あなただけのオーダーメイドサウンドが作れる完全ワイヤレスイヤホンが登場!
どうもです!「e☆イヤホン」PRスタッフのひらしーです!
今回はDenonから発売される完全ワイヤレスイヤホン『PerL Pro(パールプロ)』『PerL(パール)』の実機の写真を交えたレビューをお届けします!
ノイズキャンセリングを搭載していてさらに注目の機能として『パーソナライズ機能』が搭載されています。医療技術を応用して開発された機能で自分だけのオーダーメイドサウンドが作れるとのことですが、やり方や実際に使ってみた感想などをまとめていきます!
▼e☆イヤホンチャンネルでのレビュー動画はこちら!
パッケージ、外観の紹介
※開発中のサンプル品をお借りしたため、実際の製品とはロゴの印刷色が若干異なります。
PerLから見ていきます
シンプルなパッケージ、箱も大き過ぎず保管の際にも困らないサイズ感です。
箱を開けるとこのように収納されています。
充電ケースにはロゴが入っています。少しマットでサラサラとした質感で、指紋などは目立ちにくそうです。
ケースの前面にはバッテリー残量を確認できるインジゲータがあります。
充電ケースを開けました。質感は充電ケースとよく似ていてサラサラです。
取り出す際にはケースと本体に空間があるので取り出しやすく設計されています。
写真で見るとハウジング部が結構大きく見えるのですが耳にあまり干渉しないので、気になりませんでした。
ロゴが入っている部分がタッチセンサーです。ハウジングの部分が小さいと装着する時や、ずれてしまって調整する時に誤タップしてしまうことがあるのですが、そういった心配は全く感じませんでした。
お次は『PerL Pro』を見ていきます。
上位モデルにあたる『PerL Pro』です。
『PerL』は内箱が白かったのに対しこちらは黒になっています。
充電ケースの質感はこちらもサラサラで指紋が目立ちにくい加工です。
『PerL Pro』のみではありますが充電ケースはワイヤレス充電に対応しています。
イヤホン本体です。ハウジングの部分がメタリックになっていて高級感を感じます。
並べてみると、外観の違いはあまりないのかなと感じました。
装着感について
実際につけてみると驚くのですが、存在感を感じる見た目とは裏腹に耳への収まりがかなり良好で、しっかりとホールドしてくれます。
アプリと連携するときちんと装着されているか測定もしてくれるので、ちゃんと装着されているか不安に思う方も安心して使用できるかと思います。
正面から見ると出っ張りがあまりなく、これまた驚きました。
パーソナライズ機能について
パーソナライズ機能を設定する際には専用のアプリが必要です。
また、設定する時は正確な測定結果を得るために静かな場所で行うことが推奨されています。
できるだけ家の中などで設定していただくのがいいかと思います。
※開発中の英語版アプリのスクリーンショットです。発売時には日本語版アプリが配布される予定です。
アプリを起動するとこのような画像が表示されます。
ユーザーは3人まで登録できます。
ユーザー名と年齢を入力します。
イヤホンから音が流れイヤホンがちゃんと装着されているかを検出してくれます。
テストがうまくいかない場合は、本体を少し回してみて調節をします。それでも合わない場合はイヤーピースを交換して再度調節してみてください。
仮のテストとして電子音のような音で耳をスキャンします。
その後、本格的に耳の中を測定するのですが、この際に使われている技術は新生児の難聴検査に用いられる医療技術を応用した測定技術で、聴こえかたを調べてデノンサウンドのターゲットのカーブに最適化する、といった作業が『自動』で行われます。
この技術を『MasimoAAT』Masimo Adaptive Acoustic Technology(AAT)アダプティブ アコースティック テクノロジーと呼びます。『MasimoAAT』技術による自動測定&解析によってある周波数の耳の中で音を鳴らすと、内耳で元の音と異なる周波数の音が作られ、その外耳道で測定することができますが跳ね返ってくる。その現象音を、耳音響放射(じおんきょうほうしゃ)と呼びます。低音から高音まで、様々な周波数のテストトーンを用いてこの微小な音を集音して、ユーザーの感覚に頼らずにすべて自動で解析してくれます。
外耳、中耳、内耳にいたるまで測定する方法は非常に珍しく、新しい技術が使用されています。
パーソナライズが完了すると、試聴用の音楽が流れます。
そのあとにイコライザーとは別の低音の量を調整できるイマージョンモード(低音ブースト)の設定画面に行きます。こちらの設定は自動ではなく、自分で設定することができます。自分の好みに合わせて低音の量を増やしたり減らすことができます。
その後はタッチ操作の割り当てを変更したりと各種設定を行います。
パーソナライズが完了し、実際に作成された波形がこちらになります。
12時の方向から時計方向に低音、中音、高音というように補正してくれています。
左右でもそれぞれ違いがあります。
はまちゃんの波形も見てみましょう。
個人の聴こえ方に合わせて最適化してくれます。
こちらの画面では先ほど紹介したイマージョンモードの設定、DefaltとPersonalisedの切り替え、ノイズキャンセリング、空間オーディオの切り替え(PerL Proのみ)、イコライザーの設定(PerL Proのみ)、ユーザーの切り替えができます。
PerL Proのみにはなりますが5バンドのEQ機能があるので、パーソナライズされたサウンドにさらにユーザーの好みに合わせたアレンジすることもできます。
