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どもっ!とんぼです。

実は結構お久しぶりなのですが、

今日は早速本題にいきたいと思います!

何故かと言いますとですね・・・

前々から早く紹介したくて仕方なかったヘッドホンをやっと紹介出来るからです!!

という事で本日は僕の新たな愛機を紹介します!

そのヘッドホンがコチラ!

ドン!

Meze 99 Classics Headphones (Gold)

【新製品】Meze 99 Classics Headphones (Gold)

 

‐スペック‐
ドライバー:40mm ダイナミック ネオジウム
周波数特性:15Hz~25kHz
感度:103dB 1kHz
インピーダンス:32Ω
最大許容入力:30mW
重量:290g

 

‐見た目‐

 【新製品】Meze 99 Classics Headphones (Gold)

ルーマニア発のオーディオブランドMeze headphonesの最上位機種となるのがこのMeze 99 Classics Headphones!

まず何よりこの高級感のある見た目!

クルミ科でインテリアなどに使用されていることで有名なウォールナット木材を使用したイヤーカップの美しさには釘付けになってしまいます…。

ケーブルはLR側両刺し仕様になっております。

 

【新製品】Meze 99 Classics Headphones (Gold)

MEZEのロゴ部分はゴールドになっていてめちゃくちゃカッコいいです。

ちなみにこのロゴですがどんな音でもそっくりに鳴くことができる鳥として知られているコトドリと、

ギリシャ神話に登場する竪琴に見立ててデザインされているそうです!

 

‐付属品‐

マイク・1ボタンリモコン付ケーブル(約1.2m)

【新製品】Meze 99 Classics Headphones (Gold)

代替用のロングケーブル(約3m)

【新製品】Meze 99 Classics Headphones (Gold)

航空機内オーディオ対応のデュアルプラグ & 3.5mm→6.3mm変換プラグ

【新製品】Meze 99 Classics Headphones (Gold)

ロゴ入りキャリングケース

MEZE11のコピー 

MEZE21のコピー

 

‐音質‐

では、肝心の音質についてレビューさせて頂きます!

ウッドハウジングのヘッドホンだけあってとても暖かみのある音になっています。

全体的にきめ細やかで非常に柔らかく滑らかな音に仕上がっており、高域の刺さるような感じは一切ないです。

また、思ってた以上に低音の量感が豊かでしっかり迫力のある音を響かせてくれます。それでいて全体的にぼやけることもなく非常に綺麗な音です。

上品でレトロな見た目から想像通りのジャズ、ブルース、アコースティック、ソウル、ヒップホップ(特に90年代の生音をサンプリングした曲)など、アナログ的なザラザラした楽曲との相性は抜群に良く、この手のジャンルのボーカルや楽器の響きは唯一無二だと思います。 

それだけではなく意外に最近流行りのポップスやロック(特にオルタナやハードロック、メタル)、エレクトロ系の音楽など乗りの良い楽曲とも合うというギャップがまた良いです。

 

まさに僕が探していた音って感じです!!(笑)

 

そしてこのヘッドホンを使ってみて何より「スゴイ!!」思ったのが空間表現の豊かさです!

それを特に感じることが出来たのが、ミュージカルとライブ音源

ミュージカル、ライブに共通するのはあの場でしか味わえない迫力、臨場感ですよね。

実際僕はこのヘッドホンでそれらを聴いて鳥肌が立ってしまいました…。それくらい圧巻の表現力です。

 演者の声、楽器の響きだけでなく、観客の声援までが本当にリアル!自分もその場にいるのではないかと思ってしまうくらいです。

このヘッドホンを買ってからミュージカルやライブ盤を聴くのが楽しすぎて、めちゃくちゃCD買ったり借りたりしてます(笑)

ってことで僕のオススメのミュージカル、ライブ音源の楽曲をご紹介します!

