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皆さんおはこんばんちはー(。・ω・)ノ゙
e☆イヤホンのりょう太です!

 

オーダーメイドのイヤホン。

 

それはカスタムインイヤーモニター、略してカスタムIEMですね。

 

カスタムIEMだけの専門店を作るくらい、今とっても需要が高い製品群なのですが、ついにあの国内大手が正式参入です!

 

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ONKYO!

以前ティザームービーが公開されていましたが、ついに本日正式リリースとなりました。

 

■リンク:ONKYO カスタムインイヤーモニター|オンキヨー株式会社

 

本日からGibson Brands Showroom TOKYO(ONKYOはギブソンの傘下企業)にて展示も開始されているので早速取材してきました。

 

 

まずは動画をご覧ください!

 

 

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IE-C1

使用ユニット:バランスド・アーマチュアシングルドライバー搭載

出力音圧レベル:107dB/mW

インピーダンス:70Ω(at 1kHz)

 

 

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IE-C2

使用ユニット:バランスド・アーマチュア2ウェイ2ドライバー搭載

出力音圧レベル:115dB/mW

インピーダンス:75Ω(at 1kHz)

 

 

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IE-C3

使用ユニット:バランスド・アーマチュア3ウェイ3ドライバー搭載

出力音圧レベル:113dB/mW

インピーダンス:12Ω(at 1kHz)

 

 

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ラインナップは上記3モデルです。

C1はスッキリとしたモニター傾向の音。59,800円(税抜)という価格設定はかなりコスパが高いと感じました。C2はC1に対して低音と高音の量感がプラスされ、よりリスニングライクなバランスになった印象。価格はプラス20,000円の79,800円(税抜)。最上位のC3はC1とC2のスッキリ清涼感のある音から変わって濃厚なテイスト。より高音低音の存在感が増し、ドンシャリテイストになっています。価格は119,800円(税抜)。それぞれ個性が異なるので使用者の好みでキッパリと票が分かれるのではないでしょうか。個人的にはC2の音が好みでした。

 

 

 

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カラーは全12色。

と言いながら11色しか写ってませんでしたごめんなさい。

 

 

 

 

 

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ブルーのシェル。

非常に美しく、かつ独特な形状をしているのが特徴です。ケーブルの端子にはMMCXが採用されており、資料には明記されておりませんが標準の付属ケーブルにはオヤイデ電気のものが採用されています。

 

 

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レッドのシェル。

照明の加減でオレンジっぽくも見えます。

 

しかし、やはり気になるのがこの独特な形状。

もしや試聴用のユニバーサルモデルだからこの形状なのかな?と思い、担当者さんが所有している完成品を見せてもらったところ…

 

 

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やっぱりこの形でした。

独特なピョロッと形状。

※プロトタイプなので先端のベージュ色のパイプが正式版ではクリアとのことです。

 

 

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試聴機と並べても、どっちもピョロッと。

 

この形状の秘密は、ONKYOがシーメンス補聴器と共同でこの製品を開発したことに由来しています。シーメンスはおそらく、補聴器屋さんの看板で一番よく見かけるブランドではないでしょうか?シーメンスは「聞こえのケア」の分野において100年以上の歴史とオーダーメイド補聴器の出荷台数70万台の実績を誇ります。

実際シーメンス補聴器のCOOLという製品を見ると、このカスタムIEMを想起させる類似性を持っています。

 

 

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シーメンスのケースに入った試聴機。

こちらは仮のもので、実際に付属するものとは異なるそうです。

しかしこのケース、上蓋の裏にクッションがついていたりとイヤモニ用ケースとしてもなかなか理想的な構造をしています。どこか製品かしてくれないでしょうか?

 

 

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試聴機の装着。

「この形状で遮音性大丈夫?」と多くの方が思うことでしょう。試聴機の段階でかなりの遮音性でした。よって、完成品ならばカスタムIEMに対してユーザーが求めるものに対し十分な遮音性が得られるのではないかな?と感じました。

そしてシェルがスリムなことに関係あるのか、非常に着け心地が良かったです。他社のカスタムに比べると負担が少なめといった印象です。

 

なお、ONKYOのカスタムIEMには遮音性能を3タイプから選べるという特殊なオプション(無料)があり、高遮音性な「プロ・ミュージシャン」、通常リスニングに最適な遮音性と装着感の「スタンダード」、そして外の音が聞こえるように敢えて密閉度を落とす「スポーツ」の3タイプから選ぶことができます。

このオプション、とってもユニークですよね。高遮音性が当たり前のカスタムIEMにとって、よりユーザーのニーズに則した革新的なオプションではないでしょうか。

人によっては「いらんやんこんなオプション」と思えるでしょうが、使い方によってはとてもありがたい選択肢とも言えます。個人的には高く評価したいポイントです。

 

 

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完成品の装着状態。

他社製品よりもスリムに作られているため、若干ではありますが目立ちにくいのもポイントです。この辺りも補聴器メーカーでのノウハウが生きているところではないでしょうか。

ところでピンクのシェルって可愛いですね。

 

 

ストップ!読み終わるのはまだ早いです。

ONKYOのカスタムIEMのある意味最強とも言える大きなポイントの説明がまだ済んでいません。

オーダーメイド製品であるカスタムIEMですが、どうしても逃れられないのがオーダーメイド故の「納期」です。通常商品のように在庫があればその日に持ち帰るということができません。

カスタムIEMの納期、だいたい平均すると2ヶ月〜3ヶ月(海外のものが多いから)程度なのですが、なんとこのONKYOのカスタムIEMは約7営業日で出荷が可能とのこと。驚異的な速さです。今までのものに比べ感覚的には音速レベルです。

なぜならば、日本国内のシーメンスの既存の製造拠点で製造するため、一つ一つ丁寧にメイドインジャパンクオリティのハンドメイドでありながらも、非常にスピーディーに製造が可能なのだそうです。理想的!

 

 

さて、ここまで持ち上げ気味で紹介してまいりましたこの製品ですが、まだe☆イヤホンで販売します!と言える段階に至っておりません。調整中でございますので、どうぞ首が長くなりすぎないようにお待ちいただければと思います。

 

 

より高解像度な写真をご覧になられたい方はFacebookのページにアルバムを作成しておりますのでそちらもご覧くださいませ!

 

■リンク:ONKYO × シーメンス補聴器 [CUSTOM IN-EAR MONITOR]

 

 

今すぐ聴きたい方はGibson Brands Showroom TOKYOへGO!

東京駅からすぐ!定休日にご注意を!