Technics(テクニクス)のワイヤレスイヤホンEAH-AZ100実機レビュー


hamachan

イヤホン・ヘッドホン専門店『e☆イヤホン』のはまちゃんです!!

 

遂に、Technics(テクニクス)の完全ワイヤレスイヤホンに「磁性流体ドライバー」が搭載されました!この記事では、フラグシップモデル EAH-AZ100 の実機レビュー、人気ワイヤレスイヤホン EAH-AZ80 との比較などを解説していきます!

 

 

 

Technics EAH-AZ100

Technics EAH-AZ100 ブラック

Technics EAH-AZ100 ブラック

Technics EAH-AZ100 シルバー

Technics EAH-AZ100 シルバー

▼Technics EAH-AZ100 e☆イヤホンWEB本店価格¥39,600 – (税込)

 

発売は2025年1月23日(木)!ご予約お受付中です!

 

 

 

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  1. EAH-AZ100 実機の外観と付属品説明
  2. EAH-AZ80との見た目の比較 
  3. スペックの解説
  4. ドライバーについて 
  5. 音質レビュー
  6. マイク音質の実験
  7. まとめ!こんな人にオススメ!

 

 

 

 

EAH-AZ100 実機の外観と付属品説明

パッケージ

 

100%プラスチックフリーパッケージで環境負荷の少ない素材を活用しています。

 

コンパクトなパッケージです。裏面には『Dolby Atmos』『LDAC』の対応表記などもあります。

 

 

 

イヤホン本体

 

カラーバリエーションはブラックとシルバーの2色。

 

 

コンパクトでスタイリッシュなデザイン。

 

ケースはワイヤレス充電にも対応しています。

 

イヤホンのフェイスプレートには「Technics」のロゴが金色であしらわれています 。

 

イヤホン本体は重量約5.9gで、サイズもかなりコンパクト。手触りも高級感があります。

 

 

 

付属品

充電用のUSB Type-C to Cケーブル。

 

 

 

イヤーピースは(XS、S、M、ML、L)5サイズが付属します。

 

 

イヤーピースは専用設計。ノズルとかみ合う段差が設けられています。

 

また、EAH-AZ80に付属したいた従来のイヤーピースは2層構造ですが、EAH-AZ100に付属されているイヤーピースは3層構造です。

 

 

軸の部分にあたる部分の硬度を上げることで、主に低音のロスを防ぐことが出来ます。

 

 

 

 

 

EAH-AZ80との見た目の比較 

左がEAH-AZ100 右がEAH-AZ80

左がEAH-AZ100 右がEAH-AZ80

そのまま小さくなったような印象です。EAH-AZ80もコンパクトなデザインですがEAH-AZ100はさらにコンパクトになりました。

小さくなったのはケースだけではありません。

イヤホン本体も小さくなっています、本体の体積はEAH-AZ80と比べて約10%小さくなりました。イヤホン本体の重量は約7.0gから約5.9gに約16%軽くなりました。

耳に入る部分の造形が変わっています。耳に入る部分の事をコンチャ部といいます。コンチャ部の体積は約30%見直されています。全体的に小さくなっているので、お耳の小さめなお客様にも是非試していただきたいですね。

 

 

 

スペックの解説

歴代Technicsワイヤレスイヤホン・スペック比較表

歴代Technicsワイヤレスイヤホン・スペック比較表

歴代のTechnicsワイヤレスイヤホンとのスペック比較表です。EAH-AZ100のスペックは、全体的にしっかりとバージョンアップしています。EAH-AZ80でも十分ですが特に再生時間に関して、ノイキャンONの状態でで約10時間再生できるのは頼もしいですね。

 

対応コーデックは、SBC、AAC、LDAC、そして次世代スマホに期待したい LC3 にも対応しています。

 

空間オーディオモードの搭載やワイヤレス充電にも対応していて、機能面は網羅しているといった印象です。

 

 

EAH-AZ100とEAH-AZ80のスペック比較

 

 

 

 

ドライバーについて 

磁性流体ドライバー

 

やはり注目のポイントはドライバー部分です。EAH-TZ700に採用されていた、磁性流体ドライバーが搭載されています。

 

磁性流体」とは、簡単に言ってしまえば「液体状の磁石」が分かりやすいかなと思います。

 

一般的なドライバーは、オーバーにいえばドライバーと磁石の間に隙間がわずかにあり、ストロークするときにブレが発生します。

 

