大先生です。
Astell&Kernの最新モデル『AK70 MKII』が遂に10月14日に発売となりましたね。

AK70のサイズ感はそのままに、SP1000のノウハウを用いたアンプ部やデュアルDACなど、大変パワーアップをしていることで話題を集めています。
当然僕も注目している機種であり、『いいなあ、欲しいなあ』とつぶやきながらサンプル品をいじりまわしていると、Sさん(株式会社アユートの名物営業マン。人をオーディオ沼に引きずり込む達人として知られる)から連絡がありました。
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Astell&Kernの最新モデル『AK70 MKII』を聴いてみる仕事をしましょう。
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……マジですか?
デジャヴです。
Sさんがこんな感じで仕事を持ってくる時は、だいたい何かがあります。
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……一応聴きますけど、それは僕が聴く企画じゃないですよね?
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もちろんです。
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(もちろんなのかよ)
じゃあ、今回は一体誰が……?
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木村良平さんです。
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は?
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大人気声優、木村良平さんご本人です。

『よろしくお願いします』
ま、マジだー!!
というわけ(?)で、今回はそんなAK70 MKIIを、なんと声優の木村良平さんに聴いていただけることになりました。
実は木村さん、元々オーディオに非常に興味があり、ハイレゾ音楽プレイヤーも使用しているとのことなのです!
今回はその辺りについても併せて訊いて参りますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
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今日はよろしくお願いします。
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よろしくお願いします。
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木村さんは、普段は音楽はよく聴かれる方ですか?
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凄く聴いてますね。移動中も家にいる時も常に何か聴いている感じ。
家だと、双子のスピーカーをコンポに繋げて、CDやポータブル音楽プレイヤーを聴けるようにしてます。
あとは、テレビで音楽番組とかを聴く時のために無指向性スピーカーを置いてたり、映画用にサウンドバーみたいなのを置いてみたりしてます。
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おおっ……! じゃあ、結構コダワリがあるんですね?
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いや、うーん。
どちらかというと、詳しい人が周りにいるおかげです。俺自身は全然詳しくないんだけど、『こういうのがいい』と相談すると、教えてもらえるような。
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周りのマニアな方の恩恵を受けているという感じですね(笑)。
実はあらかじめ『ご家庭のオーディオが結構凄い』と伺っておりまして。
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うちの父親が凄いんですよ。壁一面がオーディオみたいな感じ。
父の友達もまた凄くて。オーダーメイドでオーディオルームとかを造っちゃったんです。
で、その時に使用しなかったONKYOのアンプを譲ってもらって。今はそれをめちゃめちゃ愛用してるんです。
父がずっと欲しかったモデルらしくて。音が凄くいいんですよ。
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色々と規模の大きい話ですね……。僕らとしてもまた、別ジャンルの凄い世界だなあ、という感じがします(笑)。
では、ポータブルオーディオの方はいかがでしょうか?
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それがですね、今はこいつを使わせて頂いています。

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え、SP1000 Stainless Steel!? こちらを……!?
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あの人と知り合ってから良いのを知っちゃったせいで、耳が肥えちゃって。
お世話になってまーす!
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あの人……?
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いやあ、そんな(笑)。
(※Sさん:株式会社aiutoの名物営業マン。人をオーディオ沼に引きずり込む達人として知られる)
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で、出たー!!
……それにしても、めちゃめちゃ高級なモデルをお使いですね。
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本当に音が気持ちいいんですよね。聴き疲れしないし。

