こんにちは!秋葉原店のきーちゃんです。
皆さまいかがお過ごしですか
桜も見ごろを迎え、本格的な春が近づいてきましたね。本日最初の一枚はこちら!
先月、イルミネーションを見になばなの里へ行ってきました。
こちらは光のトンネルです。感動ものでした! ハウステンボスにも行ってみたいです。
さて、本題はこちらです↓
【バックナンバーはこちらから】
■第1回 Apple iPod classic の巻 (旧ブログ)
■第2回 SONY ウォークマンFシリーズ の巻 (旧ブログ)
■第3回 FiiO X3 の巻 (旧ブログ)
■第4回 FiiO X5 の巻 (旧ブログ)
■第5回 iBasso Audio DX90j の巻 (旧ブログ)
■第6回 AK100&AK100MKIIの巻 (旧ブログ)
■第7回 AK100IIの巻 (旧ブログ)
■第8回 AK120&AK100II を大比較!の巻
■第9回 FiiO X1の巻【発売記念】
■第10回 AK120IIの巻
■第11回 Lotto PAW Goldの巻
■第12回 SONY NW-Aシリーズの巻
■第13回 SONY NW-ZX1の巻
■第14回 SONY NW-ZX2の巻
■第15回 AK240&AK240SSの巻
■第16回 AK240&NW-ZX2&PAW Gold の巻
■第17回 Digital&Analog Calyx M の巻
■第18回 Acoustic Research AR-M2の巻 【発売記念】
■第20回 FiiO X3 2nd generationの巻 【発売記念】
■第23回 COWON PLENUE 1&PLENUE M の巻
■第24回 FiiO X5 2nd generation の巻【発売記念】
■第29回イーイヤの日特別編:カテゴリー別で選ぶ!オススメプレイヤー の巻
本日ご紹介するプレイヤーは・・・
COWON PLENUE S
■メーカーさん製品情報はこちら
これまで COWONのプレイヤーは3台記事を書かせて頂いています。
過去の記事はこちらです。
■第23回 COWON PLENUE 1&PLENUE M の巻
1→M→Dの次はS!(どのような意味なのか気になるところです。。)ということで、
今回は先日発売されたばかりの COWON最上位モデルPLENUE Sをご紹介します。
個人的にPLENUEのプレイヤーは音質的にもデザイン的にもお気に入りなのでわくわくしています。
価格だけみても¥238,000-と、ハイエンドモデルであることがうかがえますね。
私にはこんなにお金の余裕はありませんが。。
これまでのCOWON最上位モデルであるPLENUE 1の価格、¥103,680-の2倍以上の設定となっています。
いったい何が違うんだという疑問をお持ちの方もいらっしゃると思いますので、比較もしつつPLENUE Sの魅力をお伝えします。
(※随筆時の価格となります。)
私が思う、PLENUE Sの魅力はこちらの3 点!
①ナチュラルな音質とノイズの無さ!
②直感的に操作可能、誰でも使いやすいプレイヤー!
③エフェクト機能の充実、又、今後の発展性が意識された1台!
■付属品■
・Micro USBケーブル
・クイックガイド
・品質保証書
・レザーケース
個人的にケースの付属は嬉しいポイントです。
しかも高級感溢れるレザーケースということで、期待です!
