どもっ!!e☆イヤホン アンバサダーのたっくんです!
今年もアメリカ・デンバーに来ています!これだっ!
Rockey Mountain Audio Fest
前回の記事はコチラ↓
【いってみた】Rockey Mountain Audio Fest・CANJAM視察!Vol.1
では前回の続き行ってみましょう!
Westoneのブースにやってきました!
Westoneのブースでは、13時からゲストを招待して特別なイベントを開催しました。
「High-Fi Magazine」のレジェンドライターChrisさんや「Rocky Mountain Audio Fest」主催者の皆さんや、HeadFiのJudeさんが参加しました。
日本からは僕がゲストとしてご招待頂きました。
イベントはこのスピーカーシステムの音と、Westone ES60で同じ音源を比較してどんな音に聴こえるかを体験するものです。
Westone CEOのJasonさんとサウンドエンジニアのKarlさんがイベントの案内をしてくれました。
スピーカーの音ももちろん素晴らしいのですが、ES60から聴こえる音もとても良かったです。
特にWestoneが意識している自然な音という点が、スピーカーと比較しても遜色のないレベルにある事に驚きました。
Westoneはこのイベント後に本社に行ってきたので、そちらのレポートで詳しくご紹介します!
続いてはAstell&Kernブース!
AKT1p
beyerdynamic T1 2ndをAK用にチューニングしたモデル!
AK380+AK380AMPから接続して音がしっかりと取れ、駆動していたので驚きましたが、なんとインピーダンスが32Ωに変更されているそうです。
AKでもしっかりとドライブできていました。
T1 2ndは低域の表現力をT1よりも高めた印象ですが、AKT1pはより低域側の制動を良くしたような印象でした。音質はかなり好印象でしたが、開放型なのでAKとの使いどころが悩ましい所です。値段が気になりますね。
さらに、AK用のCDドライブも展示されていました!
AK500Nのドライブと同等のドライブだそうで、とても精度の高いリッピングが可能です。
リッピング時間がかなり長いのが難点ですが、音質にこだわるユーザーは手に入れたい製品です!
続いてはAUDEZE!
AUDEZE LCD-4
写真では分かりにくいですが、ハウジングは鏡面でできていてこれまでのLCDシリーズとも少し違った印象です。
また、ヘッドバンドの上部にカーボン製のバンドが付けられていました。
値段が50万近くになりそうとの事ですが、音はこれまでのLCDシリーズと比較してもさらに良くなった印象です。
音の濃さはそのままに解像度が高くなった印象です。よりリスニングに寄った音の印象でした。
1964EARS ADEL
ADELシリーズもフルラインナップで展示されていました。
NAMMの時はU8、U10、U12のモデルしかありませんでしたが、今回はU2からU12まで全てのモデルを試聴することが出来ました。ベントのパーツがプラスチックからネジ込み式の金属に変更となっていました。
U2からU8までは音はかなりソリッドで、U10とU12はかなりマイルドな音の印象でした。
ADELはかなり完成度が高く、早く日本に試聴機を!!と思いました!
PM-3 RED&BLUE
OPPO DigitalにはPM-3の新色が展示されていました!
どちらも落ち着いた高級感のある色でした!
基本的は性能や音質は全く同じとの事!
final SONOROUS 3
SONOROUS 10や8直系のサウンドですが、値段はかなり抑えられるそうで、最もコスパの良いオススメのモデルとなるそうです!
BAはついてないとの事ですが、解像度も高く、暖かみのあるサウンドでした!
かなりナチュラルなサウンドが印象的でした!
そして
final SONOROUS X
相変わらずかなり重量感のあるヘッドホンです。
いよいよ製品版が出来上がり、海外での予約が開始されているとの事。
価格が60万くらいになるそうです!!!
ドライバーユニットをを削り出しのアルミのフレームで支えることで、ヘッドホンながら制振性をより高めています。
その効果か、くっきりはっきりした音になっている印象でした。
KIMBER KABLE AXIOS!
KIMBER KABLEのあたらしいヘッドホン向けのシリーズです!
このケーブルは16芯の銅線で、 コネクターはなんと17種類も用意されています!
様々なヘッドホンに合わせて選ぶことが可能!
ケーブルは耐久性が気になりますが、編み込みが細かく耐久性がかなり高そうでした!
そして…JH AUDIO!
MixWave宮永さんとJH AUDIOのブースに着くと、Jerryさんが展示台の奥から日本のユーザーさんに見せてくれ!と言って新製品サンプル持ってきてくれました!
このイヤホンは10Pro開発10周年を記念したユニバーサルイヤホンです!
日本限定モデル『tri fi』
2年前にJH AUDIO本社に訪れた際に、惜しまれながら生産終了となったTriple Fi10の装着感や音をもっと磨き上げたモデルを…とブレストしていました。
そのイヤホンを2年かけ、現在のJH AUDIOの技術を用いて、さらに進化させたモデルです!
◆tri fiの特徴
・Triple Fi10同様に3ドライバーを搭載!
・帯域ごとの位相を揃える『Freqphase』を搭載!
・カスタムIEMを元にしたユニバーサルモデルで高い装着感を実現!
・2Pinコネクタによるケーブル着脱可能!
・マザーパールという貝殻を用いたフェイスプレートを採用!
販売価格は約7万円程度を予定し、発売は年内12月頃を予定との事です!
現在分かっている情報は上記のみとなります。
仕様はまだ確定していないそうで、販売に関する詳細も続報をお待ちください!
という事でCANJAMのレポートをお送りしました!
以上たっくんでした!
PS.Westone視察記事もお楽しみに!
前回の記事はコチラ↓
【いってみた】Rockey Mountain Audio Fest・CANJAM視察!Vol.1
イヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」社長のたっくんこと岡田卓也です。
元々イヤホンが趣味で、e☆イヤホンのお客の一人でしたが、2010年にe☆イヤホンにアルバイト入社し、早いもので十数年。気が付いたら社長として働くことに。
社長になる前は、TBS『マツコの知らない世界』に3回出演するなど、主に広報などPR関連の仕事をしていました。
カスタムIEM「VISIONEARS ELYSIUM」と、モニターヘッドホン「AUDEZE LCD-XC 2021」がお気に入りです。