ソニーのスタジオモニターヘッドホンについに新作が登場。『MDR-M1ST』発表!
皆さんこんにちは。
イヤホン・ヘッドホン専門店『e☆イヤホン』のだいせんせいです。
本日ご紹介する製品はこちら!
Sony MDR-M1ST
2019年8月23日発売予定
こ……これはー!!
ソニーのスタジオモニターヘッドホンといえば、1989年の登場から30年に渡って第一線で使われ続けている名機『MDR-CD900ST』が思い当たる方も多いのではないでしょうか。
本機は、そんなCD900STと同様に『ST』の型番を冠したヘッドホン。その本体デザインや形状からも連想せずにはいられません。
演奏空間を忠実に再現する音像
独自開発のドライバーユニットを採用し、可聴帯域を超えるハイレゾの音域をダイレクトかつ正確に再現。楽器配置や音の響く空気感といった演奏空間全体を広く見渡すことができ、原音のイメージそのままの音質を実現しました。
注目したいのは、「可聴帯域を超えるハイレゾの音域」という一文。『MDR-CD900ST』は、その型番の通りCD時代の到来に合わせて開発された『MDR-CD900』がベースとなっていましたが、本機も同様に音楽制作の新時代に合わせたコンセプトを感じます。
プロユースに耐え得る機能性と耐久性
ジョイント部にシリコンリングを採用し、体を動かした際に発生しやすいノイズを徹底的に低減。人間工学に基づいた立体縫製のイヤーパッドで長時間の装着も快適です。さらに可動部の耐久性や耐落下強度も向上させ、プロユースに耐え得る品質を実現しています。
『MDR-Z1000』などではハンガー部のノイズが気になるケースもございましたが、本機ではそういった使い勝手もしっかりと意識されているようです。
また、立体縫製のイヤーパッドは『MDR-CD900ST』のソレと比べても厚みがあり、『MDR-1AM2』のようなクッション性に優れたものになっているように見えます。ヘッドホンを長く着けての作業にも適していそうですね。
熟練工によるハンドメイド製造
プロフェッショナル向け音響製品を生産しているソニー・太陽株式会社にて製造。プロ用製品で培われた品質管理のもと、熟練作業者により手作業で一つ一つ丁寧に造られ、厳しい検査を経て出荷されます。
本機の製造は、あのソニー・太陽で行われているとのこと!
『MDR-CD900ST』はもちろん、『MED-Z1R』『IER-Z1R』といったハイエンドモデルなどもこちらでハンドクラフトにて製造されています。
今後の音楽制作シーンを支える大切な「機材」として、本機も熟練の職人によって造られていくとのこと。その仕上がりにますます期待してしまいますね。
スペック
型式 : 密閉ダイナミック型
ドライバーユニット : 40mm, ドーム型(CCAW ボイスコイル)音圧感度 : 103dB/mW
マグネット:ネオジウム
再生周波数帯域 : 5-80,000Hz(JEITA)インピーダンス : 24Ω (1kHz にて)
最大入力 : 1,500mW(IEC※) ※ IEC(国際電気標準会議)規格による測定値です。
ヘッドフォンケーブル : 約2.5m ステレオ標準プラグ
質量 : 約 215g(ケーブル含まず)
なにげにケーブルが着脱式になっているのもミソですね。
標準プラグに限らず、より幅広い環境下での使用にも対応してくれそうです。
以上、『MDR-M1ST』のご紹介でした。
こちらは2019年8月23日発売予定です。
e☆イヤホンでは本日よりご予約の受付も開始しております。ぜひぜひチェックしてみてくださいね!
お相手はだいせんせいことクドウでした。それではまた次回。
※記事中の商品価格・情報は掲載当時の物です。