JVC新製品『HA-FD01/02』の開発をした美和康弘さんにお話を伺いました。
どうも!おはこんばんちは!
e☆イヤホンのねこです。
みなさま、JVC(ビクター)というブランドにどのようなイメージをお持ちでしょうか?
多くの人が真っ先に思い浮かべるのは「WOOD」シリーズではないかと思います。
「WOOD」シリーズは、“木”を筐体だけでなく振動板にも採用した、多くのファンに愛されるイヤホンで、
人気機種であった「HA-FX1100」をはじめとしたFXシリーズが生産完了となりFWシリーズに移行したのは記憶にも新しく感じる出来事ですね。
そんな中、JVC(ビクター)から昨年末に新たに発売した『HA-FD01』と『HA-FD02』は、一見すると従来のイメージとは異なるものに。
ということで!
今回の新製品の開発経緯や秘話を尋ねるべく、株式会社JVCケンウッド様に取材に伺うことに!
初インタビューということもあり
緊張の面持ちで口数が激減し喉が果てしなく乾く中、招待されていた会議室に到着。
・・・ちょっと覗いてみよ。
ソー・・・ッ。
!!
厳かな雰囲気の中行われる今回のインタビュー、
ねこしは無事に成功させることができるのか!?
美和 康弘 さん
株式会社JVCケンウッドの開発・技術担当。
古くからのポータブルオーディオファンならば誰しもが知るデジタルオーディオプレイヤー「MEDIA keg(メディア・ケグ)」や
フルバランスポータブルアンプ「SU-AX01」、“重低音&タフ”のコンセプトで、若年層から広く支持を獲得している「HA-FX77X」「HA-FX99X」等幅広い製品の開発に携わる。
いい音はひとつじゃない、JVCとしての新しい提案。
──というわけで、本日はよろしくお願い致します。
美和さん:よろしくお願いします。
──それではJVCの新製品『SOLIDEGEシリーズ』についてお話を伺いたいんですが、まずこの製品はどのような経緯で開発されたんですか?
美和さん:JVCはずっとフラッグシップとして「WOOD」というモデルを展開していまして、それが非常に好評なんです。
ポタフェスをはじめとした、オーディオファンが多く集まるイベントでも「持ってますよ」「使っていますよ」という声をいただいておりました。
ですが、そういったイベントに来てくれるのっていつも同じような人たちなんですよね。
じゃあ別の人たちに対してあるいは、「WOOD」のファンの方に対しても新しい音を提案できないかなと。
我々は『原音探求』を求めて製品を作っているんですが、そういうところで考えた時に、いい音というのはひとつじゃないなって思うんです。
「WOOD」には「WOODの音」があってそれもひとつのいい音だし、別の着目点を持てばそのひとつの原音に対してまた別のいい音というのがあるわけですよ。
で、実際にそれを形にしてみたらどうなるかというところが出発点でした。
──「WOOD」のイメージを強く持たれる方が多かったということは、今までのイメージと違うものを作るのって大変だったんじゃないですか?
美和さん:いや・・・んー・・・そうでもないですね(笑)。
うちは色々なヘッドホンやイヤホンを作っているので、それぞれに特色を持たせていく中で「この方向性はもっといいものに仕上げられるな」と感じるものがあるわけです。
そういった色々ないい音の中から自然と「今回はこの音」という形が見つかっていくのでそこに関してはあまり苦労はありませんでした。
「SOLIDEGE」シリーズで目指した『原音探求』。
──気になったんですけど、「WOOD」もこの『SOLIDEGE』のシリーズもどちらも原音を再生するという目標には変わりはないんですか?
