ノイズキャンセリング性能が全機種の2倍!?の Apple AirPods Pro(第2世代)
世界最高を認められたノイズキャンセリング性能 BOSE QuietComfort Earbuds II
オーディオ界屈指のブランドから強力なノイズキャンセリグを搭載の新モデル Noble Audio FoKus H-ANC
今最も注目されている,完全ワイヤレスイヤホン大注目の話題3機種を聴き比べ、比較できるようにe☆イヤホン各店にコーナーを展開いたしました。
そこで!話題3機種を徹底比較していきたいと思います!
そう!Apple、BOSE、Noble Audioのビックメーカーより
・9月20日 Noble Audio FoKus H-ANC
・9月23日 Apple AirPods Pro (第2世代)
・9月29日 BOSE QuietComfort Earbuds II
と、完全ワイヤレスイヤホンでの注目機種が続々と発売されました。
完全ワイヤレスイヤホンを初めて買う方、そろそろ買い替えを考えている方、オーディオファンの方、悩みに悩む注目の3機種を比較していきたいと思います!
あくまで個人的な感想ですが、購入の参考にしていただけたらと思います。
Apple AirPods Pro(第2世代)
旧モデルから最大2倍に進化したノイズキャンセリング性能(ANC)
最新のハイエンド完全ワイヤレスイヤホンには標準搭載ともなってきた”アクティブノイズキャンセリング”(ANC)機能、AirPods Proも強力なノイズキャンセリングで人気を誇っています。
そして遂に約3年越しに発売となった「第2世代」はなんと、最大2倍と進化したアクティブノイズキャンセリング! 旧モデルを発売日にApple新宿店で購入し、退店直後に使用して今までにない強さに驚愕したことを今でも強く印象に残っています。それから3年の月日で2倍もの強化が体感として本当にあるのか??
○結論
間違いなく強力なノイズキャンセリングに進化していました!明確に2倍に感じられるかわかりませんが、新旧モデルを交互に試してみたところ、旧モデルが弱く感じる程に強くなっています。特有の圧迫感も同時に感じられるので苦手な方は1度試してみた方が良さそうです。
他モデルとの比較は後半で記載しています。
新機能「適応型環境音除去」
数多くある完全ワイヤレスイヤホンの中でも未だにAirPods Proの外音取り込み機能の自然さで、右に出る者がいない性能の高さ。
まるでイヤホンに穴が空いたかのような自然さに、そこから新たに「H2チップ」が搭載され、毎秒48,000回解析することで突発的な大きな騒音を最小限に抑えます。こちらの機能は体感としてあまり感じませんでしたが、恐らく機能としてしっかり活躍してくれていると思います。
レベルアップした「タッチコントロール」
「耳から出たうどん」と称されるアンテナ部分の感圧センサーにより、ANC/外音取り込み/再生停止/曲送り戻しが操作可能でした。そこからさらに上下にスライドすることで、音量の調節が可能になりました。音量調整を目に見えない位置でタッチセンサーコントロールと聞くと不安に思いましたが、かなり精度が高く不用意にボリュームが上がったり下がったりせずに調節ができました。
パーソナルなリスニング体験
AirPods Proの機能、空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングを最適化、人それぞれ違う装着状態に合わせ出力を調整してくれます。イコライザーなどでの音質調整機能はないものの、最適化する機能によってより良い環境でリスニングが可能になりました。
機能が追加されたケース
・最大合計30時間に強化されたバッテリー
・MagSafe充電ケースがApple Watchの充電器でも充電可能に
・「探す」機能を利用可能に
その他 スピーカー / ストラップループ
音質の変化 / 新モデルの感想
音はまず第1世代よりも音量が大きくなりました。音質は格段に明瞭さが向上し、低域がより深く厚みが増しました。方向性は変わらず旧モデルとの変化は少ないものの音のメリハリや明瞭さの向上で音質での評価は上がったように思います。
今回の新モデルでは劇的な音質変化よりも機能面での進化と追加、何より操作性での音量調節機能は日常での使用感がグッと向上したように思いました。紛失に不安を持っている方にとって、AirTagの機能と同様の「正確な場所を見つける」はかなりの精度。
また「肌検出」機能により、イヤホンを外した際にポケットなど暗いところに入れても勝手に再生されることなく、肌のみに反応するようになりました。充電端子に関しては、変わらず「Lightning」がはやりネックに思いますが、普段から”MagSafe”や”Qi”、”Apple Watch”等の充電機器を自宅に常備してあればそこまでの懸念点にはならないかと。
※e☆イヤホンではAirPods Proの新品での販売取り扱いはございません。中古商品は買取/販売を行っています。試聴用のAirPods Pro(第2世代)をご用意しております。
BOSE QuietComfort Earbuds II
*2022年6月20日時点、Bose調べ。ANSI/ASA S12.42-2010に則る
ANSI規格 American National Standards Institute(米国国家標準協会)/旧称 American Standards Association(ASA)で正式に世界最高のノイズキャンセリング性能と認められました。
間違いなく、今までにない強さのノイズキャンセリングで誰もが驚くと思います!
