大先生です。
皆さん、ISBNコードをご存知ですか?
書籍を刊行する際にそれぞれ割り振られる13ケタ(もしくは11ケタ)の番号で、このISBNコードさえ分かれば目当ての本を完全に特定出来るという、大変便利な番号なのです。
元書店員という立場で言わせて頂くと、本屋さん等に本を探しに行く時に最も便利なのがISBNコードを調べておくこと。出版社のサイトや通販サイトの商品ページなんかにもISBNコードは書いてありますので、その13ケタの数字をメモって行くだけで、確実に目当ての本をすぐに特定することが可能となります。
ちなみに雑誌に関してはISBNの代わりに雑誌コードというものが割り当てられており、こちらは完全に個々に振られているわけではないものの、把握しておくと商品検索が大変楽になります。
待たされる手間を省くためにも、ぜひお目当ての本のISBNコード、雑誌コードを把握してから本屋さんに行くことをオススメしたいところですが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は新製品のご案内。
AV/オーディオ/ガジェットのニュースサイト『PHILE WEB』の運営でもお馴染みの音元出版より、季刊誌『Net Audio』の最新号が発売となります!
はいドン!!
音源出版
Net Audio
Vol.26
う……疼く!!
元書店員の血が疼くぞ!!
ッッハァァァア!!
落ち着きました。冷静な解説をば。
こちらの『Net Audio』は、音源出版さんより年4回刊行されているオーディオ専門雑誌。雑誌名の通り、どちらかというとネットワークオーディオなど、据え置き系を中心とした特集が組まれています。
今回のメインの特集は『いまアツい!未来形「ハイコンポ」システム徹底比較』。近年ネットワークオーディオのハードルが下がってきたこと、そして『ハイレゾ』というワードが徐々に一般的になりつつある今、省スペースながら音質にこだわったハイコンポが発売されるようになってきました。カメラ界における『ハイエンドコンデジ』的な現象ですかね。
なんにせよ最新のトレンドであることは確かで、そうなるとなかなかまとまった情報を得るのも難しいものです。そんな超ディープな流行に敏感なのがNet Audio。気になるポイントをしっかりと解説してくれます。
また、近年はハイレゾ音源が収録されたCD-ROMなどを付録していることも特徴で、オーディオとして楽しむも良し、リファレンスの選択肢として使うも良しと、専門誌は伊達じゃないと言わんばかりのガッチガチのマニアック仕様。
●特別付録:綴込み ハイレゾ音源ディスク
・丈青(ピアノ) PIT INN LIVE 秋田紀彰(ベース)、FUYU(ドラムス)
・テアトロ・ラッフィナート/東京キネマ・ジャズトリオ/ウィリアム浩子(supported by KRIPTON HQM)
ポータブルオーディオを主とするe☆イヤホンとは若干趣が異なるところもあるものの、近年のネットワークオーディオはスマートフォンやWi-Fi機能搭載のポータブルプレイヤーから直接再生が可能となっているものも多いので、一概に無関係とも言えません。むしろ据え置き分野で気になるところの補完が可能な雑誌、とも言えると思います。
PHILE WEBにも連載をされている強力なライター陣が手がける各記事はボリューム満点で、骨の髄までオーディオに浸れるこの1冊。e☆イヤホンではSHIBUYA TSUTAYA店を除く各店舗で展開しておりますので、ご来店の折にはぜひチェックしてみて下さいね!
お相手は大先生ことクドウでした。それではまた次回。
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