こんにちは(^^♪   

e☆イヤホン名古屋大須店のマッツです^

 

突然ですが、皆さま、「カスタムIEM(カスタムインイヤーモニター)」なるものをご存じでしょうか?
元々はミュージシャンがライブ時などに音を聴く為にステージ上で使用するためのものでしたが、自身の耳型に合わせて作るフィット感の良さなどから、普段使いのイヤホンとしても普及してきています。

耳型に合わせて自分好みのデザインで製作出来るオーダーメイドイヤホン、カスタムIEM。その優れた装着感や音質の高さから現在では一般のユーザーにも幅広く認知されるようになりました。
オーダーメイドと聞くとハードルが高そうですが、実はお手頃な価格帯からお高い価格帯まであるのはご存知でしょうか(*‘∀‘)

 


イヤモニ…?

耳型…??

などの気になるアレコレを詳しく解説しちゃいます!のでどうぞお付き合いくださいませ。

 

 

 

 

 

 

1 イヤモニとは?

イヤモニとは、「インイヤーモニター」の略で、主に楽器奏者やボーカリストなどのアーティストの方がライブ中、録音中、楽曲制作中などに自分の演奏や、チームの演奏、トラック音、クリック音などを確認するために使用するイヤホンの事です。

逆に、ステージ上で使用するイヤモニではないモニターの事を、モニタースピーカーや、コロガシ返しと呼んだりします。ステージやライブハウスの規模が小さい場合は、モニタースピーカーで十分ですが、大きな会場ではモニタースピーカーの音が反響してしまったり、ライブパフォーマンス中にステージを動き回ると聴こえ方が変わってしまったり、と様々な理由からイヤモニが選ばれることが多いです。

 

イヤモニでミュージシャンの難聴を予防

イヤモニは利便性だけではなく、ミュージシャンの耳を守る役割もあります。ライブなどでイヤモニをすることで、難聴の原因になるステージ上の大音量を防ぎつつ、自分に必要な音を聴くことが出来ます。

 

 

2 イヤモニと普通のイヤホンの違いは?

イヤモニと普通のイヤホンの大きな違いとしては形状や音質に違いがあります。

イヤモニの形状は、演奏中にずれることが無いようにフィット感が重視されています。

 

一般的なイヤホンとは違い、シュア掛けや耳かけ式と呼ばれる、ケーブルを耳の後ろから通すような形状が多いです。

また、イヤモニの音が外の音に負けてしまわないよう、遮音性が非常に高く小さい音量でもしっかりと聴こえるようになっています。

アーティストに余すことなく音を届ける必要がある為、音質は一般的なイヤホンよりも解像度が高かったり、情報量が多いです。また、例えば低音が強すぎると正しく音を確認できないため、脚色の少ない音であることが多いですが、使う人によって聴き取りやすい音や好みが分かれるので、様々な音のモデルが存在します。

 

 

 

3 イヤモニの種類

イヤモニは大きく分けて、オーダーメイドのイヤモニ「カスタムIEM」そうでないイヤモニとの2種類に分けられます。

オーダーメイドではないイヤモニは、誰でも使えるという意味で「ユニバーサルモデル」と呼んだりします。

 

左が「ユニバーサルモデル」SHURE SE215 

右がオーダーメイドのイヤモニ「カスタムIEM」64AUDIO A12t (スタッフ愛用)

 

 

オーダーメイドのイヤモニ

多くのアーティストは、遮音性と装着性をより確実なものにするために、自分専用のイヤホンを作ることがあります。いわゆる「カスタムIEM」です。価格はピンキリで、5万円台のものから、数十万円するものまで様々なモデルがあります。実はアーティストやプロだけでなく、どなたでも購入可能です。

耳の型を取り、イヤホンをオーダーした人の専用の形に作ることで、ユニバーサルイヤホンでは得られないような装着感と遮音性が得られます。形だけではなくデザインも何通りもの中から選ぶことができ、まさしく世界に一つだけの“自分専用”のイヤホンを手に入れることが出来ます。

 

耳の型を取る…?

 

気になりますよね(*‘∀‘)後ほど耳型についてご説明いたします!

 

4 イヤモニの選び方

イヤモニと言っても様々な種類があり、選ぶのが難しいですよね。音楽鑑賞のために使うのか、楽曲制作のために使うのか、ライブで使うのかなど用途や好みによって選びましょう!

