簡単に高音質になる方法!手軽に使えるバスパワー型ポータブルアンプをご紹介します!

 

 

※こちらの記事は2021年に執筆されたものです。最新の情報は↓の記事をチェック!

おすすめのポータブルアンプ(ポタアン)特集 イイ音持って出かけよう! 専門店スタッフが厳選

 

 

2021の6月にはApple Musicが、今までと同じ金額のままで「ロスレス」「ハイレゾロスレス」「空間オーディオ」に対応して世界中が驚きましたね!

 

ハイレゾやロスレス音源を知っている人は「おお!!」と驚いて喜び、ハイレゾやロスレス音源を知らない人は「え?なにそれ?」と気になるワードになったり、高音質データも昔よりも気軽に利用できるようになりました。

 

今回はiPhoneで良い音聴こう!ということで、余計な設定などいらずの接続するだけでハイレゾ音源が楽しめて、さらに通常音源、ストリーミングサービスやYoutubeも高音質で楽しめるおすすめのポータブルアンプをご紹介致します

 

アンプにも種類がありまして、今回は簡単に使えるバスパワー駆動のポタアンを紹介!

 

 

”パスパワーとは?”

 

電源を供給する方法の1つでして、バスパワーは、パソコンやスマホなどの接続した機器の電力を供給して使用するタイプになります。簡単に言うとスマホのバッテリーを分けてもらいながら駆動するということで、メリットはアンプ単体の充電が不要なこと、あとバッテリーを持たないので機器を小型化しやすい点です。デメリットは接続した機器のバッテリーの消耗が早くなってしまう点です。

 

バッテリーの消耗が早くなってしまうのも面倒ではありますが、私はよく充電をするのを忘れたりするうっかりものなので、バスパワー式のポタアンを結構重宝していますので、今回記事で取りあげてみました!

 

 

それでは!早速……

おすすめのポータブルアンプ5機種をご紹介!

PRスタッフのまるちゃんが聴き比べ!(顔が…)

 

 

試聴環境

▼試聴に使用したヘッドホン…SENNHEISER HD660S

 

▼接続する端末…Apple iPhone 12 Pro

 

▼音源…Apple Music 「宇多田ヒカル/First Love(ハイレゾ)」「DAOKO×米津玄師/打ち上げ花火(ハイレゾ)」「マルーン5/ディス・ラヴ(ハイレゾ)」「Cocco/Rainin(ロスレス)」「ユアネス/Bathroom(ロスレス)」、Youtubeのライブ映像など

 

 

 

①Acoustune AS2000 Lightning Adapter (iOSのみ)

Acoustune AS2000 Lightning Adapter e☆イヤWEB本店価格 ¥14,980-

 

 

主な特徴

  • MFi認証取得。Lightning直結最大48kHz/24bitロスレス/ハイレゾ音源対応のLightning変換アダプター
  • 3.5mm/2.5mm/4.4mmの計3種類のプラグに対応した交換式ジャックアダプター(※バランス駆動にはなりません)
  • 2重の異型金属シェル構造となるデュアルメタルジャケットを採用
  • ケーブル部には同社Hi-FiイヤホンであるHS1300SS付属ケーブルARC61と同じ、高純度8芯OFC線を採用。また、断線リスクを回避する為、ケーブル部の皮膜に耐久性の高い特殊ケブラーを採用
  • 重 量:約12g
  • バスパワー駆動

 

 

 

聴いてみた

こんなに小さいのに直刺しとは違う音質の良さ…凄い…

 

膜がとれたような抜けが良い、見通しの良いサウンドになりました。

 

私が持ってる普通の変換ケーブルと比べると違いがとても分かりました。低音が増えるとか高音が綺麗とかそういった劇的に音質が変化を感じるのではなく接続するイヤホンやヘッドホンの音質をそのまま綺麗に聴かせてくれるような印象です。

音の輪郭がよりはっきりして、ボーカルの息遣いなどがとても聴こえやすくなり、さらに音楽を楽しめる音質になりました。

 

端子が3.5mm3極や、4.4mm5極、2.5mm4極のバランスの変換プラグも付属している点も素晴らしいです。バランス出力にならないのは惜しいところですが、iPhoneで聴くためにバランスケーブルをアンバランスケーブルに付け替える手間も荷物も減りますしとても便利です。

 

駆動力はそこまでないので、イヤホンは問題ないと思いますが、ヘッドホンだとインピーダンスが高いものは厳しいかとは思いました。

 

簡単に3種類の端子プラグに付け替えられて便利!

