巻【発売記念】
■第31回 FiiO X7の巻
■第53回 FiiO X3 MarkIII の巻
■第57回 FiiO M7 の巻
■第61回 FiiO M6 の巻
外観
約134mm x 約75mm x 約18mm
ボリュームダイヤルが左上部に付いており、個人的に第一印象は”ポタアンかな”と思ったプレイヤーです。
iPhone 7との比較①
iPhone 7 と比較すると、ディスプレイが一回りM15の方が大きいです。
鮮明なディスプレイですね!
M15のフロントパネルディスプレイは、高い透明度と強度を誇っている特殊な素材、ゴリラガラスが採用されています。
ゴリラガラス強度はプラスチックの数十倍で、衝撃や傷に耐える性能に優れているそうです。
iPhone 7との比較②
高さはどんぐりの背比べですね。
iPhone 7との比較③
横にしてみると、厚さには随分と差があり、内蔵されている機器の密度が伺えます。
重量
約307g
ずっしりとした重みが手に染み渡ります。
M15のボディ両側面は、ラウンド形状となっており、手に取った際のフィット感が考えられて設計されているように感じます。
これは、従来モデルであるQ1 Mark II、K3、K5 Proで採用したラウンドコーナーを特長とした第5世代の“クラシカルモダン・デザイン”を採用しているそうです。
ポータブルプレイヤーですが、ポケットに入れるにはそれなりの重さがあるので、持ち運びには工夫してみてください。
正面
■ディスプレイ:
・5.15インチ
・約1670万色の表示に対応
・フロントパネルディスプレイの画面占有率86.0%
写真のホーム画面、メカメカしくて、かっこいいですね!
内部構造が浮かび上がってきます。
M15は、旭化成エレクトロニクス(AKM)がVELVET SOUNDアーキテクチャーに基づいて細部に渡り配慮した実装を施した「AK4499EQ」を左右独立構成で2基搭載しています。低ノイズ・低歪と高出力が両立され、FiiO渾身のフラッグシップモデルが誕生しました!
歴代最高クラスのDACチップを搭載することで、
・デジタルオーディオプレーヤーとして、384kHz/32bit PCMならびにDSD256(11.2MHz DSD)に対応
・USB DACとして、768kHz/32bit PCMならびにDSD512(22MHz DSD)に対応
という、これまでのFiiO製品にはない特徴です。
メニュー
このFiiO M15は、カスタマイズドAndroid OSを搭載しています。
音楽プレイヤーですが、使い勝手はスマホです!
様々な機能と並行して、音楽を楽しめるということですね!
欲張りな方にはぴったりな1台です!
音楽再生には、自社開発アプリ「FiiO Music」を搭載しています。
(写真で言うと、プレイヤー下部の左から2番目、赤バックの白い音符のアイコンがFiiO Musicです。)
更に、AndroidとPure Musicモードの切換えが可能です。
Pure Musicモードでは、内蔵のFiiO Musicアプリだけが動作するので、音楽リスニングに集中できます!
※Android / Pure Musicモードの切り替え方
→画面上部を下方向にフリックして表示される、プルダウンメニューから「モード設定」をタップ
モード選択
このように○をタップすることで簡単に切り替えが可能です。
背面
保護フィルムが元から貼られています。
貼られている部分はツルっとしていますが、サイドのグリップ感がしっかりとしているので、うっかり落としてしまう心配はないと思います。
写真ではよく見えないのですが、保護フィルムが貼られている部分は、斜めにギザギザしたタイルのような模様が入っています。
右側面
特に何もありません。
写真では分かりにくいのですが、側面端を除いてくぼみがありますね。
このくぼみが持ちやすさの秘密でしょうか。
左側面
物理ボタンは左側面にまとまっています。
上から、
・HOLDボタン
・電源ON/OFF
・曲戻し/巻き戻し
・再生/一時停止
・曲送り/早送り
・マルチファンクションボタン
マルチファンクションボタンは、ワンクリックで以下の操作が可能です。
・お気に入りを追加
・シャッフル再生
・再生中の楽曲を消去
・デジタルフィルターの変更
・EQの変更
・USB DACモードへの切り替え
・Bluetoothデコードモードへの切り替え
※マルチファンクションボタンの設定方法(とっても簡単です!)
