どうも、今回1万円~3万円でまとめようと思ったら機種のボリュームがかなりあったので1万円刻みにしました、カイヤです。
今回も独断と偏見で2万円台の価格帯で、音質にこだわりたい方にオススメの有線ヘッドホン3機種をご紹介致します!
先ずはこちら!
SONY MDR-1AM2
高音:★★★★ 中音:★★★★ 低音:★★★★
音場:★★★ 解像度:★★★★ 遮音性:★★★★
SONYの定番有線ヘッドホンMDR-1AM2は何と言ってもその重量の軽さが魅力です。
187gしかないので着けていても負担が少ないです。
音質も非常にメリハリが効いたサウンドで、どの帯域も押し出しが強いのですがやはりブライトな高域が一番の特徴になります。
高域の質感自体はとても良いものなので、単純に量感が多い印象です。
ボーカルやベースラインも高域に負けずにしっかり主張してきます。
定位もしっかりしており、音も前後に広がってくれるので上手く各音の主張の強さを分散させてくれています。
響きはが少なくタイトな印象なのでクールでソリッドなサウンドに位置付けられます。
その分キレが良く、テンポが速い曲との相性は抜群です。
ポータブルでPOPSやROCKをテンション上げて聴きたい時の良き相棒になるかと思います。
続いてはこちら!
FOCAL Listen
高音:★★★★ 中音:★★★★ 低音:★★★★
音場:★★★ 解像度:★★★★ 遮音性:★★★★★
前回の3万円~5万円のオススメでListen Professionalを紹介しておりましたが、2万円台のListenもなかなかの音質なので(個人的にはむしろ通常のListenの方が好みです)ご紹介します。
イヤパッドがレザー仕様になっており、遮音性はヘッドホンの中ではかなり高い部類に入ります。
音質の傾向は前回のProfessionalと同様に一つ一つの音が生々しく、インパクトが強いです。
こちらのListenは遮音性が高いぶん音圧が上がっており、特に低域のベースラインの押し出しがProfessionalよりもしっかりと感じられます。
音が多少センターにギュッと凝縮されている感はありますが、前後の広がりがあるので窮屈な印象は感じない独特な表現です。
全体域の押し出しが強いというポイントはMDR-1AM2と同じなのですが、この独特な音場感、定位感と余韻の表現の生々しさはListenの強みだと思います。
ドラムのサウンドはどの音の表現も素晴らしく、特にスネアの抜け感、サスティーンの生々しい表現は抜群です。
MDR-1AM2と似ている部分もあるので、ざっくりな差別化をさせるのであればMDR-1AM2はイヤホン的な表現に近く、Listenはスピーカー的な鳴り方に近いと言えるでしょう。
テンポが速い曲なら打ち込みでもアコースティックでもなんでもござれなサウンドなので、是非一度ご試聴下さい。
さて、最後はこちら。
MEZE 99Classics
高音:★★★★ 中音:★★★★ 低音:★★★★
音場:★★★★ 解像度:★★★ 遮音性:★★★
ウォルナット材をハウジングに使用しながら、ヘッドバンドはステンレス材を使用する事によりデザイン性がとても高いプロダクトになっています。
イヤパッドも柔らかく、側圧も優しいので装着時のストレスも少ないのがうれしいポイントです。
音質はウォルナット材の綺麗な余韻と広がりが特徴です。
帯域バランスも自然で、高域、中域、低域の一体感が素晴らしいです。
音場はやや縦に広めで前後もしっかり感じられます。
音の立ち上がりも上々なので、テンポが速い曲にもしっかり対応出来ます。
どのジャンルも安定感のある鳴り方なのですが、やはりアコースティック音源の方がより相性は良いです。
こういった音は貴重なので、今風のバリバリの高解像度よりもどちらかと言うとしっとりとした聴き方をしたい方におススメです!
まとめ
・クールでソリッドな高解像度サウンドのMDR-1AM2
・スピーカーのノウハウが生かされた独特な生々しさと鮮烈なサウンドを併せ持つListen
・ウォルナットの自然で優しい余韻を楽しめる99Classics
上記のような印象になります。
1万円~2万円台は他にも数多くのライバルがいる激戦区となりますが、是非今回ご紹介した3機種もチェックして頂ければと思います。
以上、ポータブルでおススメの有線ヘッドホン(2万円台)3機種のご紹介でしたー!
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