 

しかし、この小ささで音がしっかり綺麗に解像度が高く聴けるのはとても素晴らしいです。びっくりしました。

極力小さいものが良くて、難しい機能がないシンプルなもの、バランスケーブルを多数持ってらっしゃる方におすすめですね!

 

 

 

まとめ

 

▼良いなと思った点

  • とにかく小さい!持ち運びが便利!
  • どんな端子のイヤホンでもプラグを変えれば何でも聴けるのは手間が少なくて便利
  • 見た目の割には軽く、おしゃれですし、とても頑丈なつくり
  • 別途ケーブルいらずで、スムーズにiPhoneで使えるので、アンプに詳しくない方も迷わず使いやすい仕様が良い
  • 音も変化しすぎず、接続したイヤホンやヘッドホンの音質をそのままで、さらに音を良く聴かせてくれる音質が良い!

 

 

▼気になった点

  • 他のプラグを失くしてしまいそう(まるちゃん自身の問題)
  • 2.5mm4極、4.4m5極でもバランス駆動はしない点が惜しい
  • 駆動力があまりないので、パワーいる系のヘッドホンやイヤホンはちょっと物足りなさを感じる気がする。
    (個人的感想としては、HD660SでiPhoneの音量80くらいで普通の音量くらい。しかし私は基本音を大きめにして聴くので、普通の方なら十分かとは思います。)
  • 液晶やLEDがなく、ちゃんとハイレゾ音源で再生できているかなどは見た目ではわからない点

 

 

 

②Audirect(エーユーダイレクト) Beam2se-21 (iOS/Android)

Audirect Beam2se-21 e☆イヤWEB本店価格 ¥11,500-

 

 

主な特徴

  • DACチップには、高性能なESS9281AC PROを搭載
  • 小型ながらPCM:32Bit/768kHz DSD512 MQAに対応
  • ボタンで、高・中・低のゲイン調整が可能(赤:ハイゲイン、黄:ミドルゲイン、緑:ローゲイン)
  • 側面のボタンを3秒長押しすると、ナイトモード(LED照応)通常モード(LED常灯)の切り替えが可能
  • 重 量:約23g 
  • バスパワー駆動
  • Andoroid用、iPhone用、PCで使用できるケーブルが付属(別途購入必要なし)

 

 

 

聴いてみた

デザインもかっこいい!

 

1万1千円…これは人によっては高いと思うかもしれませんが、私は驚きました…

この価格でこの音質!?めちゃくちゃ音が良いですやん!!!!

 

音のくっきり度、輪郭のはっきりさが全然違いますね。中音域が持ち上がったことと、音の定位感もわかりやすくなりました。1音1音の粒立ちが良くなりとても綺麗です。音が滑らかになったなという印象もあります。

 

変換ケーブルとつけかえても音の違いがとてもよくわかります。Beam2se-21を接続して聴くと、耳にまっすぐ届いてくるようなノイズがないといいますか、めちゃくちゃに綺麗な音質です。「宇多田ヒカル/First Love」を聴くと、静かなところからサビになるところなんかは、優しい波が押し寄せてくるような、いろんな方から音が耳に届いてくる感覚で、没入感が高まりますね。

 

高・中・低のゲイン調整ができるので、カスタムIEMやヘッドホンでも鳴らせる

 

しばらく聞いていてると本体が熱くなってくるとこは少し気になりましたが、音質は抜群に良いです。

 

こちらもどちらかというそこまで音を変化させずに良いところを伸ばしてくれるような傾向なので、どんな楽曲でも相性が良く感じましたが、私は特にバラードが心地よくて、ボーカルをメインで聴きたいというような方は好きとなりそうな音質です。

 

 

 

まとめ

 

▼良いなと思った点

  • 筐体は傷のつきにくいアクリルで、デザインがかっこいい!
  • 付属品にType-C to Type-C ケーブルと、Type-C to Lightningケーブル、PCにも使えるUSB-A 変換コネクターがついているので、これ一つで色んなデバイスで使用できるのがとても便利!
  • この小ささでMQA対応
  • 誰が聴いても音が良いと感じられるほどに音のバランスが良く、音の輪郭がはっきり聴こえてクリアな音質
  • ゲイン設定がついているので、パワーがいる系などは調節ができる点

 

 

▼気になった点

  • 接続してすぐ熱くなってくる
  • 液晶やサンプリングレート表示用のLEDがなく、ちゃんとハイレゾ音源で再生できているかなどは見た目ではわからない点
  • 小型であるがUA2や他の機種と比べると少し重たさを感じる