マルチファンクションボタンを長押し→上記の選択肢が吹き出しのように表示されます。
右手で操作をする際は、人差し指から小指で難なくボタンを押すことが出来ますし、
左手でプレイヤーを持った際は親指を滑らせる形で操作が可能です。
ボタンは5つなので、ポケットやバッグに入れている状態で、見えていなくても操作がしやすいと思います。
上部
左から、
・ボリュームダイヤル
・3.5mm シングルエンド出力端子
・2.5mmバランス出力端子
・4.4mm バランス出力端子
端子がなんと3つ並んでいます!
欲張りな方には持ってこいの、ハイエンドプレイヤー!
アナログ回路部とボリューム回路部の全てにおいて、徹底的な完全バランス設計を採用しているそうです。
リケーブルの楽しみも自然と広がりますね!
ボリュームダイヤルは周りがギザギザしていますが、掴みやすく、回し具合は滑らかです。
下部
・USB type-C端子
■充電:約3.5時間 (DC 12V/1.5A)
・SDカードスロット
(開閉にはスロットピンが必要です。多少手間もあるかもしれませんが、SDカードをなくさない安心感があります。)
サウンド設定(EQ)について
ポップ、ブルース、クラシック、ジャズ、ロック、ダンス、メタル、ボーカル
ユーザー設定と、以上8つのプリセットが入っています。
リトグリちゃんをポップの設定にして試聴すると、
楽器が全体的に一歩引くと同時に、ボーカルが引き締まって前面に押し出された印象を受けました。
暫く聴いてからEQをOFFにすると、”さっきまでこんなに広がっていたっけ?!”というくらい、その差に驚きました。
楽曲毎の設定は出来ないので、シャッフル再生では難しいですが、例えば、同じジャンルの曲を暫く聴き続けたい時に設定してみるのもこのM15の魅力を更に探れるきっかけになるかもしれません。
是非お試しください!
聴いてみた!
試聴音源は、上原ひろみさんとリトグリちゃんです。
そういえば!先日のオリンピックの開会式では、上原さんが登場してのピアノ生演奏、テレビの前で観ていて1人で大興奮でした!
さて、試聴イヤホンは
耳掛けタイプのイヤホンがほとんどハマらない私の耳にもフィットしてくれるメーカー、qdcの中から、ハウジングのカラーリングが凄く気に入っているこのUranusを選びました。
偶然にも、この上原ひろみさんのアルバムアートワークとも合っている感じがして嬉しいです。
さて、私が試聴する際に1番決め手になるのはピアノの音です。
ナチュラルで耳触りの良い響きが、とても気に入りました!!
まるで目の前で聴いているかのような臨場感を覚えたのは久しぶりで、是非皆さんにもこの感覚を体験していただきたいです。
リバーブ感も心地良く、空間表現に長けているプレイヤーだと私は思います。
リトグリちゃん楽曲とも相性はバッチリで、リトグリちゃんのハーモニーと、楽器との奥行き感がとても感じられました。
パンチの効いた低音もしっかり出ていて、打ち込み系のジャンルにも相性が良いと思います。
■音楽最大再生時間:
約15時間(3.5mm ヘッドホン出力時)/約9時間(4.4mmバランス出力時)
約150時間 (BTレシーバー使用時)
続いて、Bluetooth イヤホンでの試聴です。
試聴イヤホンは
ネックバンド型イヤホンでの試聴レビューは、もしかしたら初めてかもしれません。
現在ワイヤレスの主流となっている、トゥルーワイヤレス(左右独立)型に比べると、ケーブルがある分、邪魔に感じる方もいらっしゃるかと思いますが、
個人的にはケーブルがある方が、無くしてしまう心配が無く安心して装着できます。片耳だけ外したい時も勝手が楽ですね。
さて、ワイヤレスの試聴ですが、安定性バッチリです!
Bluetoothと聞いて、データの劣化を気にされる方でも、まずは聴いてみていただきたいです!
