こんにちは マツコです。
5月23日(土)に発売されたAIAIAI TMA-2。
発売前から海外では「今までに無いライフスタイルに合わせた完全オリジナルなヘッドホンが出来る!」という事でかなり話題となっていますね。
MARCEL DETTMANN
Throwing Snow
2manydjs
Peaches
全世界で多数アーティストから愛されるAIAIAIのTMAシリーズ。
さて、TMA-2のサブタイトルでもある「MODULAR(モジュラー)」。実は今最も音楽界で見られる言葉かもしれません。
去年から世界中でモジュラーシンセ熱が沸騰。シンセサイザードキュメンタリー第一弾としてDVDにもなりました「ナニワのシンセ界」。最近大阪・桜川に移転したnu thingsさんや天満橋にあるカオスな電氣蕎麦さんもこの映画に撮影協力されているという事で、今日本でも密かにブームが来ているのです。
上記の詳しい情報や商品紹介は、発売前より大阪日本橋スタッフ・いっくんがUPされているのでそちらを御覧くださいませ。
⇒ 【本日発売!】AIAIAI TMAシリーズが大変身!!今年の流行語は「Modular」!?【新製品】
さて、本日のメーンはTMA-2だったのを忘れる所でした。本題へ。
今回のブログは、TMA-2の魅力についてと、eイヤスタッフ3名がカスタマイズしたマイ・ベストTMA-2をご紹介。AIAIAIユーザーのスタッフが語る徹底レビューを見てみましょう。
TMA-2の魅力1
自分で組み立てる事が出来る
プラモデルやピストバイク、スケートボード等、オリジナルでカスタマイズ出来る物には必ずその人自身のライフスタイルやコンセプトがあるはず。そして何よりも愛着が湧きやすいのも魅力の一つです。マイセルフという部分が、特に男性には堪らないのかなと思います。一つのマシーンを作り出すかのようなワクワク感が最高。
また、組み合わせは360通りという事で、人と被ること無く、最高の一点を見つけることが出来ます。
TMA-1と違う点は「組み換えが自由に出来る」だけではありません。
実は強度もTMA-1に比べ、かなりUPしているとの事。
一番実感出来たのはヘッドバンド部分。TMA-2はねじったり、強い衝撃にも強くなっています。一つ一つばらせるので、万が一壊れてしまった場合にも簡単に交換できるという所も、今までに無かった魅力です。
TMA-2の魅力2
無機質でシンプルなデザイン
シンプルでありながら個性のあるデンマーク譲りのクールで機能性もあるデザインは、何処か日本が作るデザインと交わる部分もあるように感じます。
無駄なものは省く、それが一番スタイリッシュでかっこいいんだ。都会の街並にも上手く溶け込むマットブラックなので、18~30歳の男性から人気が高いのも理解できます。
実際に組み立ててみよう
撮影場所は大阪・南船場にある「SATURDAYS SURF NYC」。おしゃれすぎぃなところでお洒落なヘッドホンを組み立ててみました。
まず私が選んだセットはこちら
▼【新製品】AIAIAI TMA-2 Speaker Unit/S01 – All Round【1001】 e☆特価¥8640-
全ての音楽ジャンルに合う、バランスののとれたユニット。ネオジウムマグネット搭載。
▼【新製品】AIAIAI TMA-2 Earpad/E02 – PU Leather – On Ear【1102】 e☆特価¥4,860-
遮音性が高く低域に歪が増し、パワフルな音質を実現。
▼【新製品】AIAIAI TMA-2 Headband/H02 – Rugged – Nylon – Silicone Padding【1202】 e☆特価¥6,480-
新素材ポリミアド”TR90″と丈夫なシリコンパッドを使用。
このくるくる、遊び心があってデンマークらしいです。
▼【新製品】AIAIAI TMA-2 Cable/C01 – Straight w/1 Button Mic – 1.2m【1301】 e☆特価¥3,240-
iOS,Android,Windows対応1ボタンコントローラー。マイク付属のストレートケーブル。
