e☆イヤホンクリニックなら、使わなくなったケーブルも気軽に再利用できちゃいます。
皆さんこんにちは。
イヤホン・ヘッドホン専門店『e☆イヤホン』のだいせんせいです。
突然ですが、僕はUltimate Earsというブランドの『UE Pro Reference Remastered(UERR)』というカスタムIEMを愛用しています。
Ultimate EarsのカスタムIEMは、2018年に独自の2pin規格から『IPXコネクター』という新しい規格に変更されました。イヤホンとケーブルを繋ぐ端子が変わったわけです。
そんなわけで、僕も愛用のUERRをIPXコネクターにアップグレードすることを決意。先日、無事に新生UERRが帰ってきました。
【#UltimateEars】旧UE2pinのカスタムIEMをIPXコネクタにアップグレードしてもらった【#カスタムIEM】
新コネクター&ケーブルは良好、快適に運用できていますが、困ったことがあるといえば……
コレ。
IPXコネクターへのアップグレードを行うと、新たに『UE SuperBax』というケーブルが付属した状態で返送されます。つまり、古いケーブルが1本余るわけですね。
端子も旧UE用2pinなので流用もできず、途方に暮れていたのですが、ふと閃きが。
「クリニックで端子を変更してもらえばいいのでは?」
……というわけで、e☆イヤホン秋葉原店8Fにあるe☆イヤホンクリニックへとやってきました。
e☆イヤホンクリニックでは、イヤホンの修理のほか、ケーブルのプラグやコネクタの変更などのカスタマイズも行ってくれます。
コネクタ変更をする際は、一緒にコネクタパーツを購入する必要があります。今回交換してもらうカスタムIEM用2pinのパーツだけでも、メーカーや材質によって色々な種類があります。
今回は、オヤイデ電気さんのメタルシェル・コネクターをチョイス。金属ならではの光沢感は銀メッキ線にもしっかりマッチし、LRを見分ける色も入っているので使いやすいコネクターです。
今回のカスタマイズ代金は、基本技術料※(6,000円)とパーツ代(1,320円)、合わせて7,320円でした。
(※基本技術料は、カスタマイズ内容によって異なります)
これらをクリニックに持ち込めば、あとは完成するのを待つだけ。果たしてどんな仕上がりになるのか……!
待つこと数日。カスタマイズが完了したケーブルが戻ってきました!
良き……。
元からこういう仕様であったかのように、バッチリ馴染んでいます。
希望通り、耳かけ部にはワイヤーや収縮チューブは無しの仕様になっています。
Macbeth Customに装着してみた様子。コネクタの根本には角度のついた短いチューブが取り付けられているので、断線保護もばっちりです。黒い筐体にシルバーのケーブルが映える、素敵な組み合わせになってくれました。
試聴してみたところ、さすがイヤモニメーカー・UEの純正ケーブルだけあり、味付けの無い素直な音色。Macbeth特有のスッキリとした中高域を濁すことなくクリアに鳴らしてくれました。
取り回しも良く、前述の通りワイヤーや収縮チューブはありませんが、耳かけでの使用も良好。UERRで使っていた頃から変わらない、そのままの使用感です。
特別にハイグレードなケーブルではないものの、CIEM2pinということで汎用性も高くなっておりますし、何より思い入れのあるケーブルがまた使えるのが嬉しい。色々なイヤホンに着けて楽しみたいと思います。
というわけで、e☆イヤホンクリニックによるカスタマイズサービスのご紹介でした。
こちらはe☆イヤホン秋葉原店/e☆イヤホン梅田EST店の2店舗にて受け付けている他、宅配修理での受付も可能です。
「もう使わなくなったあのケーブルを蘇らせたい……」「このケーブルをあのイヤホンに着けたらどうなるのか気になる!」
そんな方はぜひ、e☆イヤホンクリニックのカスタマイズサービスをご利用くださいませ!
今回のカスタマイズ
担当スタッフ:カイ(@eear_cay)
基本技術料:6,000円
パーツ代:1,320円
合計:7,320円
お相手はだいせんせいことクドウでした。それではまた次回。
※記事中の商品価格・情報は掲載当時のものです。