店頭試聴機で試された多くの方が「凄い!」と言われます。
こちらも他モデルとの比較を後半で記載しています。
あなたに合わせたパーソナライズ
Bose Custom Tune テクノロジー
耳に装着した時に「ジャーン」と鳴り、耳の中の反響特性を0.5秒で計測し、音質バランスやノイズキャンセリングを最適化。
装着の度に測定するため、その時の装着具合にも応じて常に最適化されます。
さらにコンパクトになったイヤホンとケース
大幅に小型化した上でバッテリー時間は伸びました!
ケースに関しては見ての通り、歴然の差ですね。
旧モデルに関してはポケットがパンパンになるサイズ感でしたが、新モデルは他メーカーのモデルに比べても比較的小さくポータブル性の向上が見られます。本体サイズに関しても一回り二回り小型化され、小柄な方が着けても違和感なくコンパクトに収まっています。
2ピースシステム方式を採用した装着感の向上
Boseのイヤホン特有の「浅めのイヤーピース」は耳に蓋をするような感覚で圧迫感や長時間の装着による耳の痛みが比較的少なく、イヤーフィンによる外れにくさも特徴的です。
こちらのBose特有のイヤーピースとイヤーフィンが一体型になっている方式は、人によって合う合わないが結構別れる形状ではありましたが、好きな方にはとてもハマる着け心地だと思います。そして唯一欠点となり得る、イヤーピースとフィンのサイズが合わない場合、一体型では両方のサイズが大きく/小さくなってしまうため、片側のみのサイズ変更ができませんでした。新モデルの「2ピースシステム方式」はイヤーピースとスタビリティバンドが独立していることでそれぞれサイズを別々に全9通りで装着が可能になりました。
イヤーピースは、今までの浅く、楕円に広い形状から一般的なイヤーピースの形状に近くなり、蓋をするような装着感はそのままに、より万人に合いやすい形状に変わりました。
専用アプリのカスタマイズ性
» イコライザー
低音/中音/高音 の3バンド 各帯域 ±10 の可変
低音増強/低音減衰/高音増強/高音減衰 4パターンのプリセット
非常に滑らかな変化で自然でしたので、どのバランスでも楽しめそう!
» モード
アウトドア/ウォーキング/……/音楽など 計10種類の名目でモードを追加することが可能
各モードではノイズキャンセリングの強さを10段階で設定
» ショートカット
左右のショートカットを設定可能
音質の変化 / 新モデルの感想
Boseの代名詞ともいえる”低音”さすがの最新モデルも進化していました。旧モデルより主張が少なくなり、シャープで自然な鳴りになっています。量感もバランスが良く、音場も広いため低音の表現力が格段に高くなったように思います。ノイズキャンセリングが強力なため、鳴り方が丁寧になり、中高域の解像度向上につながっています。
商品ページにて、たくさんのスタッフレビューが掲載されていますので是非ご参考に!
新モデルについて、非常に完成度が高いです!
