梅田EST店のかわちゃんです。

 

今回ご紹介させて頂く商品は

個人的にも発売前から大、大注目していた新製品。

 

高性能ポータブルDACアンプ

 

iFi-Audio xDSD

 

2018/4/28(土)

 

本日発売です!

 

 

今回もiFi-Audioらしさが盛りだくさんなクールなアンプなのですが、今までとは少し違ったエッセンスが取り入れられています。

 

「micro」「nano」シリーズとはひと味違う新デザイン・新カラー

次世代ポータブルを再定義するiFi audio「xシリーズ」の記念すべき第一弾の商品となっております。

 

では、早速xDSDの魅力をご紹介させて頂きます!

 

オススメポイント

 

おすすめなポイントを大まかに分けるとこんな感じ

 

小型!非常に持ち運びしやすく、かつ高級感のあるデザイン!

 

多機能!このサイズからは考えられない機能の多さ 新たにBluetooth接続にも対応!

 

音源を選ばない!11.289MHz DSDと384kHz/32ビットPCM、しかもMQAフォーマットまで対応!

 

高音質&ハイパワー!iFi-Audioらしい高解像度サウンド、ハイインピーダンス機器もグイグイドライブ!

 

 

高音質×多機能がコンパクトなシャーシにぎゅぎゅーっと凝縮された。

そんな製品に仕上がっております。

 

ちいさいは正義!!!

 

お次はおすすめポイントを細かく掘り下げてご紹介させて頂きます!

 

 

デザイン

 

 

 

「micro」「nano」シリーズのの角ばった感じとはひと味違うデザインで波打った独特のデザインです。

 

 

 

 

同社の人気ポータブルDACアンプnano iDSD BL と厚みを比較すると一目瞭然。非常に薄型な筐体です。

この筐体の薄さと丸みを帯びたデザインのお陰でポケットの中にもスッっと簡単に入ります。

また、他のDAP等とスタッキングした際にも、かさばらりづらいと思います。

 

 

 

大き目で操作しやすいタイプのボリューム。

カチカチとクリック感のあるボリュームなので最初はデジタルボリュームなのかな?と思ったのですが

 

iFi独自のOV4627超低ノイズFET入力オペアンプと、デジタル制御されたW990VSTステップ式アッテネーターを組み合わせたもの

すべてのボリューム・レベルでフル解像度を保持する純粋なアナログ・ボリューム・コントロール。(メーカー引用)

とあるように、アナログ回路をデジタルで制御するifiオーディオ独自のボリュームを採用。

どのボリュームレベルでも最適な音質を得られるという仕様になっております。

 

ボリュームを上げていくごとにノブ中央のLEDの色が変わっていき、このLEDの色によって大まかなボリュームが分かる。という仕様です。

 

また本体右側のボタンをクリックすることにより、後述する3D+MatrixとXBass+のオンオフの切り替え、Bluetoothペアリングモードの切り替え等の操作が出来ます。

 

 

 

本体背面はこんな感じ左から順に

 

  • S/PDIF同軸及び光入力コンボジャック
  • USB-A入力端子
  • デジタルフィルター切り替えスイッチ
  • micro USB充電ポート

と並んでおります。充電専用のUSBポートが備えられているので、給電機能のないデバイスやBluetooth接続時にでも充電しながらお楽しみいただけます。

 

このサイズでデジタル同軸、光入力、USB入力、Bluetooth入力を備えているのは驚き。

 

 

バッテリーの持ちも長くで再生時間は、S/PDIFで10時間、Bluetoothで8時間、USBで6時間を実現しています。

 

 

機能

 

 

・ヘッドフォン端子にiFi audio独自の技術・Qバランスを採用

iFiが考案した新しいアナログシステムによって、2つ搭載されたヘッドフォン端子から最高のバランス接続で音楽を聴くことができます。

四極TRRS端子をもつヘッドフォン(マイクなし)と組み合わせて使用し、最高のバランス接続を引き出してください。

負荷によってヘッドフォンのチャンネル・セパレーションが変化することがありません。一般的な三極TRS端子も共有して使うことができます。

Qバランスの詳細はこちら→ http://ifi-audio-jp.blogspot.jp/2017/10/nano-idsd-bl35mmtrrsq.html

 

