たっくん
どもっ!!e☆イヤホンのたっくんです!

私物のHD650!濃厚なサウンドがたまりません!

 

年末に向けて、秋葉原店の高級ヘッドホンと据置DAC/AMPの展示コーナーを作り直しました!せっかくコーナーを作るんだから!ということで、電源にPS AUDIOのPower Plantを入れ、各社のハイエンドヘッドホンやDAC/AMPをより良い環境で、一同に比較できるコーナーとなっています!どなたでもご試聴いただけますので、ぜひ各メーカーの音作りの違いを体感してみてください!

 

そんな高級ヘッドホンコーナーに新作が仲間入り!

これだっ!!!

SENNHEISER HD 660 S

 

◆特徴

・新しいトランスデューサーにより歪みを大幅に低減。

・左右の低許容差(±1dB)を実現する為手作業にて組み合わせ。

・バランス接続可能な4.4mmPentaconnケーブルと6.3mmステレオケーブル付属。

・モバイルとの親和性高い150Ωのインピーダンス。

 

◆スペック

本体重量:260 g(ケーブル除く)

型式:ダイナミック・オープン型

ケーブル長:3m (両だし)

プラグ形状:6.3mmステレオプラグ 、4.4mm Pentaconn(バランス)

インピーダンス:150 Ω

周波数特性:10 ~ 41,000Hz(-10dB)

感度:104 dB (1kHz/1Vrms)

保証期間:2年

付属品:3.5mm変換アダプター

 

2003年より発売され、

14年間モデルチェンジされなかったSENNHEISERの名機「HD650」の正式な後継機が発表

となり、

11月30日(木)に発売される事となりました!

 

 

本日11月22日(水)より展示機の展開開始となりましたので、

さっそく展示機を開封していきたいと思います!

※秋葉原店のみ本日より展示開始となります!他店舗は明日より展示開始となりますm(_ _)m

パッケージ!

 

ここ最近のSENNHEISERヘッドホンシリーズの意匠を組むデザインですね!

SENNHEISERのパッケージには、スペックなどの文言が一切書かれていないシンプルなデザイン!

 

スリーブを外すと…

 

HD650でお馴染みの化粧箱が!!

 

HD650ではグレーだった化粧箱も、マットブラックに!

本体もHD600のマーブル、HD650のグレー、そしてHD 660 Sでは表面に光沢が無いマットブラック!!

 

HD650と比較すると、よりシックになり洗練された印象です。

 

付属品一覧

 

通常の6.3mmステレオプラグのついた3Mのケーブルに加え、4.4mm Pentaconnのバランスケーブルも付属しています。

 

お馴染みの6.3mmステレオ ⇒ 3.5mmステレオミニプラグの変換ケーブルも、もちろん付属しています!

 

6.3mmステレオと4.4mm Pentaconnの比較

 

SENNHEISERも今回発表のHD 660 SやIE800 Sから、4.4mm Pentaconnのバランスケーブルが付属となりました。海外メーカーにも4.4mm のバランスが広がってきているのを感じますね。

 

海外メーカーの中でも特に人気の高い「SENNHEISER」が4.4mmのバランスに対応した事で、他の海外メーカーがどう動いてくるのかが楽しみですね!

 

HD 660 Sのロゴ!

 

「HD600」が水色、「HD650」がグレー、「HD 660 S」はブラックのロゴマーク!今回の新製品から、名称にスペースが入る様になりましたね(^^;

 

ヘッドバンドやアーム部分には、外観上の変更点は見当たりません。

 

ヘッドバンドの「SENNHEISER」ロゴ位置も変更!

 

ヘッドバンドの中央にあったロゴの位置がL側に寄せられています。

同じ形を使っているのに、ロゴの位置とカラーの変更でより洗練されている印象を受けます。

 

ハウジングのメッシュ形状が変更!

 

ハウジングのメッシュ部分のみ意匠が変更され、ロゴ部分が少し盛り上がっているのが分かります。

 

イヤーパッドもブラックに変更されていますね!

形状にも変更があったのか、展示機のHD600、HD650と比べて嵩が高く感じました。

※多くご試聴されているのでHD600やHD650のイヤーパッドが、潰れてしまっているのかもしれません…

 

「HD650」から最大の変更点「トランスデューサー」

 

ダイヤフラムの輪郭に適応する特別に製造されたステンレス製の精密素材により、ダイヤフラムへの制御が向上しています。

 

またトランスデューサーは超軽量アルミニウムボイスコイルを採用しており、最高レベルのインパルス忠実度を実現。

 

これらの改良により、明瞭な低音、優れた中間周波数特性、優しく心地よい自然な高音が実現されています。

 

きいてみた!

 

4.4mm Pentaconn バランスケーブルが付属しているので、ZX300で試聴してみました。

 

HD650といえば、輪郭が柔らかく密度の濃い重厚感のあるサウンドが特徴でしたが、明瞭感にやや欠ける点が気になっていました。HD 660 Sはトランスデューサーの改良で、レスポンスが向上している印象で、明瞭感・クリアさが大幅に向上し、音ヌケが向上し音場をより広く感じます。音場が広がった事で密度の濃さはやや薄れましたが、HD650の美点は引き継ぎながら、より多くのジャンルの音源に対応できるヘッドホンに仕上がっていると思います。

開封直後の試聴でしたが、音も硬くなくHD650の様な耳当たりの柔らかなサウンドは健在でした!

 

インピーダンスが従来の300Ωから150Ωにまで下がった事で、再生環境も以前ほど選ばないヘッドホンになっていると思います。ZX300でも必要十分には鳴らせている様に感じました。

 

装着感に関しては、相変わらずの側圧の強さで、HD650を購入した当初のことを思い出しました。しばらく使っていくと徐々に改善されていきますが、最初はかなり側圧が強いので、長時間の使用では頭が痛くなります。

 

14年続いたヘッドホンの後継機ということですが、HD600も定番商品として販売されており、HD650ユーザーにはぜひ比較してご試聴いただきたいヘッドホンです。

 

以上、たっくんでした!

 

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合わせて読みたい!SENNHEISER本社視察記事はこちら↓

【本社視察】ドイツ・ハノファーのSENNHEISER本社にいってみた!Vol.1

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