 

アメリカ独立前後の歴史とヒップホップという新しい手法が融合した注目のミュージカル「Hamilton」

力強く伸びのある男女のボーカルとコーラスの響きは圧巻の一言です。

スリリングなピアノやバイオリンの演奏、細かいスネアの音、演者の声、全てがリアルに聞こえます。

個人的にこの映像でも少し流れている「What’d I Miss」がお気に入りで、この曲は99 Classicsの良いところを全部引き出してくれるような一曲です。

ミュージカルとヒップホップという一見縁の無さそうな2つのジャンルですが、びっくりする程マッチしていて、テンポが良く聴いていて本当に楽しくなる作品です。

これはダイジェスト映像なので、気になった方は是非サウンドトラックをチェックしてみて下さい。僕は即買ってしまいました(笑)

 

Nine Inch Nails – Hurt (LIVE)

 人気インダストリアルロックバンドNine Inch Nailsの名曲「Hurt」のライブ映像。

日本公演では豪雨と雷の中ライブを決行し、この曲が始まると同時に雨が止み始め、ファンがライターを焚きはじめるという奇跡的なライブになったことでも有名です。

どこか悲しく、静かな始まりから終わりに近づくに連れてだんだんと盛り上がっていくのがこの曲の特徴です。

ファンの歓声、実際ライブに行った人しか聞くことの出来ないマイクを通じたボーカルの生の声、圧巻される楽器の迫力の演奏、全体的な音の広がりなど全てがリアルで、この音源を初めてMeze 99 Classics Headphonesで聴いたとき鳥肌が立ってしまいました。。

この曲の「静」から「動」へ変化していく感動的なパフォーマンスは本当にその場で観客として見ているようなそんな感覚になりました!

 

最後にもう一つ言いたいのがギャップについて!

このヘッドホン、見た目と反して意外にダンスミュージックとも良く合うんです!

暖かみのある音ではありますが、ぼやけることなくしっかりメリハリがある音を鳴らしてくれるので、ハウスやテクノの細かい音、タイトなビートを綺麗に鳴らす事ができるのです。

中でもオススメなのがこの曲です!

Disclosure – Omen ft. Sam Smith

イギリス出身の兄弟で結成された、ダンスミュージックデュオにの最新作「Caracal」からの一曲。

99 Classicsで聴くとサムスミスの力強くも綺麗なボーカルやビートのエコーがかかったような残響感がより心地良く感じられます。低音の量感も丁度いい感じです。

また、ハウス特有の「チッチッチ」といった細かいリズムまで隅々までしっかりと聴こえるので聴いていて「あ!こんな音鳴ってたんだ!」っていう発見があるかもです。

このように意外と電子音との相性も良いので、ハウスやテクノ、ボーカリストをフィーチャリングしたEDMを聴かれる方にも是非オススメです。 

 

「細かい所まで聞こえる」で言うと99 Classicsでこの曲を聴いてちょっと感動してしまいました(笑)

Snoop Dogg – California Roll ft. Stevie Wonder, Pharrell Williams

スヌープやファレルの甘い声、スティービーワンダーの綺麗なコーラス、オルガンやアコギの音色ももちろん最高なんですが、

何より心地良いのがスティービーワンダーが吹くハーモニカの響き!!心地良すぎてついつい寝そうになってしまいました(笑)

すっごい細かい所の話になってしまいましたが、とにかく良い音鳴らすんです、このヘッドホン。。。

本当に一度聴いて頂きたいです。

 

‐総合評価‐

高域 :★★★★☆

中域 :★★★★☆

低域 :★★★★★

音場 :★★★★☆

空間表現 :★★★★★ 

解像度 :★★★★☆

遮音性 :★★★★☆ (全体の8割くらい音量で真横でかすかに聞こえる程度)

クール  ---●- ウォーム

 繊細    ---●- 迫力 

 

