みなさん騒音に悩まされることってありませんか?家の前が大通りだったり線路が通っていたり、工事してたり学校が近かったり。夜勤の方とかは昼間、寝ている時など外の音がうるさくて眠れないなんてことあると思います。その他にもこういった場面があると思います。

 

・勉強、仕事に集中したい

・飛行機や新幹線、電車での移動が多い

・ゲーセンなどの音が大きい場所へよく行く

・音楽が好きでライブへよく行く

 

周りの音が気になったりして作業に集中できない。こういったときこそ耳栓が大活躍します。また音が大きい場所にいると耳がダメージを受けて聴力の低下なんてこともあります。大事な耳を守るという点でも耳栓は必需品!でも漠然と耳栓と言ってもどんなのを使えばいいのか分からないですよね?ということで耳栓について種類やどういった場面に適しているのかなどご紹介したいと思います。

 

 

耳栓の種類

まず耳栓の種類ですが一言で耳栓と言っても実はたくさん種類があります。

スポンジタイプ

遮音性目安 約29db程度

米軍で30年以上実績のある3Mなどが有名なよくみる一般的なタイプの耳栓。適度な反発力で耳にフィットします。耳にギュッと詰めるので圧迫感がイヤという人は少し苦手かもしれません。

 

ウレタン(低反発)タイプ

遮音性目安 約30db程度

軍用耳栓を作ってるMOLDEXなどが有名な低反発タイプ。S、M、Lなどサイズがあり潰して耳に入れるので基本的には使えない方はいないかと思います。ウレタンなのでかゆくなる方もいらっしゃいます。汗などの水分に弱く耐久性はあまり高くありません。

 

シリコンタイプ

遮音性目安 約27db程度

こちらもMOLDEXやイヤホンでは馴染みのあるEtymotic Researchだったりフィルターをつかったイヤプラグ類もこのタイプが多いですね。水洗いが出来て何度も使えるので衛生的。長時間使用すると耳が痛くなる場合も…

 

シリコン粘土タイプ

遮音性目安 約22db程度

米国の有名耳栓メーカーのMACK’Sなどソフトシリコン製の耳栓。粘土みたいに形を変えられるので丸めてから耳に蓋をするように使用します。奥に入れすぎると取れなくなる可能性があるので注意。粘着力がなくなるまで繰り返し使えます。

 

イヤーマフタイプ

遮音性目安 25db程度

イヤーマフというヘッドバンドタイプ。付け外しが簡単で工事現場などで使用されてたりします。イヤホンを使いながら遮音性をあげたいというときにイヤホンや耳栓の上からイヤーマフを使用して遮音性を更にあげるなどの合わせ技もできます。

 

単純に遮音性だけを求めるなら低反発のウレタン製のものがNo.1だと思います。頻繁に買い替えしなければいけない点がネックではありますがそこは遮音性との引き換えになります。シリコンタイプは遮音性も確保でき、水洗いができるので毎日つかう方はシリコンタイプがオススメです。

しかしこれだけで終わらないのが昨今の耳栓です。単純に遮音したいだけであればここまで紹介した耳栓でもいいのですが、遮音しながら聴きたい音は聴こえる高性能な耳栓があります。

 

 

場面に合わせて適切に遮断する!?高性能耳栓

テレビで紹介されたりと話題の高性能耳栓があります。イヤープラグ/イヤープロテクターと呼ばれるものです。このイヤープラグは耳栓に特殊なフィルターを取り付けることで使用環境に合わせて適切に音を遮音できるように調整されています。

 

例えば…こちら!

Crescendo – Fly

こちらのイヤープロテクターは飛行機内での使用を想定して作られています。エンジン音ってかなりうるさいですよね。だからといって遮音性の高い耳栓を使用していると機内アナウンスが聴こえなかったらり会話もしづらいです。飛行機のエンジン音は高域の成分と低域の成分の両方が多く含まれています。そのため高域と低域を大幅に減し中域をあまり減らさないフィルターを使用することで雑音を抑えながら、声をクリアに聴こえるように調整されています。更にこちらの場合は急な気圧変化によって目や耳が痛くなるのが軽減されるよう気圧の変化を緩やかにしてくれるますので、離着陸からフライト中まで使用が可能です。

 

このように特殊なフィルターを使用することでそれぞれの場面に合わせて適切に音を減音させることができます。

Crescendoには他にもオフィスでの使用であったり睡眠時やガーデニング、花火用など様々なタイプの耳栓があります。

 

Crescendo製品の一覧はこちら

 

その他にも…みなさん耳がキーンとなった経験ってないですか?

