ボンジョルノ!
イタリアと日本の匠が生み出した芸術とも呼べるユニバーサルイヤホンが
LIVEZONE R41から登場します!
その名も、「Valentina Quattro(バレンティーナ・クワトロ)」。
今回は、その美し過ぎるイヤホンの魅力に迫りますっ!
だいちゃんですヽ(゜▽、゜)ノ
3月中旬発売予定
LIVEZONE R41 Valentina Quattro
Valentina Quattroは銀筐体との相性の良い同社カスタムIEM「LZ4」をベースに
専用に新たに設計・開発したフルシルバーボディーによる、さらなる重低音効果で、
リスナーに新たな音世界を覗かせます。
Valentina Quattroはダブル「Vented」低音域用ドライバーと、
AcuPassテクノロジーが組み込まれた、中/高音域用ドライバーを搭載。
「AcuPass」テクノロジーは最新の音声ローパスフィルターを使用する事によって
低中域音と高域音との干渉を大幅に低減、広範囲にわたる再生周波数帯域を実現し、
位相差が最低レベルまでに達しています。
精密なテクノロジーによって全ての音声周波数に対して位相直線性を引き出し、
広くて深い「音場」を創り出す事によって
様々な楽器のサウンドを完全に表現しています。
リスナーのために最高の重低音効果と非常にきめ細かいサウンド、
そして清楚で精確な高音効果を表現しました。
【スペック】
ドライバ構成: 2ウェイ クロスオーバー BA 4ドライバー
再生周波数帯域: 20 -20khz
インピーダス: 30 Ω @1Khz
音圧感度1mW@1Khz:122 dB SPL
防音効果: < 26 dB
生産国:イタリア 銀筐体製造国/日本製
【付属品】
□ハードレザーボックス(イタリア製)
□ソフトケース
□イヤーチップ(1セット)
□クリーニングツール
Valentina QuattroのベースとなるカスタムIEM「LZ4」
Valentina Quattro の造形に迫る
純銀製の筐体はずっしりとした重みと、圧倒的な存在感を放ちます。
金属筐体が音質に影響を与えることは知られていますが、
Valentina Quattroに使われている金属は一般的なアルミやステンレスではなく、
金属的価値が高く、アクセサリー等で使用されることの多い「シルバー」なのです。
シルバーが音に与える影響は後述のレビューをご覧ください。
大ぶりな本体はイヤーピースさえ気を付ければ耳への収まりは問題ないと思います。
実際に電車通勤に使用してみましたが、適度な遮音性と音漏れ防止で、
実用レベルはなかなかのものです。
イヤーピース選びに迫る
イヤーピースを取り付けるノズルは太く、コンプライ径で言うと500番となります。
ノズルには高さがありますので、合わせるイヤーピースはその高さと同等が望ましいでしょう。
これは、イヤーピースの方が高さがある場合、装着した際にイヤホンノズルが耳の奥までしっかりと入らず、
イヤホン本体が耳から溢れ、耳かけハンガーだけでは安定した装着感が得られないからです。
ノズル口は2wayに分かれているので、これもイヤーピースの口が広く大きいものを選んだ方が良いでしょう。
ケーブルコネクタに迫る
最近のイヤホンはケーブルが着脱可能なリケーブル対応のものが増えていますが、
Valentina Quattroも同社カスタムIEMと同じ様にカスタム2Pinコネクタを採用しています。
リケーブルは良くも悪くも音質を変えてしまうので、購入後直ぐにリケーブルされるよりも、
まずは純正ケーブルにてValentina Quattroの意図された音質を楽しんで頂ければと思います。
先進のドライバー構成に迫る
ダブル「Vented」低音域用ドライバー & AcuPass 中/高音域用ドライバーを採用
Valentina Quattroが搭載している2Way 4ドライバー。
構成自体はありきたりで、一見目新しさはありませんが、
時代はドライバーの数ではなく、その質や構成で音質が問われてくる様になりました。
中高音域を担っている「AcuPass」テクノロジー、各ドライバーの性能に着目してみましょう。
中高音域用(2ドライバー)
中高音域用に積まれているSonion 1723 Acupassドライバーの構造は
2種類のスピーカーが一体型で形成されています。
上段のツイーター部はネットワーク基盤上で高音域用にチューニングされています。
下段のウーハー部にはAcuPassフィルターと呼ばれるローパスフィルターがドライバー内部に実装され、
不要な高音域をカットし、クロスオーバーのない良質な中音域を実現しています。
ネットワーク基板でウーハー側に振り分けるのではなく、
筐体内部の音響フィルターで既にチューニングが施されています。
これにより、中高音域はクリアーで透明感に溢れ、
分離・解像度、音のレスポンスに優れたサウンドを実現しているのです。
低音域用(2ドライバー)
中高音域用に採用されている Sonion 1723 Acupassドライバーは、
本来、1基で低音から高音まで鳴らせるフルレンジドライバーとしても使えるのですが、
Valentina Quattroでは敢えてそれを中高音域用に振り分け、
低音域用には専用のウーハーを積むことにより、そのサウンドクオリティを一層高めています。
量感のある低音を鳴らすことの出来るダブルVented仕様の同社の33AJ007i/9ドライバーは、
Valentina Quattroの明瞭感のあるサウンドに、さらなる厚みと迫力を加えています。
Valentina Quattroのサウンドに迫る
音質の要となるドライバー構成は、同社のカスタムIEM「LZ4」が基盤となっています。
中高域が瑞々しく透明感のあるLZ4と比較すると、Valentina Quattroの方が音の重心がぐっと下がって、
ボトムに厚みのある落ち着いた大人のサウンドとなります。
ドラムやベース等の低音域は思いの外どっしりとした重さと厚みがあるので、ロックやメタルも問題なく聴けます。
中高音域には軽さや刺々しさがないので、パワーのあるアンプで音量を上げても音のバランスが破綻せず、
耳に優しい聴きやすいバランスを保ってくれるが個人的に高評価です。
Valentina Quattroは純銀の持つ付帯音が音に美しい艶と響きを与え、
どんな高級機でも鳴らすことのできない、魅力のある音が実現しています。
ボーカルは色っぽく歌いますし、弦楽器も生々しく鳴らします。
純銀の付帯音はステンレスやチタンの様に硬く透き通ったクールな印象ではなく、
柔らかく心地いい、上品に響いてくれる感じです。
他の上位イヤホンと比較すると、一音一音のディテール面で劣る部分はありますが、
Valentina Quattroのサウンドバランスはこれはこれで完成していると思います。
純銀製筐体という他に類を見ない音の響きは、
どんなハイエンドイヤホンにも勝るとも劣らない、確かな魅力があるのです。
以上、 これぞ日本×イアタリアの技術と感性の結晶!
ファンタスティコ!
だいちゃんでした!
ばいちぃ(。・ω・)ノ゙