 

 

③SHANLING UA2  (iOS ※別途ケーブル購入必要/Android)

SHANLING UA2 e☆イヤWEB本店価格 ¥12,760-

 

 

主な特徴

  • DACチップは、ハイグレードな音響機器に採用されることが多い「ES9038Q2M」を採用。
  • ミニマムサイズの筐体の中に独立したオペアンプ「RT6863」を搭載
  • 出力端子は、3.5mmシングルエンド出力2.5㎜4極バランス出力を搭載
  • PCM768kHz/32bitおよびDSD512対応
  • 本体側面に「UABモードボタン」を装備していて、押したままデバイスと接続すれば、『UAC(USB Audio Class)1.0』の機器として使用することも可能で、バージョンの古いAndroidやNintendo Switchでも使える。
  • 動作中は再生するファイルのサンプリングレートを様々な色で表すLEDランプが点灯し、高レートファイルの再生を一目で確認できる
  • 重量:12.6g
  • バスパワー駆動
  • Andoroid用ケーブル付属(iPhone使用の場合、別途購入必要あり)

 

 

 

UA2には、iPhone用のOTGケーブルが付属していないので、別売り他社メーカーのこちらを使って試聴しました。

 

FiiO LT-LT1 【FIO-LT-LT1】

Lightning端子 – USB Type-C搭載

FiiO LT-LT1 【FIO-LT-LT1】e☆イヤWEB本店価格 ¥2,940-

 

 

 

聴いてみた

FiiO LT-LT1で接続

 

一言、空間表現力や臨場感を感じられる音質ですね!

 

音がぐっと前に出てくる感じで、音の迫力をとても感じられます。この小ささと軽さでこの迫力はどこからきているのだろうと不思議に思うくらいです。音がくっきりしてとても見通しの良い音質になります。

 

先ほどの、Beam2se-21と音質傾向はとても似ていますが、Beam2se-21は音がとてもくっきりクリアで、UA2は広がりを感じられるクリアさだなと思いました。奥行きのある音質で、HD660Sのような音場もあるようなヘッドホンととても相性が良いなと思いました。

 

 

W2の付属のケーブルでも接続

 

楽曲に関しては、中高音が綺麗なだけでなく、低音もしっかり主張してくれるので、ロックからゆったりとした音楽までとても相性が良いです。

 

UA2も接続してすぐ本体が熱くなってきましたが、Beam2se-21よりはぬるいと感じられるくらいの熱さで、そこまで気にならないです。UA2は2.5mm5極のバランス接続もできるので、バランスでも楽しみたい方にとてもおすすめです。

 

 

 

まとめ

 

▼良いなと思った点

  • とにかくめちゃくちゃ軽い。重たいと感じることがない!デザインもシックなブラックでスタイリッシュでかっこいい!
  • この小ささでは考えられない音の良さと、2.5mm4極のバランスも楽しめるのはとてもお得!
  • ちゃんとハイレゾ音源で聴けているかLEDが表示してくれるので、わかりやすくて安心!
  • 音のクリアさと音の定位が分かりやすい音質は映画やゲームにも最適!
  • この価格でこれはすごいと満足できる性能

 

 

▼気になった点

  • 本体がすぐ熱くなる。
  • 付属にはiPhoneで使えるLightningーUSB C変換ケーブルがついていないので、別途購入が必要。
  • 専用アプリはあるけれども現在Andoroidのみ機能が使えて、iOS版は連携していないので、UA2の設定変更はできない点

 

 

 

④radius AL-LCH81【お取り寄せ商品】(iOSのみ) 

radius AL-LCH81 e☆イヤWEB本店価格 ¥27,500-

 

 

主な特徴

  • iPhone用。Lightning直結で、充電不要のiOS専用超小型ポタアン
  • DACチップは、旭化成高品質DAC「AK4430」搭載
  • 再生/一時停止/音量調節/曲送り/曲戻しなどのリモコン機能付きで、手元で簡単操作。
  • 24bit/192kHzのハイレゾ音源に対応
  • 重量:約100g
  • バスパワー駆動

 

 

 

聴いてみた

大きく見えるけど、意外と軽くて持ちやすい!

 

他4機種と比べて一番低域が強い音質ですね!

