kajikaji100px-ameblo-Distinction

前回から時間が空いてしまい申し訳ございません。 

ロッキーマウンテンオーディオフェスティバルの取材にアメリカ出張行って参りましたが、今回の旅はそれ以外にも目的がありました。

■前回ブログ:【RMAF視察】Final,AUDEZE,Fiio,Empire Ears,SONYより新製品展示!

 

 

 

 

そう、こちら!

IMG_3366

Westone社に行ってきました!!

 

Westoneとは?

1959年に設立、創業者のモルガン夫妻がアメリカ・コロラド州の自宅にてカスタムイヤホンを製作。 最初は小さな家族経営だったが、特に補聴器やヒアリングケアの分野ではその技術や規格において多くの先駆けとなりました。現在ではこれらの分野の業界リーダーに成長。カスタムイヤホン、コンシューマイヤホン、補聴器などの製造・販売を専門としている。
プロのミュージシャンも使用するハイエンドインイヤーモニターのメーカーです。Westoneのカスタムイヤホン(インイヤーモニター)は、最新の音響技術と、職人による耳用カスタム製品の50年以上に渡る経験とを融合させたハイエンドシリーズです。

「カスタム」と聞くと、多くの人はステージに立つプロミュージシャン向けの製品と想像する場合がほとんどですが、 批評眼のある音にこだわり抜くユーザー、音楽ファンたちにもすでに支持を得ています。
また、ハイレゾ音源で高音質なサウンドをお楽しみのユーザーの方に、カスタムならではの最適なヒアリング環境を提供します。
競技や種目によってインイヤーイヤホンで競技前に集中力を高めるアスリートたちにも、すでに知られる製品カテゴリーです。

そう、そのコロラド州のオフィスに今回行ってまいりましたよ!

PA110356

アーティストのパネルが沢山!

 

PA110358

シェルサンプル

 

 

PA110357

オフィス内に楽器も完備!

 

PA110374

カスタムIEM制作場

westone12

IMG_3409

Westone社CEO ジェイソン氏のマスコット。アクロバティック

 

 

 THE・アメリカのオフィスといった感じでした。

一人一人に一部屋があるかのような、広々としてゆったりとしたオフィスでした。

 

 

では本題いきますよ!!

 

なんとカスタムIEM名機

WST-ES60を

Westoneのラボで

特別にその場で作って頂きました!!

PB16011197

 

 

まずWST-ES60とは?

 

以下メーカー製品情報より

  • ES60 はWestone が 1996 年に初めてカスタムインイヤーモニターを登場させたときから、学び、向上し続けてきたインイヤーモニター技術のすべてをつぎ込んだ最高の製品となりました。プロミュージシャンや高音質ミュージックファンのために設計された Westone 独自のフレックスカナルは、インイヤーモニター市場で最も快適な装着感と音質をお約束するイヤホンです。

    Westoneのカスタムイヤホンモニターは、最新の音響技術と、職人による耳用カスタム製品の50年以上に渡る経験とを融合させたハイエンドシリーズです。カスタムイヤホンはアメリカコロラド州のWestone本社で熟練の職人が、お客様の耳型に合せて一つ一つ手造りしています。
    フレックスカナル(装着して外耳道(耳の穴)に触れる部分)には、耳の温度によって柔らかくなるWestone独自のシリコンを使用しているため密閉感が高い上に長時間使用しても疲れず、他メーカーのカスタムイヤホンと比較して格段に快適な使用感を得ることができます。

    ・カラーパターンは全62色からお選びいただけます(無料)。左右を異なる色にすることも可能です(写真は一例です)
    ・フェースプレートはWestoneがご用意するデザイン、カラーはもちろん、ユーザー希望のデザイン等を施すことも可能です。(有料)
    ・作成には各ユーザーの耳型(インプレッション)の採取が必要です。 耳型から作成し、各ユーザー個人の耳にピッタリとフィットするため、隙間なく装着させることが必要なユーザーに最適です。
    ・100%オーダーメイドのため、作成後の微調整が可能です。

 

 現在のカスタムIEM市場でも人気が高く

売上げランキングでも常連のイヤモニとなります。

スタッフ間でも非常に人気が高く、プロの販売士多数が認める名器です。

レビューブログなども多数ございます。

詳しくはこちらのブログをチェック↓↓↓
 
 
ということで
こちらのES60が完成されるまでを追ってみましょう!
IMG_3378

マイ耳型。オプション内容なども記載されております。

 

 

<デザイン>

シェルL:[Translucent]BLACK WHITE GRAY

シェルR:[Translucent]SPARKL SILVER

フェイスプレートL:[Reflection]ICE

フェイスプレートR:[Reflection]CHROME

 

 

 

PA110362

不要な部分はカット!

 

westone14

ワックスでコーティングします。装着感をタイトにしてほしい場合は、この工程でワックスを厚塗りするとのこと

 

PA110372

メス型製作中

 

PA110384

固めるために、圧力鍋のような装置に入れます。

 

PA110406

ガシャン

 

PA110389

完成した耳のメス型がこちらです。 仮想私の耳です

 

PA110390

エアーブロー

 

PA110391

Westone名物、フレックスカナルの素を注入中!

 

PA110394

シェルの色味を注入

 

PA110397

BLACK&WHITE 何に使うの?

 

PA110400

フェイスプレートを作っているようですが・・・

 

PA110402

なんとアナログな制作方法!

 

PA110405

圧縮!

