祝日の夜にこんばんは。
WEB担当のこうちゃんです。
明日からお仕事の方、今はお家でゆっくりお休みされているところでしょうか。
また満員電車に揺られ、職場へ向かう日が始まるのでしょう。
安心してください、みんな同じ気持ちです。
僕は今働いています。
Air StickでAbemaTVを見ながらゆっくりしましょう(宣伝)
さてさて、皆さまお待ちかねの最終章・音質編です。
この記事を見ているということは、きっと待ってくれていたんだと信じています。
前編・中編はコチラ。
よくわからない事になってます(サムネイル画像的な意味で)
まず、内部の設計を見てみたいと思います。
DAC & HP Amplifier | ESSテクノロジー社 SABRE DAC “ES9018C2M” x2 & SABRE “9601K” x2 |
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音楽再生可能ファイル | DSD / DSF / DSD-IFF / MQA / FLAC / ALAC / WAV / AIFF / Ogg-Vorbis / MP3 / AAC |
FS と bit数 | 11.2MHz / 5.6MHz / 2.8MHz / 1bit 44.1k / 48k / 88.2k / 96k / 176.4k / 192k / 352.8k / 384k 16bit / 24bit (*32bit float/integerは24bitにダウンコンバートして再生) |
対応プレイリストデータ | M3U / PLS / WPL |
動画再生可能ファイル | H.263 / H.264 AVC / H.265 HEVC / MPEG-4 SP / VP8 / VP9 |
画像再生可能ファイル | JPEG / GIF / PNG / BMP / WebP |
入出力端子 | 2.5 mm 4極 バランスヘッドホン出力 (BTL/ACG切替、Line outモード対応、ジャック挿抜検知ON/OFF可能) (※アサイン:端子先端より R-/R+ /L+ L-) 3.5 mm 4極 アンバランスヘッドホン出力 (マイク機能付イヤホン対応(CTIA規格準拠)、Line outモード対応、ジャック挿抜検知ON/OFF可能) Micro USB /OTG 出力 (*充電・データ転送入力端子兼用) |
実用最大出力 (JEITA) | 75 mW + 75 mW (Unbalanced) 150 mW + 150 mW (Balanced) |
全高調波歪率 | 0.01 % 以下 |
S/N比 | 115 dB以上 |
再生周波数帯域 | 20 Hz 〜 80 kHz |
インピーダンス | Unbalanced: 16 〜 300Ω / Balanced: 32 〜 600Ω |
Gain | High / Normal / Low1 / Low2 |
サウンドカスタマイズ機能 | プレシジョンEQ, アップサンプリング, リアルタイムDSD変換, ロックレンジアジャスト, デジタルフィルター, フィーチャードEQ |
ボリューム | 61ステップ (*0 位置含む) |
L/Rバランス調整 | Yes |
本体操作 | ロータリー式ボリュームノブ、再生、スキップ、戻り、HOLD *HOLDキーは全ての画面・キー操作、受話動作が無効になります。 |
ズラーっとスペックを並べてみました。
基板には、スマートフォンの基板と別にオーディオ専用の基板を用意。
Android側の電子回路などでノイズが混入されないよう設計されています。
通常のスマートフォンは、基板が全て一体になっているものがほとんどなので
こういった部分でも高音質へのこだわりを感じます。
オーディオ専用基板には、ESS社製のDAC「ES9018C2M」とAMP「SABRE 9601K」を搭載。
高級機にもよく採用されているメーカーの部品ですね。
■ノイズの混入を防止するため、隔離した「3ゾーン」回路設計
最少/最短のオーディオ回路設計によりノイズ影響が減り、さらに信号劣化も極限まで抑制します。
1.「電源回路出力ゾーン」:DCDC変換
Android基板から受けた電源を電源回路でクリーン化
2.「デジタル変換ゾーン」:DAC+ヘッドホン-AMP
デジタル信号をアナログに変換処理
3.「ヘッドホン出力ゾーン」
クリーンな信号をヘッドホン出力
基板を分けただけではなく、基板内の回路でも分割。
ノイズ混入防止に徹底してますね。
ここまでこだわる機器はどんな音がするのか・・・
いざ、試聴!やっとだよ。
