FiiO新DAP M11Pro!2系統バランス出力を両搭載したハイブリッド構成!
e☆イヤホンのはまちゃんです!
この年末にぐいぐい来ているDAP「FiiO M11 Pro」来月には限定モデル「Stainless Steel Edition」も発売される予定。本日は話題の新DAP「FiiO M11 Pro」をご紹介いたします!
FiiO M11 Pro
DAPとしては初めて2.5mm/4.4mm 2系統バランス出力を両搭載したハイパフォーマンスクラスの決定版「FiiO M11」のアップグレードモデルが登場です。 旭化成エレクトロニクス製フラッグシップ2ch DACチップ「AK4497EQ」を2基、左右独立構成で搭載し、さらなる低ノイズ・低歪と高出力を両立。 より高出力とクリアさを追求した「Pro」にふさわしい一台です。
M11 と M11Pro の相違点
FiiO M11との相違は多く、大きくバージョンアップしていることがわかります。
DACが違う
DAC : AK4493EQ×2 → AK4497EQ×2
ベースのモデルM11には旭化成「AK4493EQ」が搭載されていました。「AK4497EQ」は据え置きDAC・アンプ・プレイヤー用に設計されているDACチップで「AK4493EQ」よりも約3倍の電気を消耗するものになります。多くの電力を消費してその分いい音を出す、といったチップにアップグレードされています。
(電力消費の激しいチップゆえに、発熱量もそれなりにあります。)
新クロックシステム
マスタークロック : 1系統 → 2系統
M11だと1系統で制御されていますが、M11PROには2系統搭載されています。日本に本拠を置くリバーエレテック製の低位相雑音タイプの水晶発振器を44.1kHz系・48kHz系でそれぞれ独立して合計2基搭載。サンプリングレートの違いに対応しています。オーディオ信号処理時の歪みを減少し、オーディオ信号の純度を保っています。
アンプ部が違う
アンプ回路 : FiiOオリジナル → THX AAA-78
THX社とは
THX社 (ティー・エイチ・エックス)は、主に映画に関わる音響技術・評価サービスを提供する、アメリカ発祥の企業である。ルーカスフィルムの1部門としてスタートし、AV業界において最も知名度の高いブランドのひとつとなった。
設立 1983年
創業者 ジョージ・ルーカスWikipediaより引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/THX
THX社が開発&特許を取得した、「THX Achromatic Audio Amplifier (AAA)」というアンプ技術を採用している「THX AAA-78」が採用されている。THX AAAはごく簡単に説明すると、信号を増幅した際に発生する歪を最終的な出力をする際に逆相の信号を重ねることで歪を打ち消すといったものらしい。FiiO社が培ってきたアンプの技術とTHX社の技術が融合したDAPだと言えるでしょう。
ボリューム部が違う
ボリューム回路 : デジタルボリューム → アナログボリューム(ADC)
M11で使用していたデジタルボリュームを排し、DACのフルスケール出力を生かしたアナログボリュームを採用しています。今回のM11PROはDAC部は常にフルボリュームで出力されています。音量に関してはすべてアンプ部で行われています。だた、アナログの抵抗をデジタルで調整するADCボリュームコントロール機能を採用し左右の音量の不均等(ギャングエラー)を効果的に排除しています。
対応フォーマットが違う
最新の音楽フォーマット「MQA」のフルデコード機能を搭載
M11 Proは、オリジナルマスターの音を届けることを標榜する最新の音楽フォーマットである「MQA」のファイルやストリーミングの再生を可能にするMQAフルデコード機能を実装しました。マスタークオリティのMQA音源は、音質に関して音楽制作者が品質保証を与えたもので、かつストリーミングやダウンロード行うに足る十分小さいファイルサイズに収めたものとして注目を集めています。
*MQAデコード機能は2019年12月段階ではFiiO Musicアプリのみが対応しています。
MQAとは?:https://www.hires-music.jp/mqa/
バッテリーが違う
バッテリー容量 : 3800mAh → 4370mAh
DACチップを新たに「AK4497EQ」を搭載したことで、多くの電力を求められるDAPに進化したM11PRO。それに対応してバッテリーがアップグレードされています。
ディープスリープ : 50日 → 55日
連続再生時間(3.5mm) : 13時間 → 9.5時間
連続再生時間(2.5mm/4.4mm) : 9時間 → 8.5時間9時間 → 8.5時間
その他の部分
内蔵メモリー : 32GB → 64GB
サイズ : 70.5mm*130mm*15.5mm → 70.5mm*130mm*16.5mm
重量 : 約211g → 約232g
実機をじっくりみてみよう!
デザインは直線で構成された多角形のスタイル。本体左端に金メッキ処理ニッケル仕上げの「PRO」の記載があります。
スタイリッシュなガラス仕上げの背面デザイン。
3.5mmシングルエンド出力端子と2.5mm/4.4mmバランス出力端子を搭載。これは便利。e☆イヤホンスタッフの物欲に突き刺さる仕様。
また、右サイドにはMicro SDカードのスロットがあり、最大2TBのマイクロSDカードに対応しています。
充電口はUSBタイプCです。
本体左サイドには再生停止ボタン、ボリュームコントロール部、曲送り、曲戻しボタン。
本体上部には電源ボタンが配置されています。各面、美しくデザインされていますね。
聴いてみた!
試聴曲:
MYTH & ROID / VORACITY(FiiO Musicアプリ)
LiSA / 紅蓮華(FiiO Musicアプリ)
Suchmos / STAY TUNE(Amazon Musicアプリ)
hamadawataru / 24K(Bandcampアプリ)
AZLA HORIZON Ebony Black
まずは出力に関して、3.5mmシングルエンド出力端子と2.5mm/4.4mmバランス出力端子が搭載された完全装備といってもいいような内容です。M11Proに関しては、シングルエンドの出力よりもバランス出力の方が音の厚みや迫力が上回っていたように感じました。もともとシングルエンド出力派だ、というお客様にも是非ご体感いただきたいですね。また、やっぱりバランスよりシングルが良い、というお考えのお客様も大丈夫、そもそも音に厚みがありますので、やはりシングルエンドでもお試しください。
FiiO Musicアプリに加え、Amazon Music、Spotify、TIDALなどのサブスクリプションサービスやBandcamp、SoundCloudなどのアプリも使用することが出来ました。しっかりと高音質な環境で音楽を聴く事と、新しい音楽との出会いを手軽にさせる事を両立させています。操作もストレスが少なく、スムーズに動作しました。
サウンドに関しては、力強くレスポンスも早いエネルギッシュな印象があります。また、細やかな表現力も高く、女性ボーカルとの相性はとてもいいように感じました。ナチュラルな要素を残しつつも、芯の強いサウンドコンパクトに凝縮した逸品です。
FiiO M11 Pro Stainless Steel Edition
FiiO M11 Pro Stainless Steel Editionも現在ご予約受付中!
筐体をアルミニウム合金からステンレスに変更した限定モデル!!
噂によれば、「もはや別のDAP!」「SS音良過ぎぃ!」との事。非常に気になります。
なんと、関西でも試聴するチャンスがあります!
それが明日!
お見逃しなく!
以上!
はまちゃんがご案内いたしましたー!
※記事中の商品価格・情報は掲載当時のものです。
PR部 シニアクリエイター
e☆イヤホン東京秋葉原、PRスタジオに勤務!
身長180cm!
髪の毛は伸ばして寄付する、
へアドネーションしてます!
SNS・YouTube・ブログ等々担当してます!
あんまり知られてませんが、お料理するの好きです☆
【YouTube】
チャンネル
https://www.youtube.com/user/eearphone