最大62,2ch!? MIL STUDIOで立体的なサウンドの世界を体験しよう!


hamachan

イヤホン・ヘッドホン専門店『e☆イヤホン』のはまちゃんです!!

ぼくら、イヤホン屋さんでは、基本的に右耳と左耳の1個づつ、音のなるスピーカーを使って音楽や映画を楽しんでいます。しかし、現実の世界というものは、自分の周囲に無数の音の発生源があり、耳の中の2か所から出力される音とはくらべものにならない量の情報を含んでいます。では、

 

「現実世界の音」と錯覚するほど、全方位にスピーカーを設置すると、どんな風に音が聴こえるのか?

 

気になりませんか?

 

そんなことが可能な場所が、

MIL STUDIO

今回は、MIL STUDIO にお邪魔して、現実世界のような自然で立体的な聴き心地の世界について勉強させていただきました!

 

 

MIL STUDIO とは

MIL STUDIO

MIL STUDIO について

 

MIL=Media Integration Lab。

創造者、クリエイターと共に新しい創造物へのインスピレーションを得るために、昨今の空間オーディオ、3Dサウンド、多彩なフォーマット、様々な可能性を体験し、実感する。

MIL STUDIOはそのためのスタジオであり、空間です。

43.2chのディスクリート再生で実現した下方向のスピーカーを備えた完全4π音響空間。研究と体験、そこから得られるインスピレーション。それを実現するためのシステムや音響をコンセプトからご紹介します。

MILは一つの事象に特化したものではないため、掴みどころがなく感じるかもしれません。しかしそれこそが次のステップであり、新しい表現の始まりでもあります。

MIL STUDIOにおけるシステムの特徴は

 

スピーカーは水平方向に30度刻みで等間隔に配置。

高さ方向で見ると、トップ、ハイ、ミドル、ロウ、ボトムの5層に分かれています。12本 x 5層=60本。それに真上と真下の2本。

 

中下層は水平面のスピーカーのウーファーボックスが設置され、下方向も半分の6本のスピーカーを設置、実際には43chのディスクリートスピーカー配置となっています。それに2本の独立したサブウーファーが加わり、43.2chとのこと。

 

これらのスピーカーはFocal CI社の最新モデルである1000シリーズがメインに使われています。正面の水平面(L,C,R ch)には同シリーズのフラッグシップであり、VGP 2025特別大賞を受賞した『1000 IWLCR UTOPIA』を設置されています。

 

 

 

「音のゴール」は全方向から聴こえること?

https://pro.miroc.co.jp/works/mil-studio-tech-proceed2022/

https://pro.miroc.co.jp/works/mil-studio-tech-proceed2022/

私たちがふだん生活している世界では、音は前や後ろ、右や左、さらには上や下からも聴こえきます。これをプロの世界では「4π(よんぱい)」と呼び、「音場の完全なゴール」と考えています。今までのオーディオ(ステレオなど)は、目の前や周りから聴こえるだけでしたが、これからは「自分を包み込むすべての方向」から音が聞こえるようになります。

 

 

 

「聴く」から「体験する」へ

これまでの音楽は、決まった場所にスピーカーを置いて、じっと座って「聴く」ものでした。でも、新しい技術(MIL STUDIOが目指しているもの)を使うと、まるでその場所に自分がいるような「体験」ができるようになります。MIL STUDIOは、特別な知識がなくても、だれでも「うわあ、すごい! 本当にそこにいるみたい!」と感じられる、自由で楽しい音の世界を作ろうとしています。

 

 

 

実際に体験させてもらった!

 

全方位から浴びる様に「音」を体験することができました。普通の状況じゃなさ過ぎて、判断が難しいですね。実際のスピーカーと自分との距離よりも、もっと遠くから包み込まれているような聴き心地でした。また、感覚的には、自分が小さくなったような、周りが巨大化したような感じがありましたね。

 

いろいろな音源を試させていただきましたが、特に面白いと感じたのは、演奏者の間に座っているような聴き心地を感じた時でした。単純な左右の広がりではなく、前後の感覚、頭上の奥行きの感覚が、今までにない聴き心地でした。

 

映画も面白かったですね。スタジオのスケールよりも、ぐっと広い、映画館や広い試写室で鑑賞させてもらっているような感じでした。音楽ではそこまで感じませんでしたが、かなりウーハーが効いてめちゃめちゃ楽しかったです!

 

 

 

人間は「耳の形」で音の場所を当てている

人間には耳が2つしかありませんが、なぜ上や後ろから音がするのがわかるのでしょうか?

 

実は、音が耳に入るときに、自分の耳の形や顔の形にぶつかって、音の高さ(音色)がほんの少しだけ変わります。脳がその「音の変化」をキャッチして、「あ、今は上から音がしたぞ!」と判断しているのです。HRTF(頭部伝達関数)、HRIR(頭部インパルス応答)と呼ばれるものですね。

 

耳・顔・肩の形状が異なれば「音の変化」も異なりますので、人それぞれに「音の変化」が存在することになります。

 

この仕組みをコンピュータで再現することで、

『ヘッドホンでも立体的な音を楽しむことができる』ようになる

とのこと!ほ、ほんまに!?

 

 

ほんまでした

MIL Studio のシステムをつかって、自分の音の聴こえ方のデータを測定していただきました。

 

測定には、細い針金の先端についたマイクを使います。耳がふさがってる感じはしませんでした。スピーカーから信号音が流れて、耳の中の響きを測定しているようです。(設備の見た目もあって、脳を改造されそうな雰囲気)

測定結果を反映した、MDR-MV1 と MIL Studio のスピーカーシステムを聴き比べてみました。

 

め、めちゃめちゃそっくり!!

 

でも、ちょっとイメージの違いは感じるところでしたので、「ここが違う」とお伝えしたところ。更なる調整で、詰められました。

 

い、一緒や!!

凄すぎる。。。

実は、立体音響スタジオの音場をヘッドホンで高精度に再現する、といったサービスがあるようで、主にエンジニアやクリエイター向けのものだそうです。

360 Virtual Mixing Environment(360VME)

す、すごい技術だ。

 


 

 

超立体的なスピーカーシステムも驚きですが、それをヘッドホンで再現できる、というのも驚きの技術。まだまだ知らないことは多いですね!

 

以上!

はまちゃんがご案内いたしましたー!

※記事中の商品価格・情報は掲載当時のものです。

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