どうも、僕です。
皆さん、ニンテンドーDSは好きですか?
2画面+タッチパネルという画期的なインターフェースを生み出した名機。
中でも僕が感動したのは、初めて標準搭載されたワイヤレス通信機能でした。
煩わしいケーブル無しに友達同士で通信が出来るようになったほか、
データのダウンロードやチャットツールなども備わっており、
当時は「ニンテンドードリーム」とかを読みながら目を輝かせたものです。
個人的にはそれが「今10歳のお子様が生まれていない時の話」
というのが一番心に来る所ですが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今日は新商品のご案内です。
IEMメーカーのトップブランドのひとつ・Westoneより、
なんと! 意外な商品が登場致しました。
早速ご紹介いたしましょう……。こちら!
はいドン!!
こ……これはー!!
そう!
Westoneより登場した新商品……それはなんと、
『Bluetoothケーブル』なのです!!
熱い。
熱すぎる。
何が熱いって?
Westoneといえば、先ほども記した通り業界の第一線に立つIEMメーカー。
業務用としての製品を主に製造してきました。
その特性ゆえかWestoneのユニバーサルイヤホンは、
着脱端子にMMCX端子を採用しつつも、
俗に「WestoneMMCX」と呼ばれる独特の形状のコネクタを採用しており、
他社製のリケーブルが大きく制限されていました。
一方Bluetoothイヤホンといえば、
最近は気軽に音楽を楽しめるツールとして人気を博しています。
多くの人がスマートフォン、そしてスマートフォンに搭載された
Bluetooth機能で音楽を聴くことが出来るようになっているためです。
最近は圧縮効率や品質を上げたコーデックも浸透し始め、
ポータブルオーディオのひとつの「流れ」を作っていることは間違いありません。
いわば大衆向け音楽の最先端でございます。
業務用を基としたユニバーサルIEMと、
手軽に音楽を楽しめるBluetoothイヤホン。
交わることなどないと思われていたこの2つが、
産みの親Westoneによって今、奇跡の邂逅を果たすのです。
これが熱くなくてなんだ!?
ロマンによる脱線がありましたので、
ここでちゃんとした紹介に戻りたいと思います。
この『Westone Bluetoothケーブル』は、
MMCX端子が採用されているWestoneのユニバーサルイヤホンを、
Bluetoothイヤホンとして使うことが出来るようになるケーブルです。
ケーブルそのものにレシーバーの機能が備わっているということですね。
この「WestoneのMMCXに対応している」というのが大きなミソで、
なぜかというと、
他社のケーブルはWestoneイヤホンに接続出来ない場合が多い
のに対し、
WestoneMMCXは他社のイヤホンにほぼ接続することが出来る
のです!!
これは、WestoneのMMCXジャックは普通のイヤホンと比べても細いため、
普通のイヤホンのケーブルはぶつかって干渉してしまうことがあるからです。
しかし、一般的なMMCXジャックには、下図の通りどちらも接続が出来ます。
そのため、Westoneに対応しているMMCXということは、
より多くのMMCXイヤホンに対応することが出来るのです!!
さて、これがどういった商品か概ね理解して頂いたところで、
細かなスペックの説明に移りたいと思います。
搭載している機能を簡単に箇条書きさせて頂きます。はいドン。
- aptX対応
- Bluetooth4.0対応
- 8時間持続するバッテリー
- 10m離れた通信に対応
- IPX4の防水機能
これはなかなかのスペックですね!
最新のBluetoothイヤホンにも見劣りしません。
早速ひとつひとつ見ていきましょう。
- aptX対応
aptXは、英CSR社が開発したBluetoothコーデックです。
他のSBCやAACといったコーデックとは圧縮方式が異なり、
音質の再現性や遅延の少なさが非常に優れているのです!
WestoneのIEMといえば非常に細やかな解像度を持つため、
そのサウンドを損なわず聴けるのは嬉しいポイント。
※再生機器もaptXに対応している必要があります。
- Bluetooth4.0対応
- 8時間連続再生可能なバッテリー
Bluetoothのバージョンは4.0に対応。
Bluetooth4.0は「BatteryLowEnergy」とも呼ばれ、
それ以前と比べても非常に省電力性に優れています。
音質と持続時間を両立出来るのは嬉しいですね!
今では4.1対応の商品も多く出ていますが、
ことオーディオ機器の機能としては4.0で充分。
対応機器も多い昨今、妥当なチョイスだと言えるでしょう。
- 10m離れた通信に対応
- IPX4の防水機能
この防水機能が付いているのは大きな強みになりそうです!
IPX4なので完全防水とはなりませんが、
レベル4の場合「防沫形」というランクになります。
「あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない」と定められたもので、
イマイチぴんと来ないかもしれませんが、
IPX3の「防雨形」の1つ上であることを考えると、
結構強い防水性能を持つことがわかると思います。
とはいえ、接続するイヤホンが防水でなければそこが故障する可能性もあるので、
あまり極端な使い方は避けたほうが良さそうです。
10m離しても使えるということで、
「ちょっとした運動時にも使えるよ!」という程度でお考え下さい。
以上、新製品「Westone Bluetoothケーブル」のご紹介でした。
いかがでしたか?
僕はこの情報を知った時思わず声を上げる勢いで驚きました。
やや少ないWestoneイヤホンのリケーブルの新たな選択肢としても、
非常に嬉しい1本になりそうですね!
さて、そんな本ケーブルですが。
本日(7/27)より解禁となりました!
発売は7/30(土)の予定です!
店頭で試聴機も順次ご用意していく予定ですので、
お立ち寄りの際はぜひ! チェックしてみてください!
今回も最後までご覧頂き、ありがとうございました。
お相手は大先生ことクドウでした。それではまた次回!