Iolite(アイオライト)ケーブルとは?e☆イヤホン・ラボと、古河産業 金成さんにお話しをお伺いしました。


hamachan

イヤホン・ヘッドホン専門店『e☆イヤホン』のはまちゃんです!!

 

 

 

本日のご紹介は、e☆イヤホン・ラボ発ケーブル第二弾!Iolite(アイオライト)のご紹介です!

【2月25日発売】e☆イヤホン・ラボ発ケーブル第二弾!「Iolite(アイオライト)」新登場!

 

 

 

Iolite(アイオライト)

Iolite(アイオライト)

Iolite(アイオライト)

 

イヤーループ仕様 1.2m
CIEM2Pin 3.5mm / 2.5mm / 4.4mm
Pentaconn ear 3.5mm / 2.5mm / 4.4mm
MMCX 3.5mm / 2.5mm / 4.4mm
2Pin Pro 3.5mm / 2.5mm / 4.4mm
IPX 3.5mm / 2.5mm / 4.4mm

 

コンセプトは「本気で音質と扱いやすさを同軸に考慮したケーブル」Obsidianケーブルと比較して更に音質、扱いやすさの方にベクトルを向けたケーブルです。発売は2月25日(金)です!

 

 

 

PCUHD AGES導体

PC-UHD AGES導体

PC-UHD AGES導体

Ioliteケーブルには古河産業株式会社とe☆イヤホン・ラボが共同開発した導体を使用しています。古河電気工業株式会社のPCUHD素材にAGESと呼ばれるe☆イヤホン・ラボ独自の手法、ピーリング処理+銀メッキ処理+素線特殊撚りの行程が素線の製造含め一貫製造及び最適化された初の導体です。音楽性を重きを置きながら、使い勝手を損なわないように設計しました。

 

 

 

eLTAメッキプラグ

eLTAメッキプラグ

eLTAメッキプラグ

Ioliteケーブルにはトープラ販売株式会社と共同開発及び製造をしたe☆イヤホン・ラボ独自のeLTA(エルタ)メッキを施したプラグを使用しています。高精度/高耐久性で、高伝導率/抵抗比率が低く、更に既存パーツより高い挿抜性能を実現。シェルには特殊有色処理を施したステンレスボディーを採用。

 

 

 

Iolite 注目のポイント 「PCUHD AGES導体」

Iolite パッケージ写真

Iolite パッケージ写真

 

今回の新ケーブル、Ioliteで注目のポイントといえば、やはり「PCUHD AGES(ピーシーユーエイチディー・エイジス)導体」でしょう。いったいどんなものなのか、e☆イヤホン・ラボと、古河産業 金成さんにお話しをお伺いしました。

 

 

—まず、Ioliteに採用されている「PCUHD AGES(ピーシーユーエイチディー・エイジス)導体」とはどういったものなのでしょうか?

 

 

e☆イヤホン・ラボ

PCUHD AGES導体とは(≒音響用特注銀メッキ高純度銅線)Pure Copper-Ultra High Drawability・Ag(銀)e☆イヤホン・ラボ スペシャル の略称です。

 

 

金成さん

PCUHD「高純度無酸素銅線」は、厳選した原材料を用い、介在物/不純物の混入を厳しく管理した工程にて鋳造した無酸素銅素材です。非常に純度の高い素材で、銅純度は99.99%以上です。耐火物を一切使用しない鋳造工程と熱間押出・圧延工程を通さない後加工工程の組み合わせにより、 介在物・不純物を排除した量産可能な素材です。

 

 

—耐火物を一切使用しない、というのはどういう事でしょうか。

 

 

e☆イヤホン・ラボ

一般的に、金属は原料に熱を加えて溶かして、不純物を取り除く作業が必要になります。熱も多く加えているので、金属に酸素が不純物として含まれることがあります。

 

 

金成さん

PCUHDでは、不純物の中で特に混入しやすい酸素についても、工程内でガスバーナーを使用せず、装置内部を不活性ガスで充填することにより、一般的な無酸素銅線の規格を下回る※5ppm以下に抑えることに成功しています。

 

銅線において純度が高くなれば線材としての音響特性も上がります。また、細いケーブルが安定して製造できたり、ケーブルの硬さのコントロールがある程度できるようになります。

※JIS基準の半分(5ppm以下=0.0005%以下)

 

 

—酸素を減らして、純度を上げる特殊な技法ですね。

—PCUHDは今までにどのような製品に採用されているのでしょうか?