今回試聴に使用するイヤホンはコチラ。
■Pioneer / SE-CH9T-K
先日発売されたばかりのPioneerの新モデル。
ハイレゾ対応、MMCXコネクタで着脱可能な比較的安価なイヤホンです。
気が付いたら手に入れてました。
ドンシャリ傾向の音ですが、コスパの高い一本です。
3.5mmジャックのほうに挿して・・・試聴開始。
素直に「うわ、すごい」とつぶやいてしましました。
こんなところで語彙力の無さが出てくるとは思いませんでした。
間違いなく、今までのスマートフォンとは一線を画す音。
ONKYOから発売されているプレイヤー、DP-X1、DP-X1Aとも違う傾向の音に仕上がっています。
DP-X1Aと比較すると、GRANBEATは中高域が若干タイトになり、迫力は残しつつも繊細な表現力があります。
DP-X1Aの音を聴いてしまうと若干ドライな印象を受けますが、スマホの音を聞いた後では潤いのある音に生まれ変わる印象になります。
傾向は似てるものの、個人的にはGRANBEATの音のほうが好きです。
ロックやポップスなど、楽しく聴ける音楽と相性が良いかなと感じました。
バラードなど、ゆっくりな曲の表現力もなかなか良いので、一度お手に取って聴いてみて頂きたいです。
せっかく2.5mmバランスのジャックも搭載しているので・・・
■Vision Ears / VE2
カスタムIEMでも聴いてみたいと思います。
バランス化できる手持ちのイヤホンがこれしか無かったので・・・
Vision EarsのカスタムIEMです。
エントリーモデルながら、解像度が高く、中~低音が気持ちよく響くモデルです。
今回はカスタムIEM店のさぁや(@eear_saya)から2.5mm4極のケーブルをお借りしてきました。
さぁや「はい、このプレートも持っていってね」
ぼく「あ、うん」
すごい、メーカーロゴのプレートが入るだけで一気に広告臭が出てきた。
せっかくなので宣伝紹介しましょう。
今回お借りしたのはEffect Audioの「ErosⅡ+ cable(2Pin to 2.5mm Balanced)」です。
2.5mmジャックのほうに挿していざ試聴。
第一声が「うっわ」でした。すいません。
ここまで音が違うのかと驚きました。
まず一聴して分かるのが音の広がりと分離感。これが格段に上がっています。
楽器の一音一音を聴き取れるのが凄く楽しいです。
変わりに低音が少し控えめになった印象。
VE2は中~低音が割と多いので、このケーブルを使用したことにより丁度良い感じの量感になりました。
2.5mmバランスプラグはちょっと毛嫌いしていたのですが、これを機にリケーブルを探そうと思いました。
この機種の特徴のひとつでもある「イコライザ」機能。
これもカスタマイズ性が高く、優秀な機能の一つです。
再生画面の右下「EQ」をタップイコライザがONになります。
その左の波形のアイコンをタップすると、詳細設定画面が出てきます。
左上のPreset EQをタップで、予め用意されているイコライザを選択できます。
右上のFutured EQをタップすると、ミュージシャンが設定したイコライザが使用できます。
出ている波形は自由に動かすことができます。
凄く調整幅が広いので、細かい設定が可能です。
タッチパネルならではの設定方法ですね。
設定が決まったら、右上の三点リーダーの左のボタンをタップで保存できます。
最大何件保存できるかわかりませんが、15件までは確認できました。
容量の許す限り保存できる感じでしょうか・・・?
使用するヘッドホン毎に設定したり、アーティスト毎に設定しても面白いですね。
元の音をもっと自分好みにしたい、という方は一度お試しください。
以上、GRANBEATを長々と説明させて頂きました。
高性能なスマートフォンと高音質な音楽再生を、高い水準でまとめた
完成度の高い一台です。
買って後悔はしない機種です。買わないほうが後悔しそうなくらいに。
皆さんにもこの良さを知って頂きたく、僕の持てる力を全て出したブログになりました。
最後まで見て頂きましてありがとうございました。
しかし
これが最後の記事ではございません。
あともう1記事だけお付き合いください(笑)
次回、番外編!(予定)
それでは、こうちゃんでした。
またお会いしましょう~
関連リンク:【レビュー】ガジェオタがGRANBEATを使い倒してみる【番外編】
関連リンク:【レビュー】ガジェオタがGRANBEATを使い倒してみる【前編】
関連リンク:【レビュー】ガジェオタがGRANBEATを使い倒してみる【中編】
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