どうも、僕です。
皆さん、鈴木光司さんは好きですか?
SFホラーの傑作『リング』の作者として有名で、
『エッジ』など、SF小説の名手の一人として知られています。
中でも僕が好きなのはやはり『らせん』『ループ』『バースデイ』と続く、
一連の『リング』シリーズであり、
映画のイメージであるモンスター的な描写の貞子とは違い、
原作小説はややミステリ色の強い作品として作られています。
また、一作ごとに大きく変わる作品性も魅力的で、
新シリーズ『エス』も動画共有サイトなどの現代的要素を取り込んでいるなど、
長いシリーズながら古さを感じさせない設定も組まれており、
映画しか観たことのない方にも是非一読頂きたいシリーズですが、
いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は新製品のご案内です。
『SM64』などのIEMシリーズで人気を博し、
特にフランス国内では絶大な支持を得るという仏・EarSonicsから、
新作モデルが2点登場しました!
早速ご紹介致しましょう……。
はいドン!!
EarSonics
ES3
ES2
これはー!?
パッと見似ていますね。
外見上はハウジングに印字されている数字の違いだけのようにも見えます。
そんな両機種の特徴を見ていきましょう。
まずは共通のポイントから。
●デザイン
シェルは、人間工学に基づきながらも、大型のドライバーを十分に機能させられるようにデザインされています。さらに、カナルについても、高音域がよりクリアになるようなデザインを採用しています。
●独自のドライバー
サウンドについての厳しい要求に応える為に、独自のドライバーを採用しています。ドライバーの開発から製造までの全ての工程にかかわることで、品質を最高レベルに保ち、高いサウンド・クオリティを実現します。
●フランス製
デザイン、製造、パッケージングの全てを、フランスの私たちのラボでおこなっています。全ての部品と、プラスティックのコンポーネントの製造は、私たちのパートナー達が地元でおこなっています。
シェルは収まりの良いサイズで、確かにフィット感も良いデザイン。
コンプライやダブルフランジなどのイヤーピースが付属しているため、
複数の密閉性の高いイヤーピースの選択肢があるというのもなかなか魅力的かも。
そしてES3の特徴!
■ES3
イヤーソニックスES3は、価格以上の、驚くほど高水準なサウンド・クオリティを、より多くのユーザーへのベストな選択肢として提供いたします。近年の高性能デバイスやハイレゾ音源など、ますます技術革新が進む音楽環境にも完全にフィットし、音楽ソースを迫力ある立体的な輪郭にし、音楽をより楽しめるモデルとしてラインナップいたします。革新的なデザインと、究極のサウンド・クオリティの融合によって、プロレベルのサウンドを持つリスニング用モデルの最先鋒となります。
上記の通り、かなり現代のオーディオ事情を意識したモデルのようです。
続いてES2の特徴。
■ES2
ESシリーズは、音楽を聴いたり、制作するユーザーに向け、「音楽」を楽しむことに焦点をあて開発されています。ES2はES3と同等のコンポーネントを持ち、迫力のある立体的で輪郭が明瞭な奥行きのあるサウンドはES3同様ですがES3に比べ、よりダークなトーンにフォーカスした独自の表現力を持っています。高性能デバイスやハイレゾ音源などにもフィットし、エントリーユーザーから、プロフェッショナルまで幅広く使用いただけます。
こちらはES3と比べてもサウンドの方向性が変化しているようですね。
また、各機種は名前についている数字の通り、
ES3が3Driver 3Way、ES2が2Driver 2Wayとなっております。
それぞれを試聴してみると、
まずES3はかなりフラットなチューニングに感じました。
一音一音の輪郭がはっきりとしつつも、主張が強いところも弱いところもなく、
まさにモニタリングに適したサウンドといった感じ。
リスニング用モデルを謳いつつも『プロレベルのサウンド』というだけあり、
EarSonics社の業務用IEM技術が強く活かされているものかと思います。
続いてES2を聴くと、こちらはよりメリハリのあるサウンドに変化。
High、Lowそれぞれのドライバが自身の領域をしっかり鳴らしている感じで、
ES3と比べてもややドンシャリ気味に、特に低域の主張が強まる印象です。
こちらはよりリスニングよりにシフトしているサウンドといったところでしょう。
どちらも同社ならではのマジメなBA感が出ていて、
非常に細かく鳴らしてくれます。
端子もカスタム用2pinで汎用性も高いので、
リケーブルで音の変化を楽しむのも良いですね。
これらES3 / ES2は、本日1/11発売開始!
ぜひご検討ください!
お相手は大先生ことクドウでした! それではまた次回。
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