大先生です。
皆さん、読書はしますか?
本記事で取り扱うMA350の解禁時の記事にて、
梅田EST店のゆっかさんが小説の話をしていたので便乗しますが、
僕も本を読むのが好きで、書店で4年間働いていた経歴があります。
学生時代は年間100冊から150冊くらい読んでいた時期もありましたが、
今となっては月に1冊読めばいいほうという落ちぶれ具合です。
最近読んだ中で面白かったのは村田紗耶香さんの『コンビニ人間』という作品で、
第155回の芥川賞を受賞した作品です。
高校卒業から18年間コンビニでバイトしている女性が主人公なのですが、
村田さんの作品は少し狂った状況を前提としたリアリズムの描写が上手く、
どこか異常な世界が淡々と進行していく様子はこちらの価値観を揺らがしてきます。
同作者の作品だと『殺人出産』という作品も面白く、
完全な人工妊娠が可能になった世界で、10人出産すると1人任意の人を……、
……と、ついつい熱くなってしまったのでこれくらいにしておきます。
読書は面白いもので、あまり本を読まない方もぜひ、
高音質なイヤホン・ヘッドホンのお供に本を一冊選んでみてほしいものですが、
いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は新製品のご案内。
本日発売!
RHAの低価格イヤホンといえば、『S500』が有名でした。
超コンパクトでソリッドなデザインが特徴的で、
硬質ながら高解像度なディテールを持った音質は、
まさにRHAサウンドを体験するにうってつけのイヤホンでした。
しかし今回は、なんとそんなS500を下回る低価格モデルが登場!
早速ご紹介致しましょう……。
はいドン!!
RHA
MA350
か、かっこいい。
RHAならではの高級感あふれる金属ハウジング。
その上位機種譲りのシックな輝きは、とても3千円台の機種とは思えません。
こちらはすでに欧米で発売されている機種となり、
『What Hi-Fi?』誌を筆頭に高い評価を得ているとのこと。
上位機種に通ずるエアロフォニックデザインは、
実はこのイヤホンを設計する際に生まれたものだとのこと。
耳の奥までコンパクトに収まる秀逸な曲線美は、
すでに皆さんも上位機種で体感されていることとは思いますが、
それがこの価格帯の機種で味わえるというのも嬉しいものです。
その他、スペック等は解禁時の記事も併せてご覧ください!
本体は先述のように非常にコンパクトにまとまっており、装着感も良好。
布被膜のケーブルは少々チープな感触ながらも取り回しはよく、使い勝手としては充分。見た目的な安っぽさはそんなに感じられません。
一聴するとまず届くのは、キャッチコピー通りの豊かな低音。
広がりのある良質な低音は決して下品な響きでなく、ディープなEDMからオーケストラのインパクトまで、しっかりと鳴らしてくれる実力が感じられます。
ボーカルも分離感が高く、少し距離を感じるものの埋もれることなく聴き取れます。
中高音域の描き分けも流石RHAといったところで、やはりやや硬質ですが、その解像度の高さは上位機種のそれに通ずるものがあると思います。
総合するとやはり低音系イヤホンではありますが、低音が苦手な方でもこの完成度は一聴の価値があるでしょう。
個人的にRHA製品で熱いのは3年保証がついていること。
イヤホン初心者にとっても、この手厚いサポートは大変ありがたく、
ぜひこのイヤホンでスタートを切って頂きたいところです。
もちろん、ミドル~ハイエンドユーザーのサブ機としてもオススメ!
改めましてこちらの『MA350』は冒頭にもある通り、
本日3/18発売開始です!
e☆イヤホン全店で取り扱い&試聴機展開がございますので、
ご来店の折にはぜひお試し下さいませ。
お相手は大先生ことクドウでした! それではまた次回。
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