最強のノイズキャンセルに小型化、操作性の向上、サウンドバランスの取れた音質とどれをとっても完全ワイヤレスイヤホンの中でもトップクラスに感じました。
より詳しいスペック情報はこちらから↓↓↓
Noble Audio FoKus H-ANC
最大-40dBのノイズを抑制のノイズキャンセリング
すでに強力なノイズキャンセリングをご紹介してきましたが、こちらはKnowles社のテクノロジーを採用。
オーディオ好きなら一度は目にしたことがあるはず、BA(バランスド・アーマチュア・ドライバー)でも有名なKnowles社は世界初のMEMSマイクを量産している会社でもあります。補聴器用のドライバーやレシーバーなども手掛ける会社のテクノロジーも合わせることにより、最大-40dbを実現。
左右3個(合計6個)を使用して、風切り音などの音まで様々な雑音をかき消してくれます。
専用設計を念頭にKnowlesが開発した最新世代のドライバー
まだまだ完全ワイヤレスには少ない”BAドライバー”を採用。それも音楽リスニング用として開発されたKnowlesの新しいRANバランスド・アーマチュア・ドライバーとチタン・メンブレン複合素材を採用した10mm大口径ダイナミック・ドライバーのHybrid構成。
FoKus H-ANCには、近年、Knowlesが音楽リスニング用ドライバーとして新たに開発したRANバランスド・アーマチュア・ドライバーと、FoKus PROに搭載されていたダイナミック・ドライバーよりも大口径のカスタム仕様のチタン・メンブレン複合素材を採用した10mmダイナミックドライバーを採用。
特に、今回採用された「RAN」BAドライバーは、補聴器向けドライバーとして開発される事が多かったBAドライバーを流用するのではなく、新たに音楽再生のための専用設計を念頭にKnowlesが開発した最新世代のドライバーです。この二つのハイブリッド構成により、イヤホン専業メーカーNoble Audioならではの深く沈みこむ低域と立体感のある中域、さらには圧倒的な解像度を誇る高域を、臨場感をもって優れたバランスで実現させることができました。
パーソナルライズモード
アプリを使用で、聴力測定機能もつかえるため、可聴域に合わせて自動チューニング。
そのうえ自身で好みの音にEQで調整することが可能なのでサウンドをオーダーメイド感覚でさらに楽しめます。
3機種で頭一つ出た連続再生時間約13時間!充電ケースを合わせれば約45時間!(まぁ~1週間は充電要らずですよね~)
ANCをONでもフルで1日使えちゃうロングバッテリーなので一人での外出時などはかなり重宝しそう!
※上記「連続再生時間」は、ANCオフ時の参考時間です。ANCオン時は、約8.5時間。
FoKus専用アプリで、自分好みに操作をカスタマイズ
» なんとEQは”10バンド”/”各±12”
» 左右の操作もカスタマイズ可能
» プリセットも豊富!
音質の変化 / 新モデルの感想
さすが!カスタムIEMを手掛けるNoble Audio、サウンドチューニングは一級品
空間表現がずば抜けています!低音の主張がそんなに強くないにも関わらず、臨場感が凄い。深く出る低音が他の音を邪魔をすることなく後ろで鳴り分けてくれています。BA(バランスドアーマチュアドライバー)を積んであるだけあって、解像度が高いです。
こちらもスタッフレビューが掲載されていますので是非商品ページもご覧ください。
Apple・Boseと強力なノイズキャンセリングをご紹介しましたが、Noble Audioはノイズキャンセリングが要らないぐらい遮音性が高いです。勿論街中で使うにはノイズキャンセリングは欲しいところです。「FoKus Pro」ではなかったノイズキャンセリング機能が付いたことで場所やシーンを選ばずに高音質をより聴きやすくなりました。新モデルの完成度はやはりこちらも高く感じました。BAドライバー採用で高解像度で空間表現の優れたサウンドを頭ひとつ出た長時間再生可能なバッテリー、ガッチリとした装着感は安心感があります。
より詳しいスペック情報はこちらから↓↓↓
製品ページへ
比較
スペック
Apple AirPods Pro (第2世代) |
BOSE QuietComfort Earbuds II |
Noble Audio FoKus H-ANC |
|
連続再生時間 (ケースを含む場合) |
最大6時間 最大30時間 |
最大6時間 最大24時間 |
最大13時間(ANC8.5H) 最大45時間 |
対応コーデック | メーカー記載なし | SBC、AAC | SBC、AAC |
Bluetooth バージョン |
Bluetooth®5.3 | Bluetooth®5.3 | Bluetooth®5.2 |
防水 | IPX4 | IPX4 | IPX5 |
専用アプリ | × | ○ | ○ |
充電端子 | Lightning MagSafe(+Qi) |
Type-C | Type-C |
イヤーピース | XS,S,M,L | S,M,L スタビライザー(3サイズ) |
S,M,L |
※表記されているスペックの数値には各種条件がありますので、詳しくは公式HPでご確認ください。
サイズ
Apple < Bose < Noble Audio
装着写真
機能 – ノイズキャンセリング(ANC)
この3大機種を比べるのに注目されるのが、ノイズキャンセリング性能を詳しく見ていきます!
