マルチドライバー構成に特化した日本のブランドMADOOから『Typ512』が登場


 

皆様こんにちは、PR部のゆーでぃです!

 

 

今回のご紹介は

 

Acoustune製イヤホンや高級イヤホンのOEM/ODM開発を手掛けてきた日本人エンジニアが2021年に設立されたマルチドライバー構成に特化した日本のイヤホン専業ブランドMADOOから発売の『Typ512』です。

 

 

 

『MADOO Typ512』

 

 

 

▼Typ512 e☆イヤホンWEB本店価格 ¥89,980 – (税込)

 

2022年12月23日発売!!

 

 

 

 

MADOOとは

 

MADOO(マドゥー)は2021年に設立されたマルチドライバー構成に特化した日本のイヤホン専業ブランドです。

 

Acoustune製イヤホンや高級イヤホンのOEM/ODM開発を手掛けてきた日本人エンジニアが次世代のドライバや新しい素材を使ったイヤホンを作るという研究テーマをもとに立ち上がったプロジェクトが正式にブランド化されたという経緯をもつ新興のイヤホンブランドです。

 

Hi-Fiイヤホンは1981年より日本において発展がはじまり、2021年には40年の歴史を迎えました。

 

その中で MADOOはイヤホンの40年の歴史の中に未だかつて無く、次の10年に向けて戦えるイヤホンであり、機械式のカメラや時計のように数十年使用することが出来る製品づくりをコンセプトとしています。

 

様々なスピーカーユニットについて駆動方式をアナログデジタル問わずに検討し、開発を行っています。

 

 

 

 

Micro Square PMドライバ“Planar”

 

 

Micro Square Planar Magneticは原理的にはプラナーダイナミックの技術を用いたドライバになります。

 

高度に薄板を加工した金属製の箱の内部にメンブレン形状の軽量金属合金とスーパーエンプラを組み合わせた高い剛性を持つ複合材料の振動板に平面上のコイルが接合されており、強力なマグネットにより振動板を駆動します。

 

コイルで振動板を直接駆動するためダイナミックのような迫力ある音色でありながら、高い剛性を持つ複合材料振動板を使用することで締りのあるクリアな音を生み出すユニークな音色を持つドライバです。

 

Planar -PSM30101-低域と高域を担当するドライバです。

 

Planarシリーズの中で非常に小型なドライバであり、音響的に緩やかなバンドストップフィルタを持つユニークな特性で突き抜けるような高音と制動の効いた低音が特徴のドライバです。

 

 

 

新開発“Belix振動板”を採用したUHDダイナミックドライバー

 

 

『Typ512』のために振動板に大事な Light Weight、Rigidity、Soundの三要素を綿密に部材から選定し、新規設計開発を行った“Belix振動板”を採用しました。

 

Belix振動板はベリリウム蒸着を施したエッジにマグネシウムリチウム合金の薄膜から成型したドームを貼り合わせた複合振動板となっています。

 

『Typ512』で使用しているマグネシウムリチウム合金は比強度と比剛性に優れ振動板に余計な響きが乗らない材質です。

 

また、その中でも軽さの面では比重 1.5g/cm3と実用金属では最軽量の物を使用しています。

 

これにより振動板の音の透明性を確保しながら軽さを両立しています。

 

また、エッジ部分についても医療用基材として使用される樹脂に、原子番号4番目で軽い金属であるベリリウムを蒸着することで、しなやかさと剛性を両立しながら余計な響きが乗らないように仕立てています。

 

第1弾製品「Typ711」ではプラナードライバーにバランスドアーマチュアドライバーを組み合わせることで、適度なウェット感とクリア感のバランスを狙いましたが、『Typ512』ではプラナードライバーにダイナミックドライバーと組み合わせることで量感があり迫力がある低音でありながらも余韻に引きずられない音という相反する項目を両立させるサウンドをテーマとして目指しました。

 

「Typ711」がバランス型のチューニングであったのに対して、『Typ512』では低音に重きを置いたチューニングとして仕立てています。

 

スピーディなバンドサウンドではバスドラムの深くそれでいて抜けのある低音において、もたつくことなくリズム感のあるサウンドを実現し、ディープな低音でグルーヴィーーなシンセサウンドはもっぱらクラブにいるかのようなライブ感がありながらも、クドさのない低音を実現します。

 

 

 

 

 

ハイリジッドハウジング

 

 

ハウジング剛性はドライバーユニットのポテンシャルを最大限発揮するために必要です。

 

ハウジングはスイス製や日本製の高級時計やドイツ製自動車などの切削工具を手掛けた金属加工を熟知したエンジニアにより設計されました。

 

これを高精度なCNC加工によりアルミブロックから削り出すことでハウジングは製造されます。

 

MADOOではハウジングの剛性は音質に影響があるという設計思想を持っています。

 

そのため、ハウジング表面に硬さを持たせるためのサンドブラスト処理、シェル厚を一般的なイヤホンに対して十分に厚みを持たせた設計など音質のための妥協をしない仕上げを行いました。

 

 

 

 

 

ハウジングアーキテクチャ“MIAA”と高精度に管理されたスキマティックデザイン

 

 

信頼性を高め最大限のパフォーマンスを発揮するために独自のハウジングアーキテクチャ“MIAA:MADOO In-ear Acoustic Architecture”を「Typ711」から踏襲して採用しました。すべての製品はこのアーキテクチャに基づいて開発されます。

 

我々はドライバを格納する部品に対してアコースティックボックスと呼んでいます。

 

このアコースティックボックスは 3Dプリントプロセスにより製造され、スキマティックデザインと呼ばれる複雑な音響回路を有します。

 

市場における数多くのマルチドライバイヤホンはビニルチューブによるサウンドチューブを採用しています。

 