美和さん:そうですね。
「原音再生」というか『原音探求』ということで我々としてはそのワードを使っているんですけども、
原音探求 = 原音をそのまま再現をする
とはちょっと違うんですよね。簡単にいうと同じ曲を聴いても「人によって着目点が違う」んです。
例えばひとつの曲に対して、Aという人がバイオリンに注目して聴く。
でも別の人は、いや、俺はギターだよ または ボーカルだよとかね。
どこに着目するかでどのように違って聴こえるのかなと思って、
この音はどういう音なんだ、どういう風に表現してあげたらよく聴こえるんだろうか、と考えるようになりました。
その結果、我々は原音再生としてイメージされるマイクで収録されたものをそのまま再生するというのとはまた違う意味での『原音探求』というものを目指すようになったんです。
──じゃあ「WOOD」シリーズで目指した『原音探求』というのはどのようなところにフォーカスしていたんですか?
美和さん:楽器が持つ暖かさ・ぬくもり、あるいはその空間の表現ですかね。そういったものがメインになって注力した部分でしょうか。
──では、今回『SOLIDEGE』で目指した『原音探求』というのはどういうところなんでしょうか。
美和さん:まず、ディテールをきっちり再現してあげたいと考えました。
非常に細かいところになるかもしれないんですけども、ディテールを再現することによって音の輪郭をきっちり再現し、曖昧さの部分を排除するような方向に定める。
そうしてあげることで音をくっきり浮かび上がらせるということを狙っています。
長年の努力と偶然の発見から生み出された装着感。
──今回の機種はノズルが回るようですが、構造的に音質に悪影響はないんですか?
美和さん:ノズルの角度とドライバーユニットの角度というのは音に密接に関係があるので、実は回転してもドライバーユニットとノズルの関係は一切変わらないようになっています。
なのでどの角度でも同じということで、それが逆に作る上での制約にもなりました。
ノズルの向きをいじると普通は音が変わっちゃうんですけど、この『SOLIDEGE』はそうならないような設計にしています。
──すごい・・・。
美和さん:簡単に説明すると、常にドライバーユニットに対してはノズルが同じ角度で回転するようにしてあるので同じ角度が維持できる、というものです。
お客様と作り上げて来た試作機。
──では、そのままの流れでお伺いしますがここに置かれているものは・・・?
美和さん:「なんじゃい」と(笑)。
──はい(笑)。
美和さん:えっと、これが一番最初の試作機です。
技術部内で「ちょっとこんなものを作ってみようか」って話が出て作ったのがこれで、
3Dプリンタを使って筐体を作り、中のドライバーユニットは新たに試作しています。
それを春に出展して、夏に中身を少し進化させた試作2号機を展示しました。ここから金属筐体になっています。
で、最終的に量産品になったというような形ですね。
今回の『SOLIDEGE』シリーズからイヤホンでは初めてイベントで試作機を出展し、お客様に音を聴いていただいてフィードバックをもらいながら開発をするということをやっています。
──今までになく、お客様の声に寄り添って作ったような感じになっているんでしょうか。
美和さん:そうですね。
寄り添ったというよりも、我々の出したい音・提供したい音っていうのは頑なに守った上でご意見を頂戴しているという感じなんですが、
そこで我々が気づいていなかった部分をご指摘いただき「あっ、そこなんだ!そこを良くすればもっとよくなるのか!」と製品をブラッシュアップしていきました。
──その中で言われたことで何か印象に残っているものはありますか?
美和さん:一番最初の試作機の時点から(ノズルが)回転するようになっていたんですけども、実は回転するのを教えないで聴いてもらってたんです。
で、まあここら辺の角度だろう。という位置の角度にコソッと変えて渡していたんですが、みなさん「装着感いいね」って言ってくれるんです。
やっぱりこの微調整ができるという部分の魅力は十分に発揮できていると感じ、ますますこの機構に自信をもって商品化に進められたかなと思います。
──今回キービジュアルが耳掛け式になっています。今までJVCのイヤホンで耳掛け式の製品は少ない印象がありますが、これを搭載するに至った理由っていうのはあるんですか?