カラーはブラウンです。実機を撮影できなかったので、メーカーさんHPの画像になります。
付属ケース
いかがですか?操作ボタン部は空いており、高級プレイヤーをしっかりとガードしてくれます。
使えば使うほど味が出そうなケースですね。
iPhone 5sとの比較①
私のiPhone 5sよりも縦は少々小さく、横はPLENUE Sの方が少々大きく見えます。
iPhone 5sほどではありませんが、4隅は少し丸みを帯びています。
iPhone 5sとの比較②
厚さはiPhone 5sの約2倍ほどありそうです。
標準的なポータブルオーディオプレイヤーのサイズ感だと思います。
外観
64.5mm(W) x 118.9mm(H) x 17.8mm(D)
カラーはTitanium Silverと言います。1色展開です。
PLENUE Mと同じカラーです。
PLENUE 1はTitanium Silver 、Silver、Goldの3カラー展開です。
横から見ると背面が2段階になっていますね。前回も気になっていたところです。
重量:約204g
ずっしりと重みがあります。
ポータブルオーディオプレイヤーの中では重たい部類に入るプレイヤーです。
重みは個人的に気になるものの、持ちにくさは特にありません。
参考までに、
PLENUE 1:約173g
PLENUE M:約170g
です。
正面
・ディスプレイ:3.7″ AMOLED Touch Display (480×800)
電源ボタンは意図的に本体よりも低く位置しており、使いやすさと共に誤動作を防ぐ役割を担っています。
写真は再生画面になります。アルバムアートワークもきれいに表示されていますね。
是非この鮮明さを実機で味わってください。
操作方法はPLENUE 1、PLENUE Mと変わらず、再生ディスプレイデザインも同じです。
操作性に関しては、機械音痴な私でも特に難しい点はなく、
初めてCOWONのプレイヤーに触れるという方でも問題なく使っていただけると思います。
操作性に関しても優秀なプレイヤーです。
背面
ギザギザしていますね。理由の1つとして、単体で持った際につるっと滑らない為でしょうか。
音作りに関連しても秘密がありそうですね。
ボディは高強度アルミニウムで加工されています。写真で見てもかなりがっしりとした印象を受けます。
背面上部の 印字を見るとわかりますが、韓国製のプレイヤーです。
上部
・イヤホン端子 (3.5mm) / 光デジタル出力 (3.5mm)
・バランス端子 (3.5mm)
・電源ON・OFFボタン/画面ロックボタン/LEDライト
上部から見ると本体裏面の線が入っている部分にかなりの厚さがあることが分かります。
さて、ここでの注目ポイントは、PLENUEシリーズでは初となる、バランス端子 (3.5mm) が搭載されたことです。
電源ボタンはPLENUE 1、PLENUE Mよりも存在感を増して押しやすく使いやすくなりました。
電源ボタンのデザインはPLENUE Dと同じですね。
又、PLENUE 1、PLENUE Mは下部にイヤホン端子がついていましたが、このPLENUE Sは上部に付いています。
端子が上部に付いているもの、下部に付いているもの、皆さんはどちらのプレイヤーがお好みですか?
個人的には下部の方がポケットに入れて出した際に使いやすく感じます。
下部
・microUSB端子
・バランスラインアウト端子(拡張ユニット用)
■充電時間:約3時間 (入力Micro USB DCアダプタが5V/2A以上の条件で)
■再生時間 約8.5時間 (MP3) / 8時間 (24bit, 96kHz, FLAC)
PLENUE 1、PLENUE Mの充電時間は4時間となっているので若干PLENUE Sの方が、早く充電出来るようです。
この下部にはバランスラインアウト端子(拡張ユニット用)が付いています。
今後どのようなオプションが加わるのか楽しみですね。
右側面
・ボリュームボタン:140段階(0.5刻みで調節可能。)
・再生/一時停止
・曲送り/早送り
・曲戻し/巻き戻し
ディスプレイはタッチパネルですが、側面には物理ボタンも付いています。
配置もわかりやすいのでポケットに入れたままでもさっと曲や音量を変更出来ますね。
左側面
・microSDカードスロット
内蔵メモリ:128GB
参考までに、
PLENUE 1:128GB
PLENUE M:64GB
です。
聴いてみた!
試聴イヤホン↓
★DENON AH-C710(第1回から同じイヤホンで試聴しています。)
・再生時間 約8.5時間 (MP3) / 8時間 (24bit, 96kHz, FLAC)
今回はまず、使われているDACを比較します。
■DAC :Burr-Brown PCM1792A
因みに、
PLENUE 1:「PCM1792A」
PLENUE M:「PCM1795」
DACに関してはPLENUE 1と同じです。
それでは早速レビューです!
