e☆イヤホンのはまちゃんです!
今日はe☆イヤホンの中の人にいろいろとお話を聞こうと思います。
と、言うのも、
最近僕が気になるイヤホン
ALPEX HSE-A1000
※カラーバリエーションは13色!→今すぐチェック!
実際に聴いてみると。かなりいい感じの音。思わず買いました。どうやら、この音、e☆イヤホンの人がチューニングしたらしいんです。元々安いが、音はイマイチだったこのイヤホン、誕生秘話をインタビュー形式でご紹介したいと思います!
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チューニングをしたのは「ならちゃん」!
誕生秘話インタビュー!
ならちゃん(以下なら)
「楢崎です!いろいろやってます!」
はまちゃん(以下はま)
「ならちゃんがALPEXのイヤホンチューニングをしたって伺いました!結局、僕も買っちゃったんですけど、チューニングに至った経緯のお話が聞きたいです!」
なら「実は、こんなことがあってね。。。」
~回想~
上司みのboo(以下みの)「ならちゃん!代官山で仕事して!ウチ、CCC AIRと業務提携したから、いろいろヨロシク!」
なら「え、急にマジですか?なんでもやります!頑張ります!」
CCC・TSUTAYAにて
なら「これがTSUTAYAで一番人気のイヤホンか。よし、ちょっと聴いてみるか。」
なら「うーん。もうチョット抜けの良さが欲しいところだなー。おしいなぁ!もうちょっと、なんだけどなぁ。。」
2016年12月某日
みの「ならちゃん!中国いくで!」
なら「また、相変わらず急ですね!なんでもやります!」
みの「ならちゃん、前に、もうちょっと音良くなったらいいのにって言ってたイヤホンあるやろ?」
なら「あー!TSUTAYAで人気のヤツですね!」
みの「せや!アレの工場行ってなるべく値段上げんでいい感じの音にするで!!」
なら「え。」
みの「HAHAHA!!ところで、パスポート持ってる?」
~回想~
なら「みたいなことがあったんだよ。」
はま「えー!みのbooさんらしいというか、なんというか。そんなこんなで、中国まで飛び出しちゃったんっすか?!」
なら「そうそう。いやー、みのbooさんダイエット部で痩せすぎて入国でめちゃめちゃ止められるんだよ」
ダイエット部が気になる方はこちらのリンクから!
↓
なら「女性入国審査官に『本人か?本当に本人か!?どうやって痩せた?』ダイエット法を根掘り葉掘り聞かれて、必死に『ハードトレーニング』って伝えてるみのbooさんが面白かったです!」
はま「あー、痩せすぎて別人ですもんね。ウチのアルバイトスタッフはこないだまで知らないオジサンだと思ってましたよ。」
なら「いろいろ大変だったけど、すごく良いイヤホンができたと思うよ!」
何故改良版のA1000を作ったのか?
なら「TSUTAYAで年間10万本以上売れている、ALPEXの低価格イヤホン「AHP-337」。ハウジングの品質は良いですが、1000円のイヤホンなのでケーブルの品質は価格相応だったんです。音質も悪くはないのだが良くもない価格相当な製品。購入層は学生様が多く、長い時間使ってると思われますので、『TSUTAYAで売ってるのは良いイヤホン』にしたいという思いからスタートしています。機会があり、ALPEXの代表と担当様に、改良のお手伝いをしますので一緒にいいものを作りませんか?と話をしたのが、低価格で高品質なイヤホンをつくる始まりでした。」
テーマは、「お求めやすくて、良いものを本気で作る」
なら「ALPEXからは、お客様に長く愛用頂くために、ケーブルの改良の提案がありました。製造価格は上がってしまいますが、丈夫で品質の高いものに変更することが決まりました。断線対策のため、コード内にフィラメント繊維を追加して大幅に耐久性をアップさせたケーブルです。今回、この機種に用意されたケーブルは、1000円クラスのイヤホンではあまり見かけることのない1クラス上のケーブルになってます。」
はま「確かに、音の仕上がりはかなりいいですね。まったく事前情報無しに音を聴いたときは、『また騙された!めっちゃいい音やないか!どこのイヤホンやねん!』って、まさか、ならちゃんがチューニングに携わっていたとは。」
製品改良のお手伝い。
はま「では、具体的にチューニングのお話しを聞かせてください」
なら「先ず、改良の元になった「AHP-337」は、高精度アルミハウジングボディを採用しており筐体はものすごくしっかりしています。ケーブルが細く絡まりやすいこと以外に特に欠点は感じられません。