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ちなみに、SP1000を使われる前は何を使っていたんですか?
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前は、同じメーカーのAK320っていうのを使わせてもらってました。
その前はiPod Classicですね。いっぱい音入れたいのでClassicがよくて。
Classicってもう無いんですよね?
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終了しちゃいましたね。
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ですよね……。
そう、Classicが無くなるって聴いて『はあっ、どうしよう』ってなって(笑)。
そんな感じでプレイヤーを探している時に、Sさんと知り合って。
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……凄い巡り合わせですね……。
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そう。『やったー!』って(笑)。
知人伝いにお話を聞いて、『ぜひ紹介して!』とSさんを紹介してもらったんですけど。
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そしたら、もの凄いのが来たと。
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そうそう。ちょっとこれは、凄いなって。
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ですよね(笑)。
もともと、ハイレゾやハイレゾプレイヤーというものに関してはご存じでしたか?
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一応、存在は知ってました。
けど、なんか『深そうだな』って思って。
ズズズズ、って沼にハマっちゃうのが怖いなって思って、触れないようにしていました。
触れないように、してたんですけど……(笑)。
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なるほど……(笑)。
元々のiPod自体が圧縮音楽メインのプレイヤーでしたので、そこから一気にAKシリーズのようなハイレゾプレイヤーに移られたら、音のクオリティ自体がバッと飛躍的に変わっちゃったんじゃないかなと思いますが、いかがでしたか?
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『知らなかったら知らなかったで済んだな』と思うんですけど(笑)。
ただ、家とかでじっくり聴いてたりするのと、iPodで聴きながら歩く時の音ってだいぶ違うじゃないですか。
そこの差については『うーん』と思ってたので、そう考えると凄く良い出会いだったな、って思って。
気持ち的に『俺、良い音で聴いてる……』って思いながら聴くと、やっぱり良いですよね(笑)。
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やっぱり『良いプレイヤーで聴いてる』って思うと、性能以前に音が良い気がしてきますよね(笑)。
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そうそうそう(笑)。音が立派になった気がする。
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ちなみに普段使われているイヤホンはそちらですか?
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そう! これも今、めちゃくちゃ使わせていただいていて。

これもプレイヤーと同じメーカーなんですよね?
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そうですね。
プレイヤーを作っているAstell&Kernというブランドと、ドイツのBeyerdynamicというメーカーのコラボ商品になります。
それを今は更に『Crystal Cable Next』というケーブルにリケーブル(ケーブルを交換する行為)しています。
(※生産終了品のため、取扱い時の価格のみご覧頂けます。)
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ケーブル……俺、正直舐めてたんです。
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最初はそうですよね(笑)。
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わかんねーよ、そんな違いは俺には、みたいな(笑)。
そう思ってたんですけど、全然違って。『やるな、ケーブル!』って思いました。
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結構グッと変わるかと思います。
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変わりましたねえ。びっくりしちゃった。
最初は付属のケーブルの、アンバランスとバランスのやつ(※)を付け替えて使っていたのですが、
最近はバランスの方が聴き疲れがしない気がしていて、ずっと聴いてたんですけど、
こっち(Crystal Cable Next)だとアンバランスなのに『疲れないなあ』って。
相性みたいなのがあるんですかね。凄く気に入ってます。
(※AK T8iE MkIIには通常のケーブル(アンバランス)の他に、専用の接続方法でより高音質に楽しめる『バランス接続用ケーブル』が付属している)
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じゃあ今はSP1000 SSにAK T8iE MkIIと、更にCrystal Cable Nextを使っているわけですね。
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正直、ちょっと贅沢すぎてあまり世に出しにくいんですけど(笑)。
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ちょっと凄いですよね(笑)。
うちのお客さんでもなかなか見かけないレベルです。
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一体誰のせいなんだかわかりませんけどね(笑)。
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(ニッコリ)
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というわけでですね。今回はそれくらい耳の肥えてらっしゃる木村さんに……。
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いや、肥えてないですから!(笑)
そこでハードルを上げさせようったって、そうはいかないぞ!(笑)
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まあまあ、そうおっしゃらずに(笑)。
今回はAKシリーズの最新作ということで、こちらをご用意しました。
『AK70 MKII』という、小さな機種です。

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うわ! かっわいい……。
もうね、今日この話が始まる前からずっと可愛いって言い続けてますけど。
そしてこれ、めっちゃ軽いんですよ! これいいなァ……。
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普段のね、使われているSP1000が、あの、ちょっと……。

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これは、鈍器ですから……。(一同笑)
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確かにSP1000は非常に重たいモデルになってますよね(笑)。
なんといっても、今のAstell&Kernの一番高いモデルですから。
逆に今回の『AK70 MKII』は、サイズ感であったり、軽さであったりと、比較的手軽に運用してもらえるモデルになっています。
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最新機種を聴き比べできると聞いた時には、SP1000のイメージがあったので。
やっぱり高いし、大きいし、重たいしとかって思ってたから、全然手軽とは言えないかもしれないよ、なんて思ってたんですけど。
でも、これはめっちゃいいですね!
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そうなんです! こちらの手軽さはもう、全然違いますよね。
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やっぱりね、コレ(SP1000)を持ってるとじーっと見られるんですよ。
「何を持って歩いてるの?」って(笑)。
これなら全然いいですもんね。
でも中身はちゃんとしてるんですよね? ちゃんと、っていったらアレですけど。
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そうなんです!
さっきも言った通り、もともと『AK70』っていうモデルがあったんですけども。
それに加えて更に高級機のノウハウを凝縮した機種になってるので。
音的にも凄く満足して頂けるんじゃないかなと。
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いいわあ……ほんと可愛いし……。

