インテリア性と高音質を両立する、異色の『グラスサウンドスピーカー』が帰ってきた!

 


 

 

皆さんこんにちは。

イヤホン・ヘッドホン専門店『e☆イヤホン』のだいせんせいです。

 

 

 

突然ですが、皆さんは『グラスサウンドスピーカー』という言葉を聴いたことはありますか?

「『サウンド』『スピーカー』はなんとなくわかるけど、『グラス』……?」

そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

グラスサウンドスピーカーとは、ソニーから発売されている有機ガラス管を採用したスピーカーの名称。

まるでランプのようなビジュアルが象徴的な、まさに異色のシリーズです。

 

そのルーツを遡ると、ソニーが2008年にリリースした『サウンティーナ』というスピーカーに辿り着きます。

サウンティーナはサイズにしておよそ1m、そして1,050,000円(税抜)という超弩級の機種として登場。

筐体である有機ガラス管を振動させ、360°に極めてナチュラルなサウンドを再生するという全く新しい製品でした。

 

LSPX-S1(2016年発売)

 

そんな超高級機の技術を継承し、よりコンパクトに、そしてワイヤレスでも楽しめる、ややカジュアルな機種として登場したのが、2016年に発売された『LSPX-S1』。

当時の実売価格は7万円前後とBluetoothスピーカーとしてはやや割高の部類に入っていましたが、それでも「”あの”サウンティーナの意匠を継いだ製品」として、大きな注目を集めました。

 

そんなソニーの『グラスサウンドスピーカー』が、3年もの沈黙を経て、再び帰ってきたのです。

ご紹介致しましょう……。

 

はいドン!!

 

 

 

Sony LSPX-S2

 

 

 

こ……これはー!!

 

まさしく異色

美しいイルミネーションを備えた有機ガラス管というコンセプト自体は11年前から変わっていないというのに、全く色褪せない新鮮な印象を覚えずにはいられません。

早速その特徴をチェックしていきましょう。

 

 

 

三段階の音響構造

LSPX-S2は、三段階からなる独自の音響構造を採用しています。

 

 

高域の再生には、本機種の象徴とも言える有機ガラス管型トゥイーター

 

 

そして、ナチュラルな中域を再生する35mmウーファーと……、

 

 

底面には、低域を再生するパッシブラジエーターが搭載されています。

 

前モデルの『LSPX-S1』はパッシブラジエーターが上部に付いていました。

「パッシブラジエーターの振動を見直し、低域の明瞭感を向上した」とのことで、構成にも改良が加えられているようですね。

 

一方で、ウーファーのサイズが50mmから35mmへと変更されているのも気になるポイント。

技術の進歩により、省サイズと高音質化を両立したといったところでしょうか。そのサウンドにも期待がかかります。

 

 

 

着実なスペックアップ

Bluetooth接続時の連続再生時間が、約4時間から約8時間へと延長されています。

今どきのBTスピーカーとして4時間は少々心もとないので、この進化は一番実用的でありがたい部分ではないでしょうか。

 

そして、新たに『S-Master HX』と『DSEE HX』を搭載。

スペックとしてもハイレゾに対応し、さらなる高音質再生を実現しています。

 

さりげないSONYロゴ

 

32段階の明るさ調節が出来る点は従来機と同等ですが、本機種では新たに『キャンドルモード』が搭載されました。

まるで実際にキャンドルを灯しているようにLEDがゆらめき、明るさが自動で変化していきます。

特徴だけを見ると極めてガジェット的な製品でありながら、いかにもアナログライクな良さを残したプロダクト・デザインは流石のソニーといったところ。

 

 

操作系統が底部に設置されているのも前モデル同様。

しかし、今回は電源端子がmicroUSBとなりました!

前モデルは専用の電源コードが採用されていたので、この汎用性はBluetoothスピーカーとしては非常に重要なポイントだと思います。

 

 

 

Wi-Fi機能搭載でさらに便利に

また、新たにWi-Fi機能が搭載されました。

これにより、2つの新機能が追加されています。

 

①ワイヤレスマルチルーム

Wi-FiネットワークでLSPX-S2同士を接続することで、最大10台まで同じ音楽を同時に再生することが可能になりました。

これにより、カフェ・レストランなどの広い空間を効果的に演出しつつ、音楽をお楽しみ頂くことが出来ます。

 

②Spotify Connect

Spotifyの楽曲を直接再生出来る『Spotify Connect』にも対応。

スマートフォンから操作出来る他、本体のみでも、

・最後に再生したSpotify上の楽曲

・指定しているSpotifyプレイリスト

・Glass Sound Speaker Spotifyプレイリスト

の3つのオプションからダイレクトに音楽を再生することも可能とのこと。

ストリーミング音楽サービスへの対応は、多用している方にとっては最も嬉しいところではないでしょうか。

 

 

 

聴いてみた

それでは、実際に再生してみます。

試聴にはiPhoneXSMaxを使用しました。

 

オシャレな雰囲気を演出してくれる

 

一聴して感じたのは、その音像の柔らかさ。

Bluetoothスピーカーはどちらかというとアウトドアユースを意識したものが多く、ややソリッドでパンチの効いたサウンドの製品が多いと思います。

もちろんそれが悪いわけではありませんが、LSPX-S2は極めて柔らかく、そして生々しい鳴りが『他とは違う』という感じで印象的でした。

 

それでいてディテールのアマいところは無く、非常にクリアで緻密な解像感にも魅力を覚えます。

これはエッジが立っているというよりは、隅々まで繊細に描かれているような音作り。上述の柔らかな音色と違和感無く両立しています。

 

また、縦に長い独特の設計であるとはいえ、筐体としてはコンパクトな製品。

ともすれば音が軽くなってしまいそうなイメージもありますが、その質量感はなかなかにシッカリとしたもの。

 

重低音をゴリゴリに効かせたような製品と比べると流石に力強さとしては劣るものの(そもそもそういう製品ではないし)、軽快な響きに対して密度の詰まった低域がバランス良くチューニングされており、リスニングの満足度はかなり高いように思います。

 

自宅で座り心地の良いソファに身体を預け、ゆったりと音楽を楽しみたくなるような、ライフスタイルの演出を兼ねた本製品ならではの優しいサウンドでした。

 

 

 


 

以上、グラスサウンドスピーカー『LSPX-S2』のご紹介でした。

 

こちらは3月16日(発売予定。

e☆イヤホンではお取り寄せ製品となっております。

 

 

奇抜なプロダクトを自然に日常へと溶け込ませる、まさにソニーらしい一品。

インドアユースのBluetoothスピーカーをお探しの方は、ぜひご検討下さい。

 

 

 

お相手はだいせんせいことクドウでした。それではまた次回。


 

※記事中の商品価格・情報は掲載当時の物です。

 

だいせんせい
e☆イヤホンPRディレクターのだいせんせいです。
e☆イヤホンTVパーソナリティ。

実力にそぐわぬ大層なあだ名ですが、名前負けしないように頑張ります。
アイドルマスターとゼルダとゲームサントラが好き。

▼愛機
カスタムIEM:UE Pro RR, MACBETH Custom, CT-300Pro
イヤホン:IER-Z1R, IE800, LOLA, IE80, etc.
ヘッドホン:MDR-Z1000, HD700, HD598, HD25, etc.
プレイヤー:AK300, AK100mk2, SL-XP150, etc.
ゲーミング:GSP600
  

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