美和さん:最初は耳掛け式を意図して制作した訳ではなくて、ノズルの角度を調整できるようにすることで
いろんな耳の角度の方がいるので『どなたの耳にも合うように』というのが出発点だったんですよ。
だから実は、最初は360度回らなかったんです。
なんですけど、「これ自由に回すようにできたら耳掛けにもできるよね」と生み出されたものでした。
──ある種偶発的にできたものだったんですね。HA-FX850の時には無理やり耳掛けにしている人も見かけましたが。
美和さん:LとRのケーブルを逆にして耳に掛ける方法ですよね。
──それです(笑)。それでお客様もスタッフも無理やり耳掛けにしていたので、これはかなり喜ばれるのではないかなと思いました。
美和さん:そうですね。その話ももちろん知ってはいたので、『SOLIDEGE』ではそのまま突き進んだ感じです。
──装着感に関してだと、発売時に話題になったのがこのイヤーピース「スパイラルドット+(プラス)」だと思うんですが、これは今回の開発で初めて考えられたものだったんですか?
美和さん:はい。
今回のイヤーピースで特徴的なのは材料なんですが、イヤホンでは初めて使う材料を採用しました。
その材料を作っているメーカーさんとは2、3年も前からずっとイヤーピースの開発を進めてきたんです。
最初の頃に試作していたものは全然使い物にならなくて、
やっと使えそうな材料が完成して、実際に試作してみたら「なんだこれ、すごくいいじゃないか!」ということで今回の機種に使うことになりました。
2〜3年かけて作っているということもあって、メーカーさんもかなり苦労されたのを知っていたからこそ素材を使うだけではなく
「形もブラッシュアップしてよいイヤーピースを!」ということで力をいれて制作した結果、今回のような形になったのだと思います。
ブランドとしてのこだわりと、もっとお客様に楽しんでほしいという気持ち。
──もうひとつ特徴になっている「ノズルの部分で音を調整できるようになった」という機構はどのように生まれたのでしょうか?
美和さん:そうですね・・・。
「WOOD」のシリーズも中に金属のパーツが入っていて、そこが音に影響を与えているんですけども、
そこの金属を変えると音がだいぶ変わるっていうのは経験上掴んではいたんです。
今回、この『SOLIDEGE』というシリーズを作るときにそこのパーツにどの金属を使おうかというのを考えて、ステンレスは真っ先に思い浮かんだんですけれども、他の材料も捨てがたいと思いました。
例えばチタンを丸ごと使っちゃうと価格が非常に高いものになってしまうけども、捨てがたい音がある。じゃあその音を何かしらの形でそこに盛り込みたいな、と。
この機種の内部にはドライバーユニットの手前に「ドライバーケース」という金属のリング状のパーツがあって、そこにユニットがくっついているんです。まずはその金属の素材をチタンに変えてみました。
すると、それが非常に良かったんです!
すると今度は「もっと変えられるよね、楽しめるよね。」という話になって。
じゃあノズルのところの素材を変えてみたらどうなんだろう?というところで実際に試してみることになりました。
結果としては大成功で、これは結構楽しめると感じたので。じゃあ交換式にしてお客様にも楽しんでもらおうよ、と採用に至った訳ですね。
今思ってみると、ここが本当に一番苦労したところではないでしょうか。
ここは部品が非常に小さいので「どんな風に交換するのか」が大変でした。
このレバーを引きながら回転するようになっているんですが、
この機構には一眼レフのカメラのレンズを交換するのと同じ仕組みが入っています。
もちろん単純化はしているんですけども、このレバーとかの部品が米粒よりも小さくて、それをここに入れ込むのは非常に大変でした。
「なんでそんなめんどくさい機構をいれたの?」って聞かれるんですけど、我々としてはやはり簡単に取れてお客様が困ってはいけないという思いからでした。
他社さんのモデルでノズルが交換できるものだと、ネジを回してねじ込んでいくというタイプが多いと思うんですけれど。
それだと人知れずにゆるんでくる可能性があるんじゃないか、というところで
かなりの試作を重ねて「これなら安全だね」ということで、このような構造にしました。
あと、最初はですね、周りは大反対でしたね(笑)。
──付け替えるという構造がですか?