 

PA110406

固めます。ガシャン

 

IMG_3410

シェルも同様、この作り方

 

PA110406

ガシャン

 

PA110408

完成したシェルとフェイスプレートがこちらです。

 

IMG_3429

MMCX単子用の穴を作っています。

 

westone6

MMCX端子装着中

 

IMG_3439

ドライバーも組み込んでこのような形に。そしてシェルとフェイスプレートをくっつけます。

 

westone7

入念すぎるサウンドチェック。3回ほどやりなおしていました。

 

IMG_3463

有料オプションのフェイスプレート。

 

westone1

特殊な接着剤で貼り付けていきます。

 

しばらく放置し、フェイスプレートの形に切り取れば・・・

 

PB160189

完成!!あれ?キャリングケース変わった?

 

届いた瞬間はワクワクが止まりませんでした!!

では早速オープンしてみましょう!!

 

 

 

 

 

 

PB160192

左上からマニュアル・マイクロファイバー・本体・装着用ローション・乾燥剤・クリーニングツール。なんと豊富な付属品

 

PB160204

そして本体!!美しい!!

 

PB160209

シェル側

 

PB160217

シェルL:[Translucent]BLACK WHITE GRAY

 

PB160214

シェルR:[Translucent]SPARKL SILVER

 

 

PB160229

フェイスプレートL:[Reflection]ICE

 

PB160228

フェイスプレートR:[Reflection]CHROME

 

もう大満足の出来です。

 


 

早速聴いてみました!!

 まず装着時ですが、今まで制作したカスタムIEMの中では、タイトな作りになっています。(インプレッション採取時はタイトに作るようにバイトブロックで採取して頂きました。)元々L側の耳のカーブが急なため、すこし初めは装着しにくかったですが、装着してからはこちらの機種の特徴である「フレックスカナル」の恩恵により体温でカナル部分が柔らかくなるため装着感が非常に良く、長時間装着していても全く痛みを感じることがありませんでした。帰国時のフライトで8時間装着しっぱなしでしたが、着け疲れすることがありませんでした。遮音性に関してもカスタムIEMの中ではトップクラスのように感じます。映画の視聴や音楽を聴いている間は、機内の雑音などが入ることもほぼなく、機内がとても幸せな空間になりました!ちなみに口を大きく開けてみても外れることもありませんでした。装着時の満足感は今まで制作してきたカスタムIEMの中では一番良いです。

 

 音質ですが、聴き慣れていた試聴機の音と全然違ったのでびっくりしました。音質面で完成品のほうが2ランクほど上のように感じます。試聴機の段階では、リスニング寄りの音質のように感じていましたが、実際の完成品は基本はモニター、そしてリスニングとしてもいけるような絶妙なチューニングになっておりました。一言で表現するとすれば、「すっきりとはしていない、ウォームモニターサウンド」といったところでしょうか。解像度がびっくりするほど高く、非常に細かい音やエフェクターで加工した部分だけを聴き取れそうなくらい良く聴こえます。温かみのあるチューニングですが、レスポンスも非常に良いです。試聴する際のリファレンス曲はいつも星野源さんの「Weekend」なのですが、イントロのブラス系楽器が鳴る部分で、レスポンスが悪いイヤホンだと、高域が伸び切らずに少しつまった感じがするのですが、こちらのES60は全くその心配もなく「パァーッ!!!」と元気よく鳴らしきってくれます。管楽器を生で聴いているかのような感覚になります。

 

 僕自身一番好きなジャンルのロックでも、特に解像度が無いと音数が多すぎて埋もれてしまう「凛として時雨」でも最新曲「SOSOS」で試聴してみましたが、ギター・ベース・ドラムをそれぞれ余裕をもって聴き分けることができました。リアルなベースやドラムに近い迫力も再現してくれるので、ノリよく聴くこともできます。こちらの機種、同バンドのドラマー「ピエール中野」さんも愛用しているとのことです。プロの方も愛用する理由が、実際に制作してみるとわかる気がします。

 イヤホンをレビューする時は、少しばかりは悪い面や気になった面も一緒にレビューしたくなるような性分なのですが、こちらの機種は悪い部分は本当に見つかりませんでした。一生愛用すると思います!!

 


 

以上レビューでした!

こんな貴重な機会を頂いてほんとにWestoneの皆様、そして代理店のテックウインドの皆様

この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました!

 

ES60はどんなジャンルを聴かれる方も、リスナーの方もミュージシャンの方にも

どんな方にもオススメできる、制作してご満足いただける機種だと思いますので

カスタムIEMで何を制作しようか迷われている方は是非とも一度ご検討してみてくださいね!! 

 

 

 

 

 では長々と失礼いたしました!

かじかじでした!

  ←よろしければフォローお願いします! 

 

↓店舗案内↓

 

《5000円以下》専門店スタッフが選ぶU5000イヤホン2016年秋決定版

U5000店舗-e-900-200

 

《A10000円ワイヤレスイヤホン》専門店スタッフがアラウンド10000円ワイヤレスイヤホン

A10000W店舗-e-900-200

かじかじ
e☆イヤホン梅田EST店副店長
RADIOHEAD/Aphex Twin/Tycho/BONOBO/BUMP OF CHICKEN/ストレイテナー/青葉市子/星野源。偏った雑食。基本ロックとエレクトロニカ、アンビエント好きです。
主食はライブ、フェスです。

愛機⇒ES60,QC35,Aether,HD25-1ii,

この記事を読んだ人におすすめ