 

重低音ではないですが、しっかり低音が響いてくれて、ロックや激しめのサウンドは聴いていてとても楽しい音質です。しかしボーカルは埋もれず高音は控えめなので、中低音寄りな音質と言えます。曲によっては高音部分がシャリシャリしてると感じます。

 

音が近い印象で、「マルーン5/ディス・ラヴ」「DAOKO×米津玄師/打ち上げ花火」どちらも低音の迫力をとても感じます。これまでレビューした3機種とは違い、これは音質も変えてくれるタイプのアンプですね。音がより近くなって、低域の迫力を感じられる音質になるので、アップテンポや元気なサウンドが好きな方は好きな音質であると思います。

 

 

スマホ開けなくてもコントロールできるのが、めちゃくちゃ便利!

 

Beam2se-21やUA2が熱くなってきた時間の倍の10分聴いても本体は熱くならずでした。何時間も聴くとさすがにあったかくなってくると思いますが、すぐ熱くなるのが気になる方にはとても良いかもしれません。

iOS専用に作られていることもあり、音量調節や曲戻し、曲送りや再生/一時停止もアンプの方で操作ができるのでとても使いやすいところも良いなと思いました。

 

低音が強くなってほしい、音の迫力が欲しい方や、操作性の良いものをお探しの方にとてもおすすめです。

 

 

 

まとめ

 

▼良いなと思った点

  • 別途ケーブルいらずですぐ接続して使えるので便利!
  • スマホを触らなくてもアンプ本体で音量調節や曲送りなど操作ができるのも便利で嬉しい!
  • ダイレクトに音が届く感じで、迫力あるサウンドで低音好きはとても好きな音質そう!

 

 

▼気になった点

  • iPhoneのバッテリー消費が少し多めかも
  • ボタンが丸出しなのでポケットや入れる場所によっては勝手に曲が変更されたり音量変わったりする点は気を付けたい
  • ケーブルが少し長めなので断線が怖い。ケーブルを変えられないアンプのデメリット。
  • 持った感じも軽いですが、他の機種よりはやや重めです

 

 

 

⑤楽彼(LUXURY&PRECISION) W2 (iOS/Android)

 楽彼(LUXURY&PRECISION) W2 e☆イヤWEB本店価格 ¥39,600-

 

 

主な特徴

  • DACチップは、「CS43198が2基」のデュアルDAC
  • USBチップとDACチップ用の独立した電源を備えており、バッテリーを節約しながらソースデバイスから非常に低い電力を消費。
  • MP3/WMA/FLAC/WAV/DSD/APE対応
  • ゲイン(Low/High)切り替え機能、8種類のイコライザー設定、2種類のチューニング設定、5種類のDACフィルター設定あり
  • 4.4mm5極バランス、3.5mm3極アンバランス、SPDIF、多様な出力方式実現
  • 重量:22g
  • Andoroid用、iPhone用、PCで使用できるケーブルが付属(別途購入必要なし)

 

 

 

聴いてみた

液晶画面がとても見やすくて、入力サンプリングレートの確認ができて安心!

 

圧倒的解像度!中音域から高域にかけての音の広がりがすごい!

解像度が高いです。とてもクリアで、直刺しで聴くよりもボーカルがさらにくっきり聴こえますし、臨場感も感じられて音がぶわっと広がっていく音質なので、クラシックやオーケストラとの相性もよさそうです。

 

「宇多田ヒカル/First Love」を聴くと息遣いや歌い終わりの音の消えそうな声までとてもリアルに聴こえて心地よいです。低域の押し出しも強く、下から上まで音が濃く聴こえて迫力を感じました。ちょっと辛口で言うと聴き疲れはしそうではあります。

 

W2はiPhoneを高価格帯のDAPにしてくれるアンプ!音質最高!

 

あとびっくりしたのは、ボタン一つで色んな機能が使えちゃうところも素晴らしい!

 

ゲイン切り替え機能や本体側で音質を変えることができるイコライザー設定8種類(Classic/Jazz/Rock/Pop/Bass/Movie/Gam)があったり、他にも音質を変えられるDACフィルター設定チューニング設定があります。好みでDACフィルターのパラメータを5種類変更できますし、チューニング設定は2種類あり、ポップスやボーカル向きの01と繊細で情報量の多さを感じられる、オーケストラ向きの02の2種類選べます。凄い!

 

イコライザー設定の話なのですが、イコライザーがとても優秀です。イコライザーは基本なんか音が悪くなる気がして使わない私ですが、このW2のイコライザーは音質の良さはそのままで楽曲に合わせて最適な音にチューニングしてくれている印象で、音質が落ちたと感じるところがありませんでした。めちゃくちゃ音が変わってどれも良いと思えます!

