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皆さんおはこんばんちは。

e☆イヤホンのりょう太です!

 

オーダーしていたものが到着いたしました・・・!

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64 AUDIO ADEL A10

 

カスタムIEM、64 AUDIOのADEL A10をオーダーしていました。64 AUDIOのカスタムIEMは自分史上初となります。

オーダー時にシミュレートしたデザインはこちら

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うん、実物(上)の方が圧倒的に良いですね!個人的にカスタムIEMの外観の完成度は満足度を大きく左右すると思っているので大満足です。

 

>ADEL A10の特徴

・聴覚保護を目的としたADELテクノロジー搭載

・低音域×2基 中音域×4基 高音域×4基 計10基のバランスド・アーマチュアを搭載

・”リファレンスモニター”としてチューニング

 

 以上が大まかなADEL A10の特徴です。

まずは写真で外観など見ていきましょう。

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カスタムIEMが入っているようには見えないパッケージ

64 AUDIOのカスタムIEM、まるで既製品のイヤホンが入っているようなパッケージで届きます。他社のものよりもコンパクトです。

 

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パッケージの中にはハードケースが

 

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64 AUDIOのロゴとユーザー名が刻まれたハードケース

このケース、自社カスタムIEM用に別注されたものとのこと。

 

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ハードケースの内部

ケース内部はシャツクリップやクリーニングツールといった付属品全てを収納するスペースも設けられています。

また、コンパクトではありますが左右のシェルが干渉しない工夫も見られます。

ちなみに写真には写っていませんが除湿剤も付属しています。完璧なケースです。

 

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シェルの作りやフィット感も文句無し

e☆イヤホン店頭にある同社のデモ機や作例を見ていて予想していましたが、改めて完成品を見てシェルの透明度の高さ、作りの良さを実感しました。

ちょっとシンプルなデザインにしましたが、その分誤魔化しのきかないデザインでもあるので技術力の高さが光ります。

 

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手持ち機種の中でもシェルの起伏はやや少なめ

Westone ES60やFitEarの機種に比べるとやや耳への引っかかりは弱め。しかし日常的に使う分には遮音性は特に問題なく、あまり耳の深くまで入らないため軽めな付け心地です。

 

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クリアシェルの透明度が高く内部がくっきり

 

 

しかし気になるのは・・・

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左右のフェイスプレート下部にある銀色の丸い物体。

これ、ADELシリーズの最大の特徴である”第二の鼓膜”ことADELテクノロジーです。 

 

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と れ ま す

ADEL(Ambrose Diaphonic Ear Lens)テクノロジーとは、聴覚への障害リスクを最小限に抑えながらも広いサウンドレンジでリスニングすることができる世界初の技術とされています。

シェルから取り外した銀色の物体はADEL Auto Modulesと呼ばれるフィルター。リスナーの鼓膜にかかる有害な音圧を代わりに吸収してくれる正に第二の鼓膜です。

これは他のカスタムIEMのシェルに設けられているような単なるベントや、外の音を聞き取るためのアンビエントフィルターとは根本的に構造が異なります。このフィルターが存在することで音漏れがする、遮音性が低いといった印象は皆無です。

 

 噂によると、このフィルターには別バージョンが存在し、交換することで音が変わる・・・らしいです。まだ実物を見たことはありませんが登場するのが楽しみです。

 

 


 

>ADEL A10の使用感

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・フィット感はやや軽め

・遮音性はカスタムIEMとしては普通

・ADELテクノロジーのおかげか優しい聴き心地

・付属ケーブルの取り回しは良好

 

個人的にフィット感や遮音性に何も不満はありませんが、がっしり系の付け心地が好きな方にとってはライトに感じるかもしれません。

小一時間聴いていても聴き疲れしにくく感じるのはADELテクノロジーの恩恵なのでしょうか。音の傾向としてはちょっと疲れやすそうなので、きっとそういうことなのでしょう。

 


 

>ADEL A10の音質

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・ど直球リファレンス系

・奥行きの表現に長け、抜け感が少し強い

・ヘッドホンの開放型に近い印象を受ける

・解像度は高いが抜けの良さで聴き辛さを和らげている

・ADELの影響か低音が拡散気味で柔らかい

・中音域の主張が最も強い

・ピアノメインのアコースティックは一聴の価値あり

・いやいや電子音も捨てがたい

 

 最初、「これ音漏れしてない・・?」とちょっぴり不安になるくらい開放型で聴いているような音抜けの良さが印象的でした。

ど直球のリファレンスサウンドではありますが、主張が一番強く感じるのは中音域のボーカル。男声より女声の方がやや強め。

リファレンス系だと認識した上でオーダーしたため、他の手持ち機種とのキャラ被りをしないか不安だったのですが、蓋を開けてみれば真逆!良い意味で摑みどころのないキャラクターに驚いてしまいました。

かなりソリッド系のキャラクターでありながら高音のキツさがさほど感じられず、低音域も柔らかめで抜け感強め。この印象、やはり開放型に似たものがあります。

シャキシャキのシンセサウンドも・・・スーンと抜ける。溢れんばかりのドラム、ベースの応酬も・・・ズーンと抜ける。不思議です。

代理店のA10公式ページに記載されていた「真に世界初のリファレンスモニター」とはこういうことか・・・。

 

リファレンスとうたうからにはリスニング用途としてもある程度オールラウンダーではある訳ですが、色々聴いてみたところピアノと相性が良く感じました。特にピアノがフロントにいるような、例えば上原ひろみさんのSpark(スタッフきーちゃんもリファレンスにしている曲です)など。上原ひろみさんの楽曲全般と相性良さそうです。ボーカル有りだと坂本真綾さんの蒼のエーテル。これはボーカルとピアノのハーモニーが素晴らしい曲ですが、音の余韻がとても綺麗にあらわれているのはA10ならではかもしれません。

高音がややキツいかな、と思いつつも少し冒険をしてFaint★Starのネヴァエバを聴いてみました。低音も高音も止めどなく猛烈に流れ込んでくる曲ですが、ギュッと密閉されたカスタムIEMではあまり味わえない抜けを体感することができます。んー、正直同じくらいの体感音量だと辛くなるところなんですが、A10だと意外と平気です。シャキシャキとした高音と、やはり低音はあまり強く感じませんが広がりますね。

 

ちょっと不思議な”リスニング体験”をさせてくれたA10。使うほどに新しい発見がありそうです。まだまだ使い込んでみたいと思います。

 

 

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