■対応ファイルフォーマット:
ロスレス形式
DSD: DSD64/128/256 (“.iso”,“.dsf”,“.dff”), DST ISO
APE FAST/High/Normal: 384kHz/24bit (MAX)
APE Extra High: 192kHz/24bit (MAX)
APE Insane: 96kHz/24bit (MAX)
Apple Lossless: 384kHz/32bit (MAX)
AIFF:384kHz/32bit(MAX)
FLAC:384kHz/32bit(MAX)
WAV:384kHz/32bit(MAX)
WMA LOSSLESS:96kHz/24bit(MAX)
ロッシー形式
AAC、MP3、WMA、OGG…
その他スペック
■概要
・オペレーションシステム カスタマイズ済Android OS
・CPUモデル名 Exynos 7872
・DAC AK4499EQ*2
■接続方式
・WiFi 2.4/5G,WiFi transmission supported
・USB TYPE C USB2.0
・Bluetooth V5.0
・BTオーディオコーデック(レシーバー) SBC/AAC/aptX LL/aptX HD/LDAC
■ディスプレイ
・サイズ 5.15インチ
・ディスプレイ方式 IPS
・対応表示色 約1677万色
・画素密度 1440×720
・入力方法 タッチスクリーン
・タッチスクリーン 10点タッチ対応
・キーボード バーチャル QWERTY キーボード
■ストレージ
・ROMユーザー使用可能領域 52GB
・ストレージ拡張方式 Micro SDカード
・最大ストレージ容量 2TB (スロット数1)
■電源仕様
・内蔵バッテリー 7490mAh 3.8V リチウムポリマーバッテリー(クイックチャージ対応)
・USB充電 QC2.0/MTK PE クイックチャージャー対応, PD2.0チャージャー対応, DC 12V/1.5A推奨
・充電時間 約3.5時間 (DC 12V/1.5A)
・バッテリー残量表示 対応 ( % 表示)
・ディープスリープ 1800時間以上
■Line出力仕様
・SN比 121dB以上
・全高調波歪+ノイズ 0.0004%未満 (1kHz/10kΩ)
・周波数特性 5Hz~90kHz (-3dB)
・ノイズ 1.9μV未満
・チャンネルセパレーション 107dB以上
・ラインレベル 2.1V
■ヘッドホン出力仕様 (3.5mm シングルエンド出力端子)
・16Ω時 285mW以上 (THD+N:1%未満) 405mW以上 (ヘッドホンモード/THD+N:1%未満)
・32Ω時 215mW以上 (THD+N:1%未満) 490mW以上 (ヘッドホンモード/THD+N:1%未満)
・300Ω時 31mW以上 (THD+N:1%未満) 70mW以上 (ヘッドホンモード/300Ω/ THD+N:1%未満)
・出力インピーダンス 1.4Ω以下
・周波数特性 20Hz~90kHz (-3dB)
・全高調波歪+ノイズ 0.0005%未満(1kHz/32Ω)
・SN比 121dB以上 119dB以上 (ヘッドホンモード)
・チャンネルセパレーション 77dB以上 115dB以上(無負荷時)
・ノイズ 2.1μV未満 3μV未満 (ヘッドホンモード)
■ヘッドホン出力仕様 (2.5mm/4.4mm バランス出力端子)
・16Ω時 420mW以上 (THD+N:1%未満) 370mW以上 (ヘッドホンモード/THD+N:1%未満)
・32Ω時 635mW以上 (4.2V)(THD+N:1%未満) 800mW以上 (ヘッドホンモード/THD+N:1%未満)
・300Ω時 120mW以上 (THD+N:1%未満) 280mW以上 (ヘッドホンモード/THD+N:1%未満)
・出力インピーダンス 3Ω未満
・周波数特性 20Hz~90kHz (-3dB)
・全高調波歪+ノイズ 0.0006%未満 (ヘッドホンモード/1kHz/300Ω)
・SN比 122dB以上 118dB以上 (ヘッドホンモード)
・チャンネルセパレーション 103dB以上 118dB以上 (無負荷時)
・ノイズ 3.8μV未満 5.2μV未満 (ヘッドホンモード)
大事なのでもう一度書かせていただきます!
私が思う、の魅力はこちらの3点!
①まずは聴いてほしい、余裕のある音質!
②ストレスフリーな操作感&綺麗な液晶!
③連続再生15時間のバッテリー持ち!
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます!
第68回 FiiO M15【FIO-M15-B】の巻 はいかがでしたか?
以上、秋葉原店のきーちゃんがお送りしました。
大変なご時世ですが、皆さまくれぐれもご自愛ください。
次回もお楽しみに!Twitterもよろしくお願いします。→@eear_kiichan