 

用途で選ぶ

通常、イヤホンケーブルの長さは120cm程度ですが、ドラムを演奏される方が使用しているイヤホンは一般的なイヤホンと比べてケーブルが長めに作られていることが多いです。座って演奏している状態だと一般的な長さのケーブルでは演奏の邪魔になるためです。

ライブや制作環境で使用する場合、特にドラムを演奏される方はケーブルの長いイヤモニを選ぶことをおすすめします。

 

 

Ultimate Ears  UE Pro Reference Remastered

 

 

 

UE Reference Remasteredは長年世界中で愛された「UE Reference Monitor」の後継機種で、Capitol Studiosと共同で開発された高解像度スタジオリファレンスモニターです。このモニターはスタジオ用に設計されていますが、ボーカリスト、ギタリスト、キーボード奏者と使用者を選ばずに誰でも聴き心地の良いチューニングです。

勿論モニターだけでなく普段使いで使用されている方も多く、アーティストだけでなく幅広い音楽ファンに愛されている一本です。
 
 

 

 


 

Ultimate Ears  UE5Pro

 

 

 

ロングセラー!イヤモニの永遠のスタンダード。

イヤモニとして長い歴史を持ち、数々のアーティストのライブを支えてきた名機です。中音域がやや目立ちますが、芯の太いサウンドがロックや洋楽にはベストマッチ!シェルがクリアで固定なのでデザインの幅は狭まりますが、迷ったらコレ!とオススメ出来る人気機種です。

シンプルな音作りですが楽曲全体が見えやすく、音を聴き取りやすいのが特徴的です!

 

 

音質で選ぶ

 

やはり、楽曲制作の現場で使用されるだけあって、音質は非常に重要です。e☆イヤホンなどの実店舗に足を運んでご自分で試してみるのがおすすめです。

近くに試せるお店が無い場合は、e☆イヤホンWEB本店にあるスタッフやお客様方のレビューをぜひ参考にしてみてください!

 

■こちらよりレビューをご確認頂けます

 

 


 

 

では、続きましては購入方法やオーダー方法について解説しちゃいます(*‘∀‘)

 

 

4 オーダーメイドのイヤモニ(カスタムIEM)のオーダー方法

 

e☆イヤホンでのオーダーメイドのイヤモニ(カスタムIEM)の購入オーダーの流れをご紹介したいと思います。

簡単な流れとしては…

 

1.機種を決める

2.デザインを考える

3.耳型を採取する

4.オーダーする

 

上記の流れになります。手順としては店頭でもe☆イヤホンWEBページからのご注文でも一緒です。

所要時間は耳型採取・オーダー共に20分程度が平均です。

機種選びやデザインをじっくり悩みたいという方はその分お時間がかかります。

 

オーダー手順について詳しく説明しているブログが御座いますのでこちらをご確認下さいませ。

 

カスタムIEMをつくってみよう ~オーダーの流れ~

 

 

先ほどから文中に出ている耳型インプレッション採取などについてですが、こちらにて詳しく説明しておりますのでこちらのブログをご確認くださいませ(^^)/

 

 

 

→カスタムIEMをつくってみよう ~インプレッション(耳型)採取の流れ編~

 

 

正しいイヤモニ装着のコツをご紹介

 

こちらの動画ではイヤモニの正しい装着方法を詳しくご紹介しています!

ご自身の耳型でオリジナルオーダーメイドインイヤーモニターを製作し耳へ装着する際にコツを掴んで自分だけのオリジナルイヤホンを存分に楽しみましょう!

 

 

 

 

まとめ

このブログを読んで頂ければイヤモニ(インイヤーモニター)について使用用途など気になる疑問オーダーの流れがお分かりいただけたかと思います。

e☆イヤホン店頭でもe☆イヤホンWEB注文ページでも基本的な購入オーダーの流れは一緒です。店頭であれば気になる機種のご試聴や、実際の完成品であったり実物カラーサンプルのご用意があるメーカーもありますので、ぜひ実際に試聴し音質の違いなどお試しいただければと思います。

 

※e☆イヤホン全店にてイヤホン・ヘッドホンはもちろんインイヤーモニターの試聴機も展示していますのでごゆっくりお試しいただけます(^^♪

 

ご不明な点も専門のスタッフがその場でご案内させていただきます。何かございましたらお気軽にお近くのe☆イヤホンへお問い合わせ下さい!!

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

それでは、マッツでした。