ポップス :★★★★☆

カントリー :★★★★★

ロック①(パンク、エモ):★★★☆☆

ロック②(ハードロック、オルタナ):★★★★☆

ロック③(メタル全般):★★★★☆

ロック④(ブルース、ガレージ):★★★★★

アコースティック :★★★★★

ヒップホップ①(オールドスクール):★★★★★

ヒップホップ②(イーストコースト):★★★★★ 

ヒップホップ③(ウェストコースト):★★★★☆

ヒップホップ④(サウス):★★★☆☆

R&B/ソウル①(男性ボーカル):★★★★★  

R&B/ソウル②(女性ボーカル):★★★★☆

エレクトロ①(流行りのEDM):★★★★☆

エレクトロ②(テクノ、ハウス):★★★★☆

エレクトロ③(ダブステップ):★★★☆☆

レゲエ①(ルーツロックレゲエ):★★★★★

レゲエ②(ダンスホール):★★★★☆

ミュージカル :★★★★☆

ライブ音源 :★★★★★

ジャズ :★★★★★

クラシック :★★★★☆

 

全体的にバランスが良く、偏ることなく様々なジャンルを違和感なく聴くことができました。

強いて言うなら迫力のある低音、生楽器の暖かみのある響き、アナログ的なザラザラとした音、渋めの声のボーカルがポイントかなと思いました。

解像度は高いですがどちらかというと、ふくよかでウォーム寄りなサウンドなので、クラシックを聴く方は好みが別れてしまうかもしれません。

ロックでは昔のブルース、ガレージロック、ハードロックやベースがしっかり出ている重めのメタルやオルタナと相性が良いように感じました。

ヒップホップは生音やソウルをサンプリングすることが多いイーストコーストラップ、ブリブリの電子音にタイトな低音、メロウなサウンドが特徴のウェストコーストラップが聴いていてとても心地よかったです。

サウスのラップは元々ズシーンと沈み込む様な強力な低音のビートが多いので少し聴き疲れしてしまいました。

エレクトロ系も同じくダブステップ、グライム、トラップといったウネウネした強力なビートは長時間聴いていると人によってはしんどくなってしまうかもしれません。

といっても低音が強いがゆえにぼやけたりすることはないのでご安心を!何より重低音が大好物という方にはこの手のジャンルも超オススメです(^o^)!

 

以上、Meze 99 Classics Headphonesのレビューでした。

現時点で既に大満足なヘッドホンですが、ウッドハウジングのヘッドホンはエージングによって大きく化けると言われています。

これから時間をかけてより良い音にしていきたいと思います!!

 

 さて!

ここからは僕がMeze 99 Classics Headphonesで是非聴いてほしいアルバムをランキング形式で紹介したいと思います!

このヘッドホンを購入してから音楽を聴くのが以前にも増して楽しすぎてどんな音が合うのか調べるためにいろんなアルバムを聴くようになりました。

紹介したいアルバムが多すぎてかなり悩みましたが、選りすぐりの上位5枚がこちら!!

 

Meze 99 Classics Headphones で聴いて欲しいアルバム Top5

5位 cero 「Obscure Ride」

トランペットやホルン、フルートといった楽器を使いこなす独自のサウンドが特徴的なバンドの3rdアルバム。

ロック好きの大阪日本橋本店スタッフのかじかじも絶賛のバンドで、彼からこのバンドの存在を教えてもらいました。

ボーカルの高城晶平さんの優しい声、フルートやトランペットの暖かい音色、ジャズやネオソウルの影響を感じ取れるグルーヴが、Meze 99 Classics Headphonesと相性抜群でした!とにかく全てが心地良すぎる!

