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どうも、お久しぶりです。大阪日本橋本店のやまちゃんです。
いつぶりが分からないくらい久しぶりにブログに登場しました。

昨日のねこのブログでも紹介されてましたが、先日発売された、
Venture Electronics Monk+のパッケージに親近感が半端ないです。ドッペルゲンガーとはこの事ですね!

 

さて、7月からスタートした各店舗スタッフがジャンルごとにオススメのイヤホンをご紹介するこのブログ。
記念すべき第10回目のジャンルは、日本人の心「演歌」です。

演歌とは
明治時代の自由民権運動において政府批判を歌に託した演説歌の略。
1960年代半ばに日本の歌謡曲から派生したジャンルで、日本人独特の感覚や情念に基づく娯楽的な歌曲の分類の一つである。
(Wikipediaより)

個人的な見解ですが、演歌はボーカルの艶ぽっさ、「小節(こぶし)」の伸びを表現する事が重要で、演奏よりも「歌」を聴くジャンルだと思ってます。
切ない情愛や悲愛を歌った歌が多く、大人の女性向けのジャンルだと思います。

今回、イヤホンを聴き比べる為に選曲した曲が
坂本冬実「夜桜お七」

 

石川さゆり「天城越え」
こちら公式の動画がなかったので、下記Discogsのページをご覧いただければと思います。

石川さゆり ‎– 天城越え

 

 

それでは、ジャパニーズソウルミュージック「演歌」に合うイヤホンを独断と偏見にてご紹介します!

 

 

1.SATOLEX Tubomi DH298-A1

DH298-A1

まずはアンダー5,000円からご紹介。
メイドインジャパン!大阪は僕の地元、八尾が誇るSATOLEXのコスパ最強イヤホンです。
この価格帯では、ずば抜けて音の余韻の表現が上手く、色っぽく艶のある鳴らし方をしてくれます。
低音に派手さはないのですが、タイトにしっかりと鳴らしてくれるので、今回聴いた「天城越え」のサビ前の「九十九折り 浄蓮の滝~」の部分の
石川さゆりさんが歌い上げる感じが、とても良く表現されていて鳥肌が止まりません。

 

 

2.radius High-MFD System HP-NHR21

HP-NHR21K

お次はアラウンド10,000円からご紹介。
こちらも国産メーカー!やはり演歌には日本のイヤホンが合うのでしょか?
パッと聴いた印象は低音!なのですが、しっかりと聴くと高音域の伸びの素晴らしさにも気づきます、
しかし、このイヤホンの一番のオススメポイントは、中音域の独特の艶と音の臨場感、生々しさです!
今回聴いた「夜桜お七」のイントロ部分の緊張感のある展開からの、坂本冬美さん「赤い鼻緒が~」の歌い出しの瞬間(動画0:50~)にゾクっとします。

 

 

3.Acoustune HS1004

HS1004

お次はミドル級イヤホンからご紹介。
ハウジング部分の♪マークがとても可愛いこちらのイヤホン。
中音域が凄いクリアに聴こえ、ボーカルが近かめのチューニングになってますので、
目の前で歌っているかの様な、音の輪郭がしっかりとしたボーカルが魅力です。
低音域の量感もあるのですが、分離感が良いので歌の邪魔する事なく、小節(こぶし)に絶妙な迫力を足してくれてます。
今回聴いた「夜桜お七」のサビの最後「はぁあなぁ~吹雪~」の所(動画2:16~)を聴いて欲しいです!
こちらのイヤホンは大阪日本橋本店のとんぼが購入して詳細なレビューブログを書いているので、良かったら1度ご覧ください。

【愛機紹介】ダイナミック型イヤホンの定義を根底から覆す!Acoustune HS1004徹底解剖!!

 

 

4.GRADO GR10e

GR10e

お次も、ミドル級イヤホンからご紹介。
中音域の再現性、艶、歌の余韻、全て言う事なしです。
筐体が小さく、装着感は今回紹介した中でピカイチでした。
低音域が少し控え目なので、「歌」にフォーカスが上手く当たってます。
高音域の伸びも良く、消え入る様な「声」の表現が鳥肌ものです。
今回聴いた「夜桜お七」のAメロ「さくら~さくら~」のあとの「いつまで待っても来ぬ人と~死んだ人とは同じ事~」の
所(動画1:28~)の余韻!これが本当に素晴らしいのでを是非聴いて欲しいです。

 

 

5.WESTONE W60

W60

最後は、ハイエンドクラスのイヤホンからご紹介。
音に厚みがあり、サウンドステージがとても広いです。
中音域を繊細に鳴らしてくれるので、音の余韻がとても綺麗に聴こえます。
温もりがあるんすでが、決して曇りを感じさせず、伸びもしっかりとしていて、
歌の強弱のメリハリの表現が上手い、本当に「歌」最適なイヤホンです。
今回聴いた「天城越え」のサビの部分「あなたと~越えたい~天城~越~え」の部分の
迫力、残響感、艶、伸びが最高です。

 

 

いかがでしたでしょうか?
歌は世につれ世は歌につれ。
今回ご紹介させていただいたイヤホンで、たまには日本の心「演歌」をゆっくり聴いてみてください。

さて、次回は

秋葉原店、りゅうちゃんによる、
吹奏楽編!!

りゅうちゃん

中学高校と6年間吹奏楽をやっていた彼のおすすめのイヤホン、非常に気になりますね!

 

<シリーズ一覧>

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