Custom ArtからFIBAE BLACK,FIBAE4,FIBAE6,FIBAE7の登場です。シリコンタイプのカスタムIEMを展開しているメーカーですが、今回登場する新機種は全てアクリルタイプとなります。2019年12月14日(土)からカスタムIEM受付店舗にてオーダーが始まります。また、受付店舗では試聴機も展開致しますので試聴をしてからオーダーをすることができます。このブログでは製品の紹介とe☆イヤホンスタッフのレビューを掲載します。
FIBAE BLACK
FIBAE BLACKは、手頃な価格なエントリーモデルです。1基搭載のフラットインピーダンスバランスアーマチュアドライバーと独自の内部設計を組み合わせて、最適なリスニング体験を実現します。独自の圧力最適化設計により、クロスオーバーやマルチドライバー構造に起因する問題には直面せずに、周波数応答の非常に正確な制御が可能になり、サウンドステージと分離機能が向上します。深みのある低音、中域は非常に近く聴こえ、自然で滑らかな高域。音楽性と精度を兼ね備えた最も汎用性の高いIEMの1つです。FIBAE Blackは毎日の使用に最適です。
本体価格 | ¥66,000-(税込) |
ドライバー | 1BAドライバー |
感度 | 108.5dB@0.1V @1kHz |
インピーダンス | 5.2Ohm@ 1kHz |
周波数帯域 | 10Hz~16000Hz |
※FIBAE BLACKのシェルカラーはBLACKかCLEARのみです。
FIBAE 4
FIBAE 4 は、世界で初めてフラットインピーダンス設計(特許出願中)を採用した4BAドライバーのインイヤーモニターです。4つのユニークなドライバーの組み合わせが特徴で、低域ドライバー1基、フルレンジが1基、高域ドライバー1基、超高域ドライバー1基という構成になっています。FIBAE 4は、他に類を見ないサウンドステージプレゼンテーションとミクロのディテールを備えた、パワフルなサウンドシグネチャを提供します。FIBAE 4は、滑らかなで楽しく鳴らすようにチューニングされています。優れた低音の深さとパンチ、非常に細かい音まで聴こえて自然な中域、刺さりの少ない高域で仕上げられており、高解像度、広大なサウンドステージを兼ね備えています。 FIBAE 4は、ギタリスト、ベーシスト、ドラマーのステージモニタリングに最適なツールです。
本体価格 | ¥102,300-(税込) |
ドライバー | 4BAドライバー |
感度 | 115dB @1kHz @0.1V |
インピーダンス | 8.1Ohm@ 1kHz |
周波数帯域 | 10Hz~21000Hz |
FIBAE 6
FIBAE 6は、世界初の特許出願中のフラットインピーダンス設計を備えた6ドライバーモデルです。超低域2基、低域1基、中高域1基、高域2基にドライバーを搭載しています。重なるサウンドと低音を重視し、深みのある超低域、バランスの取れた中域、滑らかでデティールを鳴らす高域ドライバーを備えています。フラットインピーダンスバランスアーマチュアイヤホン(またはFIBAE)テクノロジーは、接続されたソースに依存しない均一なサウンドシグネチャを提供するのに役立ちます。より汎用性の高いチューニングのおかげで、このIEMはさまざまな音楽ジャンルに適しています。
本体価格 | ¥115,500-(税込) |
ドライバー | 6ドライバー |
感度 | 113dB @1kHz @0.1V |
インピーダンス | 6.6Ohm@ 1kHz |
周波数帯域 | 10Hz~18000Hz |
FIBAE 7
FIBAE 7は、世界初の特許出願中のフラットインピーダンス設計を採用しています。 そして、7つのドライバーを搭載しています。FIBAE 7は自然な音を再現し、聞き疲れをしないサウンドと、広大なディテールを均一な周波数応答を実現します。FIBAE 7は、Custom Artブランドの7年周年の記念モデルです。FIBAE 7は、最もバランスのとれた、最も自然なサウンドで、最も刺激的なモデルです。デュアルサブベースドライバーは低音は重厚で、ボーカルは、自然で滑らかな音色を奏でます。精度と自然さを求めているオーディオマニアやミュージシャンに最適なIEMになっています。
本体価格 | ¥152,900-(税込) |
ドライバー | 7BAドライバー |
感度 | 113dB @1kHz @0.1V |
インピーダンス | 5.9Ohm@ 1kHz |
周波数帯域 | 10Hz~21000Hz |
FIBAEの新シリーズを聴いてみた
FIBAE BLACK
1BAとは思えないどっしりな低域と中域の近さが特徴的なモデル。低域は量感がしっかり目。圧はそこまで強くないので、長時間でも疲れず心地よく低域を楽しむことができそうです。高域の量感は少なめで、刺さりがないので楽しくリスニングできますが、高域好きの方には物足りなさがあるかもしれません。音量がとりやすく、中低域がしっかりめのモデルなので声が聞き取りやすい!動画視聴用にもおすすめです♪
FIBAE 4
こちらの機種は4ドライバーですが、ドライバ構成が『低域ドライバー1基、フルレンジが1基、高域ドライバー1基、超高域ドライバー1基』と少し変わっていますね。試聴してみると、特徴的なサウンド!というよりは、Custom Artらしいまとまりのあるモニター寄りのサウンドだと感じました。高域はさらっとしており、刺さりが少ない爽やかな印象。シンバルの音が少し遠いかな、と感じましたが、中域から高域にかけての表現が上手なので、キーボードやギターがとても気持ちよく聴こえてきます。低域の厚みもきちんとあるのでステージ上でもほかの音に埋もれることなく使用できそうです。ステージモニターにも、リスニングにもお使いいただきやすいと思います。
FIBAE 6
高域は硬さがなく、ほどよく柔らかさ、丸さがあります。イヤなシャリつきは感じられませんでした。ハリは少し弱いので、金管楽器の力強さの表現は少し苦手。温かみのある低域はアタック感は少ないもののしっかりと量感を感じられます。中域とのバランスが良く、ボーカルも埋もれることなく聴きやすいです♪分離感がしっかりしているシャキッとしたタイプではなく、全体のまとまりが良いモデルです。癖が少なく、中低域をゆったりと聴くことができるモデルだと感じました!
FIBAE 7
カスタムアート7周年記念モデルであるFIBAE 7。同メーカーのFIBAE6に比べボーカルの解像度かなり上がっています!表現力は少し抑え目なモニターライクサウンドです。高域は軽く、さらっとしてて刺さりにくい。低域は控えめなので圧の強いコッテリ低域が好きな人には向いてないかも…?全体のバランスを見るとボーカルが一歩前にある感じです。すっきりさっぱりさわやかなサウンドですので、聴き疲れしにくい!自然なボーカルを心地よく楽しみたい方におすすめのモデルです!
取扱い店舗情報
e☆イヤホン各店にてお取り扱いと試聴機の展開がございます。試聴機展開開始日は2019年12月11日(水)からです。
取扱い | 試聴機 | |
大阪日本橋本店 | 〇 | × |
秋葉原店 | 〇 | 〇 |
梅田EST店 | 〇 | 〇 |
名古屋大須店 | 〇 | 〇 |
Web本店 | 〇 | × |
※Web本店はオーダーフォームの準備が整い次第受付を開始致します。
※2019年12月12日追記・変更⇒日本橋本店には試聴機の用意がございません。オーダー受付のみとなります。梅田EST店には試聴機がございますので、そちらをご利用下さい。大変ご迷惑をお掛け致しました。