どもっ!!e☆イヤホン アンバサダーのたっくんです!
ドイツは名所もいろいろあります。
さて本題。
ドイツ・ハノーファーにあるSENNHEISER本社レポートVol.2です。
前回の記事はこちら↓
【本社視察】ドイツ・ハノファーのSENNHEISER本社にいってみた!Vol.1
ハノーファーの工場ではプロ向けのマイクなどの機材と、IE800やHD800などのハイエンド機が生産されています。
SENNHEISERは製品に使用するパーツもこの工場で内製しています。
この建物では製品に使用される部品の加工、製造、組立、製品検査などが行われていました。
さっそく工場に入ります。
工場の中は基本的に撮影禁止でしたが、ヘッドホン関連の生産の様子は撮影を許可していただきました。
工場を歩いて行くと…
HD800のパーツの製造ラインが!
アルミボイスコイルやリングダイアフラムなども展示されていました。
アルミボイスコイルを巻き取る機械。
一本の長いリールからHD800のボイスコイルのサイズになるように自動で巻き取っていました。
HD800はここで組み立てられます。
奥にはハウジングのパーツ、右手にはアームのパーツなども見えますね!
手作業でパーツを組み上げていくそうです。
ここでHD800の組み立ての様子のビデオを見せていただきました。
HD800のハウジングを専用の固定台座にセッティングします。
ドライバーユニットをハウジングにはめ込み、固定用のリングを装着します。
ネジを回してハウジングにドライバーユニットを固定します。
ドライバーユニットに信号線を半田付けします。
ヘッドバンドをハウジングに取り付けます。
左右のハウジングの取り付けが終わるとイヤーパッドを取り付けます。
ヘッドホン専用のマイクで組み上げたHD800をテストします。
こうしてチェックを終えるとHD800は完成です。
ちょうど20台のHD800が生産されていました。
次のエリアでは…
アラジンさんが、なにやら小さなダイナミックドライバーを持ってきてくれました。
この小型のダイナミックドライバーを搭載しているイヤホンといえば…
IE800!
IE800もハノーファーの工場で手作業で生産されています。
まだドライバーをつける前の工程です。
IE800は1度に100台近く生産されているようでした。
一つ一つ手作業でドライバーの取り付けを行うそうです。
SENNHEISERの工場は大規模で最先端の機材が入っていながらも、ヒトの手によって組み上げるものが多い印象でした。
パーツから自社で製造してしまう高い生産能力と、機会だkで生産するのではなく、人の手を工程に加える事で、生産能力と品質の両方を上手に両立しているような印象でした。
工場見学を終えると…
3D Audioを体験。
予想を遥かに超える音の臨場感に驚かされました。
通常のホームシアターとの違いは、3D Audioではスイートスポットが広く、どこにいても臨場感のあるサウンドが楽しめるのが特徴となっています。
9.1chのサランドスピーカーで再生するのは、3D Audio専用のレコーディングを行った音源。レコーディングはそれぞれのスピーカーの位置にマイクをセッティングして行うそうです。
その他にもCDを3D Audioのように擬似変換しながら、リアルタイムで再生することも可能だそうです。
来年にはこの3Dオーディオをヘッドホンでも体験できる様にしたいそうです。
SENNHEISERの工場見学が終わると、SENNHEISERの食堂でランチをとりました。
この日はパスタと魚がメインでした。
どれも食堂とは思えない美味しい料理ばかりでした。価格もリーズナブルでした!
最後に…
CEOのアンドレアス・ゼンハイザーさん
SENNHEISERのCEOで、お忙しい中ご親切にご対応いただきました。
最後に一緒に写真を撮らせていただきました!ありがとうございます!
という事でSENNHEISER本社視察レポートをお届けしました!
以上たっくんでした!
前回の記事はこちら↓
【本社視察】ドイツ・ハノファーのSENNHEISER本社にいってみた!Vol.1
イヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」社長のたっくんこと岡田卓也です。
元々イヤホンが趣味で、e☆イヤホンのお客の一人でしたが、2010年にe☆イヤホンにアルバイト入社し、早いもので十数年。気が付いたら社長として働くことに。
社長になる前は、TBS『マツコの知らない世界』に3回出演するなど、主に広報などPR関連の仕事をしていました。
カスタムIEM「VISIONEARS ELYSIUM」と、モニターヘッドホン「AUDEZE LCD-XC 2021」がお気に入りです。