基本、街使いメインなので軽装且つ、頑丈に。遮音性も良く、機能性の面も考えてこのセットアップにしました。
それでは早速、最大の楽しみ。マシーンを作っていきます。
まず、L/Rのユニットをヘッドバンドに取り付けます。
ヘッドバンドにはL、Rと表記はありますが、ユニットには記載がありません。ユニットのケーブル接続部分が赤くなっている方がR側となりますので、分かりやすいかと思います。
「カチカチカチ」とスライドして取り付けます。ヘッドバンド部分のプラグとユニットはロック式になっているので、簡単に抜け落ちたりすることもありません。
次にイヤーパッドを装着します。TMA-2のイヤーパッドは4点の突起が付いていて、パチっと音がするまで押し込むとOK。
こちらもしっかりロックされているので落ちる心配はなさそう。
最後にケーブルを装着。
簡単な作りに見えて、各部分にロックが施されていたり、しっかり作られています。
完成!!たった1分程度で組み立てることが出来るので、女性でも簡単です。
組み立てたスタッフも「これは簡単やな」と好評。
かっこよすぎる。欲しくなってきたでしょう…!!
はい、そして今回はe☆イヤホンスタッフ3名それぞれのセットアップもご紹介いたします。
写真はDJフライヤーっぽく。外タレ枠の貫禄が凄い。
なんか面白い。
まず、AIAIAIといえば、大阪日本橋本店スタッフ・いっくん(上記写真真ん中)。
電子・実験音楽〜フリージャズまで色々好み、Ableton等DAWで音も造ります。
かっこよすぎぃですね。
コンセプトは‘ミニマルリファレンス’プリセット。スリムなヘッドバンド(H01)と特大イヤパッド(E05)の異端な外装から予想も出来ない装着感の良さが売り。
ドライバユニットは高解像かつ角のキツ過ぎないチューニングのWorm(S03)セレクト。名の通りウォームなサウンドながらイヤパッド(E05)でハイ落ちする事無くスカッとした音抜け良さを+しました。
テクノ・ハウスは勿論ポストモダンクラシカルに至るまで電子音楽との相性抜群!Monolake「Silence」辺りで体感してみて頂きたい!
カールコード(C02)で室内でのユッタリとしたリスニングから出先の多いビートメーカーまで重宝する仕様になりました。
もうね、いっくんはAIAIAIへの愛が止まらない。
まるで創始者かのように私たちへ語るTMA-2への愛情がひしひしと伝わってきます。
続いて、東京秋葉原店スタッフ・ゆーきゃん(上記写真左)。
彼もね、自身でトラックを作るDJ。“OJI-CREW”として東京のみでなく、各都市で活動中。
TMA-2でカスタマイズしたのは、S02、H03、E02、C02と、ほぼDJモデルのプリセットを、ヘッドバンドのみ変更したモデルとなります。
DJ中のモニター上、もう少しヘッドバンド部が安定するようになってくれれば・・・ということで試した結果、これが一番良かったからです。実際試聴機を一日お借りし、クラブで使用してみましたが、うん、やっぱり良くなってる。
肝心な音は相変わらず、ひずみが少なく低音の量感も多すぎず少なすぎずのいいところ。
毎回使うたび不思議に思うのが「このヘッドホン、どこまでの音量に耐えられるんやろか?」というところ。かなりの爆音にひずまずに耐えてくれるので、フェスレベルの会場でもなんなくモニターできると思います。モジュラーって単語も正直、ぐっとくる単語なんですよね。ずるいわ。
そして、私。シンセサイザーに恋焦がれ、ロックのみでなく実験音楽や電波系も好み。実はDJやってました。
くっきりとした輪郭の低域で野暮ったさがありません。見た目と同じくスタイリッシュな音質。視界はやや狭いですが、その分アタック感があり、電子音楽にはもってこいです。遮音性抜群で、周囲の雑音も気になりません。側圧はやや強め、ずれ落ちたりする心配もいりません。
パッドが肉厚なので、その点では長時間の装着に向いているかと思います。
首から下げているだけで周囲の目は釘付けです。
それぞれの好み、生活、使用用途は様々。