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では、イヤホンもお持ち頂いているということで。
こちらの『AK70 MKII』でさっそくご試聴して頂ければと思います。
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はい! ぜひ聴かせて下さい!
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ちなみに、普段はどんなジャンルの音楽を聴かれますか?
ご実家のオーディオ環境が凄かったということは、クラシックやジャズを聴かれてたりとか……?
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父親がね、雑食で、なんでも聴く人で。
車でどっか行く時とか、家にいる時も、ずっと音楽をかけていて。
CDも何千枚もあって……。俺が子供の頃は一番テクノを聴いてたかなあ。
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木村さん自身はどういうジャンルを聴いていますか?
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それこそ昔、父に教えてもらったテクノとかの音楽とかも未だに聴くし、友達の曲とかも聴いてます。
あとは、最近だと洋楽ヒットチャートに入っているような曲がマイブームで。
自分より若い子達の曲とか(笑)。良く聴いていますね。
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なるほど。
ちなみにハイレゾ音源は聴いたことはありますか?
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ありますあります! moraさんなどで買ったりします。
ただ、今回試聴に使うのは、えーと……全部CD音源ですね。
どうしても、盤が好きなんですよ。
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良いコメント頂きました。『盤が好き』。
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いいんですか、ハイレゾプレイヤーの話をしてるのに(笑)。
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試聴だと、普段聴いている楽曲がどう聴こえるのかが大事ですから。
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なんだかんだ、CDは最高ですよ。
みんなハイレゾハイレゾ言ってますけど、CDだって大好きなんです。
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ちょっと(笑)。
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それで、今回はどんな楽曲で試聴を?
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えっと、まずはCowboy Junkiesの『Mining For Gold』。
30年くらい前のアルバム(『The Trinity Session』)ですかね。
教会で1本だけマイクを立てて録ったアルバムらしくて。すっごい好きなんです。透き通ってて。

で、次の『NOTE』は、僕がえこひいきしている早見沙織という後輩の曲で。
3つ目がwill.i.amの『Scream & Shout』っていう、最近聴いてるダンサブルな感じの曲です。
じゃあ、聴いちゃっていいですか?
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どうぞ!
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……。

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…………。
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あぁ! 凄いっすね! このサイズでこれでしょ?

(SP1000と)聴こえ方はだいぶ違いますけど、こっちのほうがなんというか、ガツッ! と来るような気がしますね。
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そうですね。
元々のAK70からそうなんですが、若い方にも特に人気があって。比較的キャッチーなサウンドになってると思います。
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なるほど、確かにキャッチーな感じ。
今は『Mining For Gold』をしっかり音量を上げて聴いてたんですけど、録ってる環境が特殊なので、周りの環境音とかが入ってる曲なんです。それがふわーっと自然に広がる感じ。
音楽自体はガツッと来るんですけど、環境音はちゃんと外にいてくれるから。空間の広さがしっかりと感じられます。それがわかるとうれしいですね。聴き甲斐があるというか。

(2曲目を聴いて)……ああ、やっぱ沙織ちゃんはいい声ですね。
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ですね(笑)。
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さっきも同じようなことを言ったけど、歌がやっぱりガッツリくるんで。
歌声がしっかり届いて、満足感があるから。
好きな歌手とか、この人の声が好き、っていうのがあれば、ひょっとしたらこっちの方がSP1000より良いくらいかもしれないです。
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なるほど。
SP1000はスケール感というか、凄く壮大な鳴り方がすると思うんですけど。
それと比べてもAK70 MKIIは凄く楽しく聴けるサウンド作りになっていますよね。
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SP1000は『音が明確にこの位置で鳴ってる』とか、そういうのがクリアです。
ただAK70 MKIIはスパーン! と来てくれるので。迫力というか、勢いがあって。『この曲聴いてるぞ!』って感じが凄く強いですね。
もちろん、総合的なスペックで言ったらSP1000の方が高いので、じっくり聴くのには凄く良いんですけど、
手軽に持ち歩いて聴いたり、短い時間でスッと『この曲聴きたいな』って時なんかには、AK70 MKIIは凄く良いですね。

