HIGH END Munich 2025で展示がされている新製品Astell&Kern A&Ultima SP4000について色々確かめてきました!

 

こんにちは!

名古屋大須店の店長もといミュンヘンへ海外出張中のよしけいです。

 

今回HIGH END Munich 2025の目玉の一つとして展示されているAstell&Kern A&Ultima SP4000

こちらについて早速試聴をしてきたのでブログとしてレポートいたします!

お届けする内容としては、

・外観

・Android OSの完全サポートについて

・音質

この3点を見ていきます!

 

公開されている基本スペック

・4191EQ×4+4499EX×4(Real Quad DAC)搭載

・ハイドライビングモードがプレミアムな音質を実現

・独自の強化信号アライメント(ESA)技術により群遅延を最小化

・最高レベルのノイズ抑制を実現する超低ノイズLDOレギュレータ

・高度なデジタルオーディオリマスター(DAR)テクノロジー

・Android OSの完全サポート

・新しい第4.5世代ユーザーインターフェース

 

外観

ぱっと見の見た目はSP3000と変わらない様子ですが、細かいところに違いがありました。

 

・出力端子は3.5mm端子と4.4㎜端子のみに
SP3000には上記端子に加え2.5㎜端子も搭載されていましたが、SP4000になり撤廃されました。

・ロックボタン追加
SP3000M等では電源ボタンがある箇所に1個ボタンが追加されました。これは再生中の誤動作を防ぐためのロックボタンになります。有効にすると側面の再生停止や曲送りのボタンが効かなくなりました。

 

電源ボタン兼ボリュームダイヤル、再生停止や曲送りのボタンに関してはSP3000と同じ仕様に見えました。

 

Android OSのサポートについて

これまでのAstell&KernのDAPは「Open APP Service」を通じて特定のアプリケーションを本体にダウンロード、使用ができる仕様でした。SP4000からはAndroid OSの完全サポートということだったので今までと一体どう変わったのかを確認してみました。

まずはメニュー画面。App Drawarというのがサードパーティのアプリケーションの管理項目のようです。

App Drawarを開くと下のような画面が現れました。

SP3000までは特定のアプリケーションが表示されており、起動もしくはダウンロードができるというような画面でしたが、SP4000はそこにGoogle Play Store等のアプリケーションの配信プラットフォームが表示されるようになりました!ユーザーはここから好きなアプリを落とし、自由に使うことができるようになるでしょう。
昨今ストリーミングサービスがかなり充実してきている時代ですので、ここの対応はうれしい方も多いのではないでしょうか。

 

音質

※会場が騒音がそれなりにあるような環境下でしたのであくまでも参考程度となります。

音の傾向としてはクール寄り、淡々とはきはきと鳴らすような印象でした。特に低域の分解能は非常に高く感じました。

ベース、サブベース、バスドラムなど低域を担う音たちがそれぞれの帯域、位置をしっかりと理解し、お互いを邪魔しないように鳴らしてくれる、音源側のクオリティがしっかりと現れるであろう性能を感じました。

この点に関しては騒がしい会場内でもかなりしっかり感じ取れた部分になるので非常に優れている点の1つなのではないかと思います。

 

また、搭載されているHigh driving modeを有効にすると今まで聴いていた音から膜が1枚めくれるような感覚、より明瞭に音が聴こえるようになりました。細かい音をしっかりと聴き、味わいたいという方にとっては非常に有効なモードなのではないでしょうか。とはいえ、会場での試聴になりますので、今後より聴きこんでその真価を確かめる必要がありそうです。

 

以上、簡単にではありますが、Astell&Kern A&Ultima SP4000の会場レポートでした!

今後は様々なイベントや店舗で試聴が可能になっていくのではないかと思いますので、皆様もぜひご自身の目と耳でお確かめください!

 

 

HIGH END Munich 2025ではその他のメーカーのブースのレポートもブログであげています!よければこちらもご覧ください!

【#HIGHEND2025】HIGH END munich 2025会場レポート【1日目】 – イヤホン・ヘッドホン専門店eイヤホンのブログ

 

 

それではお相手はよしけいでした!bye!

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