美和さん:まず「外れるという自体で論外だ、万が一使っているときに外れたらどうするんだ!」と言われました。
やはりJVCというブランドで出すからにはきっちりとした品質のもので出さないといけないというところがあって、
その信頼性というか、そういった部分をきっちり確保した上で出すというところは結構ハードルがあったのかなと思います。
ただそれをクリアしたおかげで、イベントではうちのブースの前には結構なお客様に並んでいただいて。
全てのノズルを付け替えて聴いて「あ、チタンはこういう音だね、真鍮はこういう音だね。」といったような形で楽しんでいただけたので、やってよかったかなと思います。
──ちなみにオススメはどれですか?
美和さん:オススメは・・・ですね。
特にこれがオススメ!というのはないんですが、
ただひとつ言えるのは、標準でステンレスのノズルがついているんですが、それがベースになるかなというところですね。
そこからチタンの味をつけたり、真鍮の味をつけたりというような印象です。
音を伝えるドライバーユニットとケーブルへのこだわり。
──今回はドライバーユニットも新しいものになっているんですか?
美和さん:はい。振動板もかなりこだわって作りました。
──ではその新しいドライバーについて教えてください。
美和さん:そうですね・・・。『D3ドライバーユニット』という名称なんですけれど、実は完全に後付けです。
ただ、全然ずれた言葉は選んでいるつもりはなくて目指していたものをしっかり言葉で表現できているかなあと思います。
(*D3:Dignified(凛とした)、 Distinct(明確な)、 Delightful(心地よい) )
この『SOLIDEGE』で目指した音は、その3つの言葉どおりですね。
それを実現させるために、特殊な振動板の構造を採用しています。
それが「PET」と「PEN」の2種類のポリマーの組み合わせと、
コーティングも普通のカーボンとダイヤモンドライクカーボン(以下、DLC)の2種類を使ってそれを組み合わせる<DLCドームデュアルカーボン振動板>という構造です。
──<DLCドームデュアルカーボン振動板>って振動板が2枚ってことではないんですね。
美和さん:そうですね、振動板は1枚です。樹脂とカーボンがそれぞれ2種類ずつっていう形になっています。
──これはなぜこのような構造になったんでしょうか?
美和さん:振動板って構造上真ん中の部分がドーム状になっていて、そこから外側に向かってエッジという部分があるんですけど音作りにおいて一番支配的なのはドーム部分なんです。
そこがしっかり形を保ったままストロークしてほしくて、
逆に周りのエッジの部分っていうのはなるべく音を出して欲しくないんですね。
真ん中のドームの部分は強く、周りのエッジの部分をちょっとしなやかに特性を変えてあげることで、
きちっとストロークしながらカチッとした音が出るようになっています。
──じゃあドライバーの部分によって素材が違うというのは割合が違うんですか?それとも素材の違いでしょうか?
美和さん:ベースの素材自体はそもそも同じPETです。
全体的にPETの振動板があって真ん中のドーム部分にPENの素材を貼り付けているという形になりますね。
更にそのPENにはDLCをコーティングしてあるので真ん中だけ非常に強度が高くなっています。
──そうすることでキレの良さにつながると。
美和さん:はい。
単純にDLCを使っている振動板って他にもあるんですけれど、全面にDLCを使っているものが多いんですね。
でも、そうすると全部が硬くなっちゃうので、音も硬くなりすぎるんです。
真ん中だけDLCにすることで適度なしなやかさもあってカッチカチの音ではなくて、その輪郭とかをきっちり表現しながらもしなやかな音も出せるというようなところを狙っています。
──この小さなパーツに塗り分けするっていうのは大変そうですね。
美和さん:はい。
「WOOD」でも振動板の真ん中の部分だけウッドの素材を使っていて、その貼り合わせの技術があるのでそういう意味ではちょっと共通点がありますね。
──ケーブルとかも今回新しいものに・・・?