PerLの画面です。PerLでは対応していない機能のアイコンがなくなっていますが操作は基本的に共通です。
このような工程で音質をパーソナライズ化してくれます。
ノイズキャンセリング、機能面について
ノイズキャンセリング
『PerL』『PerL Pro』両方ともノイズキャンセリングを搭載しています。『PerL Pro』のみ搭載されている機能として環境適応のアダプティブノイズキャンセリングが搭載されています。外や室内でもがっつり使用したい方には大変便利な機能になっています。通常のノイズキャンセリングに関しても圧迫感を感じずらく、自然ながらもしっかりとノイズを軽減してくれます。
空間オーディオ(ON・OFF)※PerL Proのみ
オーディオ分野で有名なスウェーデンのDirac®による空間オーディオモードを搭載しています。すべてのステレオコンテンツを3次元的な空間オーディオ化してくれる機能で、迫力のあるサウンドを楽しむことができます。
PerLとPerL Proの違いについて
共通している部分
- パーソナライズ機能 (自動測定&解析)
- デノンのサウンドマスターチームがチューニングしたHi-Fiサウンド
- IPX4の防滴仕様
- 外音取り込み機能
- イマージョンモード(低音ブースト機能)
- カスタマイズできるタッチコントロール(右4、左4)
PerL Pro
- 10mmダイナミックドライバー(3レイヤー・チタニウム振動板ダイナミックドライバー)
- Qualcmm Snapdragon Sound
- aptX LosslessによるCDクオリティのロスレスサウンド(44.1kHz/16bit)
- aptX Adaptive(96kHz/24bit)、aptX、AAC、SBC対応
- 空間オーディオ技術「Dirac Virtuo」搭載
- 5バンドEQ+イマージョンモード(低音ブースト機能)
- 強度を自動調整するアダプティブ・ノイズキャンセリング機能
- クラス最高の通話品質(6マイク+2骨伝導マイク、aptX Voice対応)
- マルチポイント対応
- 32時間再生(本体8時間+ケース24時間)
- ワイヤレス充電対応本体8.6g×2、充電ケース54g
PerL
- 10mmダイナミックドライバー
- aptX、AAC、SBC対応
- アクティブ・ノイズキャンセリング機能
- 24時間再生(本体6時間+ケース18時間)
- 本体7.4g×2、充電ケース47g
比較してみるとドライバーの仕様が違っていたり、対応コーデックの数、イコライザーの有無などが違いとして挙げられます。ただ、PerLでもパーソナライズ機能やノイズキャンセリングは使用可能ですのでぜひこちらの比較を参考にどちらを購入するかを検討してみてください!
音質について
気になる音質について。パーソナライズしていない状態でもしっかりとした音質だったですが、パーソナライズした後の音が見違えて良くなったと実感できました。
音の広がり、空間が一気に広くなり、見通しも良くなって特に際立っていたのは中音域の迫力です。本当に同じイヤホンなのかと疑うレベルでグレードアップしました。
『PerL』と『PerL Pro』は同じデノンサウンドとしてデノンが理想と考えているバランスにパーソナライズ機能を使って近づけています。いわゆる音の傾向は似ているのですがドライバーの仕様が異なっているので音に少しだけ差があるような感じがしました。
やはりドライバーの仕様の違いがあるだけに、Proの方がデノンが目指しているサウンドに対してピントが合っているような印象を受けました。音の広さ、粒立ちの良さはProの方が強く感じました。
じゃあ『PerL』の方は?ということなのですがこちらはProに比べて中低音域の存在が強いように感じました。バンドサウンドのドラムやスネアの音が肉厚で、モッタリすることなく楽しく聴くことができます。
PerL Proはバランス良く深く、安定した音質なので、オールマイティに音を鳴らしてくれる印象で、
PerLの方は少し乾いたようなサウンドで、バンドサウンドやアップテンポな楽曲を元気に楽しく鳴らしてくれる。そんな印象の違いを感じました。
両モデルに共通して言えるのは、今まで感じたことのないような圧倒的なバランスの良さです。ぜひ一度試していただきたいです!
まとめ 音もオーダーメイドで作れる時代に!
デノンから発売される完全ワイヤレスイヤホン『PerL』『PerL Pro』をご紹介しました。
やはり目を引くのは自動で耳の内部をスキャンし、最適な音質に補正してくれる『パーソナライズ機能』ですが本当に素晴らしい機能でした。また、『PerL Pro』に関してはコーデックなど最新の技術、機能がふんだんに盛り込まれており、とても可能性を感じる製品でした。
自分だけのオーダーメイドサウンド、ぜひ体感してみてください!
6/21予約開始!
7/1発売!
▼PerL True Wireless Earbuds e☆イヤホンweb本店価格 \29,700-(税込)
▼PerL Pro True Wireless Earbuds e☆イヤホンweb本店価格 \51,480-(税込)
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PRスタッフのひらしーがお送りしました。
※記事中の商品価格・情報は掲載当時のものです。
日本語ラップ、MCバトル、アニメ、アニソンが好きです。主にワイヤレスイヤホンを使っています。オーディオ初心者なので、色んなことを吸収していきたいと思います!
よろしくお願いします!