 

ライブやカラオケなど音が大きなところから外に出たときに耳がキーンとなった経験があるかと思います。あれって実は『音響外傷』といって耳がダメージを受けてるって知ってましたか?一晩寝たら治ることが多い音響外傷ですが、音量が大きくなればなるほど、時間が長くなればなるほど、難聴になるリスクが高くなります。難聴になると音が聴こえづらくなるので今まで通り音楽を楽しむことも出来なくなってしまいます。失った聴力は戻りません。難聴になれば今まで通りの生活が送れなくなるわけです。

 

しかしいくら耳を守るためだからといってライブなどで耳栓をしてては音があまりよく聴こえない!気持ちよく楽しめない!などあると思います。

 

そういうときにもイヤープラグを使えば演奏などのライブの音を楽しみながら耳に痛い音を減らし、耳を守ってくれます。

そんな音楽を楽しみたい時にオススメな製品がこちらです。

 

BANANAZ Thunderplugs Classic

 

 

ライブハウスなどでも販売しているのを見かけるこちら。恐らく最も安価で手に入る音響用のイヤープラグです。構造がとてもシンプルなので簡単に扱えるのもメリット。効果もしっかりと感じて頂けます。安いからって侮るなかれ!ケース付きで持ち運びも簡単!

 

さらには2組セットのお得なモデルや

 

さらに遮音性を向上させたプロ仕様モデルも発売されています。

 

Westone – TRU ユニバーサルイヤープラグ

イヤホンでお馴染みのWestone製のイヤープラグ。補聴器や音響関連のノウハウを生かし作られたこちら。レクリエーションとプロフェッショナルが二種類の計3種類の遮音性タイプが選べます。レクリエーションは適度な遮音性でオーディエンスであったり、仕事中や勉強中など普段使いする人向け。プロフェッショナルのWM16は少し遮音性を落としてあまり変化なく音を聴きたい人向け。大きな会場とかで効果を発揮します。WM25はキッチリ減音させて耳を守りたい人向け。スピーカーが近かったり小さなライブハウスで使用するや演奏する人におすすめです。

 

Crescendo – Music

 

Crescendo – Dance

 

Crescendoにはアーティスト用としてボーカル用など各パート用であったりDJ用のものもあります。

Crescendo – Vocals

Crescendo – Guiter

Crescendo – Drummer

Crescendo – DJ

Crescendo – Woodwind

 

余談ですが耳栓を使用してみるとわかりますが、演奏するときに自分が聴いていると思っている音って意外と把握できてないことってあります。ギタリストでドラム三点とギターが聴きたいからといってギター用のイヤープロテクターを使用したら演奏しづらかったのに、ボーカル用の物を使用すると演奏しやすくなり、実は結構ボーカルに合わせて演奏していたなんてこともあります。

 

この様に音響用のフィルターを利用することで適切に減音し遮音をしながら必要な音は聴くことが出来る耳栓があります。

しかし今の耳栓は留まるところを知りません!

