—PRスタッフのねこしが初めてカスタムIEMをオーダー!それって一体どんな機種?

 


 

 

 

某日 e☆イヤホンカスタムIEM店

 

今日も大好きなEMPIRE EARS 「ZEUS-R」を聴くためにカスタムIEM店へやってきた、ねこし。

 

ZEUS-Rとは?

EMPIRE EARSのフラグシップ機として人気の機種。14ドライバー8WAY構成で、ZEUSは「R」と「XIV」の2種類がある。

価格は約26万円でゼウスという名にふさわしい『神』のような広大さ、素晴らしい音質が魅力。

 

ねこしが1年前くらいからずっと欲しがっている。

 

 

 

 

……ない!

 

 

ガーン。

 

2018年06月30日にオーダーが終了してしまった為、現在は試聴ができない。

ショックを隠しきることができない様子。

 

 

……はあ。

この心の隙間を埋めるためには、『なにか』をオーダーするしかない!

 

 

 

 

 

某日 e☆イヤホン事務所

 

 

きた。

 

 


 

製品情報

EMPIRE EARS Bravado

BravadoはこれまでEMPIREの“最高のパフォーマンスを持つデュアルドライバーのインイヤーモニターを作成する”という課題から開発されました。4-Way synX crossoverとA.R.Cという2つの全く異なるドライバ技術を採用しています。クラス最高のパフォーマンスとテクノロジーでエントリーレベルのイヤホン定義を改新します。

 

スペック

ドライバー構成:1Dynamic Driver + 1BA(1low 1mid/high)

クロスオーバー:4-way synX crossover

付属ケーブル:EFFECT AUDIO ARESⅡ

 

デザイン

シェル:CHELLY PINK

フェイスプレート:GALAXY

R側ロゴ:GOLD EE

L側ロゴ:GOLD FULL WING

 

 


 

私が『Bravado』を選んだ理由。

 

ということで。

今回私は、なぜこの機種を選んだのでしょうか?

 

ZEUS-Rが欲しいと以前より嘆いていた私がオーダーする前に最初にぶち当たったのは価格でした。

 

初めての機器として20万円オーバーのものを選ぶのは珍しくはなくなってきています。

が、正直なところ、自分の耳型を採って作る『カスタムIEM』自体を持ったことがない、体感したことがない私にとって、それはとんでもない高い壁だったのです。

 

それでもEMPIRE EARSというブランドが好きだったので、新たなシリーズ「X」「PRO」の2つからどれかの機種をオーダーすることに。

個人的にはリファレンスモデルとして登場したPROシリーズの方が好みなのでは?と思いましたが、どうせ初めてなら楽しく音楽を聴けるリスニングライクなものにしようということでXシリーズの『Bravado』に行き着きました!

 

 

実際に使ってみて感じたこと

やはり自分の耳型から作っただけあって、装着感には未だかつてない衝撃を受けました!

 

到着後、他のスタッフのカスタムIEMと比べると、自分の耳はサイズが小さい部類に入るという事に気づいたんです。

今までイヤホンの装着感であまり悩みをもったことはありませんでしたが筐体やイヤピース、耳に入る部分が窮屈に思うことはあったので、そのストレスがなくなるのはこんなに快適なのか!と感じました。

 

実際につけているところ。

 

自分の耳にしっかりとフィッティングすることで遮音性が高いのはもちろんのこと、疲れにくいとも思います。

あと、フィッティングが万全の状態だからこそより音質に関しても集中して聴くことができました。

本当に作ってみて新しい発見が多くありました!

 

 

ステージモニターブランドならではのリスニング

サンプルと完成品の違い

 

今までカスタムIEMを持っていなかった私は、サンプル(ユニバーサルモデル)との違いがとにかく気になっていました。

 

改めて比べてみると、音質面ではサンプルは頭にズシンとくるような低域がよりフォーカスされている印象で、完成品はその低域より他の部分に目がいくような感じでした。

それは遮音性がより高くなった事によって起きたのかな?と思います。

 

 

音質レビュー

使用DAPは『A&futura SE100 M.Chat』。

 

一聴するとやはり特徴的なのは低域の部分。かなり重めの音です。

でも、じっくりと聴く事で低域だけではなく「空間の広がり」や「音の抜け方」等、耳の中でもきちんと余韻を作ってくれるようなところにも魅力を感じました。

あとは音の定位感、特に左右の位置がすごく正確で音場も広く感じます。

 

確かにこの機種は、低域の量感が多いのは苦手…という方には敬遠されがちなパワフルな低音重視のサウンドという第一印象です。

私もどちらかというとモニターライクな、どこかの帯域が極端に出ているというのが少ない機種が好きなのですが、音楽を楽しむという意味ではこういった機種もとってもいいなと思いました!

じっくりと聴けば低域だけではなく、その奥に潜む空間表現や定位の正確さ等の魅力が感じられますよ。

 

量感が多くズンと深さのある低域で移動中や流し聴きでも楽しいですし、定位の正確さや音の広がりを感じながらじっくりと聴いても楽しいです!

とにかく初めてのカスタムIEMに『楽しさ』をいろんな方向からアプローチしてくれる面白い機種だと思いました。

 

 

さいごに

わくわくが詰まった、私の初めてのカスタムIEM紹介いかがでしたか?

 

実際に作ってみて嬉しさや、新しい発見もたくさんありました!

音で選ぶ上で上位モデルとなればなかなか敷居が高くなってしまうもの。エントリーモデルでもたくさんいい機種がありますので、ぜひご検討ください。

 

みんなでカスタムIEMデビューしよう!(●゚ω゚)ノ

 

 


カスタムIEMのオーダー方法

【イヤモニ】カスタムIEMのオーダー方法を徹底解説してみた!!

 

【 EMPIRE EARS 編 】カスタムIEM (イヤモニ) メーカーを紹介!!! 【 連載 第3回 #カスタムIEM】

 

 


 

それではまた次回。

 

 

 

 


 

 

 

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