 

 

金成さん

非常にグレードの高いケーブルなので、採用事例としては少ないです。医療用、一部航空・宇宙用機器にしてもPCUHDクラスのグレードのケーブルが求められることはありませんでした。過去の採用事例ですと、私が知る限りではアナログレコードのカートリッジに採用されていましたが、実際に量産される製品で複数の導体を掛け合わせず、純粋にPCUHDのみを使用し量産される製品は初めてだと思います。

 

 

e☆イヤホン・ラボ

非常にクオリティの高い素線にオーディオ用に引き立つメッキ厚をメーカー(古河産業)とやり取りをして最適化された厚膜銀メッキが施されています。今現在PCUHD導体を使っているメーカーはいくつかありますが、他の導体とのハイブリットやメッキを他社で施しているものがほとんどだと思います。

 

Ioliteケーブルに使用されている導体PCUHD AGESは古河電気工業株式会社及びその傘下メーカーの一貫生産、混じりっ気なしの線材です。

 

 

金成さん

イメージとしては、タフピッチ銅、無酸素銅よりも、さらにその上の特殊用途のケーブルといった感じですね。もともとオーディオ用として開発された背景もあり、今回、イヤホン、ヘッドホン用への採用はトライアル的な意味合いもあり、非常に楽しみです。

 

 

e☆イヤホン・ラボ

e☆イヤホン・ラボとしても、古河電気工業の最新ケーブル、PCUHDを採用した、混じりっけなしの初のケーブル開発がしたかったというのはありますね。

 

PC-UHDのロゴが入っているパッケージ

PCUHDのロゴが入っているパッケージ

※商標ロゴが初めて使用許可が通ったケーブル

 

—PCUHD AGESのAGES(エイジス)の部分について教えてください

 

金成さん

Ag(銀)e☆イヤホン・ラボ スペシャルの部分ですね。我々古河グループでは線材の製造から厳選した素材を用いて、メッキ仕上げまで一貫して製造することが出来ます。それによって高い精度で製品つくりが可能で、今回のIoliteケーブルに関しても、高いクオリティの銀メッキを施しています。

 

 

e☆イヤホン・ラボ

国産の銀メッキは非常に精度が高くて、グレードで言えば医療や航空・宇宙機器にも採用されるようなものです。それに加えてPCUHD AGESではObsidianケーブルでも採用していたケーブルの撚りを採用していて、「耐久性・使い勝手・特性面」を考慮しています。

 

 

—純度を高めた、厳選した素材、などなどお話を聞いていると実際の音が気になりますね。

 

 

e☆イヤホン・ラボ

純度を上げて丁寧に丁寧に仕上がったケーブルで、ある意味では日本酒の「大吟醸」のような、贅沢なケーブルに仕上がったと思います。サウンド的にはObsidianよりも、立体的なイメージがあり、サウンドの裾野は広がったかと思います。比較してみるとObsidianはモニターライクで、プロフェッショナル向け、Ioliteはオーディオライクで、リスナーやファン向けのアタック感の増した華やかなサウンドです。是非、お楽しみください。


 

 

 

動画でのご紹介はこちら!

 

 

 

Ioliteケーブル購入者トープラの油プレゼントキャンペーン!

Ioliteケーブルを予約・購入された方にトープラの油をプレゼント!プレゼントの数に限りがあります!予定枚数に達し次第終了です!

 

 

 

トープラの油とは?

簡単ステップでプラグが見違えるほどピカピカに!お求めやすい価格メンテナンスオイル「トープラの油」をピエール中野さんと一緒に実際に使ってみました。

 

 

 

「Iolite(アイオライト)」

「Iolite(アイオライト)」

ものつくりの技術の粋が集まった、期待の新ケーブル「Iolite(アイオライト)」

 

イヤーループ仕様 1.2m
CIEM2Pin 3.5mm / 2.5mm / 4.4mm
Pentaconn ear 3.5mm / 2.5mm / 4.4mm
MMCX 3.5mm / 2.5mm / 4.4mm
2Pin Pro 3.5mm / 2.5mm / 4.4mm
IPX 3.5mm / 2.5mm / 4.4mm

発売は2月25日(金)です!是非ご検討ください!

 

 

以上!

はまちゃんがご案内いたしましたー!

※記事中の商品価格・情報は掲載当時のものです。