» Apple AirPods Pro (第2世代)
ノイズキャンセリングの圧迫感や強くかかっている感覚が最も強く感じました。
特に低域部分がかなり静かになります。ですが、高域部分がマスクしきれず、少し周りの雑音がシャカシャカ聞こえます。
» BOSE QuietComfort Earbuds II
ANSI/ASA で認められた通り、世界最強のノイズキャンセリング性能と言えます!
Apple AirPods Pro との違いは、ノイズキャンセリングでマスクしている帯域が満遍なく効いているところ。低域のみでいうとAirPods Proの方がかかりがキツく、静かなように思えますがBoseの方が欠点なく全帯域静かに感じました。
» Noble Audio FoKus H-ANC
ノイズキャンセリング性能は上記2機種よりかは劣りますが、上記2機種は耳に蓋をするような装着感のため、そもそもの遮音性能が低めです。FoKus H-ANCは遮音性が高いため、イヤーピースをより遮音性の高いものに変えれば遜色のない静かさを得られる可能性は感じました。
聴き比べての体感 → Bose ≧ Apple > Noble Audio
Boseのノイズキャンセリングはノイズを打ち消す性能の良さに加えて、専用アプリでシーンによって効きを調整可能
プリセットも用意されているので街聴・電車・室内・アウトドア等色々なシーンでそれぞれ強さをその場で変更することができるのは便利ですね!
感想 – 【最新Air Pods Pro(第2世代)は買うべき?】 買い替えは必要?買うべき機種は?
結論:AirPods Pro(第2世代)購入ちょっと待った!!!
やはりApple AirPods Pro (第2世代)は、世界で一番の売り上げを誇るだけの”ガジェット”としてクオリティは間違いないなと改めて実感することができました。ですが”オーディオ”という目線からすると1枚も2枚も上手に出る BOSE QuietComfort Earbuds II 、Noble Audio FoKus H-ANC の凄さも強く感じました。
特に注目ポイントのノイズキャンセリング性能に関しては、3機種ともに間違いなく完全ワイヤレスとして今までの機種とは比較にならないほどの強さになっています。操作性もイヤホン側は物理ボタンではなくタッチセンサー、音量をスワイプで調整できるなどとても便利です。
・新技術が詰め込まれ、3機種とも”ノイズキャンセリング”と”パーソナライズ性”が非常に強化されています。
・音質で圧倒するBose・Noble Audioはそれぞれ専用アプリによって、EQで好みのサウンドバランスを取ることできます。
この注目の3機種揃えて比較できるのは大手家電量販店かガジェット系インフルエンサーだけでしょう。
専門店スタッフとして機能・音・サイズ・装着感、実物を目の前にたくさん見てきましたが、AirPods Pro(第2世代)購入一旦待ちましょう。
発売時点で「AirPods Pro(第2世代)」”¥39,800-(約4万円)”は正直高い!
そんな中でAirPods Pro(第2世代)を購入すべき人の条件は結構限られるのかなと思います。Apple製品に囲まれている環境、AirPods Pro(第1世代)を気に入っていて発売後すぐに購入された(約3年前)方ぐらいだと思います。
あくまで個人的な総合評価で最有力候補『BOSE QuietComfort Earbuds II』
機能性・音質・操作性・カスタマイズ性などの色々面で高クオリティで総合評価がかなり高かったように思います。
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完全ワイヤレスイヤホンに抵抗があり、オーディオにこだわりがある方におすすめは「Noble Audio FoKus H-ANC」
音質に妥協なく、高解像度で表現豊かなサウンドは気に入ってもらえるはず!
現在大注目の3機種は、記事・YouTubeなどでたくさんの情報に溢れかえっています。
それぞれ評価が異なり決めかねている人も多いかと思います。
e☆イヤホンでは全店で比較を実際にできるコーナーを展開中!
実際にご自身で体感すれば間違いないはず!
是非ご来店くださいませ!
また、商品ページにてスタッフによる商品レビュー、お客さまのレビューを載せているのでこちらでも比較の参考してください。