皆さんおはこんばんちは。
e☆イヤホンのりょう太です!
2015年が過ぎ去ろうとしています。
大晦日はあーさー、らいらん、マークと4人で坂本真綾さんのカウントダウンライブに参戦予定、謎メンツです。
2015年を振り返ってみて、「FitEar Aya」「UniqueMelody MAVERICK CUSTOM」「ONKYO IE-C2」「FitEar Air」とカスタムIEMが四つもコレクションに加わっておりました。
しかも今、新たに二機種オーダーしようとしていたところで我に帰りました。
・各機種の紹介記事
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ところで、皆さんはカスタムIEMを手に入れたら、次はどうされるでしょうか。
もし、カスタムIEMを買ったら…
— イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホン (@e_earphone) December 29, 2015
Twitterにこういうアンケートを投じてみました。
個人的には「ケーブルがほしくなる」が多くなりそうな予感だったですが、最終的にはプレイヤーが一番多く選ばれました。。
もし「ケーブルがほしくなる」場合、最近は選択肢が多すぎて困ってしまうなんてこともありがちです。
この記事では、ある一つの要素を極限まで極めたケーブルをご紹介したいと思います。
▼2Pin採用のカスタムIEMを用意
今年仲間入りをした中ではおそらく一番使用頻度が高いであろうMAVERICK。特に不満もないのでリケーブルはまだしていません。
MAVERICKふくめ、2Pin採用機種を使っている方が多そうなのでこの機種で使える2Pinタイプを今回は紹介します。
▼「細さ」において究極のケーブル
カスタムIEMを購入して、「リケーブル」する目的の多くは「高音質化」でしょう。これは「俺のカスタム…どこまで進化するか試してみたいぜ!」とか「もっと俺好みにしてやるぜ!」という欲求なのですが(個人談)、その次に来るのが「取り回しをよくした」ではないでしょうか。あわよくば「音が良くて取り回しも良い」のが理想的だと思います。
正直言って、音質の追求はキリがありません。ケーブルで10万円超えなんてものもありますし、それはそれで楽しいのですが気がつけばケーブルの購入総額がカスタムIEMの本体価格を上回っていた…そんな経験ありませんか?
では、「取り回しの良さを第一と考えて、音も良くしたい」と考えれば、最高の選択は「Estron」でしょう。
Estronケーブルの各所を見てみましょう。
ご覧の通り全てにおいてスマートかつコンパクトなのが特徴です。
この細さですので触感はケーブルというよりもワイヤーとか太めの糸と表現する方がしっくりきます。
▼メガネをかけた人にオススメ
これだけ細いので、装着してしばらくするとケーブル自体の存在を忘れてしまいそうになります。
更にこの「細さ」はメガネをかけたユーザーにとってはより大きく、メガネのテンプルにケーブルが干渉することがほとんどなく、メガネを掛けたまま耳掛けで装着するイヤホンを装着する際特有のストレスが極めて少ないことを声を大にしてお伝えしておきます。
▼「細い」のに「タフ」
これだけ細いと、「簡単に切れてしまいそう…」と心配になってしまいますよね。
このケーブル、見た目に反してものすごくタフなのです。
以前Estronのスタッフさんに「千切るつもりで引っ張ってごらん」と言われ、両手で本気で引っ張りましたがダメージを与えた感触が全くありませんでした。
刃物など鋭利なものから受けるダメージについては普通のケーブルと同じで切断されてしまうようですが、屈曲や伸縮に対する強度は想像の遥か上をゆくようです。
▼選べる3種の音
Estronのケーブルには現在3種類の音質バリエーションがあります。
上の画像にあるのがその3種…!って、見分けるのが困難、というより実質不可能だったりします。
まずはEstronの中でもスタンダードな「Music」です。
・イージーリスニング、ステージユース、スタジオ録音などオールラウンドに使える。
・長時間の使用でも疲れにくいフラットなサウンドバランス。
Musicのサウンドはリニアリティに優れ、クセなくスムーズに音質をアップグレードしてくれます。標準のケーブルと比べて解像感、音のハリなどの要素もより向上し、平均的なアップグレードがされた印象。クセがないので聴きやすく、誰が聴いても嫌いな音ではないと思います。フラット系サウンドが好きな方や、自分の好みが正直わからない…そんな方にもオススメなサウンドです。
声の再生に特化した「Vocal」です。
・コミュニケーション、ブロードキャストやオーディオブック視聴など声の再生に特化。
・ボーカル再生に適したクリアな中高域。
Vocalは中高音域の再生能力に特化したタイプ。もともと通信などで「声」のやりとりなどをするユーザー向けに開発されたようです。標準のケーブルと比べると中高域の量感が豊富となり、かつ明瞭で距離感も少し近くなった印象。反面、低音域のパンチはなくなり、全体的にも大人しいサウンドになりました。オールラウンドではありませんが、アコースティックなボーケルものを多く聴く方ならばMusicよりも好みと思われるかもしれません。
ちなみに上のMusicとVocalは明確な外観上の差異がなく、見分けがつきません…。
上記2種と比べ、唯一デュアルツイスト構造になっているBax。
・ハイエンドオーディオリスニング向け
・低減されたクロストーク
Music、Vocalの後にEstronが開発したのがこのBaxです。クリアな高音域、スムースな中音域、量感豊富でリスニングライクな低音域という「ウケのいい音」になっています。おそらく、標準ケーブルからの音質的変化、アップグレード感が最も大きく感じられることでしょう。低音域が割と持ち上がるため、「低音はこれ以上増やしたくない!」というユーザーにはオススメしませんが、明確なアップグレード感が欲しい方には一押しのケーブルです。個人的にもBaxが一番好みな音でした。
なお、Baxは画像でもおわかりいただけるとおり、ツイスト構造となっており、左右の分岐以前の部分は他の2種に比べ太さが倍になっています。二倍になっても、元が細いためあまり気になりませんが…一応明記しておきます。
▼細いことによる他の恩恵
ケーブルが細く、柔らかくなることでケースに入れやすくなるという恩恵もあります。
以上、今回は細さを極めたカスタムIEM用ケーブルをご紹介いたしました。
音も大事だけど、取り回しも大事!そんな方はぜひ一度ご検討ください!