まず一聴して感じたのはノイズの無さと音一つ一つの再現性です。
又、聴く場所を選ばず、音楽に集中出来る環境が整えられたプレイヤーだなと思います。
特にこのPLENUE Sで感じていただきたいのは、生楽器の臨場感です。
個々の音の奥深さを、是非このPLENUE Sで堪能してください。
私の大好きなアーティスト、上原ひろみさんの楽曲とも相性ばっちりです。
上原さんの繊細なタッチも、重みのある音使いも、ひしひしと感じていただけるかと思います。
定位感に関しても特に申し分なく、その楽曲の持ち味を最大限に引き出してくれます。
是非ご自身の聴き慣れた曲をこのPLENUE Sをはじめ、様々なプレイヤーで聴いてみてください。
プレイヤーによるキャラクターの違いが見えてくると思います。
ここで、現行モデルとの音質比較を表現します。
【PLENUE M とPLENUE S】
→一言でいうと、”音の広がり方”に違いを感じました。同じ曲を聴いていただくとその差ははっきりわかると思います。
音の伸びや粒の余韻が若干長く感じられるイメージで、生楽器に関して言えば、違う場所で音が録られているのではないかという印象を受けます。
PLENUE M に比べ、PLENUE Sの方が音にパワーがあり、空間表現に余裕が感じられます。
【PLENUE 1とPLENUE S】
→これまで通り、上原さんの曲を同じイヤホンで試聴をした際、違いを言葉で表現できるほどの明確さを覚えず、、といった感じでした。
なので、PLENUE Sの最大の魅力である、DSD256音源を試聴してみました。
PLENUE 1とPLENUE Mでは、DSD再生はリアルタイムPCM変換だったのですが、PLENUE SはDSDのネイティブ再生が魅力の一つでもあります。
一聴してびっくりしました!リアル感が半端じゃないですね!まるで目の前に奏者がいるようです。誰もがずっと聴いていたくなることと思います。
又、個人的にはバランス接続の有無の点も大きな違いではないかと思います。
ということで、
更に聴いてみた!
試聴イヤホン↓
★Acoustune Resonate HS1005 Shading Silver
写真ではあまりよくわからないのですが、ハウジング部分の音符のマークがとってもお洒落なイヤホンです。
(私が今一番欲しいイヤホンであるResonate HS1003 Gun Metal Greyのバランス版です!)
バランス端子がせっかく付いているのだからと選んだのですが、入れてみたらゆるゆる。。プレイヤーは3.5㎜のバランス端子でした。。
なので変換アダプタを持ってきました。)
個人的な意見ですが、音の重心が若干下に移動したと感じました。
又、スネアやバスドラの音が少しスカッとした印象を受けました。
全体を通して、よりナチュラルさを感じられるような音作りに仕上がっているように思います。
是非バランス接続が可能なイヤホンをお持ちの方は聴き比べをしてみてくださいね!
EQ設定画面
10バンドEQ FilterとBBE+、Reverb、Chorusなどを調節することができるユーザープリセットと50種類のリファレンスプリセットが搭載されています。
是非この様々なEQを使いこなして、自分好みの音作りにこだわってみてくださいね。
各サウンド変化の紹介はこちらです。
BBE:サウンドをより鮮明に表現する高音質音場硬化。
Mach3Bass:超低域を強調するベースブースター。
3D Surround:空間感を生かす立体音響。
MP Enhance:損失した音の部分を補う機能。
Chorus:音を豊かにする音場効果。
Reverb:臨場感をプラスする残響効果。
ディスプレイデザイン
ディスプレイイメージは数種類あります。とってもお洒落です。
使う人を飽きさせない作り手の意図が伺えますね。
デザインはA~Eまでの5種類、レベルメーターに関しては、A、Bの2種類、Offに設定することも可能です。
是非気分によって選んでみてくださいね。
【その他仕様】
■CPU:ARM Cortex A9 1.2GHz Dual-Core
■ファイルフォーマット DXD / DSD(DFF, DSF) / FLAC / WAV / AIFF / ALAC /
APE / MP3 / WMA / OGG / WV / TTA / DCF
■オーディオコーデック
DXD : ~352.8/384kHz (1/2 Sampling)
DSD Native : ~11.2MHz (DSD64, DSD128, DSD256)
FLAC, WAV, AIFF, ALAC, WV(WavPack), TTA : ~24bit/192kHz
