たっちゃん

 

 

 

皆さん!こんにちは!こんばんは!

名古屋大須店のたっちゃんでございます!

Twitterはコチラ→@eear_tatchan

 

 

今回は、本日発売となったAKG K872とN90Q LEを

実際に触って、聴いてみました!

 

 

まず、AKGのNEWリファレンスモデル「K872」

 

IMG_0234

K872ハウジング部分。ヘッドホンコネクターにはLEMO端子を採用。

 

 

既存モデルのK812の密閉型Ver。

密閉型にするにあたって、サウンドチューニングも少し変わっています。

また、持ち運びの簡易化もしており、K812には無かったキャリングケースが付属しています。

 

・AKG製品最大口径53mm径ダイナミック・ドライバーを採用

・イヤパッドに耳の周囲と接する面の形状を保持する3Dスローリテンション技術を採用

・銅皮膜アルミニウムを使用した2層構造のボイスコイルを採用

・分割振動の抑制に加え、ダイヤフラムの中心部にエアフロー・ドーム構造を設けることで歪みの軽減を実現

・AKG PROチームの厳しい品質検査に合格したことを証明するシリアルナンバー入り

 

 

~スペック~

 

タイプ:密閉ダイナミック型(オーバーイヤー)

周波数特性:5Hz-54kHz

感度:98dB/mW

インピーダンス:36Ω

入力プラグ:φ3.5mmミニプラグ(ストレート型)

ケーブル長:着脱式/3m

重量(ケーブル含まず):390g

付属品:専用キャリングポーチ

 

 

 

~聴いてみた~

 

実際に装着してみると、K8x2シリーズ特有のイヤーカップでしっかり耳が覆いこまれます。

ヘッドバンドを上げ下げすると左右の圧迫間が調整できます。イヤーカップの空間が広い為少しきつめに調整しても問題ありません。

音質に関しては開放型のK812から密閉型に変わったことによる音抜けの変化がまず感じられます。

むしろK872は「K812で抜けすぎていた音」が聴き取れます。

また音場も若干狭まりますが、密閉型という部類の中ではかなり広いほうです。

前後上下左右に広がる立体的な音場感でや主に中高音域の分解能の高さがAKGらしいです。

低音域も密閉型になり聴き取りやすくなりましたが、篭ったり曇りを感じることはほぼないでしょう。

全体的にソリッドな音でスピード感を味わうことが出来ます。

リスニングからモニターまで、また密閉型なのでスタジオで使うことも出来ますね。

ポータブルも問題なさそうです(ケーブルが3mなので工夫は必要ですが)。

音楽制作からモバイルリスニングまで幅広く使えるハイエンドヘッドホンになっています。

 

 

 

 

 

次は、N90Q LEの紹介です。

 

IMG_0240

AKGの最先端モデル「N90Q LE」。販売を待ちわびた方も多いのでは?

 

 

 

 

AKGが最新技術を盛り込んだ今までに無かったオーディオ製品を展開する「Nシリーズ」。

そのフラグシップモデルとなるのが今日発売となるのがN90Q LEです。

 

 

○自分に最適な音をセットアップするオートキャリブレーション機能をはじめ、

AKG最先端技術を搭載した密閉型オーバーイヤーヘッドホン「N90Q」

 

クインシー・ジョーンズがサウンドを監修した「N90Q」は、新開発の大口径52mmドライバーを採用し、ワイドレンジな音場を実現。
ひとりひとりの耳に最適な音をセットアップするオートキャリブレーション機能や、独自のDSP技術による頭内サウンドステージ補正機能などを搭載。
音楽ジャンルや、お好みのサウンドにあわせたカスタマイズが可能です。また、DAC内蔵なので、PCとダイレクトに接続でき、余計な機器を使用することなく96kHz/24bitのハイレゾ音源を楽めます。

 

 

○最適な音を楽しめるオートキャリブレーション機能と、

外部騒音を低減するノイズキャンセリング機能を搭載

 

一人一人の耳の形状をスキャニングし、形状に応じて自動的に最適な音をセットアップするオートキャリブレーション機能を搭載。
聴く環境やジャンル、更には接続する機器を問わず、常に最適な音場定位を実現します。
また、外部騒音を低減し、電車や外出先など騒音のある場所でもクリアな高音質を楽しめるノイズキャンセリング機能を搭載しているので、音楽に集中できるリスニング環境を提供します。

 

 

○独自のDSP技術による頭内サウンドステージ補正機能搭載

 

頭内サウンドステージの広さを“Standard”、“Studio”、“Surround”の3種類から選べる独自のDSP機能を内蔵。
音楽ジャンルや曲などに合わせてサウンドステージの広さを切り替えることが可能です。
また、左ハウジング外側のリングで低音、右ハウジング外側のリングで全体の音量調整が可能なトーンコントロール機能も搭載しているので、自分の好みに合わせてサウンドをカスタマイズすることができます。

 

 

○音楽プロデューサーのクインシー・ジョーンズ監修

 

「N90Q」のサウンドは、グラミー賞をはじめ、音楽賞を多数受賞している音楽プロデューサーのクインシー・ジョーンズが監修。
新開発の大口径52mm径ダイナミックドライバーを採用することにより、AKGの特長である中高域のクリアなサウンドに加え、エネルギー感あふれる低域を再生するとともに、豊かに広がるワイドレンジな音場を実現しました。

 

 

○非常に高い質感と装着感を兼ね備えたデザイン

 

クインシーが認めた証である“Q”のロゴマークが印象的なハウジングのデザイン、高級感あるマテリアルのセレクトは、クインシー・ジョーンズの実娘であるファッションデザイナーのキダーダ・ジョーンズが監修しました。
革、プラスチック、金属を適所に用い、非常に高い質感となっています。

