シンガポールの大人気ケーブルメーカーEFFECT AUDIOから新製品Janus(ヤヌス)の登場です。EFFECT AUIDOのカスタマイズケーブルとして、2018年4月14日(土)より店頭とWebにてオーダー開始です。様々な分野の専門家や熱狂的なオーディオファンの交流とディスカッションを繰り返して生まれた、パラジウムメッキを使用したハイエンドケーブルです。JanusにはDynamic Versionの”Janus d”とBasso Versionの”Janus b”があり、それぞれ音が違います。このブログではJanus(ヤヌス)の紹介と聴いてみたレビューを掲載しているので、是非ご覧ください。
Janus
Janusは業界初のパラジウムのメッキ銅線とEFFECT AUDIOオリジナル合金ミックス線を使用したハイブリッドケーブルです。ダイナミックでエネルギッシュなサウンドが特徴の『Dynamic Version』と、より低音が強調されたサウンドが特徴の『Basso Version』をご用意致しました。圧倒的な解像度と芯のある透明感をあなたに。
■完成まで
EFFECT AUDIOは常にケーブル設計の可能性を最大限に引き出そうとしています。そこで、多くの専門家やオーディオ愛好家と話し合いの末、パラジウム(金属の一種)メッキのケーブルが、ハイエンドシステムに適正なのではないかという結論に至りました。パラジウムメッキケーブルに対する研究開発とテストを進めていき、制御するのが難しいところがありましたが、可能性を秘めたプロトタイプを作る事ができました。そこから、様々な素材と異なるセットを研究し『Janus』を生み出す事ができました。
■名前の由来
2面性があり互いに反対の極性を持つ名前を探したかったのが始まりでした。そこで、ローマ神話にでてくる、2つの顔を持ち、過去と未来を眺める神様”Janus”から名前をとりました。Janusは前と後ろに反対向きの顔が二つついている姿をしており、Janusのロゴである”db”はその姿をイメージして作りました。
■スペック
・24AWG
・8芯
・マルチサイズの撚線
・高純度OCCパラジウムメッキ銅線&Effect Audioオリジナル合金ミックス線
(銅線がシルバー線/合金線はブラックの被膜線)
・EFFECT AUDIOのウルトラフレキシブル被膜を採用
・付属のアダプタープラグは株式会社日本ディックス製Pentaconnプラグ(4.4mmバランス)とオヤイデブランドのPSquared(3.5mm)を採用
※2018年4月17日追記 商品表記の誤りに関するお詫びとお知らせ
このたび、プラグに関しての表記に誤りが判明いたしました。
多大なるご迷惑をお掛し、誠に申し訳ございません。
謹んで深くお詫び申し上げますと共に、
訂正させて頂きます。
正しい表記は以下の通りでございます。
(誤)
株式会社日本ディックス製PentaconnプラグPSquared(パラジウム/プラチナメッキプラグ)を採用
(正)
付属のアダプタープラグは株式会社日本ディックス製Pentaconnプラグ(4.4mmバランス)とオヤイデブランドのPSquared(3.5mm)を採用
製品概要
■発売日
2018年04月14日(土)
■基本価格
¥157,900(税込)
※Janus d/bは同じ価格です。
■選択したコネクターによって価格が変わります
・FitEar用コネクター
・JH4pinコネクターwith Bass control
■プラグの仕様について
Janusは2.5mmバランスプラグしか選択できません。その代わりに変換プラグが付属してきますので、ご自身の環境に合わせてお選び下さい。
※4/23プラグ仕様について詳細を追記致しました。EFFECT AUDIOの標準変換プラグではなく、Janus専用の変換プラグが付属致します。
ご購入方法
EFFECT AUDIOケーブルカスタマイズサービスの対象商品です。普通のご購入方法とは異なりますのでご注意下さい。
■カスタマイズサービスって?
サービス開始から約一年で300件以上ものオーダーがあるぐらい好評頂いているサービスです。ご利用方法は、専用オーダーフォームで好きなケーブル、コネクタ、プラグを選択して送信するだけ!!
オーダー方法については、店頭受付編とWeb受付編で分けて紹介しているので是非下記ブログをご覧下さい。
■受付~店頭編~
■受付~Web本店編~
レビューしてみた
ネリマ事業部兼WEB本店スタッフの「マーク」と秋葉原店マネージャーの「カイヤ」にレビューをしてもらいました。▼▼
多くのハイエンドケーブルを手掛けるEFFECT AUDIOが新たな素材として用いたのが「パラジウム」メッキ銅線。その線材と同社オリジナルの合金ミックス線とを8芯で編んだのが、今回の「Janus」です。今までの同社製品とは一線を画したルックスと選択できるプラグタイプが2.5mmバランスのみ(3.5mmもしくは4.4mmの変換が付属します)と思い切った仕様。さらにDynamic Versionの「Janus d」とBasso Versionの「Janus b」二つのモデルに分かれています。2つの線材をかけ合わせているということは二面性を持てるということでしょう。肝心のサウンド面、特に二つの違いについてですが…
・Janus d⇒全音域にかけてレスポンスよく、一体感や躍動感というものの表現に長けています。楽器数が多い楽曲を雰囲気も含めて、ダイナミックに音聴きたいというのにはこちらのケーブルをオススメします。
・Janus b⇒重心を低く持つ一方、すっきりと見晴らしよく音像が見えます。グルーヴ感を重視し、一音一音細かく聴きたいというのにはこちらのケーブルをオススメします。
どちらも非常に8芯らしい重厚感のあるサウンドですが、鋭角な表現を和らげつつも、輪郭がぼやけることもなくまさに金銀銅どれとも違う「パラジウム」メッキならではの唯一無二な存在ではないでしょうか。
Janusは珍しくパラジウムメッキ銅線とEffectオリジナルの合金ミックス線で製作されています。d(Dynamic Version)とb(Basso Version)の2タイプあります。
取り回しはどちらも変わらず8芯で太いのですがEffect持ち前の柔らかさで特に不便さを感じることは少ないと思います。音質についてdの方はダイナミックバージョンなのですが聴いてみた印象だと芯がしっかりしているのですが全体的にクールで分析的に聴きたい人に向いているかと思います。全体的にフラットで音量を上げても歪みがあまり出ないので鳴らし方に余裕を感じるケーブルです。bは対照的で全体的にエネルギッシュなサウンドです。低音の量感も増えますが他の帯域も全体的に押し出しが強くなっている印象で、音楽を楽しく聴きたい方におススメです。レスポンスが正確で、音の出だしと余韻の表現がとてもバランスよく聴けます。Horusよりも骨太でパワフルに音楽を楽しめるので、イヤホンでもヘッドホンのように鳴ってほしいという方にもおススメです。ご試聴される際は是非どちらも聴き比べしてみて下さい!
まとめ
・JanusにはDynamicとBassoの二種類ございます。
・カスタマイズケーブルサービスの対象。
・オーダー開始は4/14です。
■受付店舗
・大阪日本橋本店
・秋葉原店
・梅田EST店
・名古屋大須店
・SHIBUYA TSUTAYA店
・Web本店
※試聴機は秋葉原店でのみ展開致します。
以上、ターシーがお送り致しました。
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■Horus~EFFECT AUDIO史上、最高傑作~