ロック、ポップス好きからブラックミュージック、ジャズ好きまで幅広い層にオススメ出来るアルバムです。

4位 Leon Bridges 「Coming Home」

現在25歳のシンガーソングライターのデビューアルバム。

ゴスペル調に歌い上げる曲もあれば、アップテンポでグルーヴィーなダンスナンバーもありの1枚。

本当に去年の作品!?!?と疑ってしまうほど60~70年代のレトロなソウルに影響を受けている作品で、アルバム全体を包み込む暖かいアナログな雰囲気、タイムスリップしたような感覚を是非このヘッドホンで体感して欲しいです。

初めて知った~っていう人も実はiphone6のCMで彼の歌声を既に耳にしているかもしれないですよ…。

3位 Adele 「25」

歌姫Adeleの3rdアルバムにして、現在世界中で大ヒットしているアメリカで最も売れているアルバム。

とにかく彼女の力強く透き通った歌声をこのヘッドホンで聴いてほしいです!このアルバムを何倍も楽しむことが出来るはずです!

今のところ99 Classicsと一番相性が良いと感じた女性ボーカルがAdeleです。

大ヒット中の「Hello」はもちろん、オフィシャル動画が無いので載せれませんが「I Miss You」という曲を聴いて頂きたいです。

彼女の歌声とダイナミックなドラムの響きが素晴らしい壮大なバラードです。

ここでは「Hello」と「When We Were Young」という曲をご紹介します。

2位 Kendrick Lamar 「To Pimp A Butterfly」

コンプトンという貧しい地区から生まれたヒップホップ、ソウル、ジャズ、ファンク、詩というブラックミュージックのエッセンスが凝縮された歴史に残る黒い名盤です。

「自信」「心の弱さ」「愛」など内省的なテーマの曲もあれば「黒人差別問題」「未来」など社会的なメッセージの曲もあり、アルバムが進むに連れて彼の心情の変化が読み取れるストーリー性のあるまるで映画を見ているかのような作品です。

ピアノやトランペット、サックス奏者を起用したジャジーなトラック、ウェストコースト特有のスムースなトラック、流れるように歌ったり・声を荒げて力強く歌うKendrickの多彩なラップが99 Classicsと相性抜群です。

ラップはずっと聴いていると疲れてきてしまうものも多いですが、この作品は本当にトラックやラップ、参加アーティストなど何から何まで多彩でいろんな顔を持っていて何回でも飽きずにリピートしてしまいます。

1位 Alabama Shakes 「Sound & Color」

ガレージ、ブルースロックを基調としたヴィンテージなサウンドにソウルフルな歌声をボーカルのブリタニー・ハワードが乗せるロックバンドの2ndアルバム。

このアルバムを1位に持ってきた理由は「響き」です。とにかく聴いて頂ければすぐにわかると思います!!

冒頭の「Sound & Color」でのマリンバ(?)とドラムで即やられ、2曲目の「Don’t Wanna Fight」のギターと力強い歌声でまたすぐさまやられました(笑)

全編通してブリタニーのソウルフルな歌声やファルセットの響き、ギター、ベース、ドラム、キーボードの一音一音の響きなどなにもかもが素晴らしすぎます。

99 Classicsは空間表現が豊かでしっかり迫力も出してくれるヘッドホンなので、彼らがスタジオで演奏しているのを真横で聴いているような感覚に陥りました。

この空気感はこのアルバムとこのヘッドホンじゃないと味わえないのではないでしょうか。

個人的にダントツでこのアルバムが1位でした!

本当はこの5枚以外にも99 Classicsで聴いてほしいアルバムはたくさんあるのですが、紹介するとキリが無いのでこの辺で。。

またその都度ツイッターで紹介したいと思います(^o^)!

(@eear_tonbo)

 

さて!

Meze 99 Classics Headphonesどうでしたでしょうか?

本当にめちゃくちゃ良いヘッドホンなのですが、とにかく情報、ユーザーレビューが少ない…。

おそらく以前から気になっている方も多いはずです。価格も決して安いモノでは無いので、情報が少ないと購入しづらいですよね。

このブログを通して少しでもMeze 99 Classics Headphonesに興味を持って頂ければ、そして魅力が伝われば幸いです。

 

最後に一言。

このヘッドホンはもっと知られるべき、評価されるべきヘッドホンだと思います!!

皆さん是非チェックしてみて下さいね!

 

以上とんぼがお送りいたしました!!

 

 

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