また、人間工学に基づいたハウジングデザインと低反発で形状記憶機能を備えたデュアル・フォーム・クッション採用のイヤパッドにより快適な装着感と適度な密閉感を実現しています。

 

 

○最大12時間の連続再生を実現

 

約4時間の充電で、最大12時間の音楽再生が楽しめるバッテリーを搭載。
付属の専用チャージケースは、ケースの中にヘッドホンを収納したままで充電が可能です。

さらに、モバイルバッテリーも付属しているので、外出時など充電が切れそうな時も安心です。
(※充電、再生時間は使用環境により異なります。)

 

 

○接続環境にあわせて選べるヘッドホンケーブルを3種同梱

 

ヘッドホンケーブルには、3mのストレートケーブルと1.2mのリモコン付きケーブル(iOS用/Android用)の3種類を付属。
また、入力変換プラグ(φ3.5mm→φ6.3mm)、フライトアダプタ、PCとダイレクト接続するためのUSBケーブルも同梱しているので、接続環境や視聴スタイルにあわせて選べます。

 

 

~スペック~

 

タイプ 密閉ダイナミック型(オーバーイヤー)
カラー ブラック/ゴールド
周波数特性 10Hz – 25kHz
感度 100dB/mW
インピーダンス 32Ω
入力プラグ φ3.5mmミニプラグ(ストレート型)
ケーブル長 着脱式:3m(ストレート)/1.2m(リモコン付き)
電池 リチウムイオン充電地(充電:約4時間、再生:約12時間)
※充電、再生時間は使用環境により異なります。※モバイルバッテリーの充電時間は約4時間となります。
重量(ケーブル含まず) 460g

[付属品]・ヘッドホンケーブル(ストレート/3m)×1
・4極プラグ対応マイク付3ボタンリモコン搭載ケーブル(iOS用1.2m)×1
・4極プラグ対応マイク付3ボタンリモコン搭載ケーブル(Android用1.2m)×1
・USBケーブル(Micro-B⇔USB A/1m)
・専用チャージケース
・キャリングポーチ
・モバイルバッテリー
・モバイルバッテリーケース
・入力変換プラグ(φ3.5mm→φ6.3mm)
・クリーニングクロス
・フライトアダプタ

 

 

 

以上がメーカー情報となります。

 

 

では実際に使ってみたいと思います。

 

~使い方~

 

 

 

①まずは電源を入れます。

 

 

IMG_0235

電源ボタンを右にスライドさせると電源が入ります。

 

 

 

②次にヘッドホンを装着しオートキャリブレーションを行います。  

 

IMG_0236

電源ボタンの隣にあるボタン。音場変化や耳形状のスキャンの際に利用。

 

 

装着するとノイズキャンセリングが起動しているのが分かります。

ボタンを5秒以上押し続けると「ピーーーー」と音が流れますのでボタンを離します。

すると「みょん。みょん。」と音が流れます。 このタイミングで耳の形をスキャンします。

それにより、より高い品質でノイズキャンセリングや音場表現が出来る様になります。

ご購入後のこの作業は1度だけで大丈夫ですが、より良いリスニングをする為に毎回オートキャリブレーションを行うのがオススメです。

お店で試聴される際も必ず最初に行いましょう。      

 

 

③音楽を再生しながら音場の広さ、ボーカルの距離感を調整。    

 

ボタンを1度押すと「ささっ!ささっ!」と効果音が流れます。

コレはそのときの音場の広さを表していて、

効果音が近い順に Standard→Studio→Surround→Standard(戻る)→…とサイクルして音場を変える事が出来ます。    

 

IMG_0238

L側ハウジング。ダイヤルでボーカルの距離感を調整できます。

 

本体L側についているダイヤルでボーカルの距離感を変えることが出来ます。

ハウジングを見て時計回りに回すと近く、販時計回りに回すと離れていきます。(3段階変化)

(取説等の説明には低音域と高音域の音量調整と表されていますが、個人的にはこの表現がしっくりきます。)        

 

 

 

◎R側ハウジングで音量調整可能。    

IMG_0237

R側ハウジング。ダイヤルを回すとヘッドホンの音量が調整できます。

 

ヘッドホン側の音量調整機能がついています。

プレイヤー側の音量自体は変わらないのでご注意下さい。      

 

 

 

◎使わないときは電源をオフに。  

 

 

使用後は必ず電源をオフにしましょう。

電池がなくなると音楽再生が出来なくなってしまいます。

電池残量が少ないときは電源スイッチが赤く点滅します。

PCや付属のモバイルバッテリーで充電を。      

 

 

 

~聴いてみた~    

 

こちらも実際に使ってみるとまず、結構重いなと感じました。

ですがその分装着した際にしっかりとホールドされます。

耳をスキャンする特性上、固定化はすくなからず必要になるので仕方ない部分がありますね。

音質は音場や周波数特性が可変式になっているので今回は割愛させていただきますが

全体的に解像度が高く、どの音域も癖が少ないように感じます。

AKGらしい素早さやソリッド感は少ない印象でした。

移動や出張が多く、音楽を聴く環境が変わりやすいかつ、何時でも自分好みの音を楽しみたいという方向けの商品ですね。    

 

 

 

 

以上本日はAKG製品2点をご紹介致しました!

どちらもとてもクオリティーの高い製品となっておりますので是非店頭でお試し下さい!!  

 

 

 

 

 

ではでは、名古屋大須店のたっちゃんがお送りいたしました~!