– 352.8/384kHz FLAC, WAV 1/2 Sampling
– 32bit WAV, WAV Tag Supporting
– 5.1Ch Downmixing Supporting
MP3 : MPEG 1/2/2.5 Layer 3, ~320kbps
WMA : ~320kbps, ~48kHz
APE : 圧縮率早い (Fast), 普通 (Normal), 高い圧縮 (High) (~24bit/192kHz)
OGG : ~Q10, ~44.1kHz
■ JetEffect 7
66 Presets (50 Presets + 16 User Presets)
EQ 10 Band Equalizer (EQ Filter)
BBE+ BBE, Mach3Bass, 3D Surround, MP Enhance
Special
Effect Chorus (8 modes), Reverb (9 modes)
■ トラック情報: CUE sheet, SACD ISO (2Ch)
■Lyrics: LRC, LDB, Lyrics3, ID3 Tag 歌詞 (時間情報の有/無)
■DAC :Burr-Brown PCM1792A
因みに、
PLENUE 1:「PCM1792A」
PLENUE M:「PCM1795」
DACに関してはPLENUE 1と同じです。
■SNR: 120dB Unbalance / 120dB Balance
■THD+N: 0.0005% Unbalance / 0.0005% Balance (24bit, 48kHz)
■Stereo Crosstalk: -137dB Unbalance / -139dB Balance
■出力インピーダンス :1Ω Unbalance / 2Ω Balance
■クロック:超精密クロック Dual TCXO (Phase Jitter 1.0ps)
■バッテリー: 内蔵リチウムポリマー充電池 4,400mAh / 3.7V
接続PC仕様
■CPU :Pentium lll 500MHz or higher
■OS: Windows 10 / 8 / 7 / Vista / XP / 2000 / ME : 全機能対応
MAC OS 10.x / Linux v2.4 以上 : ファイル転送対応
■USB Port: 2.0 High Speed 推奨
最後にもう一度書かせてください。
私が思う、PLENUE Sの魅力はこちらの3 点!
①ナチュラルな音質とノイズの無さ!
②直感的に操作可能、誰でも使いやすいプレイヤー!
③エフェクト機能の充実、又、今後の発展性が意識された1台!
【最後に】
最後まで読んでいただきありがとうございます。
第35回 COWON PLENUE S の巻はいかがでしたか?
今回はかなりのハイエンドモデルをご紹介させていただきました。
新年度のスタートに、是非自分にぴったりな1台をe☆イヤホンに探しに来てくださいね!
スタッフ一同お待ちしています。
以上、秋葉原店のきーちゃんがお送りしました。
Twitterもよろしくお願いします。→@eear_kiichan
【WEBでのご注文はこちら】
【バックナンバーはこちらから】
■第1回 Apple iPod classic の巻 (旧ブログ)
■第2回 SONY ウォークマンFシリーズ の巻 (旧ブログ)
■第3回 FiiO X3 の巻 (旧ブログ)
■第4回 FiiO X5 の巻 (旧ブログ)
■第5回 iBasso Audio DX90j の巻 (旧ブログ)
■第6回 AK100&AK100MKIIの巻 (旧ブログ)
■第7回 AK100IIの巻 (旧ブログ)
■第8回 AK120&AK100II を大比較!の巻
■第9回 FiiO X1の巻【発売記念】
■第10回 AK120IIの巻
■第11回 Lotto PAW Goldの巻
■第12回 SONY NW-Aシリーズの巻
■第13回 SONY NW-ZX1の巻
■第14回 SONY NW-ZX2の巻
■第15回 AK240&AK240SSの巻
■第16回 AK240&NW-ZX2&PAW Gold の巻
■第17回 Digital&Analog Calyx M の巻
■第18回 Acoustic Research AR-M2の巻 【発売記念】
■第20回 FiiO X3 2nd generationの巻 【発売記念】
■第23回 COWON PLENUE 1&PLENUE M の巻
■第24回 FiiO X5 2nd generation の巻【発売記念】