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 どもっ!

大阪日本橋本店のとんぼです!

 

以前ブログでも書かせて頂いたことがありますが、

僕はブラックミュージックが大好きです。

ヒップホップ、ソウル、ファンク、ジャズ、ブルース…etc

その中でも特にアナログな環境で録音されたような古くザラザラとした質感の楽曲や

生音をサンプリングしたビートや実際に生演奏している楽曲が大好きです。

 

そんな僕がジャンル別オススメイヤホンブログ16回目で担当させていただくテーマが、

ブラックミュージック筆頭に音楽の原点ともいえるジャンル『ブルース』です!

 

「そもそもブルースって?」、「ロックとはまた違うの?」、

などなどいろいろな意見があると思いますので、ブルースの簡単な説明をさせていただきます。

 

~ブルースとは~

米国深南部でアフリカ系アメリカ人の間から発生した音楽のひとつで、19世紀後半頃に米国深南部で黒人霊歌、フィールドハラー(労働歌)などから発展したものと言われています。アコースティック・ギターの弾き語りを基本としたデルタ・ブルース、バンド形式に発展したシカゴ・ブルース、ロックと融合したブルースロックなど、時を経て多様な展開をしています。また現在のポピュラー音楽にも多大な影響を与えており、音楽全般における原点とも言える存在なのです。

 

では僕が大好きなアーティストをご紹介したいと思います。

 

Gary Clark Jr.

Gary-Clark-Jr.

 

 

Gary Clark Jr.は12歳という年齢で才能を開花させ、ブルースギタリストをジミー・ヴォ-ンに見出され、2012年なんとオバマ大統領夫妻が主催する音楽イベント『In Performance at the White House: Red, White and Blues』に、全国的にはまだ無名に近い新人にも関わらず出演し、ローリングストーンズのミックジャガーやブルース界の巨匠B.B.キングといった伝説級のアーティストと肩を並べ世間の注目を集めたテキサス州出身のブルースギタリストです。「ゲイリー・クラークの最高にエキサイティングなところは、彼はどの方向にも――もしくはありとあらゆる方向に行けるということだ」…ローリングストーン誌がこう評価するのもこの動画を見れば納得して頂けると思います。伝統的なブルースロックを基盤に、ソウルやR&Bの要素を取り入れた最新作「The Story of Sonny Boy Slim」はとにかく渋く、ソウルフルでカッコいいです。僕は特に「The Healing」(2つ目の動画)、「Bright Lights」(3つ目の動画)という曲で彼にハマってしまいました。

 

 

それでは、

ブルースに合うイヤホンをご紹介させて頂きたいと思います!

①Fischer Audio Spiritoso

Fischer Audio Spiritoso

 

 

ハウジング部分に弦楽器やピアノの黒盤に用いられる黒檀(エボニー)という木材を使用しており、ナチュラルかつ生き生きとした暖かみのある音が特徴のイヤホンです。この価格でクール過ぎずウォーム過ぎずとにかくバランスが絶妙で、調度良い距離感から音を鳴らしてくれる空間表現は秀逸です。1万円以下でウッドハウジングならではの暖かみのある音を楽しみたいという方には自信を持ってオススメします!個人的にこのイヤホンは名機だと思います。上記の動画ではブルースギターやドラム、ボーカルのファルセットの響きに注目して聴いて頂けるとこのイヤホンの良さがわかりやすいと思います。

 

②FENDER FXA2

【新製品】 FENDER FXA2-BLUE

 

 

続いてはギターブランドFender社から発売となった話題のイヤホンをご紹介します。Fender社から出ている5機種を試聴した中でダイナミック型1基を搭載したこちらのFXA2が1番ブルースにマッチしていると思いました。しっかりと厚み・奥行きのあるサウンドはブルースロックとの相性抜群です。ボーカルが近く、重厚なギターやバスドラムのキレの良さは聴いていてとても楽しくなります。高域は少し抑え目ではありますがそこまで気になりませんでした。中低域にフォーカスを当てたミドルクラスイヤホンの新候補誕生ですね。楽しくブルースを聴きたい方には是非オススメしたいイヤホンです。上記のようなライブ音源でもその良さを余すことなく発揮してくれますよ!

 

③final Heaven V Aging

final Heaven V Aging 【FI-AHE5BSB3】【使い込むほど味のある質感になる真鍮バレル仕上のカナル型イヤホン】

 

 

Heavenシリーズの中でも飛び抜けて個性が強いのがこのイヤホンです。イヤホンが劣化していく様を楽しむという、一瞬「えっ!?」ってなってしまうこの試みはブルースと合わせた時に最高の化学反応をもたらしてくれました。まず何よりこのイヤホンを選んだ理由は「余韻」です。ブルースギターの弦を弾いた時の響き、ボーカルの息遣い、ベースの太い音、ドラムをたたいた時の乾いた響き・・・全てにおいてその余韻が心地よすぎるのです。そしてAgingならではの味のある音は絶妙な空間を保ちつつ、真鍮仕様のハウジングを通って耳に届くわけです。もう言葉が出ないです。ブルースの世界に入り込める貴重な一品です。

 

④Klipsch X20i

Klipsch X20i【KLKX20I111】【ハイレゾ対応イヤホン】

 

 

Klipschと言えばジャズ、クラシックというイメージを持たれている方も多いと思います。その所以は「高域の伸びの正確さ」、「楽器の生き生きとした音」だと思います。このX20iは上記で挙げたKlipschの伝統的な音の特徴を踏襲しつつ、中域と低域の厚みを加えたバランスの良いイヤホンとなっています。ブルース特有のしゃがれた低く渋いボーカルから優しく包み込んでくれるようなボーカルまで実に上手く表現していて、目を閉じれば目の前で歌ってくれているかのような気分にさせてくれます。また楽器の細かい音から全体の音の響きまで正確にしっかりと拾ってくれ、なおかつオシャレで良いムードを作り上げてくれています。特にブルースハープの音色を聴いてほしいです!

 

⑤Heir Audio Heir IEM 8.0

Heir Audio Heir IEM 8.0 【ユニバーサルモデル】

 

 

個人的に僕が一番大好きなイヤホンです。カスタムにしようかユニバーサルにしようか迷っています。

それは置いといてこのイヤホンも個性の強いイヤホンで、とても濃厚な音を鳴らしてくれます。ブラックミュージックを聴くためのイヤホンと言っても過言じゃないくらいその手の音楽と合います。ブルースでは特に渋めの男性ボーカル・ブルースギター・オルガン・ブルースハープ・アナログのザラザラとした音まで完璧に表現してくれます。アコースティックによるデルタブルースから渋いブルースロックまで何でも来いです。重厚で暖かみのある音にも関わらず、きめの細かさも持ち合わせており、その上雰囲気作りも上手いという器用さはさすがの一言です。

 

 

いかがでしたでしょうか!?

ブルースを聴く上でこの5機種は間違いないと思いますので、

是非チェックして頂けたらと思います。

 

そして次回予告!

ジャンル別オススメイヤホンVol.17は!!

ba-na-

名古屋大須店あんこがお送りする

K-POP編です!!

一体どんなおススメイヤホンが紹介されるのでしょうか!?

お楽しみに!!

 

それではとんぼがお送りいたしました!

 

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