美和さん:そうですね。NEWです、かなり。
──では、これも「WOOD」の時とはかなり変わっていると。
美和さん:全然違いますね。素材的には4NのOFCなのでそんな変哲はないんですけども、
芯線の構成とケーブルの構造をちょっとこだわって作りました。
通常ですとここの分岐の部分からプラグに行くまでっていうのは、
3本のケーブルがまとめられちゃうんですけども、今回のケーブルでは2本2本でLRがずっと別れたままなんですよ。
あと、この分岐のところも分岐はしているんですけど半田を使っていません。
やはりどうしても半田で音が変わってしまうので、使わない訳にはいかないんですけれども、
半田の箇所を減らしてあげることで余計な接点を増やさずにより新鮮な音を出せるようになりました。
──ケーブルもすごい太いですよね。それだけ太いと取り回しもしづらそうですが。
美和さん:そんなことはなくて、結構柔らかく仕上がるように作っています。
被覆の硬さを調整して、使い勝手を考慮した上でなるべく柔軟に、曲がってすぐ断線しないように耐久性の方も・・・という風に、ここの部分もこだわりがたくさん詰まっています。
見た目とは裏腹な心地よさを体感してほしい。
──この記事を読んでお試しになる方に注目してほしいことや試してほしいことはありますか。
美和さん:そうですね・・・。
ノズルは交換して試していただきたいんですけども、回転する部分もぜひ体感してほしいです。
この回転する部分の微妙な角度の差で耳へのフィット感が変わるので、耳にうまく装着できるとダイレクトに「いい音」になります。
ただそこのポイントを外すと「ん?」っていう感じになったりするので、この角度を自分の耳に合うように調整して試していただきたいなと思います。
通常のイヤホンはここは固定なので、よく合わないなという状態でもそれ以上はもうイヤーピースを変えるくらいしかできないんですけれども、
この機構は自分の角度の最適なところに落とし込めるので特にトライして体感してほしいと思う部分ですね。
──ありがとうございます。今更なんですけど『SOLIDEGE』ってどういう意味ですか?
美和さん:そうですね。これは造語で、
「SOLID(ソリッド)」と「EDGE(エッジ)」を組み合わせたものです。
──へえ・・・!では、音をそのまま表してる、と。
美和さん:ただ、「EDGE(エッジ)」というとささくれ立った音や輪郭を強調するがあまりにつんざくような音、という想像をされちゃうのはちょっと怖いなあって思いながらネーミングしたんですけれども、
実際聴いていただければそういう音ではなく、きっちり輪郭が出ながらも耳に突き刺さるような音は出てこないように丁寧なチューニングをしたつもりなので。
そういうところも聴いていただければなと思います。
──D3のDのひとつが「心地よい」ですもんね。
美和さん:そうですね。
D3で一番大きなところはその部分かもしれないです。そこだけちょっと大きくしてほしいくらい(笑)。
凛とした音というよりはどちらかというと心地よさの方が強く意識しています。
やっぱり聴いていて、いつの間にかしかめ面になっていたら良くないので。リラックスして聴いていただきたいなと思います。
最後に
──最後にユーザーさんに向けてのメッセージをお願いします。
美和さん:今までのイメージとは違ってクッキリハッキリしたような新しい音なので、まずその音を感じていただきたいです。
そして、それに盛り込まれているノズルやケーブル・イヤーピースの部分。
手に取ってもらうと結構ずっしり重かったり、金属感やそういった手にしたり装着した時の感触の部分も感じてもらいたいなと思います。
改まっては言いにくいんですけれど、こうやって説明をさせていただいたように、
自分でいうのもアレなんですが「こだわって作ったもの」ではあるんですね。
なので、手にとっていただければそのこだわりを感じ取っていただけるんではないかな?という自信作ですから、まずはトライしていただきたいなと思います。
そして、どこかにポテンシャルを感じていただけたなら、ぜひお買い上げいただいて。
ちょっとエイジングをするとまた変わってくるのでそういうところも楽しんでいただきたいなと思います。
──美和さん、ありがとうございました!
以上、SOLIDEGEシリーズ『HA-FD01』と『HA-FD02』の開発者インタビューでした。
気になった方はぜひ店頭にてお試しください!
それでまた次回。