はじめまして!

e☆イヤホン秋葉原店でヘッドホンを担当しているよしけい(@eear_yoshikei)と申します。

 

突然ですが皆さん!DTMやってますか?

DTMとは、デスクトップミュージック(Desk Top Music)の略で,ざっくり言うと自宅などでパソコンを使用して作曲や編曲を行うことです。

 

そういえば…e☆イヤホンで取り扱っているものの中で、DTMには必須ともいえるものありますよね?

 

 

そう!モニターヘッドホンです!!

 

 

モニターヘッドホンは、

  • 普段はスピーカーでミックスしてるけど夜で大きな音を出せない時
  • スピーカー環境下ではチェックしきれない細かい音をチェックする時
  • 実際ヘッドホンで聴いたときにどのような音を出しているかチェックする時

等々使用用途は多岐にわたり、楽曲のクオリティを向上させるためには欠かせない大事な機材の1つです。

 

そもそもモニター用って普通のヘッドホンと何が違うの?という方は、以前ののさん(@eear_nono)がかなり詳しいブログを書かれているので、是非そちらもご覧ください。

【モニターイヤホン/ヘッドホンってどんなのを選んだらいいの?】そもそも「モニター用」って何?【連載・第1回】

 

 

 

本記事ではDTMでモニターヘッドホンが必要な方をメイン対象とし、実際に楽曲制作などを行っているe☆イヤホンスタッフ厳選のおすすめモニターヘッドホンをご紹介いたします。

それではどうぞ!!

 

【2020年版】モニターヘッドホンおすすめ10選

 

audio-technica  ATH-M20X

低価格帯の中では群を抜いた解像度の高さ。密閉型で装着感も良く、遮音性能もしっかりしています。

ケーブルは3.0mと長く、何か楽器を弾かれる方でも余裕を持った立ち回りが可能。

解像度の高さもあり、全帯域しっかりなってくれてはいるのですが、少しだけ400~500Hzあたりが強くでる傾向にあり、男性ボーカルが特にその影響を受けやすいので、そこだけしっかり意識しておけばミックスもかなりやりやすいと思います。

エントリークラスで、ミックスや宅録、様々な用途で使用したいという方にはうってつけの1台です。

 

AKG  K240 STUDIO-Y3

密閉型の迫力と開放型の抜けの良さ、その両方を併せ持つセミオープン型のヘッドホン。

K240 STUDIOはそのバランスが非常によく、各帯域まんべんなく綺麗にならしてくれます。特に高域の伸びや艶やかさが素晴らしく、フルートやバイオリンの生楽器系のサウンドとの相性が抜群です。

側圧もゆるく、程よい音抜け感もあるので長時間の使用にはもってこいの1台で、メーカー保証3年間というのも安心ですね。

 

MACKIE  MC-250

密閉型がいいけど、開放型のような音場の広さも欲しいという方にはこれがおすすめ。

前後左右に関するパラメータ、パン振りやリバーブ等のエフェクトに対する反応がすこぶるよく、しっかりと空間を表現してくれているので各楽器一つ一つにフォーカスしやすいです。

また、解像度も高く、アタックやリリースの速度もしっかりと表現してくれるので、シンセサイザーの音作りにもかなり相性良いと思います。

折り畳み可能で持ち運びもラクチン。どこでも気軽にリファレンスサウンドをあなたに。

 

SONY  MDR-CD900ST

THE定番モニターヘッドホン。日本のスタジオだったら置いてないところはないであろうという普及率。スタジオで収録などもされる方でしたらスタジオと自宅の環境を統一するという意味合いでも、持っていると何かと便利なヘッドホンです。

そして、その普及率の高さは、やはり性能の高さの裏付けでもあります。元々レコーディング用途で制作されたという経緯もあり、中高域がやや前面に来るようなバランスにはなっていますが、定位や空間、EQなど、ミキシング、マスタリングによる音の変化も余すところなく描いてくれます。

また、業務用のヘッドホンなので、そもそもが丈夫に作られてはいるのですが、パーツ類もそれぞれ単体で販売しているので、ご自身でのパーツ取り換えはもちろんのこと、e☆イヤホンのクリニックでもパーツの修理や交換を行っておりますので、故障したからといってヘッドホン丸ごと買い替えることのない利便性をもった1台となっています。

 

SOUND WARRIOR  SW-HP300

オープンもしくはセミオープンのヘッドホンは音が外へ抜け、空間の広がりが得られる反面、低音域も同時に痩せがちな傾向にあります。SOUND WARRIORの初のセミオープン型モニターヘッドホンSW-HP100もそういった意味で少し低音域が弱いヘッドホンでした。

そこで本機SW-HP300では低音域を見直し、低音域の豊かさと中高域の明瞭さ、しっかりと広がる空間表現能力が並立しているセミオープン型モニターヘッドホンに進化しました。

SOUND WARRIORのモニターヘッドホンの特徴の1つである左右非対称のイヤーパッドは、高い密着度と優しいフィット感があるので、長時間の使用でも疲れにくい作りになっています。また、このフィット感は低音域の不必要な音抜けを抑制し、SW-HP300の特徴でもある豊かな低音域を逃すことなく聴くことができます。

音はもちろんのこと、ヘッドホンの造形にもかなりのこだわりを持って作られたヘッドホンです。

 

JVC/VICTOR STUDIO  HA-MX100-Z

JVCとVICTOR STUDIOがスタジオで使用することを想定して製作したモニターヘッドホン。2011年に発売以降、その原音に忠実なサウンドで、根強い人気があるモデルとなっています。