しかしながら、ビニルチューブは素材自体が軟質であることや湾曲による潰れによる音のロスが大きい事、最適な設計を行っても製造上安定的でないため特性の再現性の無さなど様々な課題があります。

 

つまり、これらのイヤホンには個体差がありユーザーはまるで楽器のように運命の巡り合わせに左右されるということです。

 

これらの課題を解決する手段として我々はハウジングアーキテクチャ”MIAA”を開発し問題解決を図りました。

 

各ドライバは強固かつ正確な位置に固定され、音響工学に基づいたサウンドチューブによって音を導きます。

 

スキマティックデザインによりデザインされたサウンドチューブは穴径や長さ、フィルタ機能やボア機能を持たせた音響的な最適化を行ったものになります。

 

 

これによって素晴らしいサウンドを届けることを可能にします。

 

今回の『Typ512』では新規に不等径チューブ、複合スプラインチューブなど音響的にユニークなチューブデザインを行っています。

 

これにより金型やビニルチューブでは成しえなかった複雑な音響設計を可能としました。

 

また、3Dプリント部品においても改良を行い、今回新規にプレシジョンレジンを採用しました。

 

このレジンを最大限に生かすために製造工程におけるプレキュア、ポストキュアの硬化プロセスを見直し 5μmレベルで管理されたとても精密な部品の製造を可能としました。

 

これにより品質は厳密に管理され製造時の個体差を抑制し、ユーザーは設計で意図された音質をそのまま楽しむことが出来ます。

 

 

 

 

300人の耳型から導き出された最適化形状

 

 

欧米や欧州が国際規格では耳のベースデザインとされていますが、アジア人の耳と比較するととても大きいサイズでありフィッティングに問題が発生することが多々あります。

 

また、実際の高級イヤホンのメインマーケットは日本、香港、中国、韓国などを中心としたアジアです。

 

我々はそこに着目してこれらの地域から約3年間で300人分の男性の耳型を収集し、これを基に最適な形状を導きました。これにより、上質なフィット感とデザイン性を両立したハウジングを実現しました。

 

 

 

 

美観と機能を兼ね備えるサファイアクリスタル””

 

MADOO のデザインコンセプトは潜水艦や時計の窓をイメージしてデザインしています。

 

これは長年にわたって使用してもらうことのできるイヤホンということがコンセプトにあるためです。

 

我々はそこで窓にふさわしい材料を探しサファイアクリスタルに出会いました。

 

ファイアクリスタルはモース硬度が9と非常に傷がつきにくく、耐熱性も高い材料です。

 

長年にわたって使用してもらうイヤホンというコンセプトにとって、ガラスやプラスチック材料では得られない耐熱性や耐腐食性を持つことは最適なマテリアルと考えました。

 

また、機能面でも空隙によりスピーカーユニット群の背圧を制御することでスピーカーユニット群のパフォーマンスを引き出す構造になっています。

 

サファイアクリスタルはガラスやプラスチックに比べ、透明性が高く美しい見た目をもち、高級な時計にも使用される素材です。

 

 

 

 

Acoustuneによるカスタムケーブル

 

 

 

イヤホンケーブルは兄弟ブランドである Acoustune カスタムによるシルバーコートされた銅線の2芯x2の4芯ケーブルを採用。

 

音質ロスを低減したケーブルによってイヤホンの性能をしっかり発揮します。

 

コネクター部には(株)日本ディックスが設計・生産する高音質・高信頼性を誇る新 IEM コネクター「Pentaconn Ear(ペンタコンイヤー)」コネクターを採用。従来型のMMCX コネクターよりも、プラグ部分とソケット部分がより密接に接触し、伝導性能に優れます。

 

また、脱着の容易性と堅牢性の両立も実現しています。

 

本製品には3.5mm3極 L字金メッキプラグの「MRC011」と4.4mm5 極 L字金メッキプラグの「MRC023」の2本のケーブルが標準で添付されます。

 

 

 

主な仕様

型式:ハイブリッド型イヤホン(密閉型)

タイプ :ユニバーサルフィット 

ドライバーユニット:Micro Planar Driver x1 +UHD Dymamic “Belix” Driver x1

 ハウジング部素材:ステンレススチール+サファイアクリスタル

 最大入力:15mW 

インピーダンス:32Ω 

周波数特性: 20Hz~40KHz 

コネクター: Pentaconn EAR 

ケーブル :MRC011 1.2m, MRC023 1.2m [名称]MRC0114芯ケーブルPentaconn Ear Φ3.5mm3 極 [仕様]4 芯銀メッキ銅線ワイヤーケーブル(4 芯構造、不透明黒シース(日本製樹脂)、 3.5mm3 極 L 字金メッキプラグ、Pentaconn Ear コネクター、ケーブル長約 1.2m [名称]MRC023 4 芯ケーブル Pentaconn Ear Φ4.4mm5 極 [仕様]4 芯銀メッキ銅線ワイヤーケーブル(4 芯構造、不透明黒シース(日本製樹脂)、 4.4mm5 極 L 字金メッキプラグ、Pentaconn Ear コネクター、ケーブル長約 1.2m 

重量(ケーブルを含む:42g 

付属品:シリコンイヤーピース (S/M/L)各 1セット、フリーフォームチップ 1 セット、イヤピースケ ース、ケーブル、イヤホンケース(キャリングケース) 

保証期間:イヤホン本体:1年間・ケーブル/付属品:90日間

 

 

▼Typ512 e☆イヤホンWEB本店価格 ¥89,980 – (税込)

 

※サンプルの展示は全店舗予定しております。

 

 

 

 


 

最後までご覧いただきありがとうございます。PR部のゆーでぃでした!

※記事中の商品価格・情報は掲載当時のものです。