ちゃんと鳴ってくれるから、外で聴いてても音が曖昧にならないというか。雑踏の中で聴いてても、大丈夫だと思う。
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そうですね。
胸ポケットとかにも入れやすいサイズ感になってます。
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自分の歌の確認とか、振り付けの確認をする時にプレイヤーを手に持ってたりポケットに入れてたりするんですけど。
軽いし、何より音がグッと来てくれるから耳で拾いやすいんで。完全にこっちのほうがいいですね(笑)。
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SP1000を手に持ったまま踊るのは、下手したら周りの人が危険なレベルですもんね。
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そうですね。飛んでったらめちゃめちゃ危ないので。
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ポータブルという観点でいうと、やはりAK70 MKIIはメリットとして大きいのかなと思います。
で、そんなAK70 MKIIなんですが、前のモデルと比較して『バランス接続』の機能が強化されています。他の高級な機種をふまえたスペックアップがされてるんです。
よろしければぜひ、そっちの方も聴いて頂きたいなと。
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へー! バランス接続がこのサイズで出来るのは良いね!
となると、今の聴こえ方とまた変わるわけですね。聞きたい聞きたい。
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そして今回使っていただくのが、新しいCrystal Cableです。
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出たー!(笑)
これ、イヤホンはおんなじですか?
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そうですね。普段ご使用のものと同じもの(AK T8iE MkII)をご用意させて頂きました。
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ありがとうございます! じゃあ早速……。

……おおっ、びっくりした!
あっはっはっは、めっちゃ楽しいですねえ!(笑)
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ありがとうございます(笑)。
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『うわ、楽器!』ってなった。一個一個がポンポン! って。
パーカッションを聴いていたんですけど、本当に目の前で叩いているみたいでしたもん。
いやー、凄いですね。気持ちいい。
このサイズでこんだけ良い音鳴るなら、もうポータブルこれでいいんじゃない、って気もするんだけどなあ(笑)。
充分……どころじゃないですね。素晴らしいです。
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かなり良いですよね。
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このサイズでアンバランス、バランスって2種類聴けるならいいですね……!
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前の機種(AK70)でもアンバランス、バランスと切り替えて聴くことは出来たのですが、AK70 MKIIの大きな変更点としては『D/Aコンバーター(DAC)』というチップが1個から2個に増えています。
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バランス接続っていうのが、ざっくり言うと左右の音を完全に分離して駆動する方式なんですけど、『AK70』は1個のチップで左右の信号を動作させてたのが、『AK70 MKII』だと2個積まれるようになったので。より精密に左右の信号をクリアに再生出来るようになったわけです。
で、お持ちだったAK320だったり、SP1000とかも同様の仕組みになっているので。
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なるほどね!
ってことは、高級機の技術をAK70 MKIIにも搭載できたってことだ!
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そういうことです。
ですから、バランス接続がかなり大きな変更点というか、進化点ですね。
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確かに、バランスの音が軽くなっていないというか、ガツッと来る迫力もあって、どの音がどこで鳴っているかっていう位置関係も明確にわかるし。
それが気持ち良かったですね。
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よろしければ、元のAK70とも聴き比べしてみましょうか。
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お、そうですね。どれどれ……。

今回の試聴には『Mirage White』モデルを使用。
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いかがでしょう。
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……こっちもめっちゃ良いですね!(笑)
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ですよね(笑)。
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結局良いんじゃん、っていう(笑)。
いやあ、この、これのサイズで鳴ってると思うと感動しますよ。
『新しいほうがやっぱ全然違いますねェ!』とか言ったほうがよかったのかもしれないけど(笑)。
でも、ごめんなさい。結果としてはとりあえず『良かった』。
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しばらく併売になるので大丈夫です(笑)。
価格としてはAK70が49,800円で、AK70 MKIIの方が72,780円です(どちらもe☆イヤホン価格/税込)。
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今、ハイレゾプレイヤー業界自体が凄く白熱していて。
高いモデルも沢山出ているんですけど、そういう中ではなかなかお手頃な価格で、クオリティも凄くしっかりしているAK70は評判が高いですね。
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あと、大きいと『俺、これ持ってんぞ!』感が強いじゃないですか。
人に対しても、さっき言ったみたいに、じーっと見られちゃったりね。
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良くも悪くも、所有感が強いですよね。
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でも、小さいとこっそり使えたりしていいなあ、と思いますけどね。
せっかく楽しむんだから、アプローチを増やすというのはひとつの手だと思うしね。
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ありがとうございます。
そんなわけで、色々聴いて頂いたわけですが、いかがでしたか?
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なんというか、やっぱり根本は『贅沢』だとは思うんですよ。
ひとつの楽曲があって、その楽曲が好きとか、アーティストさんが好きとかでその楽曲を楽しむっていう。
それ自体が娯楽としてすごく豊かなことだし、良いことですよね。
ただ、そうやって音楽を楽しむ時に、ちょっと良い音で聴く。
そういう楽しみ方は少しだけ贅沢で、そして凄くいい事だと思うんです。

ハイレゾじゃなくてCD音源とかでも、こういうプレイヤーにしてみると音が全然違ってくるじゃないですか。
聴き比べてみると、やっぱり世界が広がりますよね。お店に行けば試聴出来るんですよね?
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そうですね。
e☆イヤホンの各店頭でも実際に触れますし、microSDカードをお持ち頂ければ自分の好きな曲で聴くことが出来ます。
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今、聴き比べさせていただいた中でも、どうしても優劣の差はあるんだと思うけど。でも、どれを聴いてもそれぞれ楽しいし。
高級プレイヤーで何十万とかって高くなってしまうと手が出しにくいかもしれないけど、こういう比較的手頃なモデルもあって。
僕もモノづくり業界なので、こういう形で間口が広がっていくっていうのは大賛成で、最高にいいことだなって思います。
本当にこだわりだしたらね、こうやってリケーブルとかをして、ってやってもいいと思いますし。

後は、見た目の好みとかでも全然アリだと思うんですよ。結局のところ、娯楽だから。
僕もさっき言っていたけど、プレイヤーの見た目が可愛いとか、そういうもの。
僕らの仕事もそうだし、音楽もそうだと思うけど、これもエンターテイメントだと思うんですよね。
こういう自由な楽しみ方を教えてもらってよかったなあ、と思います。
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ありがとうございます。
では最後に、この記事をご覧になっている方にメッセージをお願いします。
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今回、僕みたいな素人がこうやって最新機種で聴き比べさせていただいたんですけど。本当にそのままの気持ちを、ただただ喋ってたので。
だからこそ逆にね、なんというか、共感してもらいやすいんじゃないかな(笑)。
僕自身、音楽が凄く好きだから。自分自身も多少なりとも音楽に関わる仕事もしているので。
これ(SP1000)は自分でも使ってて愛着があるし、聴いてて楽しいし。

こうやって色々聴かせて貰えるのも一個一個が楽しいし、このAK70 MKIIだって、手に持ってたらきっと凄く可愛く思えてくるんだろうなあ、っていうのもあって。
なんか、その楽しみをこうして伝える機会を与えてもらったのは凄く幸せなことでした。
『AK70MKII』で、僕がよく仕事で収録している『シチュエーションCD』とかは聴いたことが無いんですけど、どう聴こえるんだろう。
色んな声の良し悪しとか好調不調とかもバレちゃいそうで、ちょっと恥ずかしいな、とかも思ったりして。
ま、とりあえず! 試しに聴いてみて欲しいなあって、思いますし。それで良かったら手にとって使って頂いて。
みんなで耳を幸せにして、上手く楽しんでいけたらなぁ、と思います。
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素敵なメッセージ、ありがとうございました!
また、今回の記事の公開を記念して、メッセージ動画をご用意致しました。
木村良平さん、ありがとうございました。
そしてなんと、今回は読者プレゼントもご用意して頂けました!
木村良平さんサイン入り AK70 MKII Noir Black

AK70 MKIIのパッケージ、そしてREDカラーの専用ケースにそれぞれサインを入れて頂きました。
応募方法は下記の通りとなります。
<応募方法>
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【木村良平さんのサイン入り #AK70MKII が当たる! RTプレゼント企画の詳細は記事にて】
声優・木村良平さんにAstell&Kernの最新ハイレゾプレーヤー『AK70 MKII』を聴いてもらったhttps://t.co/3S950IgfKh#木村良平 pic.twitter.com/PIcuabqEeN— イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホン (@e_earphone) 2017年10月23日
抽選で当選された1名様にDMにて当選通知させていただきます。
※プレゼントの発送先は国内に限らせていただきます。
募集締め切り:2017年11月2日
当選発表/発送:2017年11月中旬予定
沢山のご応募、お待ちしております!
また、今回も記事公開を記念した特別セットをご用意させて頂きました。
記事中に登場したDAPとイヤホン『AK T8iE MkII』の数量限定のセットです。
どちらも大変お求めやすくなっておりますので、この機会に是非ご検討下さいね。
【今回登場した製品】
お相手は大先生ことクドウでした。それではまた次回。
※記事中の商品価格・情報は掲載当時の物です。
店舗案内
秋葉原店 本館

大阪日本橋本店

名古屋大須店

仙台駅前店