その隙間を埋めるように磁性流体が入っていて、より正確な振動板のストロークを可能にしています。

 

磁性流体がドライバーの動きを潤滑油のように支えてくれるのでドライバーのエッジ部分をより薄く、柔軟にすることが出来ます。この柔軟性が豊かな低音表現と臨場感の再生に一役買っている、というわけです。

 

 
 
 

フラグシップモデル EAH-TZ700の磁性流体ドライバーの再生周波数帯域は3Hz~100kHzという驚異的な超低域と超高域を誇る音楽再生可能にしていました。Bluetoothワイヤレスで通信できる周波数帯域を大きく上回る、非常に優れたドライバーです。

 

 

充実したドライバーのスペックで、圧倒的な余裕を持って駆動させることが出来ます。イメージとしては、ものすごいスピードが出せるスーパーカーで、余裕を持ってドライブしているような感じです。

 
 

 

 

 

音質レビュー

バランスも良いし、低音の伸び方も自然です。ワイヤレスイヤホンでここまで音質良いのかと驚きを感じました。傾向としてはスッキリとしていて、シャープで中高域の鮮やかさが特徴的。

 

低音は量はちょうどいいくらいの、ほどよく圧力を感じるようなイメージです。

 

低音が沈むというより、すごく広い感じがします。手前で大きく低音が鳴っている、といった聴き心地ではなく、遠くの奥の方で響いてるような聴き心地。音のレイア―が重なり合い、繊細に表現されていると思います。スピード感と低音の広さが同時に存在しているので、凄く臨場感を感じました。

 

 

 

EAH-AZ80との違いは?

比較すると、クリアさ、音の明瞭感に違いを感じました。非常にハイレベルな差だと思います。全体的な差は大きく感じないものの、聴き比べるとやっぱり1段上です。傾向に大きく差を感じる部分は無く、EAH-AZ80のユーザー様にも響く、イメージをそのままにアップデートした聴き心地をお楽しみいただけると思います。

 

EAH-AZ80には無かった機能で、Dolby Atmos に対応しています。サラウンドも楽しめますし、ヘッドトラッキングにも対応しているので立体的なコンテンツ視聴にもオススメです。

 

 

イコライザーの変更点

 

元の音を楽しみたいかた方は、(デフォルトで設定されている)ダイレクトモードがあるのが嬉しいところですね。

 

EAH-AZ100はEAH-AZ80と同様に、イコライザーかけて自分の好みに寄せることができます。スタート地点(もともとの音)がかなりいいので、なんでもできてしまいそうな全能感を感じます。

 

EAH-AZ80のイコライザーから変更されている点は、100Hz以下のBassという項目が増えて、5バンドのEQから、8バンドのEQに変わっているというところ。高音も12kHzまで調整できる幅が広がりました。また、自分で設定したEQを保存できる数も増えています。

 

個人的な感想ですが、素のままの音が「あまりに優等生」で、お客様によっては、起伏が少なめで刺激が物足りないかもしれません。そんな時は是非、イコライザーをかけて自分好みの音を探してみていただきたいです。

 

 

 

マイク音質の実験

 

 

EAH-AZ80に採用されていたJustMyVoiceは、送話時のノイズを除去する機能です。EAH-AZ100は送話時のノイズを除去に加えて、受話時のノイズを除去することができるVoice Focus AIという機能が追加されています。こちらの電話の声も綺麗に、相手側の声も綺麗にしてくれる、といったものですね。

 

ワイヤレスイヤホンでの会話が多い方や、ビデオ会議などでワイヤレスイヤホンをご利用されるお客様には嬉しい機能です。

 

 

 

まとめ!こんな人にオススメ!

  • 日常的にノイキャン搭載ワイヤレスイヤホンを使っている方
  • そろそろイヤホンをバージョンアップさせたい方
  • 通話品質へのこだわり、ビジネスシーンでのご利用が多い方

サウンド面に関しては、アレンジが幅広く利くので、強いて言えば。

  • 脚色の少ないストレートなサウンドがお好みの方 

 


 

EAH-AZ80のスッキリとしたシャープで立ち上がりの速い音が好きなお客様には、是非お聴きいただきたいワイヤレスイヤホンでした。是非、動画レビューも合わせてご覧になってくださいね!!

 

▼Technics EAH-AZ100 e☆イヤホンWEB本店価格¥39,600 – (税込)

 

 

以上!

はまちゃんがご案内いたしましたー!

※記事中の商品価格・情報は掲載当時のものです。