マイクロプラナードライバー3基とバランスドアーマチュアドライバー2基搭載モデル


 

イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホンのPRスタッフれおです。

 

今回ご紹介する製品は、イヤホンブランドAcoustuneよりマルチドライバー構成を採用した新ブランド「MADOO」より、マイクロプラナードライバー3基とバランスドアーマチュアドライバー2基を搭載したユニバーサルフィットタイプイヤホン『Typ711』をご紹介!

 

 

MADOO Typ711

▼MADOO Typ711 e☆イヤホンWEB本店価格 ¥134,820‐(税込)

 

 

2022/4/29発売 ご予約受付中

 

MADOOとは

MADOO(マドゥー)は 2021年に設立された主にマルチドライバー構成を採用した日本のイヤホン専業ブランドです。
Acoutune 製イヤホンや高級イヤホンの OEM/ODM 開発を手掛けてきた日本人エンジニアが次世代のドライバや新しい素材を使ったイヤホンを作るという研究テーマをもとに立ち上がったプロジェクトが正式にブランド化されたという経緯をもつ新興のイヤホンブランドです。
Hi-Fi イヤホンは1981年より日本において発展がはじまり、2021年には40年の歴史を迎えました。
Acoustune、マルチドライバー構成を採用した新ブランド『MADOO』を発表。
第一弾製品『Typ711』はマイクロプラナードライバー及びバランスドアーマチュアドライバー構成。
MADOOはイヤホンの40年の歴史の中に未だかつて無く、次の10年に向けて戦えるイヤホンであり、機械式のカメラや時計のように数十年使用することが出来る製品づくりをコンセプトとしています。
ファーストモデルである『Typ711』は 2021年にブランド化されるまでに約2年の開発期間を費やし様々なスピーカーユニットについて駆動方式をアナログデジタル問わずに検討し、開発を行いました。

 

 

製品情報

Micro Square PM ドライバ“Planar”とカスタムされた BA ドライバ“Summba”の採用

Micro Square Planar Magneticは原理的にはプラナーダイナミックの技術を用いたドライバになります。

高度に薄板を加工した金属製の箱の内部にメンブレン形状の軽量金属合金とスーパーエンプラを組み合わせた高い剛性を持つ複合材料の振動板に平面上のコイルが接合されており、強力なマグネットにより振動板を駆動します。

コイルで振動板を直接駆動するためダイナミックのような迫力ある音色でありながら、高い剛性を持つ複合材料振動板を使用することで締りのあるクリアな音を生み出すユニークな音色を持つドライバです。

今回は低域用、中低域用、高域にそれぞれ3種類のカスタムされたドライバを使用しました。

また、Micro PM ドライバの音色をより引き出すために、AVX製の高容量のキャパシタを用いた 2次のクロスオーバーネットワーク、カスタムされたBAであるSummbaを採用しました。

3種類のMicro PMドライバの組み合わせで中低域に複数の音色を持たせながら、カスタムされたBAを使用することで音に適度なウェット感とクリア感のバランスを調整しながらMicro PMの音色を引き立たせました。

 

 

Planar -PSM30101-

低域と高域を担当するドライバです。

Planarシリーズの中で非常に小型なドライバであり、音響的に緩やかなバンドストップフィルタを持つユニークな特性で突き抜けるような高音と制動の効いた低音が特徴のドライバです。

 

 

Planar -PCM90202

中低域を担当するドライバです。

Planarシリーズの中では量感がありつつ、芯の効いた低音を持ちながら声のウェット感を引き出す中域が特徴のドライバです。

 

 

Planar -PAM80303

低域を担当するドライバです。

非常にキック感のある芯の効いた低音が特徴なドライバです。

サブベースのような深い低音が得意なドライバです。

 

 

Summba -SBA50201

中高域を担当するドライバです。

アーマチュアには細かな振動に優れるε(イプシロン)型アーマチュアを採用し極薄で軽量化を図りながらも高剛性は失われないように最適化されたバランスドアーマチュアです。

非常に広帯域に低歪みで再生することが出来るドライバであり、透明度の高い音を兼ね備えています。

 

 

ハイリジッドハウジング

ハウジング剛性はドライバーユニットのポテンシャルを最大限発揮するために必要です。

ハウジングはスイス製や日本製の高級時計やドイツ製自動車などの切削工具を手掛けた金属加工を熟知したエンジニアにより設計されました。

これを高精度なCNC 加工により SUS ブロックを削り出すことでハウジングは製造されます。

MADOO ではハウジングの剛性は音質に影響があるという設計思想を持っています。

そのため、ハウジング表面に硬さを持たせるためのサンドブラスト処理、シェル厚を一般的なイヤホンに対して十分に厚みを持たせた設計など音質のための妥協をしない仕上げを行いました。