 

特に私が試して気に入ったイコライザーの設定がMovieのプリセットですね!

 

映画を見るのが好きなんですけど、ちょうどこれで大好きなインディージョーンズ見たら、激しいBGMや効果音を抑えてセリフがすごい聴こえやすくなって、没入できました。

 

他にゲームの音を聴くのに適切なプリセットもあるで、音楽だけでなく、映画やゲームも高音質で楽しめるのは素晴らしいです。

 

 

 

まとめ

 

▼良いなと思った点

  • こんな小さいのにデュアルDACで、iBasso AudioのDX300やAstell&KernのSR15などの高性能なDAPと同じDACチップを使われている点
  • イコライザー設定やフィルター設定など音質を好みに変えられる機能がたくさんついている点
  • ハイエンドな価格に納得できるほどの機能と性能、音質の良さを持ち合わせている点
  • 液晶画面ってほんまに見やすくてわかりやすいなと思いました。
  • 4.4mm5極バランスも楽しめる点
  • 付属品にType-C to Type-C ケーブルと、Type-C to Lightningケーブル、PCにも使えるUSB-A 変換コネクターがついているので、これ一つで色んなデバイスで使用できるのがとても便利!

 

 

▼気になった点

  • 価格に納得できる音質や性能であるが、初心者の方には高いと感じる価格
  • ゲイン設定やイコライザー機能はボタンで簡単に操作はできますが、前に戻ったりできないので、慣れないと使いにくいと感じる方もいらっしゃると思いました。

 

 

 

全部聴いてみたまるちゃんの感想

普段、別でDAPを持ち歩いているのですが、そっちはあくまで本格的に好きな音源や音楽を入れていて、Youtubeや気軽に聴ける音楽などはiPhoneでよく聴いているので、今回のApple Musicのハイレゾロスレス対応は他人事ではなく、急いでアンプを色々調べました。正直最初は、DAPに比べたらアンプを足してもそんなに変わらないのではと思っていましたが、そんなことを一瞬でも思っていた自分を今では殴りたいですね(*´ω`*)怖

 

アンプをiPhoneにドッキングするだけで、DAPに肉薄する音質に進化したことをまず驚きました。今回試聴で比べた中ではやはい断トツで音質が良く好みだったのは【LUXURY&PRECISION W2】で、使いやすさと今までにないアイテムで驚き感動したのは【Acoustune AS2000 Lightning Adapter】、めちゃくちゃ小さくて軽いのに重厚感のある音質で、音場も広くびっくりしたの【SHANLING UA2】、見た目がメタリックでかっこよく性能も抜群であり、音質も直刺しとの違いが100%わかるくっきりとクリアな音質で欲しくなった【Audirect Beam2se-21 】、iPhoneのために作られたということもあり、とても使いやすく音量調節などのコントロールもできる機能がポタアンをつけるメリットをさらに増やしてくれたようなアンプで万人受けしそうな低音の良さに惚れた【radius AL-LCH81】。

 

どれもそれぞれ良さがあって迷うポタアンたちでした!

 

ハイレゾ音源はもちろん最高に堪能できましたが、通常音源でも音質の差が明らかにわかるくらい、iPhone単体で聴くよりも音質が格段に違うのは確かです!

ポータブルアンプはハイレゾ音源でなくても、iPhoneを手軽にDAP並みに高音質にできるアイテムとして、素晴らしいので是非お試し頂きたいです。

 

e☆イヤホンでご試聴ができますので、ぜひぜひ一度お試しください!

 

 


 

 

そしてここからは、おまけということで【ハイレゾ音源】のお話も軽くさせていただきたいと思います!

 

近年、定額制(サブスクリプション)の音楽ストリーミングサービスが人気で利用者も増え、「amazon music HD」、「mora qualitas」、今年6月頃に「Apple Music」は新たなサービスのハイレゾ版音楽ストリーミングというのが追加され、ハイレゾ音源を聴く方も増えてきています!

 

 

①ハイレゾ音源ってなに?

ハイレゾ音源とは簡単に言うと、「CD」に比べて高解像度な音源のことです!

 

ハイレゾはHigh Resolution (ハイレゾリューション)「高精細」「高解像度」という意味で、文字通りハイレゾ音源は、CDのクオリティに対して約3倍~6.5倍の情報量になります。

 

CDはフォーマット(規格)は「16bit/44.1kHz」に対して、ハイレゾは主に「96kHz/24bit」「192kHz/24bit」といった高い情報量を持つため、原音の波形に近い形で音が保存できます!