 

バスブーストとサラウンド機能

 

お馴染み3D+MatrixとXBass+機能がなんとxDSDにも搭載されています。

非常に優秀なバスブーストとサラウンド機能です。どちらもソースを崩さない、じんわりとした効き具合です。

ここもうちょっと低域が欲しい、とか少し頭内定位感を和らげて聴きたいという時にとっても重宝する機能だと思います。

 

また本体背面にデジタルフィルター切り替えスイッチを搭載。2種類のフィルターを切り替えることによってお好みのサウンドに近づける事が可能です。

 

ライン出力モード

 

設定ボタンを押しながらボリュームノブを押し込んで電源ON。そのまま三秒間設定ボタンを押したままにするとボリュームが白色に発光してラインアウトモードになります。

 

ヘッドホンジャックと出力端子は共用ですが、よくある「ただ音量をMAXにしただけのラインアウトモード」ではなく、ボリューム、3D+ Matrix、XBass+回路をバイパスしたラインアウトなので最適なライン信号を得ることが出来ます!

 

Bluetooth接続機能

 

個人的に目玉機能の一つとして考えている機能です。

コーデックはAAC/apt-xに対応しており、高音質でかつワイヤレスで音楽をお楽しみいただける事が可能です。

 

スマートフォンユーザにも非常に嬉しい!

またデジタルトランスポーターとxDSDを接続するケーブルが不要という事はスタッキングせずに個別に持ち運ぶことが可能!便利!!

 

様々なフォーマットに対応!MQAも再生できるよ!

 

PCM768kHz & DSD512(24.6/22.6MHz) (USB接続時)とmicro iDSDと同じ超ハイレゾフォーマットに対応!

しかもMQAにも対応!!もう再生できないフォーマットはない!

 

【実際に聞いてきた】今注目のMQA音源を体験!MQA試聴室に行ってきました!!

 

MQAについての詳しいブログ。ぜひ合わせてお読みください!

 

 

実際に聴いてみた

 

 

 

 

まず、全体的な傾向は解像度が高く分離の良い歯切れの良いスッキリサウンドが特徴だと感じました。

カリッと切れ味のあるシャープな音が持ち味。しかし嫌なギラツキやツンとした刺さりがはなく傾向は無印と比べ中音域の弱さを克服したmicro&nano idsd BLによく似た傾向。

 

 

どちらかというとややクールな傾向なのですがボーカル部分にはほんのり艶がありじんわりとした奥行きや立体的もしっかりと感じられる音質に仕上がっています。

とても良い意味で今回もiFiAudioらしいサウンドが光る製品だと思います。

音の立ち上がりや粒立ち、レスポンス良く、どちらかというとモニターライクで味付け無く淡々と鳴らす印象。

 

またグイグイと引っ張ってくれる様なドライブ力も特徴。

鼓膜が剥がれるレベルにまで(お奨めしませんが)駆動することができます。

とメーカーが豪語するほどのパワー…!!CL750やDT1990の様な鳴らしにくい機器でも音痩せすることなく余裕で駆動してくれました。

 

 

高いドライブ力のおかげか、ボワつかずタイトでダンピングの効いた低域が非常に好印象

 

そしてBluetooth接続時の音質なのですが、同じ音源で無線(apt-x)と有線(USB)を聴き比べてみました。

 

単刀直入に言うと

 

無線接続もかなり優秀です。

 

確かに有線と無線では音質に差があり、有線で接続したほうが音質がいいのは当たり前なのですが、僕はゆっくり聴き比べてみると違いに気づくレベルでした。

Bluetoothメインで考えるのも全然ありな音質だと思います。

 


 

 

 

コンパクトなのに高音質!!だけではなく機能もてんこ盛りで、さすがiFiAudioだなぁとひしひしと感じられる、そんな製品だと思います。

 

通常のDACAMP的な使い方ももちろん、優秀なライン機能を活かして他のアンプに接続したり、Bluetoothを搭載しているのでスマホメインでお手軽に高音質化もできちゃいます。

 

個人的にも一押しの製品。

ぜひぜひご検討いただければと思います。

 

ではでは最後まで読んで頂いてありがとうございます。

eイヤホン梅田EST店よりかわちゃんがお送りいたしました!