スタジオ想定ということからSONYのMDR-CD900STと比較されることが多い当機ですが、主な違いとしては周波数特性音場の広さにあります。

MDR-CD900STは5Hz~30kHz、HA-MX100-Zは10~40kHzと高域に対してより広い周波数特性を持ち、空気感や臨場感をより忠実に再現したサウンドを届けてくれます。

また、MDR-CD900STはボーカルにフォーカスを向けたやや耳に近いサウンドのヘッドホンに対し、HA-MX100-Zはすこし広めで、空間表現に重きを置いたサウンドになっているので、見通しのしやすさというのが1つのポイントです。

原音を忠実に再現しつつも、過度に刺さったりせず、すっと入ってくる音になっているので、制作用にも観賞用にも両方の用途で活躍できるおすすめの1台です。

 

V-MODA  M-200

V-modaといえば、低音域に関する表現力が素晴らしく、昨今よく見られるようになってきたベースミュージックなどの低音の成分が多めの楽曲に対しても不用意に濁らず、タイトな音もルーズな音もどちらも忠実に再現するヘッドホンをこの世に送り出してきました。

そこにRolandの楽器作りで得た音楽に関するノウハウも組み込まれ、伸びのある中高域、そして高解像度も加わったモニターサウンドに仕上がっているのがこのM-200です。

周波数特性は5Hz~40kHzと広く、ハイレゾにも準拠。かなり深い低音やバイオリンなどの倍音もしっかりと表現してくれるので、より繊細なミックスを可能としてくれることでしょう。

この先、ハイレゾ音源準拠での制作を視野に入れている方にはぜひチェックしていただきたい1台です。

 

AUDEZE LCD-1

「LCD-1」は、AUDEZE社を代表する「LCD」シリーズでは初となる、コンパクトサイズの折りたたみ式平面駆動型ヘッドホンです。

平面駆動型ドライバーのモニターヘッドホンは、ダイナミック型のものよりも、より細かい表現力を持つ傾向にあります。LCD-1も、そういった性質を踏襲しており、音作りなどでより細かいところに注力したいのであれば、チェックしていただきたいヘッドホンです。

帯域バランス、定位間、空間表現。どれをとっても原音に忠実なリファレンスサウンドとなっておりますが、この表現力の高さはモニターという枠のみならずリスニング用としても活躍間違いなしでしょう。

また、平面駆動型のヘッドホンは比較的大きく、重くなる傾向にあるのですが、LCD-1は250gと軽く、コンパクトなつくりになっているのも、おすすめポイントです。

 

TAGO STUDIO TAKASAKI  T3-01

モニターヘッドホンでは珍しいウッドハウジングを採用。楓材を用いた特徴的なハウジングは個体によって表情が違い、業務用で比較的質素なデザインが多いモニターヘッドホンの中でも味わい深いものになっています。

そもそもウッドハウジングのヘッドホンは、樹脂や金属の物と比較すると個体差が出やすく、モニターヘッドホンとしての設計が難しいという面もあるのですが、T3-01に関しては、作曲家、音楽プロデューサーであり、TAGO STUDIO TAKASAKIの運営責任者でもある多胡 邦夫氏が一つ一つ音質をチェックして、出荷されているので、しっかりとしたブレのないモニターサウンドへと仕上がっています。

音質は10kHz付近がやや強く出る傾向にあり、ボーカルなどはややきらびやかな印象に仕上がると感じました。また、密閉型といえど過度に前に出てこず、一歩引いた地点から見渡すような空間表現になっていて、前後左右しっかりと見渡しがきき、ナチュラルかつHifiなサウンドになっています。

各パーツ類の単体販売はもちろんのこと、純正でバランスケーブルの販売も行っているので、鑑賞用として解像度をさらに上げることもでき、まさに万能な1台です。

 

SHURE  SRH1840

SRH1840はSHUREが送る開放型モニターヘッドホンのフラグシップモデルになります。

奥行きに関する表現力に秀でていて、がっつり前に出てきてほしいサウンドから、どこまでも広がるような音の伸びまで描き、ボーカルは近く、ドラムは遠く。ニアとファーの違いを楽器達の関係性を崩すことなく、しっかりと描いてくれます。

解像度も高く、低音域から高音域まで余すところない出音はまさにフラット

スチール製のフレームは軽く、ベロア生地のイヤーパッドは柔らかく、着けるというよりは添えるといった方がふさわしいくらいの気持ちいい装着感。長時間の作業も苦にならないでしょう。

まさに質実剛健。SHUREの音響に関する技術を余すところなく落とし込んだハイクオリティのヘッドホンとなっています。

 

 

いかがでしたでしょうか。

最後に、今回10機ものヘッドホンを挙げさせていただいたきましたが、

一言でモニターヘッドホンと言ってもメーカーや価格帯によってその特徴は様々ですので、可能であれば試聴したうえでお選びいただくことをお勧めします。

 

今回ご紹介させていただいた、ヘッドホン各機はe☆イヤホン各実店舗で試聴可能となっております。一部製品に関しましては試聴機を置いていない店舗もございます。詳細に関しましてはお手数ですが、各店舗へお問い合わせください。

 

また、普段お使いのノートPC、オーディオインターフェイスなどをお持ち込みいただいてのご試聴も可能です。お客様にとって理想の試聴環境を作るために、私たちで可能な限りご協力させていただきますので、お気軽にご相談ください。

 

以上、e☆イヤホン秋葉原店からよしけいがお送りいたしました。今後もヘッドホンに関する記事、書いていけたらと思いますので、よろしくお願いします!

 

よしけい
秋葉原店ヘッドホン担当よしけいです!DTMerで個人サークルで同人活動やってます。エレクトーンもちょっと弾けます。
  

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