 

 

 

耳型に合わせて作るオーダーメイド耳栓

今では耳栓までオーダーメイドすることができます。人の耳穴の形状は一人ひとり異なる形をしています。一人ひとり違うので汎用のものと言えど完璧な使用感は得ることは出来ません。そういった方にオススメなのがオーダーメイド耳栓です。

 

■mimibuta Study!/Live!/Studio!(アクリル製)

■mimibuta Silent(ソフト樹脂製)

 

mimibuta製品の一覧はこちら

 

遮音性目安 約17db程度

一人ひとりの耳型に合わせて作るのでぴったりフィット!耳穴の中にかかる負担が少ないので長時間使用しても痛くなりづらいです。アクリルタイプは音響フィルター搭載でバランスよく遮音つつ声を通しやすいLive!と低域を少し残しつつ迫力あるサウンドで楽しめるStudio!があります。アクリルとソフト樹脂の違いはアクリルは硬く、低域の遮音率が少し低いので単純な遮音性はアクリルの方が劣りますが強度は高いです。ソフト樹脂は熱で柔らかくなる素材ですので耳への負担がアクリルより少なく、低域の遮音率がアクリルより高いので遮音性が比較的高くなります。耳栓をすることで落ち着きますし、遮音性もこれだけあれば日常生活で使用するには十分なのでデイリーユースにオススメです。

 

 

 

実際に作ったスタッフがオーダー方法とライブやオフィスで使用した感想など紹介したブログがご覧いただけます。

このブログを読めばオーダー手順や使用感などがわかりますので是非読んでみて下さい。

画像をクリックするとレビューブログへ飛びます

 

Westone – TRUカスタムイヤープラグ

55年以上にわたり耳の健康を考え続けてきたWestone製のシリコンタイプのオーダーメイド耳栓。お客様の使用環境に合わせて4種類のフィルターを選ぶことができ、オフィスでの使用からライブハウスでの使用まで幅広く対応できます。音質の劣化なく難聴になる原因の余分な音だけを低減させることができますので、耳を守りながら音楽を楽しむことができます。

 

FitEar – FitEar Silence

e☆イヤホンでは取扱いはありませんがFitEarも耳栓を作っています。フルシェルタイプ(耳穴の外側まで大きく蓋をするタイプ)のシリコン製の耳栓。シリコンで耳穴に完全に蓋をするので遮音性がかなり高いです。柔らかいシリコンで耳の形状に合わせて製作ですので、耳への負担がかなり少なく長時間の使用でも痛みや疲労感を軽減してくれます。ただシリコン製ですので滑りづらいので装着には慣れが必要かもしれません。本体代金¥13,000-前後(税別)で製作出来るようです。遮音性の高さ、装着感など諸々含めて最もおすすめな耳栓です!

ちなみにカラバリや無くしづらいように紐を付けたり音響フィルターをオプションで付けることが出来ます。

※ロゴをクリックするとメーカーページへ飛びます

 

Sensaphonics – Musician’s Ear plugs

こちらもe☆イヤホンでは取扱いがありませんがイヤモニの超有名メーカーSensaphonicsからも耳栓が出ています。耳に聴こえている音に関係なく蓋をしてしまい周波数バランスを崩してしまいがちな従来の耳栓と違い、音響フィルターを用いて周波数バランスを崩すことなくほぼ忠実に保ったままボリュームを下げることが可能です。またフィルターを左右で変更し左右での遮音性を変える事で、バイオリン奏者のように左右で負荷のかかり方が異なる場合などにアレンジしてしようできるとのこと。ただSensaphonicsは高い遮音性と密閉度の代わりに装着するのが難しく簡単に着け外しはしづらいです。ミュージシャンの聴力保護であったりライブなど音楽を楽しみたい人向きです。製作には本体代金¥30,000-程度かかりますが最強のイヤープラグです!

※ロゴをクリックするとメーカーページへ飛びます

 

 

 

まとめ

長くなってしまいましたが単純に耳栓といっても多種多様です。適切に使用することでい効果を発揮できます。e☆イヤホンでは各種イヤープラグ、イヤープロテクターを取扱いしております。

またデイリーユースでオススメなオーダーメイド耳栓の取扱いもございます。騒音や爆音などでお悩みの方はe☆イヤホンへご相談ください。専門店スタッフがご相談承ります。

 

問い合わせ先

e☆イヤホン 秋葉原店

〒101-0021 東京都千代田区外神田4-6-7 カンダエイトビル1階

TEL:ナビダイヤル:0570-06-1118(受付時間 11:00 ~ 20:00)

 

 

以上!カスタムIEM専門店よりきくちゃんがお送りいたしました!

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