だから音質は勿論、機能性だって自分に見合ったものがいいという方にはもってこいですね。
そして、今回私がプッシュする若手DJにも簡単にですがアポイントを取り、取材してみました。
paperkraft soundcloud Page
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paperkraft Liu:DJ / Trackmaker
UK Bass, Techno, House, Dubstep
自身のトラックがStrict Face(Australia), Venice Calypso(UK)のMixに使用されるなど積極的に海外へのアプローチを行う。ユニット名義”Dilly Dally”としても活動しておりレーベルvarium から1st EP “I’m The Devil”をリリースし、block.fmにも出演。m-flo – SQUARE ONE Bootleg Remixesや2BOY “Zombie Powder”、TAAR “re:abstrkt vol.00”にリミキサーとして参加。
またInternational House Music Station “Posh FM” (UK)にてWeekly DJ / Presenterを務め国内外共に活躍。
マツコ(以下M)「突然ごめんなさい。AIAIAI TMA-2が5月23日に発売するにあたって、是非TMA-1愛用者のLiu君にもコメントをいただきたいな~と思って」
Paperkraft Liu(以下P)「TMA-1ずっと愛用しています!新製品がでるんですか!気になります!」
M「まず、TMA-1愛用者として選んだ理由はありますか?」
P「低域寄りで高域はシャリついた感じも無く控えめ。遮音性のいい部分が気に入ってずっと愛用しています。同じく、SENNHEISER HD25-1を使用していたのですが、普段使いとしてもTMA-1を好んで使うことが多いです。」
M「TMA-2の取り急ぎ報告、TAM-1とまったく違って音もクリアになっていて、強度もUPしてますよ!」
P「えっ!?いまでもかなり雑に扱っていてもびくともしないのに、更に強くなってるの!?めちゃくちゃ気になります!是非、e☆イヤホンで試聴してみたいと思います♪」
ありがとうございました!!
長くなりましたが、AIAIAIを愛する人は皆アツい。
愛が溢れ出ていますね。やはり、男性の心を鷲掴みするような魅力がそこには詰まっていました。
こちらの商品、web本店・大阪日本橋本店・東京秋葉原店にて販売中。
▼AIAIAI TMA-2 All-Round Preset (S01, E01, H01, C01)
▼AIAIAI TMA-2 DJ Preset (S02, E02, H02, C02)
▼AIAIAI TMA-2 Studio Preset (S03, E04, H03, C02)
▼AIAIAI TMA-2 Young Guru Preset (S04, E05, H71, C71)
カスタマイズが分からない!という方に、プリセットもご用意ございます!!
お近くにお住まいの方は是非、e☆イヤホンへ試聴しに来て試聴してみてください!絶対欲しくなりますよ。
以上、マツコでした。
元e☆イヤホン大阪日本橋本店2F・買取/中古スタッフ。
ドイツへ移り住んでから早1年が経過しました。e⭐︎イヤホンを離れ、2019年5月に渡独。現在は主にドイツ・ベルリンの音楽やアート、ローカルカルチャーを専門に取材、執筆しています。また、自身でドキュメンタリー&カルチャーマガジン「MOLS magazine」を出版し、取材、執筆、編集を監修。現地に蔓延る見えない・聞こえないサインを捉え、ジャーナリズムにスタンダードからアンダーグラウンドまで発信しています。2020年に自主レーベル「MOLS」を設立。YouTube、SoundCloud、BandCampなどのデジタルコンテンツにて、ベルリンで活動するアーティストと携わり、PR、プロモーターとしても活動しています。