 

CD音源でも十分高音質なのにそれよりさらに良い音質で聴けるという事が凄いんです!

 

▼詳しく知りたい方は、こちらもご参考ください!

詳細はこちら

 

 

圧縮音源(MP3等)とハイレゾ音源の違いを分かりやすく!

イメージ的にどんなものなのか、写真の解像度で表すと…

↓ ↓↓ 圧縮音源がこれとすると…↓ ↓ ↓

圧縮音源

 

↓ ↓↓ハイレゾ音源はこんな感じ!↓ ↓ ↓

ハイレゾ音源

 

ご覧いただいてわかるようにハイレゾ音源の方がより解像度が高く綺麗ということです!

レコーディング現場の空気感やライブの臨場感を、 より感動的に体感できるのがハイレゾ音源です!

 

音楽ストリーミングサービスの音源は、圧縮されていますが、それよりも音質が良いのが「CD音源」です。

「圧縮音源」→「CD音源」→「ハイレゾ音源」という順番で音質が良いのも覚えておきましょう!

CDってすごいんです!

 

 

②ハイレゾ音源を聴くには?

 

じゃあハイレゾ音源で聴きたい!

実はそれだけでは聴くことができないんです!

 

ハイレゾ音源を聴くには、ハイレゾ音源を配信サイトなどで購入し、音源に対応したプレイヤーやイヤホンなどの機器が必要となります。

基本定められているのは、イヤホン・ヘッドホンは40000Hz以上の帯域まで再生音楽プレイヤー(DAP)は96kHz(96000Hz)/24bit以上の音源の再生ができること条件となっています。

 

 

③「今まで聴いていた曲がハイレゾになるの?」

答えは…そうではございません!

 

普通の音源をハイレゾ音源並に変換できる機能は確かにあったりはしますが、それはあくまでCD音源を無理やりハイレゾ音源にするので、真の力が発揮された音源ではなくなります。基本は録音の段階からハイレゾ音源用に録音しないといけないので、通常とハイレゾと種類が別々になるわけです。そんなハイレゾ音源用に作られた曲がApple Musicでも配信されるようになったのが注目ポイントなんです!

 

まだ数は少ないですが、宇多田ヒカルさんや海外のアーティストはいくつかハイレゾ音源を出ていますし、今後どんどん増えていくので今から聴けるように準備しておくべきなのです!

 

▼e☆イヤホンではApple Musicでハイレゾ音源を聴く方法などを特設ページと動画でもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください!

詳細はこちら

 

 

iPhone単体でハイレゾ音源は聴けるの? 

答えは…聴けません!

 

iPhoneはハイレゾ音源を聴ける性能を持ち合わせていないので、ハイレゾ音源を購入して再生しても、通常のCD音源に圧縮されて再生されてしまい、ハイレゾ音源本来の音質を十分に引き出すことができません。

 

そこで!今回紹介させていただいた、iPhoneをハイレゾ仕様に進化させるアイテム…

【USB-DAC搭載ハイレゾ対応ポータブルアンプ】

が必要になるのです!!

 

ハイレゾ音源の再生に力を貸してくれるポタアンがあれば、ハイレゾ音源を100%楽しめるのです!

通常音源でも、Youtubeを見ても高音質で楽しめて、ハイレゾ音源も聴けるアンプはこれから欲しくなる人も増えるはず!

 

また、ハイレゾ音源を聴くためのイヤホンやヘッドホンは何を選べば良いの…そんなお客様はぜひこちらもご覧ください!!

もちろんハイレゾじゃなくたって、高音質で音楽を楽しめます(*´ω`*)

 

詳細はこちら

 

▼お手頃価格からもハイレゾ対応の高音質イヤホンがあります!

 

 

音楽なんて聴けるだけで満足というのは、もちろんそう!

でもその音楽をまるで目の前で聴いているような音質で、アーティストが届けたかった音質で聴くとさらにその音楽を好きになれると思います。

 

音楽は人間の人生の一つとなる大事なものだと思いますので、1曲1曲を人生の日々であるように大事に聴いていきたいですね。

 

とにかく今回伝えたいのは、手軽にiPhoneを高音質にできる!ハイレゾ音源を聴ける!ということです。

 

ぜひご検討ください!(*´ω`*)

以上!まるちゃんがお送り致しました。