もともと、1000円のイヤホンの中では高品質と言える製品です。10mmと大型なダイナミックドライバを搭載しており、剛性が高く重量もあるハウジングとJVCやaudio-technicaの様に太めの音筒部も相まって量感たっぷりの低音域サウンドが特徴の機種です。その反面、低音域が全体的に持ち上がっているため中音域と高音域の見通しが悪く、「こもり」も感じるサウンドでした。」
はま「たしかに、このままでもなかなかいい。ローにパンチがありますね。」
なら「筐体の素性が良いので、中国のドライバ工場でドライバのチューニングを実施することに。チューニングの際に参考にした機種は、e☆イヤホンのU5000ランキングでも人気の3000円の価格帯機種、数点を用意しました。「お求めやすい、良いもの」のコンセプトを音に落とし込むために、目指すサウンドはポップスを気持ちよく聴けること。誰が聴いても良い音と感じていただけるように、ボーカル帯域、中音域の聴きやすさと、音抜けの良さを目標にチューニングを行っていきます。」
なら「工場でエンジニアの方と打ち合わせながら、調整を開始。通訳の方を通して、「低音域を減らして」「高音域を伸ばすように」とやり取りを行いますが日本語で伝わらないこともあり、なかなかチューニングがうまくいきません。ドライバーのチューニングは、ドライバーのフィルター交換とフィルターの組み合わせにって調整を行います。周波数測定を行い、結果と音を確認しながらエンジニアはサンプルを作成しているので、出来上がった周波数特性に対して、周波数特性の変化の方向性をグラフで描いて、調整を行って行きました。」
なら「前職で音楽制作を行っておりましたので、パラメトリックEQをエディットする感覚でエンジニアに周波数特性調整を依頼しました。
そうすると「低音はこれ以上下げられない」「今はハイが伸びるフィルターにしているから、抑えるフィルターに変える」などチューニングのコミュニケーションがうまく運ぶようになり、目標の音にどんどん近づいていきます。こうして、こもり感として聞こえる周波数帯域を相談しながら抑えることで、ボーカルが自然に聞こえて、音抜けの良いサウンドになったと思います。エンジニアに、目指しているサウンドを理解してもらえるかどうかが大きなポイントで、音楽制作と全く同じだなと改めて体感しました。エンジニアとのコミュニケーションがうまくいったことで、新しい製品づくりにつながったと思います。」
はま「知識もそうですが、音楽制作はコミュニケーションも重要な要素ですね。出したいサウンドが明確にあっても、それを作るのとは別の能力ですもんね」
改良品だけど新しい商品
なら「製品の良さを伝えるために、改良品ですが新たな品番と新しいパッケージを作成していただきました。学生が初めて買うイヤホンになっても、長く大切に音楽を楽しんでいただければと思います。」
なら「実は、この製品のドライバーチューニング時、高品質ケーブルはまだ間に合っていなかったため
前モデルのケーブルでチューニングをしていました。品質の高いケーブルに変わったことで、高音に切れが加わり解像度も良くなっています。・・・ですが、ハイが伸びる傾向のケーブルでもう少し前に出ていたローが少し抑えめになってしまいました。狙ったサウンドキャラクターと微妙に変わってしまったことはチューニングに携わった人間として残念ですが中音域、ボーカルは、とても明瞭に聞こえますので、中学生や高校生に沢山ポップスを楽しんでもらえればよいなと満足しております。」
最後に
なら「ALPEX「HSE-A1000」は1000円で良いイヤホンにこだわって開発した商品です。「HSE-A1000」を見つけたら、お求めやすい、良いイヤホンだと思っていただき、長く長く、音楽を楽しんでいただければ嬉しいです!」
※現時点ではe☆イヤホン先行独占販売となっています。
※カラーバリエーションは13色!→今すぐチェック!
1000円のイヤホンで出せる音はここまで進化しています!
是非、店頭で体験してみてください!
2018年1月28日更新
レビュー動画はこちら!
以上!
はまちゃん(eear_hamachan)がご紹介いたしましたー!
↓店舗案内↓
PR部 シニアクリエイター
e☆イヤホン東京秋葉原、PRスタジオに勤務!
身長180cm!
髪の毛は伸ばして寄付する、
へアドネーションしてます!
SNS・YouTube・ブログ等々担当してます!
あんまり知られてませんが、お料理するの好きです☆
【YouTube】
チャンネル
https://www.youtube.com/user/eearphone