 

 

ハウジングアーキテクチャ“MIAA”と高精度に管理されたスキマティックデザイン

信頼性を高め最大限のパフォーマンスを発揮するために独自のハウジングアーキテクチャ“MIAA:MADOO In-ear AcousticArchitecture”を開発しました。

すべての製品はこのアーキテクチャに基づいて開発されます。

我々はドライバをまとめる部品に対してアコースティックボックスと名付けました。

このアコースティックボックスは 3Dプリントプロセスにより製造され、スキマティックデザインと呼ばれる複雑な音響回路を有します。

市場における数多くのマルチドライバイヤホンはビニルチューブによるサウンドチューブを採用しています。

しかしながら、ビニルチューブは素材自体が軟質であることや湾曲による潰れによる音のロスが大きい事、最適な設計を行っても製造上安定的でないため特性の再現性の無さなど様々な課題があります。

つまり、これらのイヤホンには個体差がありユーザーはまるで楽器のように運命の巡り合わせに左右されるということです。

これらの課題を解決する手段として我々はハウジングアーキテクチャ”MIAA”を開発し問題解決を図りました。

各ドライバは強固かつ正確な位置に固定され、音響工学に基づいたサウンドチューブによって音を導きます。

スキマティックデザインによりデザインされたサウンドチューブは穴径や長さ、フィルタ機能やボア機能を持たせた音響的な最適化を行ったものになります。

これによって素晴らしいサウンドを届けることを可能にします。

また、3D プリント部品は0.01mmレベルで管理されてプリントされ、とても精密な部品になります。

これにより品質は厳密に管理され製造時の個体差を減り、ユーザーは設計された音質をそのまま楽しむことが出来ます。

 

 

300人の耳型から導き出された最適化形状

欧米や欧州が国際規格では耳のベースデザインとされていますが、アジア人の耳と比較するととても大きいサイズでありフィッティングに問題が発生することが多々あります。

また、実際の高級イヤホンのメインマーケットは日本、香港、中国、韓国などを中心としたアジアです。

我々はそこに着目してこれらの地域から約3年間で300人分の男性の耳型を収集し、これを基に最適な形状を導きました。

これにより、上質なフィット感とデザイン性を両立したハウジングを実現しました。

 

 

美観と機能を兼ね備えるサファイアクリスタル

MADOO のデザインコンセプトは潜水艦や時計の窓をイメージしてデザインしています。

これは長年にわたって使用してもらうことのできるイヤホンということがコンセプトにあるためです。

我々はそこで窓にふさわしい材料を探しサファイアクリスタルに出会いました。

サファイアクリスタルはモース硬度が9と非常に傷がつきにくく、耐熱性も高い材料です。

長年にわたって使用してもらうイヤホンというコンセプトにとって、ガラスやプラスチック材料では得られない耐熱性や耐腐食性を持つことは最適なマテリアルと考えました。

また、機能面でも空隙によりスピーカーユニット群の背圧を制御することでスピーカーユニット群のパフォーマンスを引き出す構造になっています。

サファイアクリスタルはガラスやプラスチックに比べ、透明性が高く美しい見た目をもち、高級な時計にも使用される素材です。

このサファイアクリスタルは高級時計の部品や高級オーディオアクセサリーを手掛けるアダマンド並木精密宝石により日本国内での製造を行っています。

 

 

Acoustuneによるカスタムケーブル

イヤホンケーブルは兄弟ブランドである Acoustuneカスタムによるシルバーコートされた銅線の2芯x2の4芯ケーブルを採用。

音質ロスを低減したケーブルによってイヤホンの性能をしっかり発揮します。

コネクター部には(株)日本ディックスが設計・生産する高音質・高信頼性を誇る新 IEM コネクター「Pentaconn Ear(ペンタコンイヤー)」コネクターを採用。

従来型のMMCX コネクターよりも、プラグ部分とソケット部分がより密接に接触し、伝導性能に優れます。

また、脱着の容易性と堅牢性の両立も実現しています。

本製品には 3.5mm3極L字金メッキプラグの「MRC011」と 4.4mm5極L字金メッキプラグの「MRC023」の2本のケーブルが標準で添付されます。

 


 

Acoustuneの兄弟ブランドということで、注目される方も多いのではないでしょうか!

イヤホンケーブルは、3.5mm3極L字金メッキプラグの「MRC011」と 4.4mm5極L字金メッキプラグの「MRC023」の2本のケーブルが標準で添付なので、アンバランスとバランス接続での音の違いを楽しめるのは良いですね!

 

気になった方はぜひ、e☆イヤホンの店舗